格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

エプスタイン事件

2019-08-31 10:30:54 | 謀略と真相

No. 1262 エプスタイン事件
投稿日: 2019年8月26日
今日は日本のメディアがあまり報じることがない、米国の事件について取り上げたい。
7月初め、米国の実業家ジェフリー・エプスタインが、未成年女性への性的虐待で逮捕された。エプスタイン被告はニューヨーク市内の邸宅、パームビーチの別荘や個人所有の島、自家用ジェットも保有する大富豪であり、交友関係はクリントン元大統領、英国アンドルー王子、イスラエルのバラク元首相と、世界の政財界に及ぶ。
エプスタイン被告が性犯罪で起訴されたのは今回が初めてではない。2009年にも、所有する別荘で未成年女性らに性的なマッサージをさせたとして起訴され、実刑判決となった。しかし収監はされたものの、日中は外出が許され、刑務所には寝に帰るだけという甘いものだった。この軽い判決を下した検事が、トランプ政権のアコスタ労働長官だったことから、長官は辞任に追い込まれている。
ウォール街のビジネスマンだったエプスタインがどのように巨額の富を築いたのか。政財界の著名人を相手に別荘で未成年者の売春をあっせんした、それを録画して脅迫した、諜報機関と関係があったなど、さまざまな臆測がなされている。逮捕された途端、親交のあった著名人は、被告のプライベートジェットで何度も別荘を訪れたクリントン元大統領を含め、エプスタインとの関係を否定したり距離を置こうとしたりしている。裁判で関係が暴露されれば大変なことになるからだろう。
しかしその心配はない。7月25日、エプスタイン被告は監房で自殺でも図ったのか、意識不明の重体だと報じられた。当局はエプスタインが自殺しないように監視をつけたが、8月10日、エプスタインは再び、自ら命を絶ったという。
エプスタイン事件は、売春にとどまらない。エプスタインはイスラエルの元首相と親しかっただけでなく、恋人だったギスレイヌ・マクスウェルの父親は、メディア王でモサド(イスラエルの諜報機関)と関係のあったロバート・マクスウェルだ。名前が上がる人々は米国の「ディープステート」と呼ばれる諜報機関、軍隊、軍産複合体などが結びついたグループであり、少し前ならば「陰謀論」として一蹴されるような事件である。これがトランプ政権になって表面化した。
ディープステートの支配下にあるメディアは、トランプ大統領もエプスタイン被告の「顧客」であったかのように印象付けようとしているが、人気作家ジェームス・パターソンが2017年にエプスタインについて書いた「Filthy Rich(汚い富豪)」によれば、トランプ大統領は15年前、エプスタインが女性に不適切なことをしたとしてパームビーチのクラブに出入り禁止にしたとされる。
ディープステートは、証拠もないのに相変わらずトランプ大統領がロシア政府と共謀して米国に不利益を与えたとバッシングを続けている。エプスタイン事件が表面化されたことをみると、米国の権力構造がディープステートの手から離れつつあることを示唆しているようだが、「死人に口なし」だ。エプスタインの抹消は、事件をこれで終息させたい人によってなされたと考えるほうが自然だろう。








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東アジアに変革の嵐<本澤二郎の「日本の風景

2019-08-31 10:16:58 | 日本の風景


東アジアに変革の嵐<本澤二郎の「日本の風景」(3421A)
<アメリカのポチを返上したあっぱれ南の韓国>
 冷静・客観的に昨今の東アジアを俯瞰すると、大きな変革の嵐が吹きまくっていることがわかる。ただし、日本を除くと、という条件付きだが。瞼を閉じて、中国と南北朝鮮についての最近の様子は、まさにそうである。いまは特に、韓国政府の、ワシントンに対する外交に、著しい好ましい変化が起きていることがわかる。

 最近の韓国の対日外交の基本線は、当然のことながら、戦前の植民地支配が深くこびりついている。これを過去のことだ、とやり過ごそうとする、東京の極右政権とぶつかることになる。
 従軍慰安婦問題は、いまや国際的な関心を呼んでいる。結果的に、日本の不条理な過去を、安倍・日本会議が暴き立てている格好である。戦後の日本政府のもとでは、決して表面化しない問題だった。たとえ問題化しても、日本政府の誠意ある対応で、処理できたろう。村山談話と河野談話がその象徴的成果である。

 安倍・極右内閣の暴走は、次に徴用工問題を表面化させ、これを韓国の司法が正当に判断して、戦前の日本財閥の蛮行を、ものの見事に突出させた。いうところの、藪をつついて蛇という安倍外交を、これまた世界に発信した。

 これはいうなれば財閥政権が、財閥の恥部を露見させたことになる。やむなく極右外交は、トランプの手口を採用して、あらぬ口実で経済報復という挙に出た。そして残る手段は、それでも「韓国政府が悪い」という、新聞テレビを使っての情報操作で、日本国民を騙して、現在はそれが進行中である。

 他方、韓国政府はGSOMIAという安全保障関連の約束事を破棄した。驚いたのは、日本国民ではなく、ワシントンである。必死で裏工作したが、ソウルの態度に変化は起きなかった。日本同様に、アメリカの属国と見られてきた韓国が、堂々と正義の外交を貫いたことになる。

 モスクワ・北京・平壌の喜びは、相当なものであったろう。文在寅は、籠の鳥ではなかった。トランプのポチではなかった。おそらく来年には、トランプ時代は幕を引くとの予想をしているのだろう。自立した韓国外交に脱帽するほかない。
 ワシントンのいちゃもんには、駐韓米大使を呼びつけて、くぎを刺した。すごいの一語である。民主的な独立国としての、当たり前の外交である。民主を名乗るホワイトハウスとしては、文句ひとつ言えない。

<米ホワイトハウスを外交の場に引きずり出した北の朝鮮>
 東アジアの変革を最初に実績を示した国は、いうまでもなく北朝鮮である。
 かの国の最大の悲願は、朝鮮戦争の相手国である米国を、交渉の場に引きずり出すことだった。
 これは金日成も金正日もできなかった大業である。ホワイトハウスを引きずり出す手段がミサイルと核だった。むろん、そのためのもので、戦争目的ではない。むろん、ワシントンはよく理解している。

 ミサイルと核で、トランプのホワイトハウスは折れてきた。米朝首脳会談それ自体が、大変革の嵐そのものを印象付けている。すでに3回に及んでいる。

 はっきりしたことは、朝鮮半島で戦争は起きない。間違いなく事実である。これこそが東アジアの大変革を象徴している。トランプ唯一の外交的成果である。

 ただし、ホワイトハウスは急いではいない。急ぐと日本への膨大な武器弾薬の売り込みが、挫折するためで、この点で、安倍とトランプの利害は一致している。大きすぎる被害者は、日本国民である。この事実さえも、書けない新聞に絶望するばかりである。

<貿易戦争で一歩も引かない中国>
 アメリカ大統領のレーガンは、ソ連叩きに核とミサイルで攻勢をかけて、ソ連邦を解体させることに成功した。
 同じくトランプの場合は、貿易戦争で中国叩きを開始している。先行き不透明である。レーガン時代のアメリカと同盟国の関係と、今のトランプとその仲間たちの関係は、大きく異なる。

 ワシントンの中国叩きには「文明の衝突」といった側面もみられ、相当すさまじい感じを抱いてしまうが、中国はソ連やバブル崩壊の日本の教訓を学んでいる。それに対応する強固な布陣も感じられる。

 トランプの攻勢は、アメリカをも傷つけてしまっている。レーガンのころとは、様変わりしている。これまでもチベットや新疆、そして現在は香港や台湾を巻き込んでいるが、習近平の中国は一歩も後退する姿勢を見せていない。やられたらやり返す、自立の対応を崩していない。

 その前のワシントンは、安倍を使って中国封じをさせた。安倍はそのために血税を60兆円もばらまいたが大失敗、現在は、あわてて表向き「仲良し」を演出しているのだが。
 トランプの攻勢は危うい。アジア・アフリカのみならず、ヨーロッパの共感を得ることさえ困難な情勢である。世界を混乱に追い込んでるだけだから。大義はない。

<一人日本のみトランプのポチに徹する安倍・日本会議政府>
 東アジアは大きく変貌している。貧困に耐えられる体質もある。現に、日本の貧困は、年金の内実一つ眺めてみても、かなり深刻なのだが、それでも政治変動は起きていない。

 新聞テレビが防衛する日本政府のお陰であろうが、そうはいっても耐えられる限界に近づいている。

 そんな中での、東アジアで孤立した日本、すなわちトランプのポチに徹した安倍・日本会議の極右勢力が、どこまで存続できるのか。政府与党に、まともな政治家がいないための政権の継続でしかないのだが。
 日本の財政と日銀と年金がSOSである。安倍の日本を信頼する、世界の指導者と人民はいない。野党が大同団結すれば、明日にでも崩壊する政府でしかない。

<反韓国報道に徹する新聞テレビとネット情報>
 この数か月間の新聞テレビの報道は、ひどすぎる。NHKでさえも、フジサンケイレベルに落ち込んでしまっていることに、正直なところ言葉も出ない。偏狭・捏造による情報操作報道が目立つ。
 筆者はラジオでしかないが、テレビを見ている事情を知る識者は、すぐにチャンネルを切り替えてしまうだろう。

 パソコンをつけると、自動的にヤフーニュースが飛び出す仕掛けになっているが、これがまたひどすぎる。参院選では広告を安倍が独占していた。新聞テレビを見ない若者は、このネットニュースを分析する能力がない。ために未来の若者の右翼化が心配でならない。

 ヤフーニュースやネット掲示板の正体を分析して、国民に分かるようにしてもらいたい。ネット素人には、その能力がない。

<深刻な日本人の外国人排撃の民族主義台頭>
 かくして日本では外国人排斥の風潮が拡大している。世論調査でもわかる。これは容易ならざる事態である。
 福祉や医療分野で、どんどん予算削減が発生していることに、新聞は報道しない。他方で、超軍拡予算がこの7年も強行されている。このリベートだけでも、官邸の闇の金庫は膨らんでいるというのに。誰も指摘しない。
 その実情の一端を、1965年の韓国への8億ドル資金の内実を、韓国のテレビが見事に暴いてくれた。それを紹介したブログにアクセスが集中した。
 恐ろしいほどの腐敗を報道しない新聞テレビ。例の特定秘密保護法によって、ジャーナリストは信念まで喪失してしまったのか。

 思い出すと、この悪法を強行した公明党の太田ショウコウに対して、NOを突き付けた人物が「木更津レイプ殺人事件」の被害者となって、やくざに殺害されてしまった美人栄養士のK・T子さんだった。
 彼女が住んでいた木更津市の元の住まいは、夏草で覆われて見る影もない。信仰者の仲間さえも同情する者がいない。墓地は掘り起こされたままである。やくざ事件の恐怖を伝えて余りあるが、警察はいまだ犯人のやくざ浜名を泳がせている。不思議なことである。

<安倍の改憲・軍国主義に利用される日本国民>
 何度でも繰り返す価値があろう。日本国民の右翼化・民族主義化は、戦争のできる日本に大改造したい安倍・日本会議と、武器弾薬で大儲けする死の商人の財閥を狂喜させている。

 9月の臨時国会で、日本の立法府の真価が問われることになる。すでに大陸をにらむための空母「出雲」の改修工事予算も、そのための艦載機F35Bの購入費も、来年度予算に計上される。

 孤立した日本の右翼外交のもとでの、9条解体作戦のための国民投票法を強行する内閣と党役員人事が、まもなく待ち構えている。
 平和憲法を守る国民運動としての街頭デモは、従来の数倍、数十倍規模で、NHKと読売・信濃町へと行動を拡大、衆院解散へと追い込む戦闘が不可欠かもしれない。同時に、貧困層の生活を維持するための消費税ゼロにも照準を合わせるしかない。野党が、消費税ゼロと護憲で結集すれば、日本もトランプのポチから離脱できる。

 神社本庁・財閥の自由にさせない、東アジアで自立する日本人でありたい。
2019年8月31日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)





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木更津レイプ殺人事件と不思議信仰者<本澤二郎の「日本の風景」

2019-08-30 10:54:21 | 日本の風景


木更津レイプ殺人事件と不思議信仰者<本澤二郎の「日本の風景」(3420)
<同僚が殺害されても寄り添わない創価学会婦人部>
共同通信の47ニュースが、神奈川新聞のいい記事を紹介していた。性犯罪の被害者を、逆に責め立てる日本の風土という指摘に合点した。筆者が徹底して取材していた「木更津レイプ殺人事件」に対して、当初は喜んで取材協力してくれると期待したものだが、実際はその反対だった。同僚がやくざ強姦魔に殺害されたことに同情して、事件の真相究明に協力するどころか、反対に逃げ出してしまったのである。被害者に寄り添ってくれない、むしろ、突き放すのである。非情ともいえる宗教団体の知られざる恥部に、現在も衝撃を受けている。

<「そっとしておいて」と言って蓋をかけて平然>
 世の中が乱れると、人々は宗教団体に飛び込んで、そこで仲間を作り、厳しさに耐えるという習性がある。自由に生きるという点では、一匹狼がいいに決まっているが、現実は群れて、寄らば大樹を決め込む。

 そこで信心する仲間を増やす、献金をする、という信者が、組織で頭角を現し、周囲から尊敬される。外からは、信頼関係は鉄のように硬く見えるのだが?
 そう思って、戦争遺児の悲惨すぎる殺人事件と、その前提となったレイプ・性奴隷へと取材を進めたのだが、途中から壁ができた。平和に熱心な仏教信者の団体会員が、突然、非協力的になった。
 問い詰めると、意外な反応である。「本人はもう死んでいない。あれこれつつくと、本人にマイナスではないか」と言い張った。要は、死んだ人間に用はない、という言い草に驚かされた。

 釈迦の説いた仏教は、人間を幸せにする、成仏させると説いているはずだ。戦争遺児はやくざに強姦されて、性奴隷から逃げ出そうとして、殺人的脅迫に屈して、病気の中で一番苦痛の激しい大動脈りゅう破裂で即死した。2014年4月28日、君津中央病院で呼吸が止まった。

 被害者は成仏どころか、地獄に突き落とされた。今も地獄で呻吟している。したがって、犯人を捕まえて、重罰を課すことが、せめてもの供養のはずである。
 だが、池田大作の指導が消えてしまった創価学会は、というよりは、木更津の学会組織の婦人部は、そうした仏教の原則さえもわきまえていないのである。これは取材していて衝撃的なことだった。

<「なぜ一人で男大工を家に入れたのか」と被害者を責める者も>
 取材して判明したことは、戦争遺児がやくざに強姦される過程を追いかけていくと、いくつもの罠が仕掛けられていたことが判明した。
 第一は、富津市出身のやくざ浜名は、やくざ稼業を隠して、厚労省認可の介護サービス「かけはし」をJR巌根駅近くで開業、第二に夫妻で創価学会の信者を装っていた。
 第三に、戦争遺児をそこへと誘い込んだ人物は、同じ学会員のホームヘルパーの吉田ふみえ。戦争遺児のK・T子さんと吉田の接点は、深くはないものの、吉田から「知り合いの学会員がデーサービスを開業、いま苦労している。助けてほしい」との呼びかけに、人の好い美人栄養士は反対できなかった。
 秋田県の由利本庄市の婿とは別居中で、生活費稼ぎという事情も災いした。
 「浜名さんはいいひとよ。若いときは大工をしていた」という大嘘に引っかかったのが第四。「安くするから頼みなさいよ」という吉田の嘘が第五。
 バイト先の学会員の大工を信じて、玄関先の補修を頼んだのだが、学会員は「なぜその時、友人を家に呼んでなかったのか。油断よ」とこれも被害者を責める言い分だ。
 犯人逮捕に協力したい、という認識ゼロなのだ。

<「相手がやくざではなあ」とやくざ浜名のやり得容認?>
 木更津市は、典型的なやくざの街である。敗戦後に進駐軍が押し寄せ、彼らのための国策慰安所もできた。幼いころ、生活苦の売春婦を「パンパン」と呼んでいたことを記憶している。
 米兵の後に占拠したのが、やくざである。やくざが県会議員、ついには国会議員まで誕生した。そのやくざ代議士の息子と運転手が、千葉県選出の衆院議員と参議院議員であるから、警察もやくざから逃げ回っている有様である。

 こうした風土のもとで、やくざの介護施設第一号店が木更津市に誕生、そこで戦争遺児・美人栄養士は食い殺されてしまったものである。
 筆者が追及しなければ、完全に迷宮入りするところだった。
 事情を学会員に説明すると、彼は「やくざではなあ」と嘆息してレイプ殺人から、これまた逃げてしまった。

<「組織での知り合いだから死んだら関係ない」と冷たい対応>
 今の学会は狂っていると改めて思う。
 K・T子さんの親しかった婦人部OBは「組織上の友人知人。亡くなったら関係はない」と言い切った時は、さすがに愕然としてしまった。生きていれば、お互い利用価値がある、その程度の宗教組織といわぬばかりである。

 昔からの反学会派がいることは知っているが、 本来の仏教の教えは、そんなに冷たいものではない。和を大事にする宗教で、他の宗教に勝るはずなのだが?

<「地獄に落ちたら無関係」という薄っぺらな教団>
 1995年の戦後50年8月の南京・盧溝橋の平和行脚に参加してくれた、父親を知らないで大人になった戦争遺児は、北京で唐の時代の優雅な女性の絵画を購入して、玄関先に飾っていた。
 やくざ浜名は、これも奪ってしまったのかどうか?

 K・T子さんは、あれから地獄で泣き続けている。地獄から、浜名とヘルパー吉田と大工佐久間と浜名の妻を追いかけてもいる?
 まともな宗教団体であれば、犯人をかばうのではなく、自首を薦めるのが当たり前のことである。いつ行動を起こすのか注目している。殺人に時効はない。

<逃げまくる被害者の娘たちも同じ信仰者>
 悲しくて声も出ないのは、戦争遺児の二人の娘である。妹には何度も手紙を出して「犯人逮捕」に協力するように呼び掛けてきたが、音信不通である。
 やくざに追いまくられてしまったのかどうか。
 声も出せない信仰者とは?これも不思議でならない。

 真っ当な信仰者は、声を上げて犯人を逮捕、そのことを亡き母親に報告、地獄から救出する義務があるはずなのだが。

<池田氏の「人間革命」は何だったのか>
 思うに池田大作著とされる「人間革命」とは何だったのか。法の支配さえも信じない、性凶悪のやくざ強姦魔を放任するような教えではないだろう。

  K・T子さんは、池田親衛隊の第一号として声を上げ、山口狐の前の太田狸の不正を暴いた。続いて沖縄の野原善正は、第二号として山口狐に挑戦、度肝を抜かせた。

 このことは、創価学会が真っ二つに割れている証拠であろう。先の参院選と埼玉の知事選でも判明した。安倍・日本会議の腰ぎんちゃくになった、裏切り者の狐とタヌキに大義はない証拠でもある。
 安倍の毒饅頭で、狂ってしまった信濃町と病の池田に、因果関係はあるとみたい。はたまた、やくざ強姦魔に殺害された戦争遺児の悲惨な運命と関係がないのかどうか?因果応報は宇宙の基本原則である。

 安倍・破憲内閣と狐とタヌキの共闘の行方が、現在の日本政治の方向を決めているとこだけは確かであろう。政局の鍵を握る信濃町の動向と「木更津レイプ殺人事件」の決着も無関係ではあるまい。
2019年8月30日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)




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韓国も北朝鮮、中国も友人<本澤二郎の「日本の風景」

2019-08-29 08:00:17 | 日本の風景


韓国も北朝鮮、中国も友人<本澤二郎の「日本の風景」(3419)
<和田教授らの「韓国は敵か」に署名続々>
和田教授らが「韓国は敵か」という正論を、公然と掲げて署名活動をしていることを、昨日ネットで確認した。すでに9000人の署名が集まっているという。すぐさまネットで署名して発信、9000人に仲間入りした。まだたくさんの友人らは気づいていないだろうから、遠慮せずにサインすべきだろう。
 まともな日本人は、政府に戦争させない日本国憲法をすばらしい憲法と認識している。特に、韓国・中国・北朝鮮の隣人との友好に熱心である。現在は、安倍の暴政を宣伝する新聞テレビの影響を受けてしまっているようだが、事情を説明すれば、大勢が排外のファシズムに流されることはない。

<国際協調主義は日本国憲法の基本原則>
https://peace3appeal.jimdo.com/
 戦前の天皇制国家主義の日本は、想像を絶する悪事を次から次へと強行して、隣国の人々を殺害し、苛め抜いた。それは欧米の植民地主義をはるかに凌駕する悪辣なものだった。弁解の余地などない。朝鮮半島の人々を36年間もの間、植民地支配したことを、誰も否定できない。中国でも「満州国」なる傀儡政権を打ち立てた。ありとあらゆる悪事のすべてを強行して、ついには連合国と真正面から衝突した。この結果、沖縄の多数を死に追いやった。のみならず、挙句の果てに、広島と長崎の頭上に原爆を落とされた。
<死の商人の仲間の日本政府>
 二度と繰り返さないために、立派な日本国憲法を、選挙で選任された国民の代表によって成立させた。この歴史の教訓は、世界の死の商人たちの跋扈を許さない、という決意も貫かれており、文句なしの、人類の宝である。
 したがって、この憲法を破壊しようとしている現政府与党は、どうみても死の商人の仲間ということになる。

 歴史の教訓を、憲法は、戦争放棄と国際協調主義で謳い上げている。右翼の笹川良一でさえも「人類みな平等」と口走っていたほどだ。友好が日本外交の基本原則なのである。

<安倍も河野も公人不敵格・罷免の対象>
 そうしてみると、いまの首相と外相は、どう贔屓目に見ても、日本国憲法の原則を、大きく踏み外している。
 二人とも近現代史を学んでいない。日本人としても不適格の烙印を押されても仕方あるまい。
 二人とも公人失格である。憲法原則を踏み外しているのだから、憲法が命じる罷免の対象者といえる。不思議なことは、安倍の祖父のことから、彼が破憲の人であることはわかっているが、河野太郎の父親は、宇都宮徳馬さんが信頼したほど、まともな政治家だったわけだから、正直、合点がいかない。

<アジアの平和と安定で繁栄する日本・韓国・北朝鮮・中国>
 東アジアは、いずれも一騎当千の国々ばかりである。ソ連崩壊前の北朝鮮だって、それなりの国家だった。
 拉致問題をこじらせた原因は、安倍にある。彼が繰り返し訪問して首を垂れれば、とうの昔に解決していた。
 現在の韓国の民主主義のレベルは、日本を超えている。為政者の独裁は想定できないほどだ。三権分立も確立している。文在寅大統領は、原則として自分の金で食事している。安倍とは比べ物にならない品行方正の人である。

<アメリカに屈しない中国の習近平>
 ワシントンの不動産屋大統領が仕掛けてきた貿易戦争に対して、中国の習近平は、断固としてはねつけている。ワシントンに大義はない。そのことをアメリカ国民がよく知っている。

 トランプのやくざまがいの圧力に屈しない中国がいい。トランプのポケット代わりの安倍に比べると、格が高い。いまではロシアのプーチンと共に、金正恩の相談役として、政治力を行使している。このことからも、半島の火種は消えたに等しい。
 半島は、従来にないほど安定している。

<トランプのポチでない文在寅は立派>
 相次ぐ安倍の報復に対して、トランプに対する習近平のように、文在寅は、足元がしっかりしている。特にワシントンが懇願していた日本とのGSOMIAをきっぱりと破棄して見せた。
 ポチ一本やりの安倍や小泉とは違う。自立した韓国大統領といっていいくらいだ。これらも民主化した韓国を裏付けていようか。東京からだと、うらやましい限りだ。

 韓国の民主主義は、日本右翼の圧力に屈することはない。日本は韓国いじめを早く止めねばならない。野党の奮起を期待したい。
2019年8月29日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)





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ひも付き援助利権<本澤二郎の「日本の風景

2019-08-28 08:13:34 | 日本の風景


ひも付き援助利権<本澤二郎の「日本の風景」(3418)
<75回渡航=60兆円バラマキ=第二の官邸金庫>
 外務省のHPによると、2012年暮れから二度目に首相に就任した安倍晋三の海外渡航歴は、これまで75回という。この間にばらまいた日本の血税は、実に60兆円という。その多くがひも付き援助だとすると、官邸に入るリベートは莫大な金額に上ることになろう。
 「第二の官邸金庫」と揶揄する向きもある。

<韓国8億ドル援助で判明した利権の構造>
 1965年の日韓基本条約締結で、日本は韓国に対して有償無償含めての8億ドル援助をした。先ごろ韓国のテレビ局は、この援助の全貌を明らかにして、国際社会に衝撃を与えている。

 ソウル地下鉄と浦項製鉄所が建設されたのだが、これの受注企業は日本財閥。戦前の植民地支配をした財閥が、戦後の賠償でも主導権を握り、利益を独占していた。戦前戦後も財閥主導の政治だった。
 植民地支配の場面では、徴用工として当時、朝鮮の男女を奴隷のように働かせて、暴利を手にした。負けじと軍閥は、成年男子を戦場に狩り出し、若い女性を従軍慰安婦として性奴隷を強いた。
 この屈辱的悲劇は、永遠に歴史に刻まれることになる。国際社会で共有されている。いわんや、韓国や北朝鮮、中国のみならず、フィリピンやインドネシアの東南アジア諸国、はては欧州のオランダの女性にも及んでいた。

 性奴隷を強いられた女性は、二度と故郷に戻れない。人権意識の高いオランダ人女性も、オーストラリアの地で生涯を送った。戦争中に多くの慰安婦は、重い性病などで命を落としている。そんな悲惨すぎる彼女らに、戦後74年経っても、真摯な反省と謝罪をしない日本政府に対して、国際社会の信頼と尊敬は無縁である。これをドイツの対応と比較すると、もうお話にならない。

 そこで、韓国やフィリピン、インドネシアなどに戦争賠償をしたのだが、その実態は、日本財閥のビジネスとして、日本企業が利益を独占した。あまつさえ、政界や官邸にも還流<キックバック>させていたのだから、血税を支払った国民も哀れを通り越している。
 そのことを韓国への8億ドル援助が証明してくれたのだが、この腐敗を仕切っていたのが、安倍が尊敬する祖父で、戦争責任者の一人だった岸信介である。安倍が、どう釈明するのか注目される。岸の御殿場の豪邸や莫大な遺産を相続した安倍家にも、疑惑が波及することになろう。

<JICA(国際協力機構)は腐敗の温床か>
 そこで新たな注目を集めているのが、60兆円の安倍バラマキ援助の疑惑と解明責任である。モリカケ事件のレベルではない。誰でも認識できる事柄だ。

 実際に、現地で日本援助の詳細を仕切っているのが、表向きは立派なJICA・ジャイカであるが、ひも付き援助が日本政府のお家芸だから、当然のことながら、60兆円そのものを処理する疑惑が生じる。
 「ジャイカは腐敗の温床」という指摘は、昔からだが、いよいよメスを入れなければならない時期を迎えている。

<小沢一郎は知っている!>
 いうところの国策利権である。この点について詳しい人物は、中曽根康弘であろうが、彼の頭の方が心配なので、現役では小沢一郎ということになる。彼は、幸運にも議席は野党である。

 安倍とこのことで正面対決すれば、戦後政治史に残る言論戦となろう。彼は公明党の奥の事情にも明るい。
 志位・枝野らは、三顧の礼でもって小沢を迎えて、腐敗利権の構造を学んで対応すれば、国民の評価が上がるはずである。

 安倍一強対策は、その実、公明党創価学会対策に尽きることも、彼は承知している。創価学会の政治無知のお年寄りを覚醒させる、池田大作裏切り執行部を追及すれば、総崩れする。先の参院選と埼玉知事選で証明されている。
 できれば小選挙区制という民意を反映できない、犬猫議員ばかりの議員集団の議会を改革する時期でもあろう。

<国民の代表であれば徹底的に洗う責任がある>
 いま議会に、国民の代表であると胸を張れる国会議員がいるであろうか。たとえいても、数はわずかで少ない。政府与党内にもせいぜい一人だ。公明党も腐敗政党に堕落してしまって、もはや信頼できない。
 維新は極右・安倍の別動隊で危うい。ややまともな政党は、日本共産党と社民党と、今回政党として認知されたれいわ新選組。問題は二つの民主党だが、内部に財閥労組にしがみついている輩は信用できない。
 ともあれ60兆円を洗う責任が、議会人にある。
2019年8月28日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)







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恥と誇りと<本澤二郎の「日本の風景」

2019-08-27 17:34:46 | 日本の風景


恥と誇りと<本澤二郎の「日本の風景」(3417)
<G7でもトランプのポケットで満足したシンゾウ>
 8・26は大きな話題がネットでも炎上した。日韓条約の8億ドル援助の分析が韓国テレビで、ものの見事に暴かれたその余韻が継続した。埼玉知事選では野党共闘が勝利、信頼度の低い二つの民主党にプラスの宿題を残した。中米対決は、どうやら貿易から「文明の衝突」にまで発展、世界経済が沈んだ日となった。日本でも大幅な株安と、円高が進行した。
 黒田の日銀と年金基金がSOSである。日本の地獄が見えてきたようだ。

 他方、パリのG7では、孤立するトランプに、またしても心臓が召使よろしく「トランプのポケット」になって、日本の農業をとことん衰退させる貿易交渉にOKして、トランプの顔を立てるという売国奴外交を演じた。このスピード処理に同行記者団はついてゆけず、会見をボイコットするという信じられない恥をかかされてしまった。帰国の機内では、昭恵も交じって記者団の慰労会で大変だった、との尾ひれもつくありさまだ。

 トウモロコシの大量買いにもトランプは大満足、そのはずで財政破綻という深刻な中での、危険なF35の大量購入のみならず、空母「出雲」で大陸に目を光らさせるというのだから。シンゾウの召使外交も板について、60年安保の祖父岸信介譲りを、改めて印象付けた。

<世界の課題は再選阻止包囲網と安倍改憲の行く方>
 なんとかトランプを処理しないと、本当に世界恐慌へ突き進むしかない。
 それでも10月から10%という、とんでもない大増税を強行する心臓というのだから、もう狂気の暴政そのものであろう。

 不動産屋トランプの内外政は、ひたすら自国の利益優先であるが、その本質は産軍複合体制が暴利を得ることに尽きる。つまりは、緊張を作りだすことによる武器弾薬の輸出だから、いまのアメリカ・トランプ政権に平和主義はない。道義・人間主義もない。ホワイトハウス全体が死の商人か、その関係者とみていいくらいである。
 野党民主党の大同団結による政権奪取に期待するほかないのか。

 一方、口を開けば改憲による軍国主義の復活を叫びまくるシンゾウでしかないのだが、いよいよその目途が立とうとしている。そのための内閣改造の核心は、改憲強行布陣である。その決意をパリ革命の地・フランスで公言した。
 民主党に手を突っ込んだ感触を踏まえた会見のポイントは「挑戦」だった。  日本の野党・民主党派の正念場である。反対する国民が立ち上がるのかどうか、行動を起こせるのかどうか。新聞テレビの覚醒が起きるのか?2019年危機到来に、平和を愛する愛国者とアジア諸国民が連携して対応できるのか?

<日本の誇り=憲法+努力の超天才ピアニスト・辻井伸行>
 最近よく日本記者クラブの会見予定のメールが届くのだが、晴耕雨読の貧者の腰を動かせるものは少ない。
 過去の会見の様子はYou Tubeで見ることができるため、一応開いてみると、どういうわけか全盲の超天才ピアニストの生い立ちの記録映像が出ていた。さっそくアクセスした。瞬間的に、心のきれいなシンゾウとは対極の辻井伸行こそ日本の誇りであると感じた。よく中国の学生と話をするときには、日本の誇りは日本国憲法、これだけと説明して、9条を読んで聞かせてきたが。

 いま新たに、超のつく天才ピアニストの両手から、ピアノの細い鍵盤に正確に打ち下ろされる指の数々に感動、涙と拍手する自分に驚いてしまった。
 政治家の演説で、野中広務が沖縄の無念を語った時、うれしくて涙が出たものだが、これ一回だ。大平正芳葬儀でも泣いた。昨日は、辻井伸行のピアノで、その都度、感動して涙と拍手が出た。

 今回の映像で、息子を芸術家に育てた偉大な母親の様子も、映像で見ることができた。どんな母親でも子供を愛しているが、子供の特性を引き出すことのできる母親はどうだろうか。

 日本の誇りである辻井伸行という名前からして、両親の思い入れを感じる。背景に相応の経済力も。有能なピアニストの教師に対して、相当の資金も必要だったろうから、この努力の天才青年ピアニストが、もしも貧しい家庭では開花しなかったはずだ。

 いま政治の貧困による貧困の家庭で、勉強ができないため、特性を伸ばせない児童・生徒が多い。戦争準備の政権を終わらせて、教育・福祉に力を入れる政権の樹立が不可欠であることがわかる。10%消費税どころか、消費税をゼロに山本太郎と野原善正らに期待したい。

 それにしても、本当にすごいピアニストである。彼の母親こそ、尊敬される偉大な母親である。彼女に感謝、感謝である。
2019年8月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
追記 我が家の小さな庭に花が咲いている。ヘチマの色は刈り入れ時の水田の黄金とそっくりでいい。サルも落下するというサルスベリの花も咲いている。買ってきた小さなバラも開花している。菜園のミニトマトは終わりに近づいて来た。数個のスイカは、残念ながら少し腐敗しておいしくなかった。腐敗は果物・野菜でも廃棄しないと体を壊す。近所の大農家のSさんが、見事な生姜をくれた。味噌をつけて白米で食べると最高だ。農民を元気にする農政を排除する腐敗政権を、排除する国民でありたい。






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レイプ文化と女性の資質<本澤二郎の「日本の風景」

2019-08-26 13:24:18 | 日本の風景


レイプ文化と女性の資質<本澤二郎の「日本の風景」(3416)
<横浜の女性市長の変身と背後の黒幕の影>
 20年の政治記者時代に自民党の女性議員とおしゃべりをしたのは、官房長官をした森山真弓さんただ一人。思い返すと、田中真紀子さんや山口淑子さんと親しくしていれば、いい勉強ができたと反省している。失礼かもしれないが、永田町にいる女性議員は、特に与党議員は、いかがわしいうさんくさい人物ばかりである。時間の浪費ゆえに接触してこなかった。
 案の定、いま横浜市でカジノ導入に踏み切った、名前は知らないが、女性市長が話題になっている。彼女の変質に関与したとされる官房長官の菅の名前が浮上している。さもありなん、である。

<官房機密費の効用か、それとも男前、トランプの指令か?>
 7年近く官房長官をしていると、数えきれないほどの悪事を働くものらしい。これは間違いない。いわんや首相になると、その10倍から100倍にもなる。権力の魔性とはよく言ったものである。

 小選挙区制下の長期政権は、人事を壟断して、犯罪をもみ消すことなど平気だから、民衆の悲劇がモリカケ山口強姦魔事件だけとは限らないことがわかる。無数にあるというべきか。それでも権力の乱用で、新聞テレビを御用化することができるため、選挙の不正から、世論調査の不正まで何でもするため、腐敗政権はさらに続くものである。法の支配は空文化、それが今である。

 そもそもレイプ文化の日本である。肉体的弱者である女性を屈服させたり、懐柔することなどは、警察力を悪用できるため、実に容易なのだ。

<大阪地検の女特捜部長を思い出せばわかる>
 例のモリカケ事件の捜査を担当した、当時の女性特捜部長に少しだけ期待をかけた。理由は女性は、男性よりも不正に対して強く出る、との思い込みからだった。

 対して、官邸や自民党本部に人生をかけて仕事をしてきた人物は、反対の意見だった。まもなくして、彼の判断の正しいことが証明されてしまった。
 彼女は、法務省の上からの指示に従って、その後に出世した。堀川や中村と同じだった。
 信念・信条のなさでは、むしろ男性に劣るのである。

 カジノは天下の悪法である。イギリスと中国は過去にアヘン戦争をして、敗れた中国は香港を奪われた。カジノもアヘンに相当する悪辣な、人間を廃人のようにする賭博施設で、アメリカでさえも砂漠地帯に建設、そこへと日本のやくざ代議士とその仲間たちがのめりこんだ。ロッキード事件で発覚した。
 横浜市は、市のシンボルのような場所に建設計画を立てた。するとトランプ側近のスポンサーのカジノ業者が、大阪を捨てて横浜に飛び込んできた。

 余談だが、ロ事件で手柄を立てたといわれた堀田という検事は、検事総長候補になったが、突然、辞職した。彼の息子が薬物事件に引っかかっていて、それをチャラにするためだった、と永田町ではいまも語られている。
 息子の事件で、衆院議員を辞任した人物に石原慎太郎がいる。彼の場合は、せがれがオウム事件との関与。これも永田町情報であるが、多分、真実に違いない。麻原彰晃の背後の曼陀羅を描いた人物だったという報道も、記憶に残っている。

 筆者が、謝罪も反省もしない東芝病院関係者を、警視庁に刑事告訴しても、東京地検の松本朗が不起訴にした。検察審査会も同じだった。法の支配は、建て前だけだということが実体験できた。

 話を元に戻すと、横浜の女性市長を口説くのにそう時間がかからなかったことになる。一人の悪徳為政者が官邸でのさばると、法の支配も関係なくなる。あとは市民が体を張って対抗できるのか。

<男尊女卑・女性蔑視の地・ヨコハマ>
 大英帝国からの武器弾薬購入で首が回らなかった田布施誕生の明治天皇は、三菱の創立者の岩崎弥太郎と組んで、日本郵船を発足させた。その船の荷物は、未婚の女性ばかり。女性を性奴隷として海外に輸送して、維新政府の資金を集めた、という驚愕すべき歴史を知ったばかりのジャーナリストである。

 その資料を貼り付けて「天皇の戦争」という記事を発進したら、普段は喜んで掲示板に載せてくれた輩が取り上げなかった。天皇崇拝派かそれとも右翼の恐怖なのか。読者の研究材料である。
 少なくとも「万世一系」などという、大嘘の題目は取り下げるべきだろう。

 日本の近代は、女性蔑視・男尊女卑ゆえのレイプ文化が、戦後も存続して女性の精神を羽交い絞めにしている。やくざを退治して、女性を自立させる女性指導者が誕生する今であろう。
2019年8月26日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)





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韓国テレビ8億ドル援助暴く!<本澤二郎の「日本の風景」

2019-08-25 09:24:51 | 日本の風景


韓国テレビ8億ドル援助暴く!<本澤二郎の「日本の風景」(3415)
<宇都宮徳馬は岸信介のソウル地下鉄汚職に怒っていた!>
 1965年の日韓請求権協定、その7年後に政治記者となって宇都宮徳馬さんとは、週に3度くらい会っていたが、当時の話題の筆頭が、確か岸信介のソウル地下鉄汚職事件だった。A級戦犯になって入獄した岸が、その後に首相になった不思議を、ずっと疑問を抱きながら取材してきたジャーナリストも、8億ドル援助のからくりの全貌を知ることがなかった。

 右も左もわからない駆け出し記者の不勉強が災いしたものだが、けさネット掲示板で見ることができた韓国のテレビ取材に頷くばかりだ。これほど痛快な調査報道を見たことがない。

 平和軍縮派の宇都宮さんの怒りは、当然だったろう。彼は当たり前のように岸を批判し、それを月刊誌に投稿して鬱憤を晴らしていた。1965年の日韓条約の核心である8億ドルの経済援助は、なんのことはない、安倍晋三を教育してきた祖父の利権そのものだった。

<日本人必見!韓国JTBC報道に脱帽!>
 JTBCテレビの取材班は、日本の国会図書館で調べたり、財閥の雄である三菱の商事社史まで手を伸ばしていた。アメリカの公文書館をあさると、ワシントンが日本と韓国双方に圧力をかけていた様子が見て取れるだろう。
https://www.facebook.com/275833026700169/videos/367581660804833/
 韓国の大統領は、軍事クーデターを成功させた朴正熙、前韓国大統領の父親である。軍人大統領と東条内閣の商工大臣の深い結びつきを基礎にして、8億ドル利権が動き出した。
 それは当然のことながら、ソウル地下鉄と浦項製鉄所の建設は、すべてが日本の企業が独占して進行した。日本国民の血税で支払われた戦後賠償などの利益は、すべて日本企業が独占した。その一部が政界にも還流した。体のいいひも付き賠償援助である。

 朴政権による金大中拉致事件で頓挫するかに見えたが、岸ー朴ラインで正常化して事なきを得た。映像には日韓協力委員会のボスとしての岸を、韓国テレビは当時の映像を駆使して、わかりやすく解説している。安倍晋三必見の映像である。事情を知らない日本人が見れば、現在の横暴すぎる安倍内閣の正体を理解することができるだろう。

 韓国JTBCに脱帽である。いまの日本にこのレベルのテレビが存在しないのが、悔しい限りだ。韓国利権にのめりこんだ政財界人も分かる。矢次一夫という怪しげなフィクサーも登場する。
 宇都宮さんは、金大中拉致事件に対して、正義を貫けなった当時の田中角栄内閣に失望して、自民党を飛び出した。

<戦犯岸信介+三菱など戦犯財閥=韓国援助利権独占>
 韓国のテレビは、二回目の放送で「岸信介と元戦犯が主導した日韓協力委員会」の見出しで、詳細を伝えている。

 日本の民主主義がボロボロであることも教えてくれる。A級戦犯と戦犯財閥が、援助にからんでの、韓国利権を鷲掴みにするというのだから、当時の政府与党と韓国の軍事政権が、両国民を裏切って、8億ドルに群がっていたことになる。
 財閥の雄である三菱と三井とその他、戦前の戦犯企業がそろって、利権を独占しているが、当時の軍事政権下の韓国も、国民の自由が抑圧されていたことを物語っている。この軍事政権に怒りをもって対抗したのが、のちの大統領の金大中だった。

<肥大化した日本財閥=朝鮮戦争+8億ドル日韓請求権協定>
 日本の新聞テレビや教科書は、財閥という文字を消して使用しない。筆者は一人東京タイムズで財閥を使用した。戦後解体された財閥は、朝鮮戦争で復活した。
 加えて、韓国との戦後賠償も独占して肥大化した。戦争で儲け、敗戦後の賠償でも莫大な利益を上げた財閥は、今では政権のみならず、立法府や司法にも影響力を行使している。
 安倍内閣は、財閥の傀儡政権である。昨今の韓国への報復は、財閥の最大の恥部である徴用工問題を、韓国の三権がこぞって制裁を加えたことに対する報復・反撃である。
 
<反省も謝罪もしない日本財閥>
 日本国民のほとんどが理解していないことがある。財閥の所業について、である。財閥は過去を反省しない。謝罪もしない。それが日本財閥の恐ろしい負の体質であるにもかかわらず。

 筆者はそのことを東芝経営の東芝病院で体験させられてしまった。息子を殺しながら謝罪も反省もしない財閥企業である。その資力で、与党から野党にまで手を広げて、血税を自由に使いまくっている。議会・司法までも。
 この不条理に抵抗しないどころか、財閥を知らない国民ばかりである。新聞テレビに財閥が登場しないからでもある。
 以前、宇都宮さんとのこんなやり取りがあった。「右翼はどうして生活しているんですか」「それは君、財閥が面倒を見ているからだよ」ー。この言葉を聞いて以来、財閥という文字を使い始めた。間違ってはいない。

 韓国の人たちはよく知っているが、中国人はごく一部の研究者しかわかっていない。これも不思議なことである。
2019年8月25日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
(2)韓国で訴訟を起こされている企業
>徴用工訴訟、70社超が対象に 訴状未着の企業多く 2018/10/30 19:52
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37131870Q8A031C1FF2000/
一審・二審では、__三菱重工業63人 横浜ゴム667人 函館どつく 品川リフラクトリーズ 太平洋興発 清水建設 住友化学 住石ホールディングス 熊谷組 野上 大林組 広野組 安藤ハザマ フジタ ニッチツ ダイゾー JXTGエネルギー クボタ IHI 佐藤工業 住友金属鉱山 デンカ 日鉄鉱業 日油 日産化学 日産自動車 日本通運 日本曹達 日本冶金工業 日立造船 宇部興産 王子製紙 岩田地崎建設 新日鉄住金 新潟造船 昭和電気鋳鋼 小林工業 石原産業 三菱重工業 西松建設 常磐興産 三宅組三井E&S造船 三井松島産業 三井金属 森永製菓 三菱倉庫 三菱電機 三菱マテリアル 日本郵船 三光汽船 山陽特殊製鋼 山口合同ガス 飛島建設 北海道炭砿汽船 松本組 麻生セメント 鹿島東邦亜鉛 大成建設 菅原建設 古河機械金属 角一化成りんかい 日産建設 ラサ工業 パナソニック 三菱ケミカル DOWAホールディングス ダイセル東芝 住石ホールディングス86人 JXTGエネルギー 住友金属鉱山 日産化学 宇部興産 岩田地崎建設 三菱重工業 西松建設 三井金属 三菱マテリアル 山口合同ガス 飛島建設 北海道炭砿汽船 新日鉄住金 菅原建設 三井E&S造船 TSUCHIYA・・・・・__などが訴えられており、よーく見ると安倍と深い関係のある「三菱重工」や、「大麻アキエ森永製菓」や「麻生(タコ部屋炭鉱)セメント」も提訴され続けているのでありました。だからレーダー照射を大事件にでっち上げ、「一触即発、賠償なんかするもんか、威嚇射撃だ、交渉なんかするもんか、もはや戦時中だ、口をきいてやるもんか、もう知らん!というような態度で通そうとしてきたのだと思われます。





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NHK・ETV特集 『忘れられた“ひろしま”』

2019-08-23 12:02:19 | 阿修羅


NHK・ETV特集 『忘れられた“ひろしま”』
https://www.chosyu-journal.jp/review/12860
2019年8月22日 長周新聞 テレビ評

 原爆投下直後の広島の惨状を描いた映画『ひろしま』(関川秀雄監督)は、多数の広島市民がエキストラとして参加するなど、日本映画史上空前の規模の作品として、1953年8月に製作された。1955年に第5回ベルリン国際映画祭長編映画賞を受賞している。

 だが、この映画は完成直後に大手配給会社から上映を拒否され、一部の自主上映をのぞいて、多くの国民には知られることなく埋もれてきた。しかし近年、当時製作に携わった関係者の親族らによって上映活動が発展している。その途上、米国ハリウッドのメディアがCD化し、オリバー・ストーン監督が鑑賞を呼びかけるなど、海外での普及・上映が広がっている。

 NHK・ETV特集「忘れられた“ひろしま” 8万8000人が演じた“あの日”」(10日夜放映、14日深夜再放送)はこうした状況を踏まえ、映画『ひろしま』を再評価し、その製作過程と日本の映画界から排斥されたいきさつを社会的な背景から解説するものであった。

 この映画は原爆投下から8年後、広島市民から要請を受けた日本教職員組合(日教組)が、原子雲の下でなんの罪もない老若男女がどのような体験をしたのかをできる限り正確に伝え残す目的で企画・製作したものである。被爆当時の体験をつづった子どもたちの作文集『原爆の子』(長田新・編)をもとに脚本化している。ストーリーはある高校の女生徒が白血病で倒れ不安な入院生活を送るなかで、見舞いに訪れた級友たちが原爆投下を批判する本を朗読する場面や原爆孤児となった青年の屈折した生活などを織り交ぜて展開する。

 インタビューに登場した映画評論家の佐藤忠男は「当時の状況を正確に記録して残そうとできるだけ再現しており、後世に残すべき作品だ」と、オリバー・ストーン監督は「衝撃的で独創的な作品だ。出演したエキストラの多くは本当の被爆者だった。被爆者ならではの描写がたくさんある。普通はそこまで描けない。絶対に見るべきだ」と称賛していた。

三度目の原爆投下を許さぬ意志 朝鮮戦争下で

 この映画の特質は、広島の被爆市民がシナリオ作成過程から出演まで全面的にかかわったことにある。シナリオは被爆者が援助して何回も書き直した。撮影現場に被爆直後の広島の家屋の倒壊を再現した膨大なセットを製作し、のべ8万8500人の市民がエキストラとして参加した。番組は、朝鮮戦争でトルーマン米大統領が「原爆使用」を公言したのを機に、被爆者の「広島を繰り返すな」という叫び、原爆がいかに残虐な兵器かを全国・世界に伝えねばならない熱い思いが映画製作への参加へと突き動かした事情にもふれた。

 それは朝鮮戦争が勃発した当時の国民的な反戦感情の高まりと結びついていた。番組は、もともとGHQが組織させた日教組だが、「教え子を戦場に送るな」と政府と鋭く対立するようになり、組合員に1人50円のカンパを呼びかけ、全国から4000万円(今の5億円余り)の巨額の制作費を工面したことを紹介した。映画で女教師役を演じた松竹の専属女優・月丘夢路は、会社の反対を押し切って出演したのは「戦争の大きな抑止になればいい」という思いからであったと語った。

 園児から小中高校の児童・生徒、PTA、労働組合など全市民的な参加で、撮影期間中、出演に協力する市民が日を追うごとに増えた。そのため、当初予定していた教師と生徒が合唱しながら原爆ドームに向かうラストシーンを、世代をこえた市民2万人が参加して原爆ドームに向かって行進する場面に切り替えたという。

米国の欺瞞引き剥がす力に 大手は上映を拒否

 そのように被爆地広島の市民が主体的にかかわり、多大な精神的物質的な力を割いて完成した映画が、なぜ長い間「忘れられた映画」とされてきたのか。番組は映画公開の直前になって、「大手配給会社」(松竹)が「反米的だ」という理由で、上映を拒否したことに焦点をあてた。

 「反米的」とされたのは、

 ①ラジオから流れる原爆を投下したB29エノラゲイの操縦士が「まさに死のうとしている哀れな奴らに、だれが憐れみと同情を感じようか。いや真珠湾とバターンの死の行進を考えるならばなんの同情も起こるはずはない」と告白する部分。

 ②原爆投下を批判する本から、「アメリカは罪のない日本人をモルモット代わりに使った。それは有色人種だったからだ」という箇所を朗読する部分(ナチスの毒ガス使用の非人道性を非難するアメリカが、その何十倍も残虐な原爆を非戦闘員に対して使った犯罪をも批判している)。

 ③原爆孤児たちが原爆で死んだ人の頭蓋骨を掘り出して米兵に売ろうとする部分(英語で「人類史上最初にして最大の栄光この頭上に輝く」と書いた紙をはりつけた頭蓋骨を米兵が喜んで買う場面が続く)。

 の3点で、「これをカットしなければ上映はできない」と迫るものであった。

 「要するに、アメリカに遠慮した。映画人は(占領期の)検閲についてよく知っていたから」。番組は佐藤忠男のこの発言を交えて、当時日本は独立したとされたが、原爆のことをいっさい報じてはならないという占領期の言論統制(プレスコード)に縛られた映画界が自主規制したものだと説明した。それは米ソ冷戦が始まるなかで「日本を覆った時代の圧力」で、当時においてはある意味仕方がなかったかのような印象を残した。

 だが、問題の「反米的」とされるこの部分はありのままの事実であり、ウソは含まれていない。むしろ広島市民がみずから体験した本当のことを伝えるうえで、ぜひとも伝えたい核心的な内容を象徴するシーンであったといってよいだろう。

 それは、この映画が完成する3年前の1950年、原爆のことを口にすることさえはばかられていた占領下の広島で、公然と原爆投下の犯罪をあばき、原爆に反対するたたかいの火ぶたが切られ、多くの広島被爆市民の怒りを束ねて全広島の世論を形成していったことと切り離しては考えられない。事実、このたたかいの先頭に立った原爆詩人・峠三吉や、彼が中心となった原爆被害者の会が映画製作に全面協力し重要な役割を果たした。

 広島の被爆市民の世論の転換は、アメリカが真珠湾攻撃や「バターン死の行進」を理由に、また「戦争を早く終わらせるために必要だった」といって原爆投下を正当化する欺まんを引きはがし、広島から全国、世界へ原爆投下の真実を発信する確かな陣形を築いていった。その力は、映画『ひろしま』完成から2年後には、広島で第1回原水爆禁止世界大会を開催するまでになっていた。

 しかし、その後の原水禁運動はアメリカに忖度した勢力による攪乱が続いた。映画を製作した日教組を含む「革新勢力」のほとんどが「反核は良いが、反米になってはいけない」「日本も真珠湾やアジアへの侵略で悪いことをした。むやみに原爆の被害をいってはならない」と、原爆投下の容認に導く論調をふりまくようになっていく。

 映画『ひろしま』の上映運動の新たな高まりは、広島市民がふたたび使命感を持って真実を語り継ぐなかでこのような風潮を一掃し、世界的な核兵器廃絶世論が圧倒する機運と結びついている。そのことは、番組に登場したアメリカの大手メディアのプロデューサーの「アメリカ人にとっても重要な作品だ。トランプ大統領は、大統領選のとき、なぜ核兵器を使用してはいけないのかといった。この映画こそその的確な答えだ」といった発言にも見てとることができた。







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天皇の戦争<本澤二郎の「日本の風景」

2019-08-23 11:28:55 | 日本の風景


天皇の戦争<本澤二郎の「日本の風景」(3413)
<「日本最大の暴君」に反響あり>
人間は右も左もない。当たり前の普通の人間が一番だ。そうすると、真実が見えてくる。世の中が見えてくるものである。300万人もの日本人を殺してしまった為政者は、日本の政治史上、最大の暴君である。当たり前の常識だ。その普通国民の常識を声に出さない学者と文化人・言論人に代わって紹介したところ、反響は大きかった。本来は新聞テレビが率先して報道すべき事項で、それによって世界に冠たる日本国憲法は生きるのだが。
 
<当たり前のことで、弱すぎる右翼人士の反論>
 普通の国民が当たり前に、思っていることを声に出したり、活字にする社会が、表現の自由を保障した民主主義の国である。
 敗戦から74年も経った日本である。日本も本格的な民主の国にならなければならないだろう。先人の苦労を無駄にしてはならない。
 ひとつ興味がある。最近知った長周新聞のことである。昭和天皇は日本最大の暴君という事実を、かの進歩的などう認識、活字にしたのであろうか。是非とも確認したいものである。昨夜、この新聞のことを日刊ゲンダイ記者に紹介してみたばかりである。

 掲示板「阿修羅」に掲載された記事に沢山の反響をいただいた。反論・反発の、いわゆる右翼人士のモノはなかった。普通の国民をうなずかせるものはなかった。数千万人の諸外国の人々の命と、300万人の日本人の命を奪った戦争など、日本の過去になかった。それを先頭に立って断行した人物は、本来、国民統合の象徴になってはならなかったのだ。たとえ数々の情報操作をしたうえでも。
 歴史を直視した三笠宮には、その資格があったかもしれない。

<すごい記事を見つけた、アクセスを>
 「日本最大の暴君」の当初の中に、昭和天皇の実像に迫る記事を見つけたので、これを参考までに貼り付けることにした。一見の価値がある。教科書で決して見ることがない天皇の負の数々に驚きふためいてしまう。
 ライターは偽名を使っているはずである。あまりにも、それは日本の知られざる天上界の話題ばかりだからである。この種の記事を、過去に見たことがない凡人ジャーナリストだった証明ともなってしまった。
 このことについての長周新聞の分析なども注目したい。

<作られた幻想に騙されるな、純粋人間が一番>
 歴史は常に勝者の側がまとめた文書でまとめられている。洋の東西を問わない。どこの国もそうだから、それに対する追及とか検証をおろそかにしてしまい、結果的に歴史の真実は闇に葬られてきたが、21世紀はそれまでとは異なるはずだ。
 それは、ある程度の科学と合理主義の衣をまとっているわけだから、負の事実は内外の研究者によって記録され、必ず公開される。昭和天皇の素顔を明らかにする努力が、今後とも不可欠であろう。
 純粋になって視野を広げていけば、凡人でも騙されることはない。
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/321.html

<続・戦争未亡人の声も忘れずに>
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/20518347.html
 先日書いた「戦争未亡人の声」は、予想以上に好ましい反響をいただいた。「続・戦争未亡人の声」をなぜか掲示板に転載されなかったが、これはとても大事なことについて書いてあるので、読者と関係筋に目を通してもらいたい。

 伊藤詩織さんは、幸運にも命は助かっているが、戦争未亡人の娘はやくざに殺害されてしまった。背景に宗教団体の存在があることから、捜査当局がひるんでいる可能性も指摘されている。法の支配・法の下の平等は貫徹されなければならない。
 「木更津レイプ殺人事件」は、戦後の第一級のレイプ殺人として性犯罪史に記録されるものであって、犯人の処罰だけで終わりになる事件ではない。「れいわ新選組」の野原善正の出番になるかもしれない。
2019年8月23日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)







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