フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

先生へのラブレター

2012-08-02 20:58:16 | 日記
8月2日 木曜日 晴れね

昨日、暗くなってから8月1日は恩師のお誕生日だったことを思い出しました。
23日から軽井沢の山荘に移動なさるというお葉書を戴いていました。
涼しい軽井沢で、お仕事をなさったり、お散歩しながらお花を探して居られるのでしょうね。

以前は先生の山荘に毎年伺っていました。
あるじが亡くなった年も、八ヶ岳の山小屋に行く前に軽井沢の山荘に立ち寄らせて頂きました。
夫婦で先生の特製サラダをご馳走になって来ました。懐かしい想い出になって居ます。

昨夜、バースデイ・カードというわけでは無いのですが、先生にお手紙を書きました。
先生から以前戴いた巻紙を使って、久しぶりに毛筆で書きました。
春の新古今和歌集の講座の最終日に、先生から筆を3本戴いていました。

ずっと以前戴いた筆の筆先が割れてきていましたので、嬉しかったです。
戴いた筆を使って書きました。とても使いよい筆で気持ちよく筆先が動いてくれます。
わたしの手紙に先生は後で感想を言われますので、文字に気を遣います。

「どうして急いだ字を書くのでしょうね」とか「最初は堅かったけど後が慌ててたね」とか。
大学生のころ、先生は署名くらいは筆文字できちんと書けるようにとお手本を下さいました。
堅い字体と柔らかい字体の両方を書いて下さったのです。

結婚して姓が変わったときも、新しい姓の名前を筆で書いて下さいました。
良い師に恵まれ、わたしは幸せ者です。
「書道を習いたい」と言うわたしの言葉に、先生は「筆に慣れることが第一」と言われました。

そして「僕にラブレターを書きなさいよ」と言われたのです。
すぐには書けませんでしたが、先生が紙やら筆やら墨を下さるので書き始めました。
先生に手紙を書くのは、結構気持ち的に重たかったのですが、良い練習になりました。

奥様からのお言葉も先生からお聞きして、結構頑張りました。
いろいろな事を思い出しながら書き上げ、昨夜遅くなって投函してきました。
大仕事を終えたような、ほっとした気持ちになりました。
コメント
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