母の居ない富士宮の家

１２月１日　木曜日　小雨

今日はお朔日でそれも第一木曜日です。
お朔日は神道ではお供え物や御神酒や榊を交換する日です。
それに第一木曜日は月に一度のオカリナの練習日だったのです。

ところが急に富士宮の母の家に行ってほしいと弟から電話があったのです。
いつも６時半頃には迎えにきますから朝が早いので、お供えのことは神殿のお掃除を考えると行きたくない・・・。
でも迷った末、オカリナを休んで弟と一緒に行くことにしました。

両隣のお宅へのおみやげ物を手配し、仕事着の準備をして昨夜は早めにベットに入りました。
今朝４時に起きて朝のいつもの行程を一通り済ませてから、紙ゴミを収集所に持って行きました
細かい雨が降っていました。庭から榊と小菊と水仙を切ってから家に入りました。

大急ぎで仏壇と神殿の両方をお掃除して、お供え物や御神酒などを新しくお供えしました。
朝食はバナナとヨーグルトで済ませ、出かける準備をしてからゆっくりお茶をしました。
早めに起きたのでゆっくり出来ました。よかったです。

いつもは弟が外仕事でわたしは家の中の片づけをしていました。でも今日はわたしも外仕事になってしまいました。
柚子をとってから、カボス、キューイ、キンカンを採ったりしたのです。
小雨が降っていましたから葉が濡れていて結構濡れてしまいました。

帰る間際に２階から外を撮して見ました。両親の寝室の窓からの写真です。
わたしが子供の頃は水田だったところですが今は銀杏の畑になってしまっています。
畑が全面黄色になっています。雨に濡れてとてもきれいでした。お隣さんからここの銀杏を頂いてきました。



２階のベランダから銀杏の畑の方を撮してみました。
本当に景色のよいところです。でも母が居なくなったこの家に泊まったりすることは無いでしょうね。
誰も住んでいない家は寂しすぎます。あるじと一緒ならここに住んでもよいのですが・・・。



両隣の方ともお会いしてお話が出来ましたから、体調的には少々厳しかったですが行ってよかったと思います。
母の庭から採ってきましたカボスと柚子を柑橘系の大好きな学生時代の教授にお送りしようと思っています。
お隣さんから頂いた銀杏も一緒に入れてお送りします。