日本は、イラクと同じ”文明の解体”をされるのか? 投稿者:松代理一郎 投稿日:2012年12月21日(金)22時45分50秒
今、「日本が自滅する日」(石井紘基著:発禁中)を読んでいる。
石井議員が「官制経済体制」と名づけた、日本の”利権システムの全貌”を暴き出した本である。
国家財政300兆円が、特別会計、財投、補助金を複雑に組み合わせることで、官ー公益法人ー
民へと金を流す仕組みが出来上がっている。
この「官制経済体制」が日本を破産させ、自滅へ向かわせていると警告している。
450兆円の国民総生産の基幹をなす”経済活動”が、300兆円の国家予算を源流とする「管ー公益法人ー民」の流れ「官制経済」である。
およそ、企業が自由な発想で創意工夫を凝らし、切磋琢磨する「フェアな資本主義経済」ではない。
この「官制経済体制」について、抜本的な「構造改革」をしないと、日本は自滅すると警告している。
石井紘基議員は、この「官制経済体制」の政官業癒着を徹底して究明し、”巨悪不正疑惑”の決定的証拠を握り、
その国会追及をしようとした朝、家を出掛けようとした時に、テロに会い刺殺され斃れた。
石井議員が追及し続けた”体制”は温存され、いまや、政官業シロアリの巣窟となっている。
いまだ、闇の中で”放蕩三昧”が続いているのである。
その”放蕩借財”は、現在1000兆円以上、”国民へのつけ回し”(国債)となっている。
「官制経済体制」は財務省が握っている。
財務省は、金融と経済(官から民への金の流れ)の首根っこを押さえ、差配している。
そして、その財務省官僚を米国が完全に抑え込んでいるのが、現在の権力構図である。
その周辺に屯する、政官業報学の売国奴が、”TPP”で日本売り渡す”算段も始まっている。
中東の地で、”見せかけの民主主義”の下、イラクは、米国に蹂躙され、すべて破壊し尽くさ
れ、奪いつくされている。
今回の選挙で生まれた、”自公民み維”を主体とする”売国右翼”政権は、
”真の意味で、日本国民としての主体性を喪失している”。
だから、イラクと同じく、形を変えた「日本の文明(文化&アイデンティティ)の解体」が到来する可能性も高い。<米国の狙い通りに>
参考)「中東と極東の二国で進行していることは、グローバル資本による文明の解体だ。」(「独りファシズム」2012/12/21)
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