残念でも不思議な日に。

８月２３日　木曜日　晴れ

体調的にはまだ浮腫症状が正常になって来ていませんので外出は最小限にして居ます。
今朝も気分は悪かったのですが、1ヶ月前からの約束が有りましたので出かけてきました。
長女も同席して、３人でおしゃべり。寛げる良い時間でした。

お昼をすませて最寄り駅で娘とも別れ、独りで電車に乗って帰路に。
慣れない路線でしたので、電車は空いていたのですが緊張気味で居眠りも出来ませんでした。
それでも何とか横浜駅に無事到着。

横浜から家までの路線の選択にちょっと迷いました。
通常通り京急を使うのが、時間的には一番早いのですが、京急の混雑したホームが苦手です。
バスを使いますと，時間はかかりますが混雑せず始発ですから必ず座れ、居眠りが出来るのです。

バスですと３０分はかかりますから、その間の居眠りで結構身体が楽になります。
今日はまだ時間も早かったので、バスを使うことにしました。
これが失敗でした。

バス停で５，６分待った頃、バスが入って来ましたので、乗車し好きなポジションに着席。
ほっとしたその瞬間、大きな声で声をかけられたのです。
ご近所の方でした。友人の知り合いの方でわたしとは直接のお付き合いはない方でした。

大きな声で、あるじが亡くなった後のわたしの様子を質問してくるのです。
無視は出来ませんから、簡単に応えていました。
もう少し小さい声なら良いのですが、とにかく声が大きいので参りました。

「小さい声で」とお願いしたいのですが、そう言えるほど親しくないのです。
その方は家の近くまでのバスに乗り換えると言い、少し手前のバス停で下車するとか。
わたしにもその方が楽だから、とお誘いを戴きましたが、お断りしていつものバス停で下車。

降りた瞬間、生ぬるい風がまとわりつきましたが、気分的には独りになった開放感を満喫。
ほっとしながら、ゆっくり横断歩道を歩いて居ました。その時後ろから呼びかけられたのです。
またもやご近所の方でした。お顔はよく見かけますが、個人的にお話したことは無い方でした。

わたしの家の前まで、ご一緒しました。この方からも質問詰めでした。
バスでは居眠りをして、歩くときは姿勢良く背筋を伸ばしてサッサと歩くようにしていますが、
今日はどちらも出来ず終い。思惑外ればかりで残念でしたが、とても不思議な日でした。
これほど、外でご近所の方とお会いする事は無い事です。