格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

世界的経済学者・宇沢弘文氏が蛇蝎の如く嫌った「新自由主義」

2014-09-28 14:21:24 | 阿修羅


世界的経済学者・宇沢弘文氏が蛇蝎の如く嫌った「新自由主義」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153687
2014年9月28日 日刊ゲンダイ


「日本を代表する経済学者」といわれた宇沢弘文東大名誉教授が今月18日、肺炎のために死去した。大手新聞は一斉に訃報と、その業績、生きざまを書いていたが、そこにすっぽり抜け落ちていた部分がある。宇沢氏こそ、アベノミクスが推し進め、竹中平蔵慶大教授が旗を振っている「新自由主義」に真っ向から反対し、猛烈な批判を浴びせていたことだ。晩年の宇沢氏は「TPPは社会的共通資本を破壊させる」と唱え、「TPPを考える国民会議」も立ち上げた。宇沢氏の功績=アベノミクスの全否定になるのである。

 宇沢氏は1951年に東大理学部数学科を卒業した。経済学に転じたのは「世の中を救うのは経済学である」と考えたからだ。米スタンフォード大准教授、カリフォルニア大助教授、シカゴ大教授を経て、東大教授に。70年代以降は市場原理を優先する経済理論や、それを推進する学者の浅ましさを徹底批判したことで知られている。

 最晩年にインタビューし、宇沢氏が2011年、脳梗塞で倒れた後も親交を結んでいたジャーナリストの佐々木実氏はこんな思い出を語ってくれた。

「宇沢氏は新自由主義者のノーベル経済学者、フリードマンとシカゴ大で一緒でした。ある日、みんなでランチを一緒にしていると、フリードマンが怒っている。ポンド切り下げを見越して、空売りをしようとしたら、銀行から断られたというのです。それで怒っているフリードマンの言動に宇沢氏は心底あきれて、このエピソードを話されていた。稼ぐが勝ちという新自由主義もおかしければ、それを唱える学者の人間性にも怒っていた。ノーベル賞クラスの学者でしたから、竹中平蔵氏を名指しで非難はしていませんが、その政策や生きざまには批判的でした。実は宇沢氏と竹中氏は日本開発銀(現・日本政策投資銀)の研究所で一緒だった時期があるのです。その時に竹中氏が共著にすべき論文を単著で出して大問題になった。それを収めたのが宇沢氏なのですが、その竹中氏が新自由主義の旗振り役となって、日本をおかしくしているのですから、皮肉なことだと思います」

 宇沢氏は40年以上前、ベトナム戦争を批判された米国防長官が経済効率性を理由に胸を張ったことに愕然とし、「言葉に言い尽くせない衝撃を受けた」と語っている。以後、平等・公正・正義ではなく、「稼ぐ」ことだけを目的とした経済学に批判を投げかけてきた。人材派遣大手・パソナの会長として、巨額の報酬を得ながら、産業競争力会議のメンバーにもなって、パソナが得をする雇用改革を推し進めている竹中氏などは、宇沢氏にしてみれば論外で、蛇蝎のごとく嫌う存在だったのである。

「宇沢氏は学者が政府の会議に入ることにも批判的でした。宇沢氏の存在があったからこそ、教え子の学者たちは政府の会議で緊張していた。その重しがなくなると、どうなるのか、心配です」(佐々木実氏)

 竹中氏のようなエセ学者が跋扈しないようにメディアは宇沢氏の功績と懸念をもっと伝えなければならないが、大マスコミ自体が新自由主義に毒されているのだから、どうにもならない。





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安倍・金銭外交は不発<本澤二郎の「日本の風景

2014-09-28 14:00:47 | 阿修羅


安倍・金銭外交は不発<本澤二郎の「日本の風景」(1759) <会場をうならせる国連演説ゼロ>
http://www.asyura2.com/14/senkyo171/msg/888.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 9 月 27 日 10:02:38: EaaOcpw/cGfrA




http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52081732.html
2014年09月27日 「ジャーナリスト同盟」通信

<会場をうならせる国連演説ゼロ>

 ニューヨークの国連総会で日本の首相は、何を訴えたかったのだろうか?首を傾げてしまう。ふと三木武夫や大平正芳・宮澤喜一らを思い浮かべた。彼らなら会場をうならせる、右顧左眄しない日本ならではの演説を用意したであろう。所詮、ナショナリスト首相や彼を支える右翼官僚にそれを期待するのは無理である。モノほしそうに「貢献」というむなしい言葉の連発だけが耳に残った安倍演説だった。深刻すぎる気候変動への具体策も聞こえなかった。

<相変わらずの金ばら撒き>

 安倍の言う貢献とは、金のばら撒きだった。エボラ熱はいいにしても、戦争のための金にも「出します」と叫んだ。安倍の言う積極的平和主義とは戦争に加担する、それも金で、というものだ。

 中東に限らない。紛争の根源は貧困・差別である。これに目を向けなければ、ワシントンの戦争屋に利用されるだけである。都合の悪い勢力を「テロ」と決め付けて、軍事的制裁を加える。こんな対症療法では病は治らない。
 せっかくの米国訪問である。オバマと会談すればいいのに、プーチンと二股をかける安倍を毛嫌いしているホワイトハウスにその気はなかった。

<NHKは安倍側近記者を特派員>

 官邸筋で知られるNHKの女性記者が、なんとニューヨークで特派員としてマイクを握る映像が飛び出した。例の問題会長のモミイが、気を利かして彼女を送り込んだもの、と社内で見られている。
 問題なのは、彼女の目が狂っているということにある。決して安倍批判をしない、出来ないというジャーナリスト欠陥人間だからである。
 案の定、彼女は安倍・国連外交を褒め上げていた。NHKは国民に奉仕する立場を放棄、安倍・官邸の広報機関に徹している。

<足元では敗戦後の子供たちが>

 日本もまた、貧困で泣いている子供たち、若者たちがいる。子供を捨てる人たちがいる。これらを同じNHKが報道している。モミイに必死で抵抗する職員の存在を印象付けている。世界で起きている貧困問題が日本でも起きている。
 まともに食事が出来ない幼子、学校に行っても仲間はずれ、不登校へと転落してゆく学生。目下、神戸で発生した小学生殺害事件の犯人にも、貧困がまとわりついている。貧困と差別が事件の根源にある。

 成長過程の子供にご飯も与えられない家庭の存在、それは敗戦後のころを生きた者にはわかる。そうした家庭がいま相当数いるというのだ。映像の迫力は活字を凌駕する。
 三井財閥のモミイにはわかるまい。たぶん、見ていなかったであろう。昨夜は「赤ちゃんポスト」も取材していた。年金を払えない、健康保険に入れない、結婚も出来ない、という非正規社員は、小泉内閣時代に竹中という慶大教授らが強行した雇用制度である。
 本来であれば、分業・分担というワークシェアリングで対応するのが、公平・公正の原則である。これが安倍政治には全くない。

 安倍・自公内閣には、こうした足元の厳しい現実を解決する能力・視点がない。国家主義の行き着く先である。弱者への視点がないと、必然的にさらなる社会混乱へと突き進むだろう。

<お笑い!国連常任理事国入りに必死>

 足元にたくさんの課題を抱えている日本である。貿易立国の破綻が見えてきている。急激な円安で家計も中小企業も傾いてきている。全国の津々浦々から人々の悲鳴が聞こえてきている。
 しかし、国粋主義者の耳には届かない。自己の体調と、残るはA級戦犯の祖父の遺言、平和憲法を解体して「軍国主義の神の国」にすることにのみ集中する安倍である。この1年半の行動が如実に示している。
 東電福島原発問題は、その場しのぎの対症療法でごまかしている、そんな安倍・自公内閣ではないか。

 当人は国連安保理常任理事国入りを目指している。一転して中国批判を止めた。ならば、せめてまともな歴史認識を示す国連演説の機会だったはずだが、それは出来ない安倍である。

 軍国主義化と国連での発言権強化、これこそが強い日本だと信じ込んでいるナショナリスト、そんな安倍を支援する不気味な宗教勢力と財閥である。足元は貧困と格差拡大で大きく揺れている。無茶すぎる国粋主義者の野望である。

 世は地球規模で動いている。安倍の身勝手な野望を受け入れる隣人はいない。国際社会もNOである。たとえNHKや読売が宣伝しても、日本国民が黙ってついていくだろうか。
 日本もまた貧困に目を向けよ、地方創生などという宣伝にごまかされる日本人ではないはずだ。

2014年9月27日記
 






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相対的貧困率世界第2位の国のトップが、カネを抱えてバラマキ行脚をする、

2014-09-28 09:59:10 | 阿修羅


相対的貧困率世界第2位の国のトップが、カネを抱えてバラマキ行脚をする、
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/de4d387a1ad3503e96de0464148a271b
2014-09-26 18:07:25 いかりや爆氏の毒独日記


厚労省の 平成25年国民生活基礎調査の概況によれば、

貧困率の状況は 平成24年の貧困線(可処分所得の中央値の半分)は122万円で、「相対的貧困率」(貧困線に満たない世帯員の割合)は16.1%で過去最悪を更新し続けている。

また、「こどものいる世帯の貧困率」は16.3%となっている。1985年の統計開始以来、初めて子供の貧困率が上回った。同省は「母子世帯が増えており、働く母親の多くが非正規雇用であることも影響したのでは」と指摘している。

昨夜(9/25)のNHKクローズアップ現代:おなかいっぱい食べたい
~緊急調査・子どもの貧困~について放送していた。満足に食事も取れない母子家庭の子供の食事の実態を報道していた、本当にいまどき食事も満足取れない家庭の児童がいるのかと思うと胸が痛む。

参考:相対的貧困率、日本は第5位から第2位へ、森永卓郎
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/44/index2.html

阿倍政権は、未曾有の経済的困難の中、消費税増税という最悪の引き金を引いてしまった。

さすがに、さらに10%に引き上げるかどうかについて、阿倍首相は「よく見極める必要がある」と発言。判断する際は11月のGDP速報値や民間有識者らの意見を参考にする」と逡巡する姿勢を示している。

黒田日銀総裁は、来年10月に予定されている2回目の消費税率引き上げについて先送り論が浮上する中で、予定通り実施しない場合のリスクの方が大きい、との見方を示した。

黒田総裁に倣ってか、 エコノミストのなかには、10%にすることを見送った場合、「最大のデメリットは財政再建が遅れることだ」とか、予定通り消費増税しなければ「国債は暴落する恐れがある」などと間抜けなことをぬかしている。

消費税増税と国債の暴落は直接関係ないにも拘らず、消費税増税論者は、予定通り消費増税しなければ国債は暴落する恐れがあると言ってきた。多くの国民も、日本はこれだけ膨大な借金があるので消費税増税も仕方がないと騙されてきたのである。

そもそも借金を膨らませたのは、財政規律を失った時の政権政治家と財務省です、そしてそれに同調してきた御用経済学者、評論家、そして大手のマスコミです。

いまさら財政再建ができると本気で思っているの?できるわけがないじゃないか。

よろしいですか、日本の借金を膨らませたのは「財政規律を無視して借金を膨らませた」のが原因じゃないですか。平成27年度予算(概算要求額)をみてください。予算額は101.6兆円で過去最高額、昨年度よりも約6兆円増です。財政再建(財政規律)の姿勢は全くみられない。

本気で財政再建をやる気なら、例年予算の8割ていどに抑えた緊縮財政にするとか、せめて昨年度予算規模程度に抑えるとか緊縮予算にするしかない。ところが、緊縮予算にしたら、景気はますます悪化する。 だからニッチもサッチもいかないのである。

バラマキ外交、

訪米中の安倍首相は25日午後、国連総会の一般討論演説に臨み、イラクやシリアで勢力を広げる過激派「イスラム国」への対処を中心に中東地域への計5千万ドル(約55億円)の緊急支援を表明した。西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱対策として4千万ドル(約44億円)を追加支援する考えを示した。

日本は貧困率大国でもあり、世界一の借金大国だとも言われている。

その一方で阿倍首相はバラマキ外交を展開してきた。この1年10か月の間に、歴代内閣ダントツの50カ国以上を回り、国民の貧困階級をよそにバラマキ外交をを展開してきた。

世界一の借金大国が世界一のバラマキ外交を展開する可笑しさに気づかない、世紀のバラマキ男の面目躍如というところか(苦笑)。

参考: ブログ 「貴方の知らない日本」 また安倍内閣が海外ばら撒き!気候変動サミットで1兆7400億円の途上国支援決定 (2014年9月20日 14時30分)より下記引用、

ばら撒きしか脳がないのが安倍自民党。それも国内(国民)にではなく海外ばら撒き。そして国民には消費税増税。それでも国民は怒りの声を挙げません。ネトウヨは未だに特定アジア叩きばかりで、日本経済は完全スルー。
中国・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・300億円
モザンビーク・・・・・・・・・700億円
シリア・・・・・・・・・・・・3000億円+59億円
ラオス・・・・・・・・・・・・90億円
ASEANにODA・・・・・・2兆円
インド・・・・・・・・3兆5000億円
インドへ円借款・・・・・・・・2000億円
ミャンマー・・・・・・・・・・600億円
ウクライナ・・・・・・・・・・1500億円
バングラデシュ・・・・・・・・6000億円
ミャンマーの債権免除・・・・・2兆3000億円
ベトナム・・・・・・・・・・・8000億円+6000億円
アフリカ・・・・・・・・・・・3兆円
米国にアベノミクス許容費用・・105.2兆円
米国にリニア・・・・・・・・・5000億円+リニア技術(無料)
北朝鮮・・・・・・・・・・・・2兆円
パプアニューギニア・・・・・・200億円
ウクライナ・・・・・・・・・・1500億円
世界銀行・・・・・・・・・・・5000億円
中東支援・・・・・・・・・・・54億円
発展途上国・・・・・・・・・・1兆7400億円
日本国内・・・・・・・・・・消費税率10%へ

金(カネ)抱えてバラマキ行脚をすれば、どこの国だって、そりゃー厚い「お・も・て・な・し」をして迎えてくれるだろうよ。







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報道を疑え! 怪しい事件が多すぎる

2014-09-27 09:13:36 | 阿修羅


報道を疑え! 怪しい事件が多すぎる
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11930404691.html
2014-09-26 09:01:39NEW ! simatyan2のブログ


一度でも広告業界に足を突っ込むと何でもかんでも疑って
しまう癖がついてしまうんですね。

テレビを見ていても、ニュースを見ても、本当だろうか?

何か裏があるんじゃないだろうか?

と、つい勘ぐってしまうのです。

例えば婚活パーティーというのがありますよね。

未婚の独身男女が結婚相手を探すための、いわゆるお見合い
みたいなものです。

あれ本当に出会いを求めて出席する人には申し訳ないんです
が、集まった男女の半分以上は一般男女じゃないんですね。

広告代理店が一枚絡んでる場合が多くて、出席者も組織から
派遣されたプロ、だから知り合って暫くすると勧誘をはじめたり
して、下手すると宗教やら高額商品を売りつけられたり酷い目
にあってしまいます。

広告業界というのは相手のことは徹底的に疑いますが、自分
たちのことは信じて欲しいという業界なんです。

嘘でも何でも信じてもらわないとお金になりませんからね。

そういう世界の上位組織がテレビなわけですから、と言っても
今じゃ電通の方がテレビ局より上ですが、まじめなニュースで
あっても疑ってしまうのです。

もちろん隅から隅まで嘘ということじゃなくて、本当の事実
の方が多いですが、やっぱり部分的な嘘も入り込むんですね。

いくつか(そんな馬鹿な!)と思う報道を挙げてみます。

例の神戸の生田美玲ちゃん死体遺棄事件、犯人が捕まりまし
たが何か釈然としませんね。

・ポリ袋に指紋をつけない慎重さがあるのに、なぜ死体の
 入ったポリ袋の診察券と吸殻に気がつかなかったのか?

 また吸殻と診察券を入手すれば誰でも犯人に出来るという
 ことでもある。

・最新の情報では容疑者宅から刃物が見つからなかったので
 証拠隠滅か?なんて言ってます。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6132519

 無造作に吸殻や診察券を入れといて証拠隠滅も何も・・・。

・バラバラにした場所の特定もなく、凶器もみつかってない
 犯人宅から血液反応すら出てない状態でなぜ逮捕したのか?

・防犯カメラに美玲ちゃんの後をつけている犯人が映って
 いたということだが画像は一切公開されていない。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6132417

 美玲ちゃん一人だけの画像は公開されているのに?

http://up.gc-img.net/post_img_web/2014/09/2b1c4a00623acb0da10f26e833116a07_27804.jpeg

・なぜ死体が放置されていた雑木林を捜索しなかったのか?

 警察のローラーは生きてること前提で空き家を調べていた
 という意見があるが、それは理由にならない。

 なぜなら不明5日目で、すでに草むらの捜索をしている。

http://www.fastpic.jp/images.php?file=2729865476.jpg

 生きているとの前提ならなぜ草むらを探すのか?

 手がかり品を探すためなら雑木林も探すべきではないのか。

そもそも容疑者の段階なのに、名前と顔などを公表するのは
推定無罪の原則から外れているのではないのか?

日本の逮捕後の起訴率は57%なのです。

つまり検挙総数の43%は、たとえ現行犯逮捕であっても
不起訴なんですね。

つまり半分近くは犯人じゃなかったってことです。

しかし、この43%の不起訴の人間が、この段階で犯人扱い
される場合が多いのです。

テレビのインタビューでも、

「こんな近くに犯人が住んでたなんて凄く怖いです」

「犯人が捕まってホッとしてます」

とか早速犯人扱いで語ってますが、これこそ怖いことですね。

少し前にマルハチニチロの「アクリフーズ」農薬混入事件
というのがありましたが、あの事件は不起訴になっています。

でも不起訴になったことは積極的に報道されてませんし、
マスコミの謝罪もなしです。

要するに、一度犯人扱いされるとなかなか消せないんですね。

その他、この事件では不可解な点がいくつもありますが、
今後の捜査状況で果たして明らかになるんでしょうか?

そして前から疑問に思っていた事案があります。

振り込め詐欺についてです。

2014年の8月7日に発表されたデータでは、過去最高額
の268億円になったとのことです。

実に毎日1億4000万円以上の被害が出ている計算になる
のです。

被害者はほとんどが高齢者ですが、そんなに金持ちの高齢者
が大勢いるのかと不思議に思いますね。

銀行は振り込み制限をして、テレビでもあれほど警告している
のに、毎日毎日何億円も、被害者も後を絶たない。

でも年金暮らしで裕福ではない高齢者が大多数だと思いますし、
実際、年金が目減りして増税されてどうやって生活すればよい
のか途方に暮れる高齢者など、悲惨な現実があります。

どういうことなんでしょうか?

18日には茨城県日立市で、70歳代の無職女性がうその電話
を信じ、 現金計1億4350万円をだまし取られたとの発表
がありました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140918-OYT1T50180.html

うその電話14回も信じて、1千万円を14回、1億4千万円も
振り込んだそうです。

ここまで来ると笑い話のようで、でもますます怪しくなって
くるんですね。

そこで下のような動きが出てきました。

警視庁が犯人の声をデータベース化するそうです。
http://www.asahi.com/articles/ASG987VN4G98UTIL04Q.html

これが今後、国民の声をデータベース化する動きに繋がって
行かなければ良いのですが・・・。

最近は札束を郵パックで送るのが増えてるそうですが、でも
ここで思うのは、日本の数%を占める富裕層のことです。

例えば、億の資産を持っていれば、5割近い贈与税を払わねば
ならないわけです。

しかし詐欺被害で数千万とか数億取られたとなれば合法的に
払わずに済みますね。

新手のロンダリングにはもってこいかもしれませんね。

ところで、この振り込め詐欺というのは十数年前にはなかった
犯罪です。

小泉政権発足後に、まず架空請求なるものが発生し、その後
形態を変えたのが振り込め詐欺なんですね。

つまり時期的に社会保障削減、自己責任論が主張されだして
から社会問題化してるのです。

タイミング的に、まるで社会保障を削減したり増税したりして
も、ほらこの通りみんな大金を持ってるじゃないかという
具合に・・・。

そして、この現象は権力者にとって、もう一つの相乗効果を
生み出します。

上に書いたように、富裕層に合法的な逃げ道を与えることが
出来るのです。

結果、庶民と富裕層に政権の支持と維持につなげるイメージを
持たせることが出来るということですね。

前から言ってるように、彼ら権力者は全ての情報と、その情報
から、どれとどれを国民に知らせるべきかという絶対的権限を
持っているのです。

マスコミ報道、経済、司法、全てを自由に操作できるんですね。

デング熱騒動の時にも書きましたが、火のない所に煙を出す
ことも、無罪の人を有罪にするのも、逆に罪人をお咎めなしに
することも自由自在なのです。

何しろ国民は与えられた情報で判断するしかないからです。

最近はネットでも、掲示板やブログを使って、それも知名度が
高いものほど多いのですが、、ステマ記事を書いたり書かせたり、
全くやりたい放題です。

ステマ(ステルスマーケティング)というのは、何も商品だけとは
限らないのです。

最近よくある政権批判者を批判することも、これも政権擁護という
立派なステマなのです。

非常に怖いことですが、これが事実です。


 







 

コメント




01. 2014年9月26日 14:33:24 : Odc2gxJT1G
そうかあ、
相続税対策で「振り込み詐欺」詐欺か・・・
金持ちって税金対策のためなら
どんなことでも考え出すんだね。
貧乏人はその必要もなし!

あ、そういえば、
地方議会の議員に対しての
事務政務費とかいう支払も、
地方ボス・権力者に合法的に税金を垂れ流す
大変優れた方法だと思いますね。

さらにさらに、
社会福祉法人とか学校法人とかいうものに
なんやかんやと理由をつけて
補助金を出しまくるのも
地方ボス・有力者に対する
公金税金垂れ流しですね。

貧乏人は消費税増税増税また増税で
江戸時代の水飲み百姓のごとく、
どんどん絞り取られますが、その一方で
宗教法人に対してはほとんど無税で、
また、大企業に対しては還付金やら
法人税減税など超特別優遇税制というのも
貧乏人から取り上げた税金を
金持ち・権力者に還流させるという方法です。

日本って金持ち権力者には大変住みやすい
豊かな国ですね。








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イスラム国がウイグルテロ、米英仏イに都合よく動くドラエモン、

2014-09-27 08:52:35 | 阿修羅


イスラム国がウイグルテロ、米英仏イに都合よく動くドラエモン、放火隊と消火隊の関係、ドル詐欺防衛隊という感じである。
http://www.asyura2.com/14/cult13/msg/406.html
投稿者 ポスト米英時代 日時 2014 年 9 月 26 日 13:10:59: /puxjEq49qRk6




イスラム国というのは考えれば考えるほどダボスバーグ建設の下請けの米英仏イ組の下請けだったアルカイダ解体と同じで
イラクとシリアのパイプライン解体を請け負うイスラム解体というかローラーゲームのジャマーみたいな存在でビン社長と
バグ社長も職人気質の親方そのものである。
よくドラマでミカジメ料を払わない飲み屋に組員が来て暴れるとか不良警察官がタダ飲みしたり風俗の接待を受けたりという
のがあるがまさにイスラム国に暴れさせて正義ぶって侵略してくるオバカそのものでアホブッシュの時と同じパターンである。
イスラム国のキャラは風紀委員の同窓会みたいな国を作りたいという触れ込みだがそれなら繁華街を占拠せずに山奥で清楚な
暮らしを楽しめばいいと思うがそれじゃ親会社のニーズに合わず都市部で酒やめろたばこやめろ女遊びはいいがパイプライン
は駄目だとかとにかく変な連中でオバカ様にゴマする為にウイグルやっちまおうぜーとか都合よくできているのである。
鬼平犯科帳でいう所の引き込み女のような役で上から胸元を覗いても下からパンツを覗いても米英仏イ別動隊である。
彼らの神はアラーではなくダボスで創始者はマホメットではなくビルダーバーグで指導者はオバカ師とキャメニヤフ師という
感じでイスラム教徒ではなくドル詐欺教徒という風情である。
そしてビンさんの時は10年前にというか911詐欺の前に死んでいるのに追い掛けて横浜みたいに執拗に亡霊を追い掛けて
射殺しましたーとかアホな芝居をしたオバカが今度はバグとかウマルを無人機で追いかけず早くパイプライン壊せっつってん
だよー納期守らねーとお宅に仕事回せねーぞー後ウイグルの現場の方はどうなってんだよーやりますやりますとかご託はいい
からさっさっとやれやーよろしくガチャンみたいな後にウイグルテロ詐欺とか出来すぎなのである。
いっそイスラム国はテロが目的ではなくパイプラインを破壊したり建設を妨害したりするのが仕事なのだから格好いいイスラム
風戦闘服ではなく安全第一のヘルメットと作業服で登場した方が親切である。

シリアーの西北ー我らーがー現場ーそびゆるーパイプーが我らーが現場ー邪魔だ邪魔だ邪魔だパイプーが邪魔だー

というバグダ解体株式会社の社歌も作って円陣を組んで詐欺の王者ポロチンコ義塾と国家解体詐欺合戦を神宮で演じるべきで
ある。
去れー去れーオバカー去れ去れキャメロンくたばれネタニヤフーという感じでアホである。  






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安倍晋三ファシスト&サイコパス首相と日本最大・最悪の極右組織【日本会議】

2014-09-25 22:18:13 | 杉並からの情報発信


安倍晋三ファシスト&サイコパス首相と日本最大・最悪の極右組織【日本会議】
は【憲法改正】という名目で【日本国憲法】を廃止し【大日本帝国憲 法】を
復活させようとしているが、そんなことは決して実現しないし決して実現させて
はならない!


安倍晋三ファシスト&サイコパス首相と日本最大・最悪の極右組織【日本会議
(元最高裁長官三好達代表)】は、結党62年目の2017年11月14 日の【自民党結党
記念日】を目標に【日本国憲法】を廃止して【自民党憲法改正法案】に差し替え
る【憲法改正クーデター】を本気で目論んでいる!

安倍晋三ファシスト&サイコパス首相が描いているクーデタースケジュールと目
標は次のようなものだろう!

①来年2016年夏に衆議院を解散し衆参同時選挙を9-10月に行う。

②与党自民党と公明党のほかに、自民別働隊である【偽装野党】の、みんなの党
(浅尾・渡邊新党)、次世代の党(石原・平沼新党),維新の党(橋 下・江田新党),
野田・前原民主党ら極右政党と極右無所属議員合わせて、衆議院と参議院で2/3
以上の議席を獲得する。

③衆議院と参議院で【憲法改正国民投票】を発議し2018年にも【憲法改正国民投
票】を実施し、投票数の過半数の賛成を得て【憲法改正】を実現す る。

しかし安倍晋三の独りよがりな希望を現実が打ち砕くことになるだろう!

来年の衆議院解散・総選挙で安倍晋三と【日本会議】が圧勝できるとする以下の
根拠がすべて逆の結果になるのだ。

①北朝鮮拉致被害者の電撃帰国を実現する。

②【アベノミックス】効果が表れデフレが解消し景気が回復する。

③【集団的自衛権容認】で【強い日本】を実現すれば国民の支持を得られる。

④中国と韓国に対し【国益】を断固主張する非妥協的な態度は国民の支持を得ら
れる。

⑤世論の強い反対を押し切って原発再稼働してもバラマキと時間がたてば容認さ
れる。

⑥福島第一原発事故による被ばく被害はマスコミを使って抑え込める。

⑦安倍晋三首相の潰瘍性大腸炎は完治し健康に問題はない。

【関連記事1】

▲19閣僚中15人がメンバー 最大右翼組織「日本会議」の危険度

2014年9月6日 日刊ゲンダイ

改造内閣の発足でガ然、注目を集めている団体がある。日本最大の右翼組織「日
本会議」だ。

日本会議のHPを見ると、「私たちは、美しい日本の再建と誇りある国づくりの
ために、政策提言と国民運動を推進する」と書かれている。どこ かで聞いたよ
うな言葉だが、憲法改正、愛国心教育、“自虐的”な歴史教育の是正、戦後レジー
ムからの脱却──これらはすべて日本会議が提言してきたもの だ。安倍政権の 政
策と見事に重なっている。

それもそのはずで、政界には日本会議を支持する「日本会議国会議員懇談会(日
本会議議連)」があるが、そこには安倍政権の主要メンバーがズ ラリなのだ。

特別顧問は安倍首相と麻生財務相で、会長は次世代の党の平沼代表。石破地方創
生相が相談役を務め、副会長には菅官房長官、下村文科相、高市 総務相が並
ぶ。幹事長は衛藤首相補佐官、副幹事長は加藤官房副長官、萩生田総裁特別補佐
は政策審議副会長だ。

留任した甘利経済再生相と岸田外相も日本会議議連のメンバー。新入閣組の江渡
防衛・安保 相も竹下復興相、望月環 境相、山口沖縄・北方担当相もそうだし、
女性閣僚の山谷拉致担当相は政策審議会長、有村女性活躍相もこの議連の会員で
ある。改造内閣では、安 倍首相を含め て19人の閣僚のうち、実に15人が日
本会議議連に名を連ねているのだ。

党役員の顔ぶれを見ても、谷垣幹事長は日本会議議連の顧問で、稲田政調会長は
政策審議副会長。茂木選対委員長も会員だ。

改造内閣で日本会議議連に所属していないのは太田国交相、小渕経産相、松島法
相、西川農相の4人。もっとも、西川農相と二階総務会長は「み んなで靖国神
社に参拝する国会議員の会」には名を連ねている。どちらにも所属していないの
は、公明党の太田国交相はまぁ当然として、小渕経産相と松島法相 だけという
こ とになる。

「そういうウルトラ右翼の内閣が誕生したわけです。大メディアは『安定感のあ
る内閣』だ とか『重厚布陣』だとか報じていますが、とんでもない。こんなア
ブない内閣はありません」(政治評論家・森田実氏)

■海外メディアも「ナショナリスト組織」と報道

日本会議は、国際社会でも危険視されていて、海外メディアでは「ナショナリス
ト組織」(米ニューヨーク・タイムズ)や「ナショナリスト・シ ンクタンク」
(英エコノミスト)などと報じられている。米議会調査局が今年2月にまとめた
議会報告書にも、日本会議の名前が出てくる。昨年12月に安倍首 相が靖国参
拝 を強行した背景には、日本会議の後押しがあったと分析しているのだ。

「日本会議が安倍政権を裏で操るというより、もはや一体化しているとみるべき
です。内閣に15人も入ったのは、自民党が右翼政党に変質したこ との証左で
も ある。安倍首相をはじめとする日本会議系の右翼議員に党が乗っ取られ、内
閣も官邸も占拠された。このままでは国が乗っ取られてしまいます」 (元法大
教授・ 五十嵐仁氏)

集団的自衛権の行使を容認し、自衛隊法の改正など有事法制を整備して、軍備強
化で世界平和に貢献すると いう方針も、日本会議が目指す「誇りある国づく
り」の一環だ。

それを着実に進めてきたのが安倍政権であり、改造によって、ますます日本会議
が掲げる政策を「実行実現」する内閣になったのである。







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沖縄知事選辺野古基地最大争点は埋立承認の撤回

2014-09-25 16:56:09 | 植草一秀氏の『知られざる真実』


沖縄知事選辺野古基地最大争点は埋立承認の撤回




喜納昌吉元参院議員が沖縄県知事選への出馬を表明した。


琉球新報は次のように伝えている。


民主党県連代表の喜納昌吉代表(66)は24日、那覇市内で会見し、11月16日投開票の県知事選への立候補を表明した。米軍普天間飛行場の移設問題で、名護市辺野古埋め立ての承認撤回を主要公約に掲げるという。喜納氏は「民意は承認撤回で、それに応える政治が出てこないといけない」と述べた。


ただ民主党本部は知事選では候補者を擁立せずに自主投票とするよう求めており、これに従わない場合は県連幹部の処分も検討する方針。民主党の支援団体の連合は翁長雄志那覇市長の推薦を決定しており、連合沖縄は県連に再考を促す考えだ。


喜納氏は会見で「(既に出馬を表明した)3人に辺野古撤回を明確に提言される方がいない」と話し、党本部からの処分を受けても出馬の意向は変えないとした。【琉球新報電子版】


11月16日に投開票日を迎える沖縄県知事選の最大の争点は、沖縄県名護市の辺野古海岸を破壊して建設することが予定されている米軍基地新設の是非である。


沖縄県民は4年前の県知事選で辺野古米軍基地建設阻止の意思を明示した。


現在の沖縄県知事である仲井真弘多氏は、普天間飛行場の県外・国外移設を公約に掲げて知事に選出された。


その仲井真氏が昨年12月に、公約を一方的に破棄して、政府の辺野古海岸埋立申請を承認した。


県民との約束を踏みにじって辺野古米軍基地建設を容認したのである。


また、名護市民は2010年以来、4度実施された市長選、市議選で、4度とも辺野古米軍基地建設拒否の意思を表明してきた。


この民意を無視して安倍政権は辺野古米軍基地建設を強行しようとしている。

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沖縄知事選では現職の仲井真弘多氏が辺野古米軍基地建設推進の方針を掲げて三選出馬を表明。他方、元自民党の翁長雄志那覇市長が辺野古米軍基地建設阻止の主張を掲げて出馬を表明した。


さらに、下地幹郎前衆院議員が県民投票実施を提言して出馬を表明している。


ここに、新たに喜納昌吉氏が名乗りを上げた。


知事選最大の争点である辺野古米軍基地建設問題については、現在基地建設を推進している安倍政権の菅義偉官房長官が9月10日の記者会見で次の言葉を発した。


「最大の関心は沖縄県が(辺野古沿岸部の)埋め立てを承認するかどうかだった。知事が承認し粛々と工事しており、もう過去の問題だ。争点にはならない」


「仲井真知事が埋め立て承認を決定した。そのことで一つの区切りがついている」


菅氏が強調したことは、辺野古海岸の埋立申請を仲井真知事が承認したことがすべてであると述べているのだ。


しかし、仲井真知事の埋立申請承認に正当性はない。


仲井真氏は沖縄県民と、辺野古米軍基地建設阻止の約束を交わしているのである。


仲井真氏の埋立申請承認は県民との公約に反するもので、民主主義の根幹を踏みにじる暴挙である。


この点を踏まえれば、菅義偉氏の発言も暴言、妄言であると言わざるを得ない。

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この経緯を踏まえると、今回の知事選における最大の争点は、新知事による埋立申請承認撤回ということになる。


辺野古米軍基地建設を強行推進している安倍政権の責任者が、埋立申請承認がすべてで、これが存在する以上、辺野古米軍基地建設を粛々と進めると明言しているのだから、これを止めるには、まず、埋立申請承認を撤回するしかない。


このことから、私は本ブログ、メルマガを通じて、9月11日以来、一貫して「辺野古埋立申請承認撤回」が知事選最大の争点になると主張し続けてきた。


このなかで、翁長雄志氏が9月13日に知事選出馬表明記者会見を行った。


記者からの質問は埋立申請承認撤回問題に集中した。


しかし、この質問に対して、翁長雄志氏は合理的で説得力のある説明をまったく示さなかった。


このために、記者が執拗に翁長氏の真意を質すという展開になった。


これに対して翁長氏は、


「普通の人がそのような質問をするというのは失礼にあたる」


などと逆切れする場面を示したのである。

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辺野古米軍基地建設阻止を求める県民と各種団体の知事選戦略は、辺野古基地建設阻止を訴える候補者を一人に絞り込み、この候補者に投票を集中させることである。


その統一候補者として翁長氏が擁立されてきたという経緯がある。


この流れを尊重するのであれば、9月10日の菅義偉官房長官発言を踏まえて、翁長氏は辺野古海岸の埋立申請承認撤回を確約するべきである。


埋立申請承認撤回がなければ、事実上、辺野古の海を守ることはできない。


喜納昌吉氏がこの情勢下であえて出馬を表明したのは、翁長氏の姿勢に不透明さを拭うことができないからであると考えられる。


翁長氏が埋立申請承認撤回を確約し、これを公約に掲げるなら、喜納氏が出馬する必要性は消滅する。


喜納氏は翁長氏に埋立申請承認撤回を迫り、翁長氏がどうしても埋立申請承認撤回を公約に掲げないなら、辺野古米軍基地建設阻止の真正候補として知事選に臨むということになるのだろう。


この場合、辺野古米軍基地建設阻止をもとめる県民は翁長氏ではなく、喜納氏に投票を集中させるべきである。






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詰め甘の あいまい公約 怪我のもと

2014-09-25 08:42:20 | 植草一秀氏の『知られざる真実』


詰め甘の あいまい公約 怪我のもと




11月16日に投開票日を迎える沖縄県知事選は、日本の民主主義の根幹を問うものになる。


沖縄県民は2010年の知事選、2010年から2014年の間に4度実施された名護市長選および名護市議選で、辺野古海岸を破壊して米軍基地を新設することを拒絶する意思を明示してきた。


現在、沖縄県知事の地位にある仲井真弘多氏は、2010年の知事選で、普天間移設先について、県外・国外を公約に掲げて当選した。


仲井真氏は現在もこの任期中にある。


この仲井真氏が昨年12月末、1月の名護市長選を目前にして、政府の辺野古海岸埋め立て申請を承認した。


万死に値する悪徳の裏切り行為であった。


仲井真氏の行動は民主主義の根幹を破壊する背徳の行為である。


そして、この悪徳の行動を教唆、扇動したのが菅義偉官房長官であると見られている。


本年1月19日に名護市長選が実施されるのであるから、少なくともこの選挙での意思表示を見守るべきであった。


現実は逆の発想によるものであり、1月名護市長選で辺野古米軍基地建設が否定される可能性があるから、その前に埋立申請承認を強行したのである。

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こうした暴挙を既成事実として容認してしまうべきでない。


安倍政権が民主主義の根幹を破壊しているから、11月16日の沖縄県知事選の重要性が一段と増したのである。


沖縄では、辺野古海岸を破壊して米軍基地を建設することを阻止しようとする人々が、全力で活動を続けてきた。


最大の問題は、候補者一本化であった。


辺野古基地建設阻止を唱える候補者が複数立候補して県民の投票が分散すれば、辺野古米軍基地建設推進勢力に塩を送ることになる。


統一候補の擁立が難関だった。


しかし、辺野古に米軍基地を作らせないと公約に掲げておきながら、この公約を一方的に破棄して埋立申請を承認した仲井真弘多氏の実例がある。


県民を裏切る候補ではだめなのである。


そこで、県政野党5会派は、統一候補の選挙公約に


「埋立申請承認撤回」


を掲げることを求めてきた。


ところが、この公約への明記が外された。


そもそもの問題はここにある。


「詰め」を甘くすれば、成し遂げられることがらも成し遂げられなくなる。


翁長雄志氏は、


「腹八文目、腹六文目で公約をまとめた」


と言うが、野党5会派の要求を蹴ったのは翁長氏の側ではないのか。

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この問題をめぐる情勢が急変した原因は、菅義偉官房長官の発言にある。


菅氏は辺野古基地建設問題について、


「過去の問題」


「埋立申請承認がすべて」


と言い放った。


この発言により、


「埋立申請承認撤回」問題の重要性が


飛躍的に高まったのである。


菅氏の発言がなければ、翁長氏が当選した場合、その後に辺野古基地建設阻止をどう実現してゆくかをじっくりと検討するとの説明も、幾ばくかの合理性を有する余地が生じたかもしれない。


沖縄県民の総意として、辺野古米軍基地建設阻止の意思が示された場合、安倍政権はこの立地自治体民意を無視し得ないとの説明が一定の合理性を有するからである。


ところが、この逃げ道を自ら塞いだのが、菅義偉氏発言だった。


「埋立申請承認がすべて」


と公の場で明言してしまった以上、いやおうなく


「埋立申請承認撤回」問題が


知事選最大の焦点として浮上することになったのである。

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新知事が埋立申請承認を撤回しなければ、辺野古米軍基地建設阻止はまったく前に進まない。


誰にでも分かることだ。


この状況下で、翁長氏が頑なに、「埋立申請撤回」の公約化を拒絶するなら、翁長氏はすべての沖縄県民から、


「隠れ辺野古米軍基地建設容認派」


ではないかと疑われることになる。


翁長氏がこの疑惑を否定するのは簡単である。


「埋立申請承認撤回」を確約すればよいのだ。


辺野古海岸を破壊して米軍基地を建設することを阻止しようとする政党団体は、翁長氏に「埋立申請承認撤回」の確約を求めるべきである。


トリック政治=トラップ政治が横行している現在の状況を踏まえれば、選挙前に公約を厳密に「詰め」ないことは致命傷になる。


詰め甘の あいまい公約 怪我のもと


なのである。






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埋立承認撤回拒絶の合理的根拠示せぬ翁長雄志氏

2014-09-25 08:36:33 | 植草一秀氏の『知られざる真実』


埋立承認撤回拒絶の合理的根拠示せぬ翁長雄志氏




2010年の沖縄県知事選で、仲井真弘多氏は普天間の県外・国外移設を公約に掲げて当選した。


その仲井真氏が、本年1月の名護市長選を目前に控えた昨年12月に辺野古海岸埋立申請を承認した。


仲井真氏は沖縄県民を裏切ったのである。


そして、安倍晋三政権の菅義偉官房長官は、


「埋立申請承認がすべて」


だと発言している。


「埋立申請承認」を盾に、辺野古米軍基地建設を強行しようとしている。


これに対して、沖縄県民が怒るのは当然のことだ。


沖縄県民は2010年の沖縄県知事選で、辺野古海岸に米軍基地を建設することに、明確なNOを突き付けた。


辺野古海岸を有する沖縄県名護市の市民は、2010年以降、4度あった意思表示の機会のすべてにおいて、辺野古海岸に米軍基地を建設することを拒絶する意思を明示した。


この意思を踏みにじり、背徳の「埋立申請承認」を盾に辺野古海岸米軍基地建設を強行するのは、まさに「銃剣とブルドーザーによる暴挙」に匹敵する行為である。

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11月16日に投開票日を迎える沖縄県知事選の最大の争点は、辺野古海岸を破壊して米軍基地を建設することの是非である。


県民を裏切った仲井真弘多氏は、臆面もなく知事選に出馬する意向を示した。


この背徳の人物を再選させるなら、沖縄の民主主義は永遠に消えることのない禍根を残すことになる。


辺野古に米軍基地を造らせないとする県民は、大同団結して、辺野古海岸米軍基地建設を阻止するただ一人の候補者を擁立し、この候補者の当選を何としても実現しなければならない。


米軍基地建設阻止を求める政党、団体は、翁長雄志氏の擁立を決めた。


その翁長氏が9月13日に出馬表明記者会見を行った。


その模様はネット上で動画配信されているから、はっきりと確認できる。


もちろん、その模様を何度も確認している。


記者会見で質問が集中したのは、言うまでもなく


「埋立承認撤回」


である。


菅官房長官が明言したように、辺野古米軍基地建設問題の核心は


「埋立申請承認」


である。


つまり、辺野古基地建設阻止の第一歩が


「埋立申請承認撤回」


になる。


誰が考えても分かることだ。


この点に質問が集中した。

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しかし、翁長雄志氏は、この質問に対して、合理性のある答弁をまったく示せなかった。


「保守と革新が腹8分、腹6分でまとまっているから、具体的に埋立承認撤回と明言できない」


の繰り返し。


ほとんど意味不明である。


そもそも、辺野古米軍基地建設阻止を求める翁長氏を支持する沖縄県政野党5団体は、翁長氏と交わす協定で


「新知事は埋め立て承認を撤回」


と明記する方針だった。


それが、7月、翁長氏との調整で


「新知事は埋め立て承認撤回を求める県民の声を尊重し、辺野古新基地は造らせません」


と変化した。


何が変わったのかというと、


「埋立承認撤回」の確約


が排除されたのである。


これを翁長氏は「腹8分目、腹6分目の共闘」と言っている。


つまり、いわゆる「革新系」会派は「埋立承認撤回」の確約を求め、翁長氏側にいる「保守系」会派が「埋立承認撤回」の公約化を拒絶しているのである。

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選挙前に「埋立申請承認撤回」を確約しておかなければ、辺野古米軍基地建設は止まらない。


菅義偉氏が、「これがすべて」と明言しているのだから、結果は非を見るよりも明らかだ。


喜納昌吉氏が問題提起したのはこの点だ。


喜納氏が知事になりたいとかいう、低い次元の話ではない。


現在の選挙の図式で進もうとするなら、翁長氏に「埋立申請撤回」を確約させるべきである。


この確約を得ずに翁長氏支持で突き進むのは、翁長氏支持の5会派も、県民を冒涜することになる。


県民が新しい知事を選ぶ選挙である。


県民が求めていることは、


「辺野古に米軍基地を造らせない」


ことであり、選挙前にはっきりさせておかねばならないことは、そのための、実効性のある、具体的手段について、確約することである。


翁長氏は確約を拒絶しているが、その理由について、合理性のある、人を納得させる内容を何ひとつ示していない。


翁長氏が埋立申請撤回を拒絶するなら、別の統一候補を必ず擁立するべきである。


喜納氏である必然性はない。糸数慶子氏でもよい。稲嶺進氏でもよい。伊波洋一氏でもよい。高良鉄美氏でもよい。


翁長氏支援陣営の各会派、政党は、問題の核心を「玉虫色」のまま選挙に突入するべきでない。


このような「曖昧さ」が、のちの禍根を引き起こす原因になる。


知事権力を取ることが目的だけなら、単なる権力闘争だ。


そうではなく、正統性のある、透明性のある、県民の意思を問う選挙にしなければ沖縄の政治は完全に堕落してしまう。







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今日のメインテーマ:カルト教団【創価学会=公明党】2件

2014-09-22 19:10:05 | 杉並からの情報発信

今日のメインテーマ:カルト教団【創価学会=公明党】2件

①寝たきり状態で意思疎通もできない池田大作創価学会名誉会長があたかも『健
在』であるかのように偽装して、雑誌で替え玉を使って対談しているの はカル
ト教団創価学会=公明党による【世論操作】であり悪質な【詐欺】犯罪だろう!

何故東京地検特捜部は【詐欺】容疑で創価学会と潮出版を強制捜査しないのか?

何故野党は池田大作創価学会名誉会長や対談相手の平和学者ケビン・クレメンツ
氏や潮出版社長を国会に証人喚問して追及しないのか?

何故大手マスコミはこの件に一切沈黙しているのか?

何故良心的な創価学会信者や良心的な公明党支持者は、学会幹部にこの件を問い
たださないのか?

カルト教団創価学会=公明党が寝たきり状態の池田大作創価学会名誉会長を『健
在』であるかのように偽装する目的はただ一つ、池田大作氏を神のよう に崇拝
する創価学会信者や公明党支持者を騙して教団や公明党につなぎとめ求心力を維
持するためだ!

池田大作創価学会名誉会長は2010年5月を最後に4年以上公式の行事を欠席してお
り重病説や死亡説まで流されてきたが、現在発売中の月刊誌 【潮】10月号では
『平和の世紀へ民衆の挑戦』のタイトルで平和学者ケビン・クレメンツ氏と22
ページにわたって『元気』に対談している。

同じ号には、今年の5月16日に中国の天津外国語大学から池田大作氏に名誉博士
号が授与されたが、授与式に池田大作氏は出席せず代理として創価大 学学長馬
場義久氏が出席したことが【学長インタビュー】の中で明かされている。

月刊誌【潮】10月号で平和学者ケビン・クレメンツ氏と『元気』に対談している
池田大作氏はこれまでに世界中の大学から名誉博士号をもらい授与式 には必ず
本人が出席していたが、今回も欠席したことを見ても、また情報誌【Facta】8月
号の記事『「ドン不在」創価学会で某重大論争』を読ん でも、池田大作創価学
会名誉会長は意思疎通も十分にできないほど重篤な状態にあると判断するのが普
通だろう。

本物の池田大作氏がこの対談をこなしていたのか否かを検証するのは、以下の二
つのことをすればよいだろう。

一つは、対談の録音テープが必ず残っているので潮出版社にこのテープの公開を
依頼することだ?

もう一つは、対談相手の平和学者ケビン・クレメンツ氏に、この対談がいつ、ど
こで行われ、対談相手が池田大作氏だったのかどうかを質問すればよい のだ!

もしもこの二つの要請に対して、潮出版社とケビン・クレメンツ氏のどちらか
が、あるいは両者が断ってきたとしたら、断った方は読者を欺く詐欺行為 に加
担した共犯者となるであろう!

平和学者ケビン・クレメンツ氏の経歴を読むと氏は2009年に戸田記念国際平和研
究所の総合所長に就任したとのことで、彼はいわば創価学会の身内 の学者なのだ。

②創価学会のドン池田大作氏が司令塔機能を喪失した今、創価学会=公明党は求
心力を失 い崩壊過程に入った!

今年の5月中旬に現役学会員が長年続けているインターネット上の匿名ブログに
掲載された「総本部の御本尊と日蓮世界宗創価学会会憲の問題点」と題 する3扁
の文書の告発文書(一日で削除)は、創価学会のドン池田大作氏が司令塔機能を喪
失した結果の迷走ぶりを表している。

池田大作氏が司令塔機能を喪失した今、創価学会=公明党は求心力を失い崩壊過
程に入ったのだ!






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