身支度をして、真っ直ぐ台所に入りました。
予想したとおり、台所は蜂蜜と砂糖でずっと生姜を煮ていましたので、甘い匂いが充満して居ました。
嫌な匂いでは無いので良いのですが、昨日の幼友達はダメ。この甘い匂いは却下されます。
もっとも、お酒を飲みながらこの匂いは、誰もが嫌でしょうけど。
今日は次女が荷物を持ってくるだけ。その他の用事は無いので今日中に生姜の始末はするつもり。
大鍋で火を使い続けますが、この頃のガス器具は長く使い続けると自然に消えるようになっています。
わたしの様に土鍋でご飯を炊く者は、気をつけて居ないとご飯が生煮えになってしまいます。
ガレージに、母が筍を茹でるときに使って居た大鍋があったことを思い出しましたが、
今の痛みがある腕では、重たくなったャッターを開けられませんので、次女の来宅を待つことにして、
我が家での大振りの鍋を使って居ました。
簡単に朝食を済ませて、小さいひね生姜を薄くスライスしていると次女がやって来ました。
わたしもお茶を出しただけで、手を休めずずっと包丁を使って居ましたし、彼女も部屋を片付けるとか、
何となくおちつきませんでした。
わたしは生姜を煮ている甘い匂いで満腹だったことも有り、昼食を食べずに過ごして仕舞いました。
6時過ぎ、換気扇を回したままで火を使う作業は終了。空腹感を感じて、このことに気が付いたのです。
慌てて娘に電話をして謝りました。常備菜を作っているときにも、こんな事は多々有ります。
匂いでお腹いっぱいになるとは、”わたしは経済的に出来て居る…”、思わず笑いがこみ上げて来ます。
大鍋2つをガスコンロに乗せますと、コンロが3つ有ってもそれは使用不可能。
大根や蒟蒻を焚いて、明日のおでんの下準備をしたくてもそれは無理なこと。夕食後に始めます。
生姜を切るときは食堂のテーブルを使いますが、作業が終われば戴いた椿の花の置き場に。
一昨日戴いた椿を大きな花器に生け、その一週間前に戴いた椿は小さな蕾が開き始めています。
並べて置いています。
テーブルを使う時は、大きな花器は邪魔なので避難します。
赤い椿は、咲いた状態で戴き、蕾が余り無いのに、白は開いているモノより小さな蕾が多いのです。
時々切り口を少しハサミで切り毎日お水を交換していますと、段々蕾が膨らんで、咲き出します。
それを見た瞬間の嬉しさは、言葉になりません。嬉しいです。
黒い花器に生け、毎朝蕾の様子をチェックしています。開いてくる過程を楽しんで居ます。
お庭の椿の木の枝を切ってプレゼントしてくださる友人に感謝です。