フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

父母を ひょんな事から 想い出し

2014-03-15 18:15:47 | 日記
3月15日 土曜日 晴れ

朝の内は曇っていたけれど、早い時間にお日様が顔を出し晴天になる。
先日の雨降りに履いた雨用の長靴をウッドデッキに並べたり、濡れた物に陽を当てる。
湿り気が残っているのが心配で、念のため…。

2時過ぎにリコーダー・アンサンブルの友人が訪ねてきて下さり練習をする。
目下は月に一度、ご厚意でやってきて下さる彼女に感謝。
デュエットをすることで、お互いの音を聞きながらの練習が出来、ハーモニーも楽しめる。

4、5人でのアンサンブルより、2人の方がよりしっかり音を聞ける。
やってきて下さる友人も、そうおっしゃって下さるので嬉しい。
今日もハーモニーの心地よさを満喫する。
独りで練習するより複数人で練習する方が、難しいけれどとても良い勉強になっている。

リコーダーの練習に大満足し気分が良かったのに、郵便受けに宅急便の不在表を見つけて愕然…。
その他に小さな袋が入っていたので、更に驚く。一筆箋にその方のメッセージも入っていた。
すぐに、お礼とお詫びのお電話をしたけれど、ちょっと考え込んでしまう。

今日は何処にも出かけず、午前中は家事をしていただけ、チャイムの音を聞いた覚えが無い。
宅急便に記載されている時間を見ると、わたし独りでいた時間帯なのだ。
ぼんやりしていたから聞こえなかったのか、ひょっとして耳が悪くなったのか…。

母は、テレビの音が大きすぎて電話やドアホンの音が聞こえないことが多かったし、
素早く動くことが出来なくなり、長い間コールをし続けるのが常だった。

この頃、母の着物を着ていることが多いからか、友人達に「母に似てきた」と度々言われる。
そんなときは、笑いながら「そんなことを言うと母は嫌がるわよ」と答えていた。
母は、若いときは小町と言われたそうで、母のご自慢だった…。

そのわたしが、見た目、母に似てきても喜ぶはずが無い。むしろ、不機嫌になるはず。
でも、もしかして似てきたのはこのこと…?

わたしは、無骨な父親似。母からも言われていたがわたし自身もそう思っている。
嫁ぐ前のわたしに家計簿をつけるようアドバイスをしたり、二度寝の禁止等々、
男尊女卑の封建的な父親だったけれど、素晴らしい父親だったと思う。
毎晩、熱燗で晩酌を楽しみ、おもしろい事を言って笑わせたり…。

不在表がポストに入っていたことから、思いがけず懐かしい事を思い出してしまった…。
親のことを思い出すその瞬間、懐かしい気持ち一杯になる。
いつも人が集まる賑やかな家だった…。
実家を「はやらない食堂」と表現したのは亡くなったあるじ。名言だったのかも…。
コメント
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