格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

橋下大阪市長は、周辺のサポート体制が出来ていない  

2013-05-31 20:03:28 | オルタナティブ通信

橋下大阪市長は、周辺のサポート体制が出来ていない


 1900年に終わるアメリカの「西部開拓」によって、アメリカは東海岸から西海岸までの「統一」を完了する。

文字通りの「アメリカ国家の統一」が完成する。

この「西部開拓」は、インディアンと蔑称されてきた先住民をピストルとライフル銃によって虐殺し、その土地を略奪する事によって「成し遂げられた」。

虐殺=人権侵害によって、アメリカ国家は成立している。

親子二代にわたり大統領を生み出したブッシュ一族、そして大統領を2人輩出したルーズベルト一族等は、

アメリカ国家黎明期からの、麻薬密売業者として富を蓄積してきた。

この大統領一族は船舶でトルコに乗り付け、アヘンを購入、中国へと運搬し、そこで売却し巨額の利益を上げ続けてきた。

この麻薬売上金で中国人奴隷を購入し、アメリカ本国へ「持ち帰り」、鉄道建設工事に「投入」した。

この鉄道工事によって、アメリカ東海岸から西海岸までの統一運搬路線が形成され、商品と人間の「アメリカ国内での自由流通=自由貿易」が可能となった。

この鉄道建設が、「アメリカ第二の国家統一」となる。

ブッシュ一族が鉄道屋である理由は、ここにある。

麻薬密売と奴隷貿易が、アメリカ国家を「統一」させた。

麻薬密売と、奴隷売買=人身売買=人権侵害がアメリカの「国家統一原理」である。

この人身売買には、中国人女性を売春婦として売買する事も含まれていた。


 20世紀、21世紀、世界各地で軍事力を展開する米軍の、その世界各地の基地周辺には売春宿が群れをなし、そこで米軍兵士が買春し続けてきたことは常識である。

妻・恋人と長期間、引き離され市民としての常識的な性活動を否定される「軍という社会集団そのものの歪み」が、買春を兵士に強制してきた。

「軍組織が買春することが、ケシカラン」という主張は、塩に塩分が含まれているのがケシカランという議論と同一である。軍隊が存在する以上、買春は存在し続ける。

売買春を人権侵害として糾弾する者は、軍隊の存在そのもの、戦争の存在そのものを糾弾しなければ、根本的な解決策は見い出すことが出来ない。

軍隊の存在と、買春の存在は「同義」である。



橋下大阪市長の発言に、「人権問題に敏感な」アメリカ社会が激怒した。

アメリカ社会には、ニューヨーク、ロサンゼルス等、大都市の各地で多数の街娼が立ち、売春組織が存在し、ポルノが解禁されているアメリカ国家の「恥ずかしい国是」を是正してから、初めて、激怒する権利が「発生」する。

自己が全裸で街を歩き回りつつ、全裸はケシカランと怒鳴っても、あまり説得力は無い。

アメリカ社会が、人権問題に「本当に敏感であるなら」、インディアンと蔑称されてきた先住民から略奪した土地の全てを返却し、先住民虐殺について謝罪し賠償金を十分に支払った上で、初めて、「人権問題に敏感になる権利」が発生する。

アメリカ社会に、人権問題について語る資格など、毛頭、存在しない。

偽善者は、その偽善の数々を列挙され指摘されると、反論不可能に陥り、最後は激怒する。

アメリカ社会が激怒した理由は、そこにある。

アメリカ社会は建国以来200年以上にわたり、一度として先住民虐殺について謝罪した事は無い、偽善社会である。

他人の偽善を暴きたて他人の誤った認識を糾弾し続けたソクラテスは、皆に憎まれ、最後は毒を飲み自殺するよう判決を言い渡された。

橋下は、アメリカの「宣伝広告会社」等を複数、雇い、駆使するほうが得策になる。

橋下・トップ周辺のサポート体制が出来ていない。





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小沢一郎独占インタビュー 私が憲法改正に反対する理由 (週刊朝日) 

2013-05-31 06:05:13 | 阿修羅


小沢一郎独占インタビュー 私が憲法改正に反対する理由 (週刊朝日) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/505.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 5 月 29 日 15:35:00: igsppGRN/E9PQ






小沢一郎独占インタビュー 私が憲法改正に反対する理由
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20130529-01/1.htm
週刊朝日 2013年6月7日号


「平和主義という日本国憲法の理念を変えることは革命にあたる。だから変えることはできないんだ」。「先に手続きを変えようとするのはあべこべだ」。小沢一郎・生活の党代表は、インタビューで憲法改正に意欲を燃やす安倍首相をコテンパンにやっつけた。「次の総選挙で再び政権交代だ」。政界に新たな嵐を呼ぶか。

──橋下徹・日本維新の会共同代表は現在、逆風の中にありますが、橋下さんには当初、官僚政治の閉塞(へいそく)状況を打ち破ってくれるのではないかという期待がありましたね。

小沢 そう、そう。統治の機構を変えるんだと、僕が20年前から言っていたのと同じ言葉を使ってしゃべり始めたんだね。官僚支配から政治主導に統治の機構を根本的に変える、という掛け声だったんだ。だけど、そのわりにはだんだん自民党と同じになってきてしまいました。しかも、ウルトラ右的な体質がだんだん出てきちゃった。本音が出てきたみたいな。

──そうですね。

小沢 今度の橋下さんの(従軍慰安婦問題などの)発言で、維新人気っていうのはまったくなくなっちゃうんじゃないかな。

──橋下さんは自民党と共同で憲法96条を変えようという考えです。

小沢 政治姿勢の面から言うと、自民党と同じような思想、発想、体質が具体的に表れてきたのではないかと思います。憲法の問題もTPP(環太平洋経済連携協定)の問題も消費税の問題も、もはや自民党と一緒でしょう。

──では、安倍晋三首相が強い意欲を見せる96条改正についてはどう考えますか。

小沢 手続きを変えるところから入っていくというのは、まさにあべこべな話です。そこを変えやすくして、じゃあどのように憲法を変えるんだというしっかりとした理念、ビジョン、青写真がまったく見えてこない。ただただ変えやすくするために発議要件を全議員の3分の2から2分の1にということでしょう。3分の2という要件は憲法の中で他の問題についてもいくつかあります。地方議会でも、民間でもいっぱいあるんです、3分の2というのは。

──なるほど。

小沢 ほかにもいっぱい使われる3分の2なのに、一番大事な憲法改正だけを2分の1にしちゃうというのはおかしい。真正面の議論とは思えない。だから安倍さんでも橋下さんでも誰でもいいけど、憲法を変えたいのならまずはここをこうしたいと言ってくれなければ。ところがそれがない。

──憲法改正の発議には国会議員の3分の2が必要だというのは、世界各国でも多いんですよね。

小沢 多いですよ。憲法は大事な最高法規だから特にそれだけ慎重にしようということですね。

──そういうことですね。

小沢 うん。そして、自民党の草案なるものを見たら、変えようとしているのは主として9条だけなんですね。国防軍を持つということだけであって、あとはほとんど変わっていない。これでは、憲法全体の基本の理念や原則をどのようにしようとしているのかが見えてきません。僕は9条の修正・加筆をするのに頭から反対しているわけではないが、基本の理念がわからないと、まやかしか、いかさまみたいな話になる。

■平和主義の理念 変えるのは革命

──9条は、平和主義という今の憲法の基本理念のひとつですよね。

小沢 そうそう。国民主権、基本的人権の尊重、国際協調と並んで、平和主義が今の憲法の四つの基本理念であり、原理です。だから、これを変えるということはまったく新しい憲法をつくるということと同じになるんです。憲法の理念を変えるということは、一種の革命です。だから、憲法の理念を変えることはできないんです。たとえ百歩譲っても、じゃあ新しい憲法をどのような理念でどのようにするんだということを明確にしなければなりません。自民党案を見ても、それがまったくない。

──その自民党が、今度の参議院選挙で大勝しそうな情勢だと言われますが、どうしてこういう状況になってしまったのでしょうか。

小沢 4年前の夏に、慎重な日本人としては清水の舞台から飛び降りるような決定をしたわけですね、政権交代という。それだけにやっぱり、民主党に対する期待はずれ、その反動というものはすごく大きかったと思う。去年の暮れの総選挙では自民党の得票数は前回と変わらなかったのに、与党で3分の2の議席を取った。小選挙区制だからですが。国民は別に積極的な自民党支持ではないんです。だけど、民主党があまりにも期待はずれだったことと、それに代わる受け皿が結局できないままに選挙に突入しちゃったということでこうなってしまいました。

──せっかく政権交代したのに、民主党はどうして失敗してしまったのですか。

小沢 やはりまったく経験がなかったこと。だから、よくわからなかったのでしょう、国の仕組みや財政の状況や。だから役人の言うとおり、ウン、ウンという話になっちゃう。自分で何かやろうと思えば責任を取らなければいけないから、言うとおりになっちゃったということです。

──そうですか。

小沢 それでまあ、じゃあ、お前何してたんだと、こう言われるんですけども。僕は鳩山(由紀夫)さんから、「あなたはもう党務に専念して、政府の政策決定については干渉しないでください」と宣告されたから、まあしょうがない。だから別に逃げるわけでも何でもないけれども、僕は関与できない立場になっちゃって、「はい、党務をやります」ということになったわけです。

■小選挙区で容易 3年後の再逆転

──なるほど。2010年9月の民主党代表選で元首相の菅直人さんと戦ったとき、沖縄の普天間飛行場の辺野古(へのこ)移設に絡んで「沖縄や米国とよく話し合って」と演説されました。どういう意味だったのでしょうか。

小沢 「県外、国外」とはまた別次元ですが、沖縄のあの海をこれ以上埋め立てるっていう発想は、僕はとんでもないことだと思います。ましてあそこは白いジュゴンの最北棲息地であって、きれいなサンゴ礁の海ですから。沖縄の資産であるとともに日本の大事な大事な自然資産です。これはもう、僕は絶対反対ですね。

──本当ですね。

小沢 あんなきれいな海を。何考えてるんだっていうことです。世界遺産みたいなものですよ。

 それでどうするかっていう話ですが、米軍の軍事戦略は今や、第一線部隊はもう前線におく必要がない、引き揚げようということなんです。だから海兵隊も事実上、グアム島やハワイのほうに引き揚げてます。またドイツをはじめヨーロッパからも撤退している。だから沖縄には要らないんです、海兵隊の実戦部隊は。沖縄と周辺海域に防衛の空白が出るとしたら、それは日本がやるべき話なんです、日本の領土ですから。アメリカにおんぶしているということがおかしな話です。もうひとつ違うレベルからの話をすると、アメリカはアジア全体を睨(にら)んでの指揮命令系統とその関連施設は沖縄に残したいと考えているかもしれません。それは必要だと思う。だけど辺野古に大きな飛行場は必要ないし、普天間も僕は要らないと思います。

──もうひとつ政策の話をしますと、脱原発の考えは変わらないのですか。

小沢 変わりません。

──自民党は今、再稼働に向けて力を入れ始めているように見えますが、再び本腰を入れて反対していかなければいけないですね。

小沢 そう思います。しかし、本当に自民党がわからない。僕らだって、自民党時代を含めて原発依存の政策を採ってきた責任はあるが、現在、福島で大変な事故を起こして、これだけその深刻さがわかったわけですよね。原子力は、高レベルの廃棄物も何とか処理できるっていうことでスタートしたんです。ところが40年たっても、処理できないってことがわかったわけです。今ね。そうなると、これはもう原発とさよならするしか方法がない。

──そのような基本的な政策を訴えていくわけですが、7月の参議院選挙はどうでしょうか。

小沢 実を言うと、これが難しい。新しい受け皿ができるかと言うと、今の状況ではもう無理でしょう。維新とみんなの党は、なんだか基本政策はみんな自民党と一緒でしょう。そうすると野党代表としては民主党だけれど、民主はなんていうか思考停止状態でしょう。憲法でもTPPでも、全然結論を出せない。選挙協力について民主党に呼びかけたんですが、出てこない。民主は結局、意思決定できない。このままだと参院選までには受け皿の構築は無理ですね。そうすると、これまた去年と同じように自民党に対する積極支持はないけれど、最終的に自民党が勝つということになるでしょうね。しかし、まあそこからですね。

──勝負はそこからということですか。

小沢 と思います。僕は3年後には、絶対また政権交代になると思っています。そのために小選挙区制にしたんだから。得票率、得票数が変わらないのに3分の2取れるということは、小選挙区制だからです。4年前はその逆だったんです。今度また3年後に再逆転するということは必ずできる。むしろ容易なことなんです。年末の惨敗の結果、みんな今、くしゃっとなっちゃっていますね、青菜に塩みたいに。しかし、そんなことではいけません。自由党と民主党が合併したときと同じような勢力になったということです。振り出しに戻っただけのことです。次の総選挙で再び政権を奪取すればいいのです。

──改憲と並んで、アベノミクスの評価が参院選後の勝負を分けますよね。

小沢 結論が出るのにそうはかからないと思う。安倍さんは早々につまずくんじゃないかと思います。安倍さん自身がつまずくと同時に、一方で国民のほうが冷めてくると思います。

──冷めますか。

小沢 アベノミクスって何だっていう話です。具体的には何もやってない。従来の自民党と同じ、公共事業を増やして、日銀が国債をむやみやたらと買い入れるだけの話だから。日銀買い入れの国債をぼんぼん増発するということは、制度的には禁止されていることなんです、本当は。それでカネがジャブジャブしてきたから必要な庶民に貸せばいいんだけれど、絶対に零細企業なんかには貸さない。そうすると、結局、株か不動産に流れるわけです。またバブルですよ。株が上がって、じゃあどれだけの国民が儲かってるんですか。

──一部ですよね。

小沢 ほんの一部でしょう。為替は円が安くなっている。それで誰が儲かってるか。消費税も払わない輸出大企業だけです。円安でガソリンは上がる、漁業、農業の燃費は上がる、飼料は上がる、食料は上がる、化学製品は上がる、みんな値上げになります。円安はちょっと歯止めがきかなくなる可能性があります。そうすると日常の物価上昇がものすごいことになる。

■アベノミクスで国民格差は拡大

 結局アベノミクスは、格差をどんどん大きくする。大多数の国民は所得は上がらないままに物価高に苦しむという話になるんです。僕は今年中にそうなると思う。ですから、アベノミクスという幻想は近いうちに崩れてしまうと思いますね。

──なるほど。

小沢 安倍政権はこの参院選まではもつでしょうけど、そう長くはもたないと思います。

──そして次の総選挙に向けて政治はまた大きく動いていくということですね。

小沢 そう思います。だから一番のポイントは、やっぱり民主党です。

──しかし、今の民主党はTPP賛成、原発OKっていう方々なのでは。

小沢 大多数の民主党の人たちはそうではないと思います。ただ、幹部の中に自民党志向の人たちが多いわけです。だから、民主党の中で考え方の相違がいずれ出てくるんじゃないかと思います。今でもそれはわかりきってることなんですが、具体的な動きとして出てくる。そうするとやっぱり、ある意味で政界の新しい再編になるのではないかと思います。

──民主党には連合の問題があります。中心を担う電力総連は原発推進ですね。小沢さんたちは脱原発の立場ですから、折り合いが難しいですね。

小沢 今、連合は、組合員と意識が乖離してるんじゃないですか。農協もそうです。TPP反対で、これに賛成する人は政治家でも断固落選させると言っていた農業団体が、自民党を応援してるんだもの。そんなばかな話ないでしょう、人をばかにしてる。それと同じで、連合だって消費増税賛成、原発も推進、TPPも賛成でしょう。これ、経団連と同じですよね。勤労者の代表の連合も、経営者と同じ話になっちゃってる。ですから、このような状態が続けばいずれ必ず破綻します。農協も同様です。いつまでも国民をだませるものではありません、私はそう思う。

──選挙も近づいていますが、普段の生活は健康に気をつけてエンジョイされてますか。

小沢 はい、そうですね。僕は選挙のことで地方出張するのが仕事だから。東京では別に何というわけでもないんですが、地方に出て、それぞれの地域の人たちや伝統的な文化に触れるのが楽しみですね。

構成 本誌・佐藤 章





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PCなりすましネコ男事件連続追及第11弾 

2013-05-30 20:53:42 | 阿修羅

PCなりすましネコ男事件連続追及第11弾 元東京高裁の判事・木谷明が怒りの告発 裁判所が検察・警察のいいなりでどうすんの
http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/544.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 5 月 30 日 08:59:59: igsppGRN/E9PQ






PCなりすましネコ男事件連続追及第11弾 元東京高裁の判事・木谷明が怒りの告発 裁判所が検察・警察のいいなりでどうすんの!
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/35898
2013年05月29日(水)週刊現代 :現代ビジネス


 湾岸警察署での勾留生活は100日目に突入した。この長期勾留は、検察が申請して裁判所が認めたものである。裁判官にも責任がある。東電OL殺人事件で画期的な判断を下した元裁判官が憂える。

■裁判所は信用できない

 4回の逮捕に2回の起訴が行われ、片山(祐輔)くん(31歳)は2月10日に逮捕されてから、すでに100日間も身柄を拘束されています。検察の言い分を鵜呑みにして、勾留を認めているのは裁判所です。その対応に、私は心底落胆しています。

 しかも裁判所は、せめて母親や弟さんだけでも会わせてやってほしいという弁護人の申し出も棄却しました。「罪証隠滅のおそれがある」というのが、その理由です。検察官は「接見を許せば、被疑者が(家族などに)真犯人を装ったメールを送信させるおそれが高い」と主張しています。検察の言いなりになって、裁判所は家族との接見さえ認めていないのです。

 しかし、母親や弟さんとわずかな時間、しかも看守立ち会いの上で接見させることで、証拠隠滅工作などできるのでしょうか。とくにパソコンにまったく詳しくない母親に、そんなことができるわけがないではありませんか。裁判所が本気で証拠隠滅のおそれがあると考えているのだとしたら、その常識を疑わざるを得ません。

 木谷明弁護士(75歳)。東京大学法学部在学中に司法試験に合格し、'63年に判事補に任官された。最高裁判所調査官、浦和地裁判事部総括、東京高裁判事などを歴任して、'00年に退官。

 '97年に発生した東電OL殺人事件では、一審で無罪判決を受けたにもかかわらず、ゴビンダさんの勾留を続けるべきだと主張する検察に対して、勾留不可の決定を下し、法曹界から高い評価を受けた(検察の再請求により最終的には別の裁判官によって勾留が認められた)。

 現在は主に冤罪事件を中心に弁護活動を行い、片山祐輔さんの弁護団にも名を連ねている。

 刑事訴訟では「疑わしいときは被告人の利益に」という原則があります。検察による犯罪の証明が十分でないときは無罪にすべきだということですが、この原則を守るのは容易でない。それは検察の力が強すぎるからです。

 検察官は国家権力を背景にあらゆる証拠を入手します。検察が手にした証拠のなかには、被告人に有利なものも含まれています。しかし、検察はそれを被告人や弁護人に簡単には見せません。

 逆に被告人は身柄を拘束されていて、自分で証拠を集めることすらできない。被告人に与えられた権利は、弁護士と接見することと、黙秘権の二つしかないのです。

 そういう意味で検察と被告人では持っている武器がまるで違います。大袈裟に言えば、「大砲と空気銃」ほどの差がある。この両者を対等の当事者だと本気で言っているのだとしたら、世間の人には笑われてしまいますよね。ですが、実際の法廷では両者が対等のものとして裁判が進んでいく。その結果、検察の主張が通りやすくなるわけです。

 裁判員制度を睨んで始まった公判前整理手続きによって、開示される証拠の幅はだいぶ広がりました。それでも検察官の手持ち全証拠の開示からは程遠い状況です。

 片山さんは逮捕時から一貫して容疑を否認している。検察が主張する「犯行予告メール」を送ったとされる時間帯に、片山さんは派遣先で勤務しており、送信の痕跡があるはずがないなどと反論も具体的だ。

 一方、検察と警察側は片山さんが真犯人であるかのような情報をメディアにリークするばかりで、何ら具体的な証拠を示していない。

 また、取り調べも可視化がなされるならば、黙秘権を行使することなく応じるとも片山さん側は繰り返し主張している。

■検察は証拠を捏造する

 検察は「被疑者が取り調べを拒否している」という点を勾留理由に挙げていますが、まったく事実無根です。しかも、勾留理由開示法廷で片山くんが具体的に供述をしているというのに、検察官はもちろん、裁判官も何の質問もしませんでした。

 片山くんの言い分に疑問があるのであれば、なぜ質問しないのでしょうか。国民の貴重な税金を使って行われている法廷です。少しでも意義のあるものにするのは当然のことではないでしょうか。にもかかわらず、片山くんの言い分をまったく聞かずに、「罪証隠滅のおそれ」があるとして身柄拘束を続けるのは、裁判所の取るべき態度ではありません。

 この事件は、これからでもいいので、可視化をして取り調べをするべきです。なぜ検察がそれに応じないのか。取り調べで検察官のITに関する無知が露呈するのを恐れているのではないでしょうか。

 取り調べの可視化が必要だということは、今や社会の常識です。最高検も「可視化は犯罪の立証に有効」との提言を発表しました。ただし、検察が全面可視化に踏み切るかは未知数です。

 一部可視化はすでに進められていますが、これはきわめて問題です。紳士的な取り調べをして、被告が署名している様子だけを見せる。ひょっとしたらその前に強引な取り調べが行われていたかもしれない。検察官と被疑者の間で何かしらの取り引きがあったのかもしれない。しかし、裁判員にその判断はつきません。一部分だけ見て、自白の任意性を認めてしまうことになりかねない。否認している被疑者がどの段階で、どういう経緯で自白に転じたかということを客観的に明らかにしなければ、意味がないどころか、有害ですらあります。

 小沢一郎代議士の「陸山会事件」では、秘書だった石川知裕代議士の供述の捏造が問題となりました。この件は、取り調べの様子を石川代議士がICレコーダーで録音していたから明るみに出た。

 また、厚生労働省の村木厚子さんの裁判では、検察官による証拠偽造が行われていました。この件について、私の知っている先輩の裁判官は、「検察官ともあろう者がそんなことをするのか。裏切られた」という反応をしていました。このことからも分かるように、裁判官の多くは、検察が違法行為に手を染めるなどと考えていないのです。

 しかし、捜査機関は時として「違法な捜査」に手を染めることがあります。捏造は論外としても、これまで検察は被告人に有利な証拠を隠してきました。

 実際、44年かけて被告の無罪が証明された「布川事件」でも、昨年無罪となった東電OL殺人事件でも被告人に有利な証拠が隠匿されていたと報道されています。被告人に有利な証拠を隠すことと、不利な証拠を作り出すことは行為としては異なることですが、その性質は同じなのです。

 ただ、その問題に入り込むと、警察、検察という巨大な国家機関に対して、裁判所が真正面から大戦争をしなければならなくなる。それが厄介だということで、裁判官が「捜査の違法性」という根本的な問題を避けているのではないかと、私には思えます。

■警察官は平気でウソをつく

 捜査機関の違法行為に関連して、片山くんに『恥さらし』という本を差し入れたんです。この本では、覚醒剤の使用や密売に手を染めていた北海道警察の元警部・稲葉圭昭氏が、赤裸々に罪を告白しています。道警が拳銃押収をでっち上げたり、違法なおとり捜査を行ったりと、組織的に違法捜査をしていたことも克明に記されてあります。片山くんはこの本を読んで、

「拳銃や覚醒剤は僕には遠い存在ですけど、警察官が平気でウソをつくこと、それについては恐ろしくなりました」

 と率直な感想を述べていました。

 今回の事件でも検察官は「違法な取り調べ」を片山くんに対して行っています。水庫一浩検事は録画なしには取り調べに応じないという意向を表明している片山くんに対し、弁解録取に名を借りて合計3時間半にわたって実質的な取り調べを行いました。これは明らかな違法行為です。

 しかし、弁護人がその点を指摘して勾留請求の却下を求めたのに、裁判所は「相当性は疑問なしとはしない」としながらも、「違法ならしめるほどの手続き違反があるものとはいえない」などと訳のわからない理屈でごまかしました。裁判官は検察の行為を違法と断定するだけの勇気に欠けているとしか言いようがありません。これはまさに検察の主張を鵜呑みにする「検察官司法」の典型です。

 現在、片山くんは度重なる逮捕で、保釈も認められず落ち込んでいます。当然ですよね。誰だって落ち込みますよ。私も「このまま、判決までずっと保釈されないことはあるんでしょうか」と聞かれました。

 5月10日が誕生日だったので、それまでにはと考えていたようですが、そんなささやかな願いもかなわなかった。6月10日には免許の更新期限がやってくるし、7月は車検の時期なのだそうです。それまでには自由の身になりたいと、なんとか望みをつないでいる状況です。

 私が裁判官だった当時から検察の力が強かったのは事実です。それでも昭和40年代前半には最高裁が無罪判決をいくつも出して、下級審も活気がありました。

 私はかなり多くの無罪判決を出しましたが、1件だけしか控訴されませんでした。でも、無罪判決にはたいてい検察官が控訴します。控訴されると無罪判決が破棄されることが多いのも事実です。破棄されない無罪判決を書くには技術が要ります。いろいろな事件で苦労してはじめて一人前の刑事裁判官になると思うのですが、無罪判決を書く苦労をしていない裁判官が多いのは残念なことです。

 その結果、検察に物申すような裁判官が私の現役時代と比べて減ってしまいました。皆さん天下の大秀才なのでしょうが、腹の据わった裁判官はどこにいってしまったのでしょうね。この国の刑事司法の先行きが本当に心配です。

「週刊現代」2013年6月1日号より






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八木、郷原の2人は、ことを一担当者やしさいな手続きの問題

2013-05-30 19:52:08 | 阿修羅コメント

八木、郷原の2人は、ことを一担当者やしさいな手続きの問題にわい小化しようとしている。起こってはいけない誠に残念な事故、担当者個人の特異な資質、正義感のあまりの行き過ぎた捜査、古くて複雑なシステム、などなどにこじつけ、「まあ、ある程度はしょうがなかった。」で数年かけてゆっくりと、ことを落ち着かせようとしている。犯罪はうっすらと日本人の忘却のかなたへ、原発事故と同じ処理である。
マスコミやネットに登場した初めから今日まで、過去に残した言葉と行いさえよく見れば2人に課せられた役割ははっきりしている。

できるだけ肩書きのある(社会的に信用されそうな)有名人の傍らで、「日本が厳格な法治国家である」というまったくの絵空事を大前提に、起こった事実とは無関係な詳細な法律論や倫理論やあるべき論でえんえん言葉と時間を浪費してきた。否、日本は昔から私的なコネとカネと洗脳による人治国家である。

その一方で彼らはなぜか、検事・裁判官らによる具体的犯行の手口や役割分担、明確な政治的意図と私的動機、常態化している検事・裁判官・マスコミ関係者の間の黒いカネと秘密情報のやり取り、検察&裁判所&警察の深い組織的関与を示す証拠や情報、といった核心部分の片りんがおもてに出てくるたびに、突然人が変わったようにクールも論理も放り出して根拠も示さずヒステリックに全否定、「オカルト」「陰謀論」のレッテル張りを執拗に繰り返してきた。

思い返してみよう、西松事件以来これは決して一度や二度のことではない。彼らは一見言葉巧みに中立を装いながらつねに、孫崎さんや植草さん森ゆうこさんら命をかけて真実を追求する人々の素朴だがしかし分かりやすい力強い言葉とは異質な、たいへん雄弁だが肝心な部分で焦点のぼけたうまい言葉づかいをする。そして何よりも小沢事件に対する現実の態度と行動が、真実を追求する者たちとはまったく異質である。

本人たちがどのようにうまく論理を組み立てて自己正当化するにせよ、あるがままに実績だけを見れば、これは戦後日本で半世紀みなさまおなじみの、真犯人には痛くもかゆくもないマトハズレな「裏情報」をじゃぶじゃぶ流して野次馬の注意をそらすガス抜き要員、エセ進歩人に他ならない。今もほとんどの日本人にはリベラルということになっているらしいテレ朝やTBSには欠かせない貴重な存在である。そういえば彼らの本もなぜか小沢潰しの急先鋒「毎日新聞社」から出ていたような、まあこれはちょっと考えすぎか・・・・・・・・・。






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5月29日 「架空議決説」と「捏造報告書による審査員誘導説」は相容れない、

2013-05-30 05:28:23 | 阿修羅

5月29日 「架空議決説」と「捏造報告書による審査員誘導説」は相容れない、はっきりさせよう! (一市民が斬る!!) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/530.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 5 月 30 日 00:08:00: igsppGRN/E9PQ


http://civilopinions.main.jp/2013/05/529.html
2013年5月29日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]


 <この世の中、欺瞞に満ちている>

 悪がはびこる。
 その悪をメディアが庇う。
 真実が報道されない。
 真実でないことが真実の如く報道される。

 「架空議決」なのに、「架空議決」と報道するメディアは皆無。
 それどころか、読売や朝日新聞は審査員がいて審査会議が開かれた如き怪しい情報をたれ流す。

読売新聞2010年10月6日朝刊.pdf、
http://civilopinions.main.jp/items/%E8%AA%AD%E5%A3%B2%E6%96%B0%E8%81%9E2010%E5%B9%B410%E6%9C%886%E6%97%A5%E6%9C%9D%E5%88%8A.pdf

朝日新聞2010年10月5日朝刊.pdf
http://civilopinions.main.jp/items/%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%B0%E8%81%9E2010%E5%B9%B410%E6%9C%885%E6%97%A5%E6%9C%9D%E5%88%8A.pdf

 さらに、一市民Tが最高裁の架空議決を暴き始めると、最高裁側は捏造報告書を流出させ、審査員が存在しそれに誘導されたと見せかけた。メディアも最高裁の窮状を知って「捏造報告書」のことばかりをクローズアップし出した。
 9月8日「審査が本格化し、議決は10月末の公算」の報道((9月8日付大手6紙新聞報道.pdf)
http://civilopinions.main.jp/items/9%E6%9C%888%E6%97%A5%E4%BB%98%E5%A4%A7%E6%89%8B6%E7%B4%99%E6%96%B0%E8%81%9E%E5%A0%B1%E9%81%93.pdf
と「6日後の9月14日民主党代表選投票30分前に起訴議決した」との報道には矛盾があり過ぎだ。その矛盾に気づいていた人達も、捏造報告書の存在を確認するや、「審査員はいたのか、捏造報告書で誘導されたのか」と納得してしまった。
まことに騙されやすい市民ということになる。


 <『「検察の捏造報告書誘導説」流布は「架空議決」を消すアリバイ作り!』と書いたら、「志岐の妄想」と攻撃してきた>

 5月19日ブログで、『この世は欺瞞だらけ! 「検察の捏造報告書誘導説」流布は「架空議決」を消すアリバイ作り!』と書いた。
 
 検察が積極的に捏造報告書を流出させるとは考えられない。
 最高裁あるいは最高裁に組する者が、検察から捏造報告書をもらって流出させたに違いない。権力側は「最高裁の架空議決が世間に知れたら大変なことになる」と考えた。「お家の一大事」とばかり、検察が犠牲になったと読む。

 ブログにこのことを掲載した途端、検察を追及している活動家が一市民Tを攻撃してきた。
 「志岐説は妄想」というのである。

 攻撃に何の論拠もない。
 「どういうところが妄想か」と質すと、「森ゆうこ議員が審査員は存在した証拠をもっている」と言う。
 森ゆうこ議員とは「審査員の存在」について何度も議論している。
 森議員は「請求書や審査事件票が多く存在するので審査員がいると思っている」と言っていただけだ。一市民Tは「それらはアリバイ作りで偽造されたものです。騙されないでください」と伝えている。

 一市民Tを非難する人々は「架空議決」であっては都合の悪い人達ばかりだ。


 <「架空議決説」対「捏造報告書による審査員誘導説」論争大いに盛り上がれ>

 忠告を頂くことがある。
 「同じ市民が、言い合ってどうする」と。

 いがみ合っているつもりはない。

 「架空議決説」と「捏造報告書による審査員誘導説」は相いれない。
 一方が正しければ、一方は虚偽であり、成立しない。
 「捏造報告書による審査員誘導説」を認めるということは、審査員が存在するということだ。最高裁の誤魔化しを認めることだ。

 双方仲良くやれという問題ではない。

 私はこの非難を全然気にしていない。
 いやむしろ非難を歓迎している。

 小沢検審は間違いなく「架空議決」だ。
 一市民Tはそのことを確信している。
 『最高裁が画策した「小沢検審架空議決」』.pdf参照。
http://civilopinions.main.jp/items/%E3%80%8E%E6%9C%80%E9%AB%98%E8%A3%81%E3%81%8C%E7%94%BB%E7%AD%96%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%8C%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E6%A4%9C%E5%AF%A9%E6%9E%B6%E7%A9%BA%E8%AD%B0%E6%B1%BA%E3%80%8D%E3%80%8F.pdf

 だが、「架空議決」かどうかを判断するのは市民だ。

 「架空議決は志岐の妄想」とどんどん批判してほしい。
 そうすれば、市民が「架空議決かどうか」事件の真相に目を向けることになる。
 結果として、市民が、最高裁の「架空議決」に気づいてくれることになるだろう。

 
 「架空議決説」対「捏造報告書による審査員誘導説」論争が大いに盛り上がってほしいと願う。

 それにより、国民が真実にたどりつくのである。






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遊郭街顧問弁護士だった過去を記者に指摘された橋下市長

2013-05-30 04:58:30 | 阿修羅

遊郭街顧問弁護士だった過去を記者に指摘された橋下市長(simatyan2のブログ) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/432.html
投稿者 かさっこ地蔵 日時 2013 年 5 月 28 日 10:11:14: AtMSjtXKW4rJY


http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11539556205.html
2013-05-28 09:23:29NEW !  simatyan2のブログ


昨日27日の日本外国特派員協会での橋下市長の会見は、前半は予想通り
でしたが、途中から一部意外な展開も見せはじめました。


弁護士としての顧問先、いわゆる大阪の旧遊郭街として知られる「飛田新地」
の組合の顧問弁護士を務めていたことを公の場で初めて追求されたんですね。


つまり市長という公的な役割との整合性を記者に問われたのです。


これに対して橋下市長は、


「かつては顧問弁護士だったことは事実。


それは、飛田の組合という『料理組合』の顧問弁護士。


日本において違法なことがあれば、捜査機関が適正に処罰する。


料理組合自体は違法でもない」


と主張しだしたのです。


「飛田新地」の遊郭街というのは今も存在しており、確かに建て前としては
料亭ですが、菓子類が出るだけで、後は2階で客と仲居とが繰り広げる自由
恋愛がほとんどだそうですね。


自由恋愛だから警察も大目に見ている、ただそれだけのことです。


サラ金金利と同じでグレーゾーンに変わりはないのです。





動画を見てもわかるとおり、橋下市長が言う『料理組合』というのは建て前で、
実際看板も何もない場所で、いわゆる「知る人ぞ知る」といったところなのです。


だからこの発言の後、記者席から失笑の声がもれたり、この回答では到底理解
を得られなかった別の記者が、


「名称は『料理組合』かも知れないが、飛田は、お店の2階に上がってお金を
払えば買春できることは、大阪のちょっとませた中学生なら誰でも知っている。


中学生が聞いて、


『橋下さん、うそついてはるわ!』


と思うような詭弁(きべん)を弄してひとりの政治家として恥ずかしくないのか」


などと厳しい追求をされていたのです。


それでも橋下市長は苦笑いしながら、


「違法なことであれば、捜査機関が行って逮捕されます。以上です」


などと逃げるもんですから、さらに


「なーにいってんだ」という声とともに、再び失笑が漏れたりするんです。


従軍慰安婦についても得意の詭弁と論点のすり替えをやっていましたが、しかし
こうした顧問弁護士時代の経歴を振り返る時、橋下市長が何を言おうが説得力が
なくなってしまうのは当然のことなのです。


判明した事実と裏切りをザッと並べると、


・日本最大の遊郭街の顧問弁護士だった


・サラ金大手「アイフル」傘下の商工ローン「シティズ」の顧問弁護士だった


・過去の幾つかの著書で、
 「嘘をつけなければ政治家と弁護士になれない」
 「権力欲、名誉欲が先で、その後に国民のことを考える」
 「話術が基本」
 と書いている


・大阪府の赤字を増やしたことを帳簿の操作で黒字に誤魔化し、大阪府の
 財政を大幅に悪化させた


・大飯原発の再稼動は許さないと言いながら、数日後に再稼動を許している


・自分が面接をし採用した区長が不祥事を起こした時、区長の首は切っても
 自分の任命責任は何も取らなかった


こんな人のいうことを信じろと言う方が無理なのです。


「橋下は本音を言うから好きだ」


と言う人は、遊郭と自由恋愛、風俗と慰安婦の建て前をうまく使い分けている
発言をなんとするのか?


強制連行の慰安婦と違い風俗で働く女性は自由意志だというが、経済的理由で
やむなく働飾るを得ない女性が喜んで働いていると思うのか?


この風俗なら良いと言う橋下発言に風俗業界からも批判が出ているのです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130516-00000006-tospoweb-ent






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小沢一郎氏は3年後の再逆転に満々の自信

2013-05-30 04:39:21 | 阿修羅

小沢一郎氏は3年後の再逆転に満々の自信 (生き生き箕面通信) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo148/msg/483.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 5 月 29 日 08:00:00: igsppGRN/E9PQ


http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/b7df5d29934fb9b786b8ad06ba9ed62e
2013-05-29 07:02:00  生き生き箕面通信


 「僕は3年後には、絶対また政権交代になると思っています。そのために小選挙区制にしたんだから。得票率、得票数が変わらないのに3分の2取れるということは、小選挙区制だからです。4年前はその逆だったんです。今度また3年後に再逆転するということは必ずできる。むしろ容易なことなんです」

 「年末の惨敗の結果、みんな今、くしゃっとなっちゃっていますね。青菜に塩みたいに。しかし、そんなことではいけません。自由党と民主党が合併したときと同じような勢力になったということです。振り出しに戻っただけのことです。次の総選挙で再び政権を奪取すればいいのです」

 これは小沢一郎氏が、週刊朝日のインタビューに答えた発言です。同誌の最新号(6月7日号)に、「私が憲法改正に反対する理由」というタイトルで、「参院選からアベノミクス、TPP、原発まで答えた」独占インタビューが4ページにわたって掲載されています。

 小沢氏が憲法改定に反対する理由は、きわめて明快です。「平和主義という日本国憲法の理念を変えることは革命にあたる。だから変えることはできないんだ」です。「『先に手続きを変えようとするのはあべこべだ』。小沢一郎・生活の党代表は、インタビューで憲法改正に意欲を燃やす安倍首相をコテンパンにやっつけた」と、リードで書いています。

 普天間基地の移設問題についても、非常に簡明に答えを出しています。「辺野古に大きな飛行場は必要ないし、普天間も僕は要らないと思います」と、必要ないものは必要ない、要らないものは要らない、というのです。

 根本には、「米軍の軍事戦略が今や、第一線部隊はもう前線におく必要がない。引き上げようということなんです。だから海兵隊も事実上、グアム島やハワイのほうに引き揚げています」と、米軍自体が沖縄からの引き揚げにかかっているという事実を指摘しています。「ドイツをはじめヨーロッパからも撤退している。だから沖縄には要らないんです、海兵隊の実戦部隊は」

 では、空白となる沖縄の防衛はどうするのか。「沖縄と周辺地域に防衛の空白が出るとしたら、それは日本がやるべき話なんです、日本の領土なんですから。アメリカにおんぶしているということがおかしな話です」。自分の身の安全をアメリカさま任せにするのではなく、自分の身は自分で守る。当たり前のことです。

 辺野古の海については、こう言っています。「沖縄のあの海をこれ以上埋め立てるっていう発想は、僕はとんでもないことだと思います。ましてあそこは白いジュゴンの最北棲息地であって、きれいなサンゴ礁の海ですから。沖縄の資産であるとともに日本の大事な自然資産です。これはもう、僕は絶対反対ですね」

 原発については――。「僕らだって、自民党時代を含めて原発依存の政策を採ってきた責任はあるが、現在、福島で大変な事故を起こして、これだけその深刻さがわかったわけですよね。原子力は、高レベルの廃棄物も何んとか処理できるっていうことでスタートしたんです。ところが40年たっても、処理できないってことがわかったわけです。今ね。そうなると、これはもう原発とさよならするしか方法がない」

 アベノミクスは――。「アベノミクスって何だっていう話です。具体的には何もやっていない。従来の自民党と同じ、公共事業を増やして、日銀が国債をむやみやたらと買い入れるだけの話だから。(中略)、結局、株と不動産に流れるわけです。またバブルですよ。株が上がって、じゃあどれだけの国民が儲かっているんですか」

 アベノミクスの結果、国民生活は悲惨なことになると心配しています。「儲かるのは、消費税も払わない輸出大企業だけです。円安でガソリンは上がる、漁業、農業の燃費は上がる、飼料は上がる、食糧は上がる、化学製品は上がる、みんな値上げになります。円安はちょっと歯止めがきかなくなる可能性があります。そうすると日常の物価上昇がものすごいことになる」

 「結局アベノミクスは、格差をどんどん大きくする。大多数の国民は所得は上がらないままに物価高に苦しむという話になるんです。僕は今年中にそうなると思う。ですから、安倍にミクスという幻想は近いうちに崩れてしまうと思いますね」

 小沢氏は、国民が不幸になることを望んでいるわけではありません。国民という有権者が、自民党政権を選んだ結果について語っているだけです。

 ボクも、小沢氏とほぼ同じ見方をしています。問題は、格差がさらに広がって悲惨な国民生活が現実になったとき、その国民が今度はどのような決断をし、どのような政治勢力に自分たちの命運をかけるか、です。アメリカでは、格差を助長する共和党を応援する国民がいぜん多数います。自分たちが虐げられていても、それが自覚できないような世論操作が行われている結果です。

 日本ではどう判断されるでしょうか。日本の有権者は――。2か月後の参院選と3年後の衆院選で、私たちが結論を出すことになります。それは、日本の未来の姿に対する結論ということになります。





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■検察は橋下徹大阪市長を「大阪府粉飾決算詐欺・背任容疑」で逮捕・起訴すべ きだろう!

2013-05-29 21:46:30 | 杉並からの情報発信

■検察は橋下徹大阪市長を「大阪府粉飾決算詐欺・背任容疑」で逮捕・起訴すべ
きだろう!本日水曜日(5月29日)【YYNewsLive】をご覧 ください!

1) No1 61分 20秒  http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/13455715

(1)今日のトピックス:

①【速報】5月24日午後11時頃自宅で倒られ救急搬送された生田暉雄弁護士
は奇跡的にも回復され現在自宅で静養中とのことです。とりあえず一安 心です。

②検察は橋本徹大阪市長を「大阪府粉飾決算詐欺・背任容疑」で逮捕・起訴すべ
きだろう!

橋本徹大阪府知事は任期を3か月残して2011年10月に辞任した際職員を前にして
こう言った。

「私が知事に就任した3年前大阪府は破産会社だった。財政非常事態宣言を出し
財政赤字削減に懸命の努力を3年間した結果今や大阪府をピカピカの優 良企業
になった」

これは全くのウソだったのだ。

彼がやったことは臨時財政対策債という地方債を発行して年間3000億円ずつ
合計1兆円の府債を発行して資産計上せずに単年度の収入に計上して赤 字決算
を黒字決算に粉飾しただけなのです。

彼がやったことは、ホリエモンこと堀江貴文ライブドア社長(当時)がやったこ
ととまったく同じでありホリエモンは東京地検に逮捕され実刑判決で刑 務所に
送られられています。

ホリエモンは関連の投資事業組合を53億4700万円で売却した代金を資産ではなく
売り上げに計上して赤字決算を黒字決算に見せかけた「有価証券 報告書虚偽記
載」容疑で2006年1月に東京地検特捜部に逮捕・起訴されたのです。最高裁で2年
6か月の実刑判決が確定し長野刑務所に服役し今年 年3月27日に仮釈放され多ば
かりです。

検察は橋本徹大阪市長を「大阪府粉飾決算詐欺・背任容疑」で逮捕・起訴すべき
と思います。

【関連ブログ記事】

▲大阪府民が橋下氏を勝たせたのはドイツ国民がヒットラーを勝たせたのと同じ!
2011-11-29

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/e9016d952b1f6470fb1d0dd8c26b7d49

【関連記事】

▲「財政のペテン師」橋下徹は失政の責任を取らんかい

2011.11.05 アサ芸プラス

http://www.asagei.com/?p=2421

(1) 借金をして黒字に見せかけ

補助金と給与カット、カジノ誘致、伊丹空港廃止、教育改革、府庁舎移転、都構
想、そして突然の辞任

――ありとあらゆることを次々と言いだして人気を保ってきた、大阪の「独裁男」
橋下徹前大阪府知事。失政を繰り返し、ニセの財政再建で府民を欺く “ペテン
師”の3年9カ月を、識者が厳しく糾弾した。

「破綻寸前だった大阪の財政を立て直した。その実績は評価できます。高すぎた
府職員の給与を引き下げるなど、他の自治体ではなかなかできないこと もやっ
た。ただ、その他のありとあらゆる府民サービスもセットで叩き斬ったんですね」

任期を3カ月残して10月31日に府知事を辞任し、大阪市長選へ鞍替え出馬する橋
下徹氏(42)をこう評するのは、経済評論家の森永卓郎氏だ。

橋下氏は08年2月に府知事に就任すると、「皆さんは破産会社の従業員だ」と府
職員をどやしつけ、大赤字財政に手をつけるべく、財政非常事態宣言 を出し
た。それが退任時には「皆さま方は優良企業の従業員であります」「僕以外の知
事ではできなかった」などと、黒字決算に転化させた手腕を強 調、自画自賛し
てみせたのだった。

 ところが、その財政再建にはカラクリがあるのだという。橋下府政の暗部を知
るノンフィクションライター・森功氏は言う。

「単年度で見ると黒字になっていますが、これは借金をして黒字に見せかけただ
け。実際は赤字ですよ」

 いったいどういうことなのか。森氏が続ける。

「要するに、財源不足により、国からの地方交付税が十分でないため、その穴埋
めに臨時財政対策債という地方債を発行して借金をしただけです。年間
3000億円ぐらいずつ、合計1兆円は突破しています」

 つまりは、借りた金を収入だとして、黒字転化を成し遂げたというわけなの
だ。臨時財政対策債による借金は、将来の地方交付税で補てんする仕組み に
なっているため、橋下氏は国の責任だと主張している。

 まるでペテンのような言い分に、府政をチェックし提言を行っている大阪自治
体問題研究所の木村雅英主任研究員も、次のように反駁するのだ。

「これで橋下さんが財政を立て直したと胸を張るのは、本当に財政を知っている
人からすれば、とんでもない話です。橋下さんはいろんな都合のいい数 字を
持ってきてアピールする力にはたけている。しかし、まやかしだらけ、政治を道
具に使った言葉の魔術師です。真面目に府民の暮らしをよくしたい というふう
には見えませんでした」

 前出・森氏も断じる。「橋下氏がやったことは結局、コストカットであって、
収入を増やしていません。企業で言えば収益を生む構造になっていない ので
す。税収をもたらす政策を立てるべきで、カットだけでは企業は成り立ちませ
ん。それをもって再建というのはおこがましいですよ」

(転載終わり)

③一昨日(5月27日)の外国人特派員協会記者会見で弁護士時代橋本徹大阪市長が
大阪飛田新地の売春業者業界団体の顧問弁護士をしていた事実が暴 曝露された!

【関連記事】

2013.05.28 日刊ゲンダイ

▲どの口で言うか!橋下が向き合わない飛田新地との過去

「各国も女性蹂躙の事実を直視せよ」

<イタリア人記者の追及はぐらかし…>

ある外国人記者は会見20分後にメモを取るのをやめ、1時間後には途中退席す
る記者が相次いだ。27日、日本外国特派員協会で行われた日本維新の 会の橋
下徹共同代表(43)の記者会見の一コマだ。

300人超の報道陣を前に、橋下は慰安婦発言の「真意」を延々しゃべり倒し
た。会見は実に3時間にも及んだが、中身はスカスカ。質問には正面から 答え
ず、得意の論点すり替えの連発に外国人記者もドッチラケ。恐らく「聞く価値な
し」と判断したのだろう。冒頭のように、うんざりムードが漂って いた。

「何を聞かれても、〈慰安婦問題を正当化する意図はない〉〈だが、日本以外の
国々も、(戦場で)女性の人権を蹂躙(じゅうりん)した過去と向き合 わなけ
ればいけない〉〈河野談話は強制連行の有無が曖昧で、きちんと明確に表現すべ
き〉という『3点セット』を繰り返すばかり。とにかく持論をま くし立てるだ
けで、まるで質疑応答が成り立たなかった」(参加した香港メディアの記者)

かみ合わない問答を象徴したのが、イタリア人ジャーナリストのピオ・デミリア
氏とのやりとりである。

ピオ氏が橋下にブツけたのは、茶髪弁護士時代の過去だ。かつて大阪・飛田新地
にある150軒ほどの「ちょんの間」を束ねる組合の顧問をしていたと いう一
部報道を取り上げ、「あなたも違法な売春シンジケートに関与していたのではな
いか」と問いただした。

すると、橋下は「顧問弁護士だったのは事実」と認めた上で、不敵な笑みを浮か
べながら、こうはぐらかした。

「ただ、あくまで飛田の『料理』組合の顧問です。日本において(組織売春のよ
うな)違法なことがあれば、捜査機関が適正に処理する。料理組合自体 は違法
な組織ではありません」

ジャーナリストの田中龍作氏が「飛田が売春の街であることは、大阪のマセた中
学生なら誰でも知っている。なぜ詭弁(きべん)を弄するのか」と追及 して
も、「違法であれば捜査機関が適正に処理する。以上です」とマトモに取り合お
うとしなかった。改めて田中氏は言う。

「自分の過去を直視できない政治家が、どの口で『世界各国も女性を蹂躙した過
去と向き合え』などと言えるのか。あんな不実な態度では、慰安婦発言 の見解
も『単なる言い逃れ』と外国人記者に見透かされてしまう。世界中に『日本の政
治家はこの程度か』と見下され、ひいては日本人全員への不信に もつながりか
ねません」

 頼むから橋下はこれ以上、世界に恥をさらすのをやめてくれ!







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『対米従属という宿痾』刊行と「日本が進むべき道」

2013-05-29 21:32:03 | 植草一秀氏の『知られざる真実』

『対米従属という宿痾』刊行と「日本が進むべき道」




6月7日に新著が上梓される。


『対米従属という宿痾』(飛鳥新社)
(消費税込み1470円)


http://goo.gl/RiEp8


である。


鳩山由紀夫元首相、孫崎亨氏と私の3名による共著である。


目次は以下の通り。


『対米従属という宿痾(しゅくあ)』
はじめに 鳩山由紀夫
第一章 本当に安倍政権でよいのか
第二章 鳩山政権の真実
第三章 三つの領土問題
第四章 日米関係に〝戦後史の正体〟を探る
第五章 曲解された鳩山イラン訪問
第六章 アベノミクスで日本経済は復活するか

おわりに 孫崎亨
あとがき 植草一秀


出版社サイトから解説文を紹介する。


http://www.asukashinsha.co.jp/book/b110776.html


――――――――――――――――――――――――

Cover_3
TPP参加、原発推進、沖縄基地固定化、消費大増税…
国民が求めた、主権者目線の改革はなぜことごとく潰されるのか? 
「米国・官僚・財界・政界・大マスコミ」が一体となった既得権構造と闘うための「真実の情報」と知恵を結集。
領土紛争を煽り、尖閣、竹島、北方四島問題で隣国と関係が悪化したのは、すべてアメリカが仕掛けた地雷だった!
属国のツケは、日本経済の破壊と戦争で支払うことになる。このままでいいのか。
日本を取り戻す政治刷新のため、対米従属勢力に叩かれ、挫折させられた3人が立ち上がった。


――――――――――――――――――――――――

日本政治の現状を憂い、日本の未来に向けて、真実の道を探る書である。


ぜひ、ご高読賜りたい。


鳩山政権が破壊されたメカニズムについても、生々しい真実が明らかにされている。


1947年以降のGHQ、そして米国は、日本の立場を堂々と主張する人物が、国民的人気を集め、脱米・自主独立のシンボルとなることを恐れ続けてきた。


これが、近年の日本で人物破壊工作に見舞われた人物たちに観察される、共通特性である。


こうした背景が存在することを知り、この事情に基く人物破壊工作を日本国民が阻止できなければ、日本の真の独立、真の民主主義の確立は困難であると思われる。

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『対米従属という宿痾』


の出版を記念して、トークイベントが開催されることになった。


《第126回紀伊國屋サザンセミナー》
『「対米従属」という宿痾』(飛鳥新社刊)発売記念トークイベント
「日本が進むべき道」


http://goo.gl/dJg71


鳩山由紀夫 (元首相、前衆議院議員)
孫崎享 (ベストセラー『戦後史の正体』著者)
植草一秀 (政治経済学者)


日時 2013年6月30日(日) 19:00開演 (18:30開場)
会場 紀伊國屋サザンシアター (紀伊國屋書店新宿南店7F)
料金 1,500円 (税込・全席指定)


《5月30日(木)10:00よりチケット発売・電話予約開始》

■前売取扱(店頭販売)
キノチケットカウンター (新宿本店5階/受付時間10:00~18:30)
紀伊國屋サザンシアター (新宿南店7階/受付時間10:00~18:30)

■電話予約・お問合せ
紀伊國屋サザンシアター 03-5361-3321 (10:00~18:30)


――――――――――――――――――――――――

Event_2このまま安倍自民党に任せていいのか?
国民には知らされていない「真実の情報」を開示する
尖閣・竹島・北方四島の領土問題で隣国との関係が悪化したのは、すべてアメリカが仕掛けた地雷だった!
TPP参加、原発推進、沖縄基地固定化、消費税大増税・・・主権者目線の改革はなぜことごとく潰されるのか?
対米従属勢力にバッシングを受け続けてきた3人が、日本を取り戻すべく、メディアと安倍政権の「不都合な真実」をすべて明らかにする。


(当日、会場ロビーにて『「対米従属」という宿痾』サイン本(限定100冊)販売があります)


――――――――――――――――――――――――

私たちはいま、「日本が進むべき道」を、もう一度じっくりと考え直すべき時期に立ち至っている。


世の中の動きがあまりにも目まぐるしく、主権者である国民にじっくりとものを考える時間が付与されていない。


2009年に実現した主権者政権は、わずか8ヵ月余りで破壊された。


そこから、日本政治の凋落が始まった。


2012年、安倍政権が誕生し、この「浮かれムード」のなかで参院選が挙行され、日本が日本でなくされてしまう危機が迫っている。


私たちは、いま、もう一度2009年の政権交代実現の原点に立ち帰り、この国が進むべき道を見つめ直し、路線を修正する必要がある。





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非をフェアに認めない橋下徹氏を全世界が認知

2013-05-28 22:22:59 | 植草一秀氏の『知られざる真実』

非をフェアに認めない橋下徹氏を全世界が認知




厚顔無恥とはこのことを言う。


橋下徹氏は5月13日、大阪市役所での会見で報道陣に従軍慰安婦問題について次の発言を示した。


「銃弾がね雨嵐のごとく飛び交うなかで、


あのー、命懸けて、あのーそこを走ってゆくときにね、


そりゃーそんな、あのー、もさ(猛者)集団といいますか、精神的にも高ぶっているようなそういう集団、やっぱりどこかでね、


そのー、あのーーーーー、


まあ、休息じゃないけれども、そういうことをさせてあげようと思ったら、


慰安婦制度というのは必要なのは、これは誰だって分かるわけです。」


このことをメディアが、


「橋下徹氏が従軍慰安婦は必要だったと述べた」


と伝えた。


これに対して、橋下氏はメディア報道が誤報であると主張している。


取るに足らない一市長の発言を大きく取り上げること自体が笑止千万だが、メディアの過剰報道が橋下氏の存在を誇大にして、日本政治に毒が撒き散らされているから看過はできない。


5月27日に実施された海外特派員協会での会見にも、多くの報道関係者が詰めかけた。橋下氏の稚拙な自己弁護を粉砕するためである。

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橋下氏は次のような意見を述べた。


「毎日、会見に応じている。その中で私の一つのワードが抜き取られて報じられたのが、今回の騒動のきっかけだ。


私の真意と正反対の意味を持った発言とする報道が世界中を駆け巡った。


歴史的文脈において『戦時においては』、『世界各国の軍が』(慰安婦の)女性を必要としていたと発言したところ、『私が』容認していると誤報された」


そのうえで、従軍慰安婦の問題で日本だけが非難されるのは不当であると訴えた。さらに、


「日本以外の国々の兵士による女性の尊厳のじゅうりんについて口を閉ざすのはフェアな態度ではない」


と、米英やフランス、ドイツなど各国の軍隊でも、旧日本軍と同じような問題が存在していたと訴えた。

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この点について、東京新聞『こちら特報部』は5月28日付の記事のなかで、次の指摘を示している。


「神戸女学院大の石川康宏教授(経済学)は「慰安婦制度と個々のレイプを混同しているのではないか。少なくとも第二次大戦で慰安婦制度があったことが確認されているのは、旧日本軍とナチスのドイツ軍しかない」と続ける。


旧日本軍は1930年代初頭以降、進出や侵略したアジア各地に慰安所を設置した。ドイツ軍もアフリカや欧州各地に戦線を拡大する過程で現地の売春施設を軍の管理下に置き、慰安所として利用していたという。」


橋下氏の発言は、歴史の事実にも反しているというのだ。


これを口八丁手八丁と言う。

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冒頭で「厚顔無恥」と表現したが、それは、客観的に明らかな自分の非を非と認めず、強引に間違っていないと言い張る態度のことだ。


橋下氏は会見で、


「慰安婦制度というのは必要なのは、これは誰だって分かるわけ」


と発言しているのだ。


また、5月13日午後の会見では、


「軍を維持し、規律を保つために、当時は必要だった」


とも述べている。


当時の状況としては、「慰安婦が必要だった」との見解を明確に表明しているのである。


橋下氏は、自分は慰安婦制度を是認していないと主張するが、


「必要なのは、これは誰だって分かるわけ」


の言葉は、


「自分を含めて、誰でも、慰安婦制度が必要であることを理解できる」


の意味である。


橋下氏が、当時の状況として、「慰安婦制度は必要だった」との評価をして、その考えを示したことは明白である。

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橋下氏は、


「従軍慰安婦制度は当時の状況として必要であることは分かると述べたが、この判断は間違っていたので、撤回してお詫びする」


と述べればよいだけのことだ。


それをせずに、正確でない事実認定に立って、メディアを逆に攻撃し、また諸外国を非難したのである。


しかし、外国特派員協会で会見を行ったことは意味があった。


世界のメディアは、橋下氏に対して正しい認識を持つことができたと思われる。


それは、橋下氏がフェアな言動を示す人物ではないことを明確に認識できたことである。


今後、橋下氏がいかなる言動を示そうとも、世界のメディアは、橋下氏の発言に敬意をもって接することはなくなる。


客観的な基準に照らしてフェアな言動を示さない人物を、世界のメディアは蔑(さげす)むからである。






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