わたしはわたし、人は人。

３月１８日　火曜日　晴れ

朝から春本番、お日様一杯で素晴らしいお天気だった。
羽毛布団のカバーを昨日買って来たので、新しい物と取り替えてみた。
部屋の雰囲気がまた変わったような気がする。

先日、ヤカンをひっくり返して大変だったけれど、今では良かった様な気がしている。
カーペットやムートンが濡れたので外して外に干し、結果模様替えをしてしまった。
結果、気分が変わったし部屋が使いやすくなったと思う。
わたし独りの部屋なので、良いも悪いも言う人はいないが…。

こんな言い方をすると、人からはいじけているように思われるかもしれないけれど、そうでは無い。
この頃やっと、わたしはわたし、人は人と、言う意味を理解出来たような気がしている。
今までは、わたしであってわたしでは無かった。

何をするにも、家族は？周りの人は？それを優先していた…。
これからは、食事のことも日常の事も、全てわたしはわたしの事だけをすれば良い…。
そんな当たり前のことを、やっと今頃気が着いたなんて誰にも話せない。笑われるだけ。

若いとき頑張って建てた家があるので、何とかわたし独りなら食べて行かれる。
家で刺繍をしたり、着なくなった着物を解いて何かを作る、そんな事をして居るのが好き。
食事は実験料理を色々チャレンジしては、独りでご満悦…。安上がりに出来ている。
やっと独りで遊べるようになった様な気がしている。

特に、今月、読書会のテーマ本で宮尾本平家物語を読むことになり、分厚い本で登場人物が多いので、
とても大変だったけれど、ここまで没頭するする事は、この頃ほとんど無かった。新鮮だった。
それに著者が、小説家で女性と言うことで、人の描写に興味津津。それも新鮮だった。

今日、図書館から宮尾本平家物語の３巻４巻をお借りしてきている。また、大変な１ヶ月になるはず。
宮尾本平家物語を読み終えたら、武蔵野書院発行の「平家物語　覚一本　全」を読もうと思って居る。
この本を読むのはもっと大変だと思うが、読書会では無いので期限が無い…。
ただ、それが良いことなのか悪いことなのか…。