格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

しめ縄文化<本澤二郎の「日本の風景」

2020-07-30 18:29:01 | 日本の風景

しめ縄文化<本澤二郎の「日本の風景」(3800)
<蛇の交尾は子孫繁栄=天皇家・神社信仰ルーツ=朝鮮半島王朝>
 パソコン無知な父親に息子が、アベマという無料で見られるテレビを教えてくれた。ろくでもない人物の独演会もあるようだが、当方はもっぱら韓国の時代劇に興味がある。毎日のように放映される朝鮮王朝500年のテレビ劇は、日本の不透明な天皇文化・悪しき神社神道文化を、ものの見事に暴いてくれる。
 
 いま見ている「イ・サン」は、22代国王の一代記である。昨夜は、彼が亡き先王の葬儀の服装を見て、やはりそうかと手を叩いてしまった。すなわち、葬儀責任者兼後継者が、額にしめ縄を巻いていたのである。
 
 このしめ縄について、以前、出雲大社の研究家が「あれは蛇の交尾を象徴したもの。大社の門は、本国・朝鮮半島に向いて建てられている」と説明した。島根の女性市議は「一度だけ蛇の交尾する様子を見たことがある」と語った。以上の説明で、日本人ならなるほどと頷くはずである。
 
 天皇の神社信仰は、半島からのものである。ことによると、大陸と半島の深い結びつきから、神社信仰は中国の道教ではないだろうか。大陸も半島も大きく変貌したが、日本の文化も精神も、前世紀であることも理解できそうだ。
 
 これぞ歴史の真実であって、戦後の学校で教えてきた歴史は、戦前の天皇のための皇国史観という、出鱈目史ということになろう。
 歴史を直視すれば、未来を安全に航海できる。史実に忠実でありたい。
 
<半島と列島は同一民族・兄弟関係>
 しめ縄の原料は稲わらである。水耕・農耕文化だ。韓国で牛の像を飾っていたことを思い出した。モンゴルの騎馬民族と異なる。
 集団で農作物を栽培する、助け合い・和の文化だから、戦いを嫌う。漢民族がモンゴルの元に敗北して当然だったろう。
 
 中国・福建省の人たちは、船を浮かべることで、偏西風を利用して沖縄や九州地方に流れつくという。福建人の網の目のような人脈は世界に広がっているが、韓国の釜山からだと、より容易に山陰や北陸に到達できる。
 
 鉄の文化を日本列島に持ち込んだのは、朝鮮人である。島根県の多々良は、鉄の発祥地というが、間違いなく半島の文化そのもので、木製の鍬などに取って代わった。むろん、容易に列島の支配者にもなった。その主役が天皇族であったろう。
 
 朝鮮民族と日本民族は合流、一体化の様子も、しめ縄が物語っている。
 「日本は韓国の弟分」という話に違和感を持ったものだが、今は素直に受け入れることが出来る。
 
 今でいう朝鮮王朝の政治犯は、日本で捲土重来、祖国に復讐・反撃を加えていくことも納得できる。近親憎悪なのか。秀吉の朝鮮征伐という侵略行為も、その一つなのだろうか。
 
 他方で、徳川幕府は鎖国による寛容政策(朝鮮通信使)を採用した。
 
<倭寇(日本海賊)は朝鮮王朝の政治犯か>
 朝鮮王朝の対外政策の中心は、大陸との交易である。塩や布などの物資を輸入する。反対に、大陸の皇帝国家は、朝鮮の人参を受け入れる。
 
 王朝国家にとっての大事な国防政策は、帝国との良好な関係維持もそうだが、倭寇対策が悩みの種だった。倭寇とは、日本海賊のことである。海賊の多くは、半島から列島に逃亡してきた朝鮮人のはずだ。復讐であろう。
 
 王朝での派閥抗争に敗北したり、問題を起こして断罪されたりすると、処刑か流刑・島流しである。幸運な犯罪人は、船で日本に逃亡することになる。
 
<贖罪の安倍晋三の像は如何に?>
 昨日からネットで慰安婦少女像に向かって、跪く安倍晋三像が炎上している。歴史の捏造に執着してきた晋三に対して、韓国・朝鮮の人々は怒り狂っている。反省謝罪しない加害者の子孫に対して、被害者の子孫は永遠に贖罪を求めるのだろう。
 
 相手は日本人というよりも、日本に逃亡した朝鮮人の子孫に対してか。
 
 安倍晋三の父親・晋太郎の父の寛は、清和会関係者によると、自ら「私は朝鮮人と名乗っていた。反骨の政治家として評判が良かった。その関係で、息子の晋太郎も、自分も朝鮮人を名乗るしかなかった」と本日、確認できた。
 
 倭寇の子孫なのか、それともずっと後の政治亡命者の子孫なのか。
 
<清和会の牙城=赤坂プリンスホテル=元王朝最後の李殿下屋敷>
 博愛主義者のクリスチャン政治家である大平正芳は、筆者の政治記者最初の取材対象だったが、彼の秘書だった鈴木玄雄に年賀状の代わりに手紙を出したが、返送されてきた。
 彼は大平が亡くなった後、三木証券の社長となった。一度、彼の依頼で講演をしたこともある。やむなく、三木証券に問い合わせると、亡くなったという悲しい知らせに驚いた。彼とは同い年だ。
 
 話変わって大平のほかに、もう一人、星島二郎元衆院議長も博愛主義者で知られた。むろん、護憲派である。彼のもとで書生見習いをした中原義正が、赤坂プリンスホテルの元所有者は、なんと「朝鮮王朝最後の李殿下と王妃(梨本宮方子)のものだった」と教えてくれた。
 
 日韓併合は、日本軍国主義のなせる業だろうが、この時に李王朝に嫁いだのが、梨本宮家第一王女の方子。東京の住まいが紀尾井町にあった。戦後に違いないが、窮状にたまりかねて方子が「家を売りたい」と相談を受けたのが、のちに衆議院議長になる星島。
 
 彼は、西武の堤康次郎に「買ってくれないか」と声をかけると、彼は「分かった」と即答した。堤はそこに赤坂プリンスホテルを建てた。屋敷内の二つの国宝級の灯籠を、方子は礼に差し上げた。星島は、それを自宅とアルゼンチンの日本庭園に。自宅に置いておいた灯籠は、その後、韓国政府に返還した。
 
 福田派・清和会の事務所は、久しくここ赤坂プリンスホテルに置かれた。ちなみに、福田派プリンスと呼ばれた安倍晋太郎について、中原は「それはプリンスメロンの意だ」と応じた。
 
 そういえば、政治部長を辞めて政治評論家最初のテレビ出演がフジテレビだった。ポスト海部レースが話題になり、安倍はどうかとの期待の質問に「それはない」と答えると、理由は何か、と問い詰めてきた。
 「安倍の健康問題」と正直に答えると、以来、フジとの縁が切れた。正直者は馬鹿を見るのだろう。電通の仕業だったかもしれない。テレビのいい加減さを、政治評論家一年生の時に学んだことになる。
 
 参考までに朝鮮人の偉い点を指摘すると、それは清潔で勉強熱心である。安倍晋三は別として、優秀だから日本での成功者は少なくない。
2020年7月30日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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河井1・5億円事件の教訓<本澤二郎の「日本の風景

2020-07-30 18:22:13 | 日本の風景


河井1・5億円事件の教訓<本澤二郎の「日本の風景」(3799)
<政党助成金を廃止、検察官適格審査会を活用する好機>
 コロナが、世界の悪党指導者をあぶりだしている。目覚めた人々が、街頭に飛び出している。政治も経済、社会がひっくり返っている日本では、河井1・5億円事件に関連して、不当な検察を処罰しようとの動きも出てきた。もう一つは、1・5億円の原資である政党助成金に対して、公然と廃止を訴える市民も現れて、人々を健全化させてきている。
 
 「いまこそ政党助成金を廃止する時だ。同時に、悪辣な法務検察を成敗するために、問題の検事を検察官適格審査会に掛ける時だ。時代の変革期に実現しなければ、この国は亡ぶしかない」と時代の潮流を冷静沈着に見極める識者の正論が浮上してきた。
 
 
 昨日は、昼過ぎに伸びきった菜園の雑草を退治するため、自動草刈り機を使っていると、すぐさま体中に汗、汗である。シャワーを浴びて、二人で缶ビール一本を小さなコップに入れて、のどに流し込むと、なんとこの世の天国かと思えるほどたまらなくおいしい。もぎ取ったばかりのキウリを歯でがりがりやっていると、そこに天然のさわやかな美風ならぬ涼風が流れ込んできた。感激で「ワーッ」と声が飛び出した。
 
 この感動を永田町と霞が関に向けると、再び血税である政党助成金が政党を腐敗犯罪まみれ、その一角にしか手を突っ込んで、本丸から逃げる悪徳検察が俎板に乗ってきた。人々の怒りは、間違いなく増幅している。
 
 まやかしの政治改革に踊った当時の推進者の石井一が、猛省本を出して国民に謝罪している。聞いてみたことはないが、おそらく彼は検察の暴走と政党助成金にも、深刻な目を向けているだろう。
 
 踊りまくった政治屋の多くは、亡くなっていない。小沢一郎、河野洋平くらいか。学者文化人はどうしているのか。新聞テレビ関係者は、大魔神・電通のきつい要望に屈して反省する日々なのか。コロナと自然が、善良人間の知恵をかき立てる今である。
 
<「安倍はどうして逮捕・起訴・収監されない?」林真琴の説明責任>
 昨日書いた「官邸ひきこもり」の記事に対して、実に素朴率直な意見が載った。生活にこまった市民が、神社の賽銭箱から10円盗っても逮捕される。しかし、安倍晋三にお咎めはない?
 こんな法律も憲法もない。それなのに安倍は、どうして逮捕・起訴・収監されないのか?
 
 これは小学生から老人を含めて、誰もが感じる疑問・疑念であろう。
 
 河井事件の本質は、安倍が宏池会つぶしのために、河井夫妻を刺客としたことから始まった。地元紙の中国新聞は分かっているはずだ。
 刺客には、相応の資金が提供される。
 1・5億円は、そのために政党助成金から振り込まれたものだ。官房長官は官房機密費を運んでいる。「1000万円を持ち込んでいるだろう」とは、官邸の事情通の指摘である。
 これに公明党創価学会の票もつけた。安倍は秘書4人も張り付けた。河井のライバル・溝手顕正は、10分の1の1500万円である。結果は最初から分かっていた違法金権選挙だった。
 
 政党助成金が腐敗の温床である、1・5億円の詳細を明らかにすることが、法務検察の正義の捜査のはずだったが、当時の稲田検事総長と後任の林検事総長は、主権者を裏切って、安倍に塩を贈って逃げた。
 これが通用するわけがない。ケジメをつけさせる責任が与野党・言論界・主権者にある。与野党・言論界が駄目なら、国民が前面に出るしかない。
 
<議会・国民は検察官適格審査会活用に的を絞る時>
 検察官適格審査会は検察庁法が、検事の不正腐敗に対して、議会と国民に付与したものである。不適格な検事を罷免・排除できる唯一の検察監視機能である。費用は掛からない。
 
 検事独裁・検察ファッショを排除するための、検察庁法が議会・主権者に約束した権限である。これは検察審査会と違って、委員が特定され、審査会のように誰が審査しているか不明なインチキ組織ではない。
 情報公開すれば、審査会の内情は判明する。いい加減な対応不能である。
 
 これを行使する義務が、現在の国民にある。議会にもある。刑事告訴よりも威力がある組織である。今これを林に適用する場面であろう。
 
 正義を貫く検察、法務検察にしないと、この国は崩壊する、これは明白な真実である。
2020年7月29日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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法務検察犯罪<本澤二郎の「日本の風景」

2020-07-27 14:33:25 | 日本の風景

法務検察犯罪<本澤二郎の「日本の風景」(3796)
<首相・自民党総裁事件から逃げる法務検察に主権者の怒り>
 安倍晋三を「小僧」と呼んで恥じない清和会OB兼福田赳夫元秘書にとって、清和会を創設した福田の顔に泥を塗りたくる裏切り人ゆえである。そんな人物を、総裁・首相の座に就かせた元凶・小泉純一郎の政治責任も問うことになる。ましてや、そのような裏切り者が起こす数々の犯罪を、全く捜査しようとしない日本の検察に対して、彼は主権者の代表として怒り狂っている。
 
 彼の身を捨てるような勇気ある発言が、筆者のペンを研ぎ澄ましてくれる。共通点は、医療事故被害者として、共に警察検察から屈辱体験させられた、検察の不正腐敗にある。電通や官邸の小銭で動き回る御用ジャーナリストになれようか。官房機密費に群がる評論家ではない。彼らからの横やりは、余計に怒りと勇気を増幅させてくれる。小池百合子のように、風に乗って吹聴している者でもない。医療事故で泣いている、ゴマンの人々の代弁者でもある。金目当ての弁護人でもない。しっかりと地に足が付いた反骨人間である。
 
 度重なる安倍犯罪から逃亡する法務検察は、主権者を裏切り、憲法と
法に照らして、法的義務を果たさない共犯者・犯罪者と断罪せざるを得ない。コロナ禍で思考する時間的余裕のある日本人であれば、だれでも理解しているだろう。
 
 右顧左眄しないジャーナリストは「犯罪首相を擁護、逃亡させる法務検察は安倍の共犯者である。稲田信夫も林真琴も安倍の共犯者だ」と断罪して恥じないだろう。
 
<法治・法の下の平等を汚す極悪非道の法務検察>
 人間は人がいいだけでは、世のため人のためになれない。無為に過ごす人間は、動物と大差ないかもしれない。健康に生きたい、幸せになりたい、そう考える人間は、相応の役割を、生きている限り果たさなければならない。
 
 不正腐敗を許すような人間は、自らもその共犯者となろう。せめて事件事故を目撃したら、それを指摘できる人間にならなければならない。民主主義の鉄則である。
 
 やくざにも票を入れる宗教団体は、自ら犯罪集団を名乗っているに等しい。説明抜きに「離党します」という卑怯者も出てきているが、自らの疚しさを露呈していることに気づかないことが、とても悲しい。
 
 社会秩序維持のために、正義を保障するために、法の番人として国家は、法務検察に強権を付与している。日本の現在は、ここが破損している。法務検察が、正義を捨てて、犯罪内閣を放任しているという、信じがたい事態に直面している。
 
 これこそが国の危機である。社会が崩壊して当然だろう。雑魚を捉まえて満足する現在の法務検察は、主権者への裏切り行為であることに気づかないのか。大罪を起こしている。その権威は失墜、主権者に衝撃を与えたままである。
 
 せめて元凶を、検察官適格審査会に掛ける責任が、主権者に課せられている。民主的なあらゆる手段で、問題の検事を追及する時代の到来であろう。
 
 法治・法の下の平等を汚す法務検察は、極悪非道な犯罪集団そのものではないだろうか。  
 
<平野貞夫元参院議員の岸派と検察の癒着批判>
 「月刊日本」7月号では不思議な見出しが出ている。「安倍VS検察」
である。両者は一体関係にあって、対立状態ではない。編集者の期待でしかないのだが、書き手は検察批判に徹している。
 
 議会事務局に長くいて、護憲リベラルの権化のような、宏池会二代目の前尾繁三郎衆院議長に仕えた平野貞夫元参院議員は、前尾の遺訓をここで公開している。やくざ・右翼を寄せ付けなかった宏池会の伝統が、いま怪しくなっているようだが、もしも前尾に健康が許せば、安倍の叔父の佐藤栄作の7年8か月の長期政権はなかったと断定できる。
 
 同じく宏池会の岸田文雄が、宮澤喜一の遺訓を体して安倍に対抗すれば、安倍の長期政権はなかった。無念の極みである。宏池会のリーダーが粉骨砕身の汗を流した宏池会保守本流の池田勇人・大平正芳・鈴木善幸・宮澤喜一の時代は、多かれ少なかれ日本政治は60点以上である。
 
 平野いわく「前尾さんは宏池会の使命は、岸派に政権を取らせないことだった」。
 「自民党保守本流は三権分立の何たるかを肝に銘じて、警察や検察と一定の距離を保っていた」「岸信介以下、岸系の自民党議員には、そうした自制心がない。むしろ、警察や検察を利用して政権を維持、国家を私物化した」
 
 前尾の指摘は的を射ている。今の官邸の布陣は、警察によって強固な防護服でもって、与野党団体その他を掌握している。さらに岸の満州時代のアヘンと特務機関・里見甫のアヘン王が産み落とした、悪魔の電通の防護服も着て、言論の自由をも抑圧しての長期政権である。
 
 A級戦犯・戦争犯罪者の政治勢力である、岸とその人脈に徹底抗戦した宏池会が自民党政治を継続させてきた原動力だったのだが、小渕恵三の急死で、政権が清和会の森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三へと継続、そこから霞が関の官僚機構は死滅、岸の経産省が突出、防護服は警察と検察、電通の三刀流である。
 
 平野は前尾遺訓をもう一つ披歴している。「検察がしっかりしなければ、民主主義は機能しない。何かあったら相談に乗ってくれ、と言われた」
 安倍長期政権のカラクリの一角を暴露している。もう一つは自公3分の2にある。信濃町が覚醒するのかどうか。
 
<郷原信郎元特捜検事の肌で感じた検察批判>
 元東京地検特捜部の郷原信郎検事は、内側から見た検察の深刻かつ重大な課題を指摘している。
 
 「検察は刑事事件について起訴するかどうかについて、独占しているなど強大な権限を持っている」「犯罪事実が認められる場合でも、起訴猶予処分として、起訴しないで済ますことがができる」
 
 起訴の有無を独占的に有する強大な権限を悪用する、あるいは悪用させると、安倍事件は封じ込められる。1・5億円事件はその典型的な事例である。桜事件も、モリカケ事件、TBS強姦魔事件などで、検察はそのことを見事に演じて、主権者の怒りを買っている。
 
 自民党本部・安倍事務所・ホテルニューオータニの家宅捜索をしないことで、安倍事件を封じ込めてしまった。稲田・林の罪は万死に値する。
 
 「起訴・不起訴の理由を説明しなくてもいい。情報開示の義務もない」というとんでもない組織だという。ここまで理解している国民がいるだろうか。
 「閉鎖的で、自己完結的」といわれると、愕然とする主権者は多いに違いない。「天上天下唯我独尊」という言葉が通用する世界なのだ。
 
 いったん強制捜査を決断すると、どういうことになるのか。「検察は組織として方針を決定すると、被疑者逮捕後に有罪か無罪かに疑義が生じても、起訴を断念しない」という恐ろしいの一語である。猪突猛進・イノシシのような牙を向いて突進してくる。およそ柔軟性・寛容は存在しない。
 
 狙われたら最後、亀井静香ではないが「男を女、女を男にすること以外、何でもできる」、常人を殺人者に仕立て上げることも可能なのだ。
 
 「政治の暴走」どころではない。「検察の暴走」に人々は震え上がることになる。標的が犯罪者・悪党であれば、問題はないが、必ずしもそうではない。
 
 さらに問題は続く。「裁判所が検察の判断を追認する組織に成り下がっている。これも検察暴走の一因」というのだが、医療事故という悲劇を被っているゴマンの被害者は「告訴しても、検察は起訴しない。病院・医師の味方ばかり」というのが、実情である。それで泣いている人は少なくない。
 
 筆者などは「医療事故の被害者にならない家庭に対して、幸運な人たち」と心底、拍手している。だが、この世に医療事故で泣いている被害者に、他人は無関心で同情しない。以下に、信州のソプラノ歌手のメールを添付して、心から感謝したい。2010年4月7日に東芝病院で、殺害されたような次男正文のことに、手を合わせてくれている。むろん、我が家から東芝製品は消えた。
 
本澤様
 ありがとうございます。
情報交換グループからのお知らせに、シッカリ阿修羅での本澤さんの記事が入っています!!
明日も楽しみにしています。
 家庭菜園をする時間がまだ持てていません。
 
息子さんの魂を感じています。
 
近藤
 
 東芝を擁護、息子の業務上過失致死事件をチャラにした松本朗を生涯忘れないジャーナリストにさせられた。いま地方に居るのか、それとも法務省か、黒川弘務の配下だったのか。
 
 「安倍政権の問題は、閉鎖的で独善的な検察をそのまま政権の支配下におこうとしたことだ」とも指摘する。否、完璧に支配下に置いてしまった。言論と議会の正念場、主権者の正念場なのである。
2020年7月26日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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安倍・防護服初公開<本澤二郎の「日本の風景」

2020-07-27 14:19:24 | 日本の風景
安倍・防護服初公開<本澤二郎の「日本の風景」(3797)
<小選挙区比例代表制で3分の2議席・与党議員の言論封じ>
 昨日の午後から、久しぶりに青空が天空を覆った。忘れていた散策日和である。太陽が出ると、水田の稲穂も垂れ下がる。元気のなかった茄子も実をつけるだろう。長梅雨でもキウリとミニトマトを採取、夕食の卓を賑わせてくれた。
 
 太陽の威力はすごい。植物だけでなく、人間の知恵も育んでくれる。この機会に犯罪首相の長期政権の謎・秘密を解き明かすことにした。コロナも封じ込める安倍の防護服を解体すると、日本の政治や社会が庶民にも見えてくる。
 
 第一の防護服は、小選挙区比例代表制である。自公連立だと、いつでも3分の2議席を確保できる。バラバラ野党が、どうもがこうが政権に手が届かない。この選挙制度は、国家主義者の改憲軍拡のためのものである。
 
 黒幕の財閥は大喜びだ。しかも、この制度は党本部の公認権が当落を決める。したがって、自民党から言論の自由が消滅した。アベ独裁を約束した。
 
 憲法違反の戦争三法(特定秘密保護法・自衛隊参戦法・共謀罪)が容易に強行成立した。すでに専守防衛を否定、敵基地攻撃論が盛んになってきた。国民は、戦争の危機に無関心でいられなくなってきた。
 
 安倍の支持率低下といっても、まだ30%もあることに、国民は浮かれてはいられないだろう。
 
<コンピューター投開票と期日前投票での不正選挙疑惑>
 最近の都知事選の投開票結果は、大分怪しい。今回の小池366万票は「ムサシ」という民間独占選挙企業による不正操作を印象付けている。
 
 コンピューター投開票機は、プログラムをいじくることで、開票結果を操作することが出来る。専門家の常識である。第二の防護服だ。
 期日前投票も、投票箱の中身をすり替えることなど容易である。不正選挙疑惑の解消を図らないと、自公打倒は不可能であろう。
 
 小選挙区比例代表制と選挙方法の双方で、自公の極右・日本会議政権が守られ、敗北することはない。すでに何度も証明されている。
 
<新聞テレビの言論の自由をアヘン王大魔神・電通で封じ込め>
 投票行為のみならず、日本列島で野党を叩き潰しているのが、東北復興予算や五輪についで、今回のコロナ関連予算の不正腐敗で証明された。
 
 国民は、広告代理店という触れ込みにすっかり騙されていたことになる。
アヘン王で知られた里見甫が誕生させた国策会社・電通は、現在も権力の中枢に鎮座して、戦前派の極右政権の維持・存続に奮戦していた。
 
 具体的には、新聞テレビから政府批判を消滅させるという、言い換えると、言論弾圧を日常茶飯事のように強行している。日本で報道出版されるものは、すべて電通によって監視・チェックの対象とされている。第三の防護服である。
 
 新聞テレビに関心のある研究者であれば、そこに反骨の学者や言論人が一人もいないことに驚くだろう。いい加減すぎる御用と名のつく手合いのみである。
 
 要するに、大魔神のような電通によって、主権者は盲目の状態に追い込まれている。主権者は奴隷のように、真実の情報から遠ざけられている。
 
 野党議員にも当てはまる。質問能力の低さだけではない。一本にまとまれば、少しは変わるはずだが、民主両党内に与党のスパイと思われそうな人物が紛れ込んで、分裂を策している。
 
 大魔神は血税にも公然と手を突っ込んでいたことが分かっているが、それさえも国会でとことん追及できないでいる。国民のストレスは高じて、政党不支持層を増大させている。
 
<犯罪首相の支持率落下を回避できる世論調査>
 筆者は、医療事故被害者として厳しすぎる体験を強いられたことから、電通が財閥・東芝を擁護するために、被害者の切実な怒りを、新聞テレビを弾圧して封じ込めたが、それだけではなかった。
 
 刑事告訴による書類送検、東京地検と検察審査会にまで、大魔神の闇の手が伸びていた。政権を操る大魔神である。不正を処理する電通という大魔神を解体するか、法律で抑え込むしかない。
 
 その力が、学者・言論人・法曹界・議会から生まれるのか。「月刊日本」7月号で大串博志・本間龍が「電通と結託する安倍政権」を書いているが、さらなる取材に期待したい。日本国民に災いをもたらしている大魔神の研究は、日本会議のそれどころではない。
 
 政府宣伝から、占領地で自国の都合の良い意思を押し付ける宣撫工作がアヘン王の里見機関・電通の任務だった。そのことを民主の今の主権者に対しても、公然と行っているのだろう。国民への背信行為そのものである。
 
 電通が跋扈する限り、日本の前途は危うい。
 
<首相犯罪から逃亡する共犯の法務検察>
 残る最後の防護服は、正義を公約している政府機関である法務検察であるのだが、したがって以前の法務大臣は、学識豊か・見識のある、生臭い権力欲から離脱したような品格のある長老格の人物のポストとされてきた。
 
 河井克行や森雅子にその資格などないが、この人事から見ても任命権者の資質の低さを印象付けている。
 
 結局のところ、法務検察に正義はない。元自民党員は「税金泥棒」と断罪して胸を張っている。安倍犯罪から逃げている検察である。
 すなわち、法務検察も安倍の防護服なのだ。憲法と法律の守護神であるはずの強権組織が、その実、法治を排して、平然と法の下の平等に違反しているのである。河井事件や桜事件などで証明している。
 
 法務検察も売国奴そのものといえるだろう。
 以上が安倍の防護服である。長期政権の謎を解明したことになる。
 
<検察官適格審査会の活用に目を向けよ!>
 少しく付言すると、検察庁法は欠格・問題検事に対して、罷免する機関を設置して、均衡を図っているのだが、多くの国民と専門家は、検事が最も恐れている検察官適格審査会について理解が少ない。
 
 人々の勉強不足のため、せっかくの組織も宝の持ち腐れで、生かされていない。首相の犯罪から逃げて、結果的に防護服になり果てている検事を罷免する行動が、議会と主権者の義務である。それを行使することを、法はわざわざ約束している。金はかからない。
 目を向ける時である!
2020年7月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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マスクは必要ない・マスクは外せ。新型コロナ感染は、ただの風邪。

2020-07-27 11:58:11 | 国民主権
平塚氏はじめ国民主権党のコロナ関連の言論を裏付ける言論を展開してくれている医師・教授一覧を軽くまとめてみました(随時更新中) ●『吉野敏明』医療法人社団誠敬会 誠敬会クリニック銀座 院長 「YouTubeで検索」 ●『大橋眞』徳島大学名誉教授 「学びラウンジ」で検索 ●『崎谷 博征』 一般社団法人パレオ協会 医学博士 脳外科専門医 「マスクがまだ有効だと思っている人へ」で検索、ブログ、フェイスブックもやられてます ●『内海聡』 Tokyo DD Clinic院長 NPO法人薬害研究センター理事長 「内海聡【公式】 YouTubeチャンネル」で検索 ●『萬田緑平』 緩和ケア 萬田診療所 「主にTwitter」「新型コロナウイルスに対する私見 萬田 緑平」で検索 ●『藤井聡』 京都大学大学院教授(レジリエンス実践ユニット長)& 表現者クライテリオン編集長 「【藤井聡】聞けばゾッとする朝のワイドショー偏向のカラクリ」 「【藤井聡】ある人が勇気を出して告白した衝撃の事実 全国民に知って欲しい」で検索 ●『細川 博司』 一番街総合診療所 日本酸化療法医学会 「YouTubeで検索」 ●『船木 威徳』王子北口内科クリニック 「Facebookで言論展開」URLを貼ると反映されないのでご自分で検索してください ●『武田邦彦』 中部大学総合工学研究所特任教授 「YouTubeで検索」 「マスコミ ボー然!日本を騒がす科学者 頂上対談 第1弾!」←こちらもどうぞ。宮沢孝幸さんとの対談動画です ●『大和田潔』秋葉原駅クリニック ブログ「やさしい医療を目指して」 コラム「日本のコロナウイルスは終わった。さあ旅にでよう」 『「東京を封鎖しろ」なぜ日本人はこれほどコロナを恐れてしまうのか』←NEW ・日本の陽性者のうち、9割は回復している ・「ポジティブなデータ」が報道されない ・警戒は必要だが、恐怖と不安は不要だ ・「コロナの心配」よりも大切なことがたくさんある ●『池田正行』(現香川大学) 「コロナのデマに飽きた人へ」2018-19年の冬、インフルエンザにより日本だけでも3325人の死者が出たのに緊急事態宣言は勿論 自粛もなく何もなかった等、医学的観点から分析下さっています 検索で「コロナのデマに飽きた人へ」と入れると一番上に出てきます ●『仮面医師チャンネル』 (匿名でYouTubeで言論を展開してくださっているお医者様だそうです) 「YouTubeで検索」 ●『卓人外科医』 「主にTwitter」 「自分は医者です」とは書かれてませんが、外科医と名前に書いてある方でコロナは風邪だとつぶやいてらっしゃったので一応追加しておきます ●『中野貴志』大阪大学教授 大阪大学核物理研究センター長 新型コロナウイルス対策本部専門家会議にて、吉村知事の前で「緊急事態宣言も、外出自粛も全く効果はなかった」と発言(国士)。 詳しくは「コロナ収束に自粛は関係なかった、大阪の専門家会議で明言」で検索 これはメディアでも報道されました、探せば動画もあるかもしれないです ●『SAKANA-KUN』 「主にTwitterで言論展開」匿名で発言されてるお医者様です ●『あいこちゃん』 「主にTwitterで言論展開」この方も匿名で発言されてるお医者様です 固定ツイートにて「これをもって新型コロナが存在すると言うならこの世界に科学なんてない」と画像を貼ってコロ厨、自粛警察を完全論破 ちなみに私は知識不足で、画像だけでは意味がわかりませんでしたが、説明されてようやく理解しましたw ●『JPSikaHunter』 匿名で言論展開されてるお医者様です 「いかがわしいワクチン」で検索 ●『中村 篤史』ナカムラクリニック 「主にTwitterで言論展開されてます、Twitterで『ナカムラクリニック』で検索」 院長ブログで健康情報も発信してくださってます ●『高野弘之』池尻クリニック(内科・小児科)院長 「Facebookでコロナに対する見解を述べてくださってます」 コロナには関係ないですが、母子手帳の危険性も訴えてくださってました。 コロナだけでなく他にも洗脳はあるんだと気づくきっかけになれば幸いです。 ●『森田洋之』総合診療医・医療経済ジャーナリスト 「人は家畜になっても生き残る道を選ぶのか?/コロナパニックについて考える」で検索してください。 ↑これ素晴らしいです。是非読んでください。平塚氏と全く同じ事言ってますよ。平塚氏がお医者様と同じレベルで物を考えてる証拠です。 Twitterでも言論活動してくれてます ●『木村盛世』医師 元厚生労働省医系技官←NEW ビートたけしのTVタックルにて「コロナは虚像」発言 「Twitterでも言論展開されてます」 ●『西村秀一』仙台医療センター・ウイルスセンター長←NEW 「専門家は確率で語れ」の見出しで朝日新聞のインタビューを受けてらっしゃいました Twitterで「giry_and_joe」という方がその新聞記事をそのまま載せて下さってます。見たい人はTwitterで「giry_and_joe 西村秀一」検索 ●『筒井 冨美』医師←NEW 『「緊急事態宣言の再発令は必要ない」医師たちがそう断言する重要データ』で検索 ●『長尾和宏』長尾クリニック 院長←NEW 「和の町医者日記」というブログでコロナは風邪だと仰ってます 「もう、コロナで死なないよ(2020年07月13日(月))」の記事をご覧ください 他の記事でも「コロナはメディアが作り上げた」等、平塚氏の言論と全く同じことを仰ってます ●『布施純郎』小杉中央クリニック院長←NEW 「Twitterで検索」言論展開してくださってます 「医療体制は逼迫していない」 「新型コロナウィルスよりインフルエンザの方がたくさん死んでいる。恐怖を煽れば、テレビの視聴率は上がる。殺人事件の報道をしつこく報道するのと同じ。マスコミに躍らせれてはいけない。新型コロナウィルスはほとんどの人にとって『ただの風邪』です大した第二波もありません」 平塚さんと全く同じこと言ってるよ!何人もの医者がコロナは風邪だと言ってますよみなさんwいい加減気づきましょう
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不正選挙疑惑と政教分離<本澤二郎の「日本の風景」

2020-07-24 18:21:55 | 日本の風景
不正選挙疑惑と政教分離<本澤二郎の「日本の風景」(3794)
<手作業開票と期日前投票禁止で公正な選挙実現=議会の責任>
 昨日は366という数字が躍った。東京都のコロナ感染者数だったのだが、それを公言する人物が、小池百合子都知事だったので、妙な気分にさせられた。疑惑の366万票で断トツという小池の選挙結果に、改めてメスを入れなければなるまい。
 コンピューターによる開票作業は、開票プログラムを操作することで、いくらでも不正選挙は可能である。しかも、開票マシーンが「ムサシ」という独占民間企業が、投票用紙からすべてを取り仕切るという投開票作業である。誰もが「怪しい」と感じている。疑惑の投開票作業は止めるしかない。それだけのことである。
 
 開票は、手作業が一番賢い正確な方法である。もう一つが期日前投票である。ここでは、投票箱のすり替えが容易に可能である。これも廃止すれば、ほぼ完ぺきな選挙を実施することが出来る。簡単なことだ。
 
 議会の責任で、公正な選挙制度に切り替える義務がある。もはや与野党のぼんくら議員も、市民グループも黙認してはならない。コロナを口実にした国会は、遊んで左うちわなのだから、急ぎこの民主政治の根幹に公正なメスを入れるしかない。天の声である。
 
 
<民意が反映する選挙制度大改革も忘れないで>
 疑惑がもたれる制度は改めるという、当たり前のルールが確立しない中でのバッジの価値は、小さい。政治不信の元凶を残したままでの議会活動は、詐欺人間による詐欺的立法を正当化させるもので、到底、民主の主権者は容認できない。
 
 疑惑返上が民主政治の基本である。
 
 ついで、小選挙区比例代表という制度は、まるで自民党と宗教政党のための選挙制度である。首相官邸と自民党本部・公明党本部が腐敗まみれの現在でも、今の制度で選挙をすれば、野党が勝つことはない。
 
 政府の最高責任者・国民のトップが不正腐敗の権化でも、不正選挙マシーンの力で敗北することはない。不正選挙は国際的な課題となって、選挙マシーンを排除して、手作業開票に戻している。
 もう一つの期日前投票をなくすことで、ほぼ不正疑惑は解消し、主権者も納得できるだろう。与野党は、この課題処理に集中すべきである。この制度が放置されている中での国民投票も、正当性を確保できない。これで平和憲法を解体されては、たまったものではない。
 
 民意を反映しない現行の選挙制度を止めて、より公正な中選挙区制、大選挙区制、はたまた比例制に切り替えるしかない。政治に無関心か反発する無党派層は、5割どころか、6割かそれ以上である。
 
 2、3割の勢力が、政治を壟断する現行の日本政治は、民主に名を借りた独裁政治そのものだろう。財閥と宗教勢力が、特権層として君臨する社会は、あまりにも庶民大衆が哀れだ。
 
 肝心かなめの新聞テレビが、電通に支配されているという悲劇的な腐敗が重なると、もはやこの世の地獄であろう。極右が跋扈するゆえんである。
 
 
<政教分離を貫ける政党による公正な選挙実現へ>
 改憲など右翼の主張に屈してはならない。憲法定着が主権者の義務である。議会人の責務である。
 
 したがって、政教分離を徹底して、戦前の国家神道支配の再現を許してはならない。国家神道は今の神社本庁である。そこに政治部門の神道政治連盟が存在して、自民党議員を操っている。
 
 他方で、創価学会の政治部門・公明党もまた、政教分離原則に違反している政党である。宗教と政治が一体化した日本政治は、まともではない。不気味な印象を与えている。
 神社本庁は、自民党と手を斬るしかない、公明党も創価学会と分離して、選挙マシーン・創価学会を離脱して、本来の政治活動に専念するのが正しい。
 
 21世紀の日本である。戦前のような宗教と一体化した政治は返上しないと、再び過ちを繰り返すだろう。
 健全な民主主義が機能するためには、自立した国民による清き一票で代表を選ばなければならない。世界の戦争は、多かれ少なかれ宗教価値が介在している。政教分離を確立した日本にすることもまた、公正選挙実現と共に、きわめて揺るがせにできない、政治の根幹である。
2020年7月24日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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河川氾濫・土砂崩れは自公人災<本澤二郎の「日本の風景」

2020-07-23 14:31:07 | 日本の風景

河川氾濫・土砂崩れは自公人災<本澤二郎の「日本の風景」(3792)
<鍬もて・自然との共生人間の目を誤魔化せない>
 自然は正義人間を育んでくれる、自然と正義在っての人間社会だ。このサイクルを壊すと、自然は怒り出す。311の東電福島原発は人災である。同じく最近の九州豪雨による河川の氾濫・土砂崩れは、典型的な自公人災である。
 
 治山治水は、為政者の基本政策で、特に地震大国では一瞬の油断もできない。安倍・自公・日本会議の政府は、このことを疎かにしてきた。自然との共生を忘れてしまい、武器弾薬のことに熱中し過ぎてきた。
 
 鍬をもって、土を掘り起こしていると、中央の悪政が容赦なく目に焼き付く。そこから発する主張に対して、最近、信州のソプラノ歌手が同意、毎日のように感想を寄せてくれる。本日は、美しい声の持ち主の、韓国・平和訪問のURLを貼り付けることにした。
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-192.html
 
 
<安倍・自公を操るアヘン王の電通大魔神を見つけた!>
 わがジャーナリスト人生において、今回はっきりと暴政の根源である大魔神を見つけることが出来た。犯人は国賊・電通である。
 
 電通に屈するテレビは、テレビCMのほとんどが電通経由という特殊な事情から、容易に納得できたが、新聞雑誌もまた電通に歯が立たない。産経新聞テレビグループに次いで、読売新聞テレビもこれに屈服した。
 
 電通は財閥と一体関係にある。経済新聞の日経新聞テレビも。しからば、毎日・朝日・東京が電通を叩けるかというと、全くそうではない。
 
 かくして電通の正体は、戦前戦後秘匿されてきて、コロナを迎えた。そして遂に、大魔神が見えてきた。血税予算に、公然と手を突っ込んでいたのだ。太陽のコロナが、電通の闇を隅々まで照らし出してくれた。
 
 アヘン王の里見甫が支配した電通は、今も獰猛な牙で、新聞テレビから政府・民衆にも襲い掛かって、五輪のJOCはおろかIOCまで操って、人類人々に災いをもたらしている。
twitter.com › kaji1948 › status
 筆者には、大自然の力が手伝って暴き出してくれた。反省謝罪なしの次男の東芝医療事故問題が側面から援護射撃してくれた。2010年から、きりきり舞いさせられてきたジャーナリストは、東芝救済の真犯人・電通を、とうとう捕獲することが出来た。涙と歓喜の瞬間を、大自然の中で知ることが出来た。
 「正文よ!ありがとう」の心境である。
 
<大自然の恵み=茗荷を刻んで納豆に混ぜ、玄米食で満腹>
 梅雨の長雨から開放された2020年7月21日、この季節の珍味・ミョウガを見つけた。養殖ではない。本物の正真正銘の茗荷である。
 
 さっそくまな板の上で刻んだ。醤油をかけてもいいが、大好きな納豆に混ぜて食べた。最高の贅沢である。ご飯は健康食の玄米食だ。
 まだある。新鮮そのものの、庭先のキウリに青じそを巻いた。これにミソをつけて、カリカリと音を立てて食べた。これまた旬の食べ物である。無農薬である。しばしの昼寝としゃれこんだ。
 
<庶民の営み=無農薬キウリ・茄子・ピーマン・ミニトマト・フキ>
 わが家庭菜園には、茄子もピーマンもある。ミニトマトも梅雨を跳ね返して、赤い実をたわわに実らせてくれて、この上なく主人を満足させてくれる。
 
 大玉のトマトは、雨に弱い。病気になって腐るので、早めに廃棄するしかない。しかし、ミニトマトはその心配が要らない。生姜作りは、雑草に負けて失敗した。
 まだフキも食べている。梅雨時のフキは、そんなに固くない。熱を加えれば、これまた苦みのあるおいしい料理になる。繊維食品の代表である。
 
<均衡欠き過ぎて墓穴を掘ったアヘン密売の電通・大魔神>
 何事もバランス・均衡が肝要である。食事に限らない。広告代理店の看板も、血税に手を突っ込んで暴利をむさぼり、言論弾圧に特化する電通を許しては、この世は真っ暗闇である。
 
 権力にまとわりついて、血税にも手を出すという恐ろしい悪魔ビジネスを、主権者は決して許さない。アヘンに手を出すような人物が支配した電通を、このまま放置することはできない。議会は国賊を徹底追及する義務がある。
 
 東芝医療事故死を封じ込めた電通の犯人は、誰なのか。生涯かけても知りたい。次男の無念を晴らしたい。父親の義務なのだ。
2020年7月22日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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無知は犯罪<本澤二郎の「日本の風景」

2020-07-23 14:19:52 | 日本の風景

無知は犯罪<本澤二郎の「日本の風景」(3793)
<「無知の知」から一歩踏み込むと「無知は犯罪」>
 10数年前になる。次男の介護のため、体力維持の必要性から、妻にジム通いを勧められた。そこで物知り博士のような人物に出会った。彼は311の放射能問題だけでなく、官邸や信濃町の秘事にも明るかった。官邸と財閥の一体化政策などなど、官邸と自民党本部を20年余、さ迷い歩き続けてきたジャーナリストも形無しだった。
 そして彼の一言が「無知は犯罪」という捨て台詞だった。
 
 現在、詮索もしなかった広告代理店という、その実、言論弾圧し放題、権力を壟断して止まない大魔神、すなわち電通の正体を、1か月ほど前になって認知した。
 テレビ記者にとって常識のはずだったろうが、しかし、新聞記者は知らなかった。経済部記者は知っていたろう。
 
 次男正文の東芝病院での医療事故死に対して、即座に捜査をしなかった警視庁、財閥病院刑事告訴も報道しなかった大半の新聞テレビ、さらに、もう10年も経つのに反省も謝罪もしない財閥・三井住友傘下の東芝の、分厚い防護壁が電通だった。いま知ったばかりである。確かに「無知は犯罪」なのだ。
 
<憲法を知らない人間の改憲論は論外>
 白川勝彦のことを思い出す。彼は政界入りすると、出版したばかりの「憲法代議士」をくれた。政治家の本を読む人間は少ない。特にジャーナリストはそうである。
 大分経ってからだが、自民党内の右翼議員の改憲論について、憲法代議士の感想を求めた。
 「改憲?まずは憲法を定着させることが先決」と言い切った。正論である。二の句が継げなかった。
 幸い、バイト学生も法学部に籍を置いていたお陰で、憲法はある程度は読んでいた。小泉純一郎や安倍晋三は法学部ではないから、憲法を読んでいない。知らないはずだ。知らないから、二人は靖国参拝を強行した。政教分離の憲法を知らないか無視したのである。
 
 宏池会は護憲リベラルが伝統の派閥である。それでも、自治省出身から政界入りした政治家は「我が派にも憲法を知らないものが多い」と打ち明けられた時は、さすがに仰天してしまった。有能な政治家はいない。金で蠢く輩が大半なのだ。
 
 筆者に面と向かって「自分は改憲派」と正直に打ち明けてくれた人物が二人いた。鳩山邦夫と谷垣禎一である。推測するに、鳩山の資金源はブリジストンだ。ブリジストンのタイヤが、自衛隊の装甲車に使われている現場を確認して納得した。
 
 谷垣は、派閥維持に財閥の金が欲しくなって、改憲論に宗旨替えしたものであろう。改憲派は、財閥の金欲しさに口走っている輩が少なくない。
 
 大学の教壇に立ってみて、憲法知らずの日本人を確認することが出来た。6年の間、女子大生と普通の大学だったが、彼ら彼女の多くが憲法9条を理解していなかった。衝撃を受けてしまった。朝鮮半島36年間、台湾50年間の植民地支配を知る学生はいなかった。中学・高校では、負の歴史を教えていないことが確認できた。
 
 安倍・自公・日本会議の政権下、偏狭ナショナリズムが跋扈する土壌が見えてくるだろう。
 油断すると、日中・日韓の軍事的衝突も起きるかもしれない。東アジアは波高し、危うい。
 
<国家主義も国粋主義も知らない国民が多い>
 戦前の侵略国家の日本は、国家主義ないしは天皇制国家主義、国粋主義というおぞましい政治体制だった。日本国憲法は全面的に排除したが、現在の安倍・自公・日本会議の政府は、国民を、文句なしの国家主義に引きずり込んでいる。
 
 そこでは、国民のため、という民主主義の原理は事実上、排除されている。財閥のための政治である。新聞テレビは真実を報道できない。しない。電通大魔神の威力に屈している。政府批判者は、新聞テレビから排除されている。
 
 興味深い事例として米高級紙・NYTの香港支局が、ソウルに移転して、東京を回避した。電通支配のマスコミを知っているのであろう。
 
<検察官適格審査会を知らない日本国民>
 主権者である国民は言うに及ばず、三権の長も逮捕・拘束できる権限を有している検事・検察、彼らに恐怖を抱いていた安倍や菅、二階は、検事総長が稲田から林に代わったことで、安堵している。昨夜は銀座で大宴会という。
 
 素人には、この深刻重大なことさえも理解できていない。
 生殺与奪の独占的権力に、霞が関の官僚も、永田町の国会議員も、狙われたら、まず人生おしまいである。ことほど検事の権限は強力である。
 
 検察国家になると、これまた深刻な政治不安を招く。そこで検察庁法は、いかがわしい検事を抑制する装置を設けて、検察の暴走に歯止めを賭けている。それが検察官適格審査会である。
 
 検事にとって、ここに掛けられると、致命的なダメージを受ける。法務検察にとって、幸いなことにこの制度について、国民の多数は知らない。したがって、検察官適格審査会に掛けられた検事は、いまだ10数人でしかないようだ。
 
 新聞テレビも報道しないため、余計に国民は気づいていない。まさに「無知は犯罪」なのである。
 息子の東芝医療事故死事件について、東京地検の松本朗は東芝関係者を不起訴にした。検察審査会も被害者の言い分を聞かないまま、松本朗の処置を追認した。これこそ、検察官適格審査会に掛けなければならなかったのだが、当時、この制度さえも知らなかった。
 
 最近になって、検事総長・吉永をここに提起した人物に教えられて、大いに合点した。彼は黒川弘務レベルの新検事総長の林真琴を、ここに掛けるという。大賛成してブログに発信すると、数千人以上がアクセスしてくれた。
 
 黒川を不起訴にした、菅原一秀も不起訴にした、安倍1・5億円の河井事件の本丸である証拠固めは、自民党本部と安倍事務所の家宅捜索で決まるが、それも手抜きした林検察も、黒川と変わらない。
 
 新聞テレビがお粗末すぎるため、このことさえ理解しない市民が少なくない。
 例の桜事件は、ホテルニューオータニの家宅捜索で、確たる証拠がとれる。それでも逃げた林も、前の稲田ともに、国民を裏切った逆賊検事であろう。韓国の検察の足元にも及ばない。
 
 国民の信頼を裏切った現在の法務検察、その頂点に立つ林を検察官適格審査会に掛ける国民運動が起きれば、日本は変わる可能性が出てくる。正義が死んでしまった検察再生には、これしかないだろう。晴耕雨読人間もそう判断できるのだが。
2020年7月23日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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電通は国賊か<本澤二郎の「日本の風景」

2020-07-23 13:45:57 | 日本の風景

電通は国賊か<本澤二郎の「日本の風景」(3791)
<「月刊日本」も特集=電通と結託する安倍政権>
 血税予算を当たり前のように引き抜く電通を目の当たりにして、さしもの愚かなジャーナリストも覚醒した、というよりも覚醒させられた。電通は国賊・売国奴なのだ。電通ほどの悪党は、この世に存在しない。言論弾圧は日常茶飯事!言論人はおろか、NHKも新聞テレビも、根っこを見れば、なんと被害者なのだった。
 
 日本を代表する雑誌も出版社も、電通の空前絶後の巨悪・悪徳を暴くことが出来なかった。日本に民主主義が定着しなかった現状を、見て見ぬふりをしてきた。反骨の言論人・出版人も、手も足も出なかった。
 
 「月刊日本」7月号が、おそらく日本の印刷物として、初めて小さな特集を組んだ。おそるおそるだが、それでも敬意を表したい。「電通と結託する安倍政権」特集である。
 
 安倍は、最も愚劣極まりない国粋主義者として世界で知られている。内閣支持率10%ラインが、なぜか40%、50%に跳ね上がる。あえて電通の仕業と断罪したい。小さな世論調査会社を買収することなど簡単なのだ。
 
 東京五輪反対の二人の有能な都知事選候補者が、100万票も獲得できなかった原因も見えてきた。投票用紙を廃棄していなければ、手作業で正確な得票数をはじき出す義務が、選挙管理委員会にある。
 
 「テレビCMを武器に、テレビに対する圧倒的な支配力を維持してきた」と勇気ある月刊誌は指摘するが、正確ではない。新聞も、と加えるべきだ。日本の新聞テレビのすべてが、電通のふるいに掛けられている。
 世論は、新聞テレビによって形成される。その根っこを抑え込んでいる電通が、世論を構築する、世論を扇動する、のである。
 
<「もみ消し屋」どころか、自公独裁の立役者・主犯>
 「電通はスポンサーの意向を武器に、政権に批判的な番組をつぶし、政権に不都合なニュースを抑えてきた。電通はもみ消し屋とさえ呼ばれている」と月刊誌は指摘している。
 
 テレビ報道が、政権に批判的だと封じ込めてしまう。これは言論弾圧のことである。これはテレビだけではない。新聞や雑誌の場でも繰り広げられている。そして間違いなく、インターネットの世界でも、繰り広げられている、と断罪できるだろう。
 国民の多くは、選挙関係全てを独占している「ムサシ」という、特異な企業の存在を知らない。上場されている。選挙が噂にのぼると、株が間違いなく上がる。自民党関係者は、上がる前にムサシ株を買うという。
 専門家は「プログラムのソフトを操作すれば、勝者と敗者を逆転できる」と打ち明けている。
 
 自公3分の2議席によるアベ独裁政治の主犯は、電通の可能性が強い、というよりも仕業だ。人々に災いをもたらす大魔神と呼称する理由である。
 
<「読売・産経・日経は電通の下請け」は本当か>
 「自民党が進める政策の実現で、電通は常に重要な役割を果たしてきた。原発を推進するために、電通に流れた巨額の広告費が、原発の安全神話を作り上げた」とも月刊誌は書いている。
 
 正しくは、政府自民党が推進する主要政策のすべてが、電通による世論操作・世論扇動で推進されている、である。
 
 20年余、ただ一人現役の政治記者として、自民党本部と首相官邸に張り付いてきたジャーナリストも、全く気づかなかった。恥を天下にさらすほかない。
 
 産経の右翼化についで、読売が、日経が改憲新聞に変質した背景には、電通の存在があった。日本テレビ・フジテレビ・テレビ東京も右に倣うことになる。いやいやテレビ朝日もTBSテレビも、電通の監視下に置かれている。
 
 これら右翼新聞テレビは、電通の下請け企業と呼ばれても仕方ないだろう。新聞離れ・テレビ離れは、自業自得なのだ。
 
 「小泉政権は、ワシントンの対日要望書に沿って郵政民営化を推し進めたが、2005年の郵政選挙では、電通が徹底した世論誘導を行ったとされている」と遠慮深く指摘している。
 
 郵政選挙は電通の仕業だったのだ。この期に及んでも、自粛したような記事しか書けない「月刊日本」が悲しい。
 
 「裁判員制度導入のさい、最高裁から電通に8億円以上のPR費用が流れ、露骨な世論操作が行われた」という事実を初めて知った。
 「東京五輪誘致の際の闇献金疑惑にも、電通の名前が挙がった」どころの話ではない。電通の、100%血税強奪利権五輪そのものであろう。
 
<戦前も戦後も財閥と政府与党を操る電通は不死鳥・大魔神>
 「満州国傀儡政権」「大東亜共栄圏」「鬼畜米英」の恥ずべき日中戦争と日米戦争において、財閥と日本政府の策略を、言論戦でもって世論を扇動した国策会社の主役となったアヘン王・里見甫は、敗戦後、民間人最初のA級戦犯となって巣鴨刑務所の人となった。しかし、すぐさま釈放された。
 
 そして、戦後に復活した財閥の広報宣伝から、日本政府の重要政策推進の中核となった電通は、はるかに戦前を超えている!
 
 以上は、コロナが暴いてくれたことになる。
 
<医療事故死に無反省・謝罪しない東芝、黒幕は国賊の電通だった!>
 私事が人間の頭脳に影響を与える。いまそのことにジャーナリストとして感謝している。
 息子の医療事故死のことである。東芝の東芝病院の恐ろしい非人間的な態度・対応に打ちひしながら生きてきたのだが、そのことが311のフクシマ東電原発3号機の「核爆発」を教えてくれた。
 長男がネット映像で、証拠を見せてくれた。この核爆発原発が東芝原発だった。放出された中性子は、関東一円に降り注いだ。東北だけではない。関東・東京にも中性子は襲い掛かっている。
 
 東北と首都圏の死亡者数と死因を分析すれば、東芝核爆発の途方もない結果が出るだろう。
 この深刻な事態に沈黙する東芝、彼らには我が息子の命などどうでもよいことなのだ。悪魔の東芝を演じさせる閻魔大王・大魔神の仕業である。
 
<改めて「次男正文は犬死ではなかった」と涙する父親>
 改めて、次男正文に感謝、感謝である。彼の死は犬死ではなかった。一人のジャーナリストを覚醒させてくれたのだから。
 筆者と肩を並べてくれる言論人の台頭を、ひたすら切望するばかりである。電通・大魔神に気づいて、目を覚ましてくれるジャーナリストの台頭が、この国の前途に灯をもたらしてくれる。涙を流しているばかりでは、息子の命は蘇ってはくれない!
2020年7月21日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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トランプ米軍撤退作戦!?<本澤二郎の「日本の風景」

2020-07-21 00:39:19 | 日本の風景


トランプ米軍撤退作戦!?<本澤二郎の「日本の風景」(3789)
<ドイツに次いで、韓国・日本でも敢行すればノーベル平和賞>
 11月の米国大統領選挙で苦戦を強いられている、目下、世界の嫌われ者のトランプ大統領の、唯一の善政が世界各国に駐留させている米軍の撤退作戦だ。アフガンで始動させ、EUの中核・ドイツからは、3万4500人体制から2万5000人体制へと削減する。メルケルは内心、大喜びだ。
 
 同じことを韓国と日本でも強行すれば、トランプは平和の使徒としてノーベル平和賞を受賞するかもしれない。欧州と東アジアに緊張緩和をもたらすこと請け合いだ。
 
 韓国では、売国奴・親日派狩りが盛んなようだが、日本でも親米売国奴が梅雨寒を強いられることも想定される?米軍の撤退論は、ケネディ、カーターの民主党政権下でも浮上している。
 
 沖縄から米兵がいなくなれば、沖縄は天国の島請け合いである。トランプにその突破口を期待したいものだが。
 
<「駐留経費大幅値上げ案」「払えない」「駐留米軍削減」「ブラボー」>
 平和軍縮に政治家の全てをかけて戦った宇都宮徳馬は、生前、ケネディとの対話を何度も語ってくれた。
 「ケネディは、軍隊が外国に駐留していいことは何もない、と米軍の撤退論を打ち明けてくれた。米産軍複合体との軋轢が、ホワイトハウスの宿命となっている」と。
 カーターは、韓国から米軍撤退を敢行しようとした最初の大統領で知られる。
実現させていれば、南北関係はとうの昔に解決していたろう。
 
 トランプ作戦は、米軍駐留経費をべら棒に高くして、相手国の拒絶を誘う作戦であるらしい。ドイツはNOである。トランプは「それなら米軍を削減するがいいか」に対して、メルケルは「どうぞ」と応じた。
 
 このメルケル・トランプの見事なお芝居に、世界は「ブラボー」と反応した。
 同じ手段で韓国と日本に対しても、具体的に持ち掛けている。軍拡派の安倍晋三は、トランプの要求に二つ返事で応じるかもしれないが、日本国民は大反対である。
 
 沖縄から米軍と基地が無くなったら、沖縄からレイプ殺人事件は解消する。それどころか、世界有数の観光地に一変する。人々の悲願であろう。
 
 
<背後でワシントンの黒幕・産軍複合体との確執>
 日本を含めた西側の国々の政治体制は、表向きは議会の多数派の首相・大統領が指導力を発揮しているように、実は見せかけている。実際は黒幕が存在する。
 
 アメリカは、軍人大統領のアイゼンハワーが悲鳴を上げて指摘した、軍閥と財閥の連合体・産軍複合体が闇の権力者である。
 これに抵抗すると、ケネディ暗殺の二の舞が発生する。アメリカの銃社会に変化は起きない。日本で財閥本が一冊もないように、アメリカで産軍複合体の本はない。
 
 「緊張が戦争の危機を招くものだが、緊張がないと、奴らは緊張を作り出す戦争勢力だ。産軍複合体の動向を見抜くことが、アメリカ政治分析の根本である」とも宇都宮は語っている。宇都宮が「軍縮問題資料」という日本で唯一の軍縮本を出版した理由である。
 
 アメリカの新聞テレビは、日本よりも活発だが、産軍体制の枠の中での言論の自由ということになる。
 
 トランプ作戦も、産軍体制との攻防に腐心しているとみたい。その点で、まずはドイツで成功の第一歩を構築したことになろう。韓国・日本からも、米軍の大幅削減を実現したいものだ。沖縄の悲願なのだから。
 
 
<米朝交渉にブレーキをかけて東アジアの緊張に狂奔>
 米朝交渉が頓挫してしまっている。トランプ和平戦略に待ったをかけたのが、産軍複合体という闇の権力者である。
 継続して東アジアに、武器弾薬を大量に売り込みたい悪魔にとって、米朝和解と南北和解は大きなマイナスとなる。必然的に横やりを入れることになる。トランプも、黒幕の恐怖を知っているため、自らブレーキを踏んだ。
 
 北朝鮮も、ワシントンの事情が分かるだけに、振り出しに戻すしかなかったろう。
 
 産軍体制のトランプ監視人は、言わずと知れた今話題のボルトンである。ボルトンは闇の勢力の意向を貫徹、トランプの米朝和解に水をかけて頓挫させた、と分析できるだろう。
 アメリカの民主主義の危うい原点なのだ。地球の悲劇でもあろう。ワシントンの悪しきジャパンハンドラーズも、その配下で知られる。極右政権の日本政府も、この枠内に押し込められていて、安倍独裁でも全く自由がない。
 
 米ソの冷戦構造が、ソ連崩壊で氷塊、人類は21世紀を「平和の世紀」と歓喜で迎えたのだが、東アジアでは闇の権力(日本財閥と米産軍体制)が再び逆転させた。
 
 日本財閥の意思を背景に暗躍する電通とNHKが、日本国民の頭脳を弄んでいる!このように分析すると、確実に的を射ている。言論弾圧の電通被害者の一人として、かつまた財閥・東芝病院医療事故被害者となってみて、初めて断言・断罪できることである。
 
 韓国の進歩的な政権は、ワシントンの闇の勢力との戦いに譲歩を強いられながらも、よく耐えて挑戦している。それらのことに、的外れの批判をするだけの日本の右翼化した新聞テレビの様子からみると、日本の重症度を容易に測定できるだろう。
 
 沖縄県民の戦いの厳しさを心底、理解できる。「安倍・自公・日本会議政府は、財閥の傀儡政権」という分析も正しいことが分かるはずである。
 
 
<ボルトン回顧録や姪の激しいたたき合いをバックアップ>
 トランプは、ようやくにして米朝和解に水を差すボルトンの首をはねたが、直ちにボルトンの反撃が始まった。大統領のあることないことを回想録として出版した。それを米紙どころか、日本や韓国でも大宣伝報道がなされている。
 
 「日本の駐留経費80億ドルを要求した。本気だ」とボルトンは暴露してトランプ再選にブレーキを踏んでいる。
 さらにトランプの姪という人物までが、トランプの過去を暴く本を出版した。背後の闇の勢力がバックアップしている、と読める。
 
 トランプと産軍体制の攻防戦の行く方は、11月の大統領選挙で決まる。
2020年7月19日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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