格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

日本では公務員が公務中に犯した権力犯罪が

2017-03-31 08:29:47 | 杉並からの情報発信


■日本では公務員(政治家と官僚)が公務中に犯した権力犯罪がなぜ公務員個人と国の責任が追及されず県や市町村などの自治体の責任にされるのか?

3日前の3月27日朝、栃木県那須町で県高校体育連盟主催の春山安全登山講習会に参加した県内7校から生徒と教員62人が雪崩にあい男子生徒ら死者8人を出した遭難事故は、権力犯罪である。

なぜならば、当日は登山訓練の予定だったが午前6時の段階で吹雪だったため登山訓練を中止したが、現場にはいず旅館にいた登山講習会責任者の県高等学校体育連盟登山専門部猪瀬修一委員長(50)=県立大田原高校山岳部顧問教諭=が「絶対安全と判断した。雪が強くなく風もほとんどなかったから」と登山訓練の代わりにラッセル訓練を行うことを独断で決めて強行させたからだ。

日本では山岳部や野球部やサッカー部や空手部や柔道部などの体育会系の部では、顧問の教師が絶対的な権力者として君臨し、その命令の元年上の部員が年下の部員を支配するという、悪名高い戦前の陸軍内務班の支配構造がそのまま今でも生きているのだ。

猪瀬修一委員長は県立大田原高校山岳部の顧問教師で高校登山部の顧問経験23年の大ベテランであり、県高等学校体育連盟登山専門部の委員長を勤めているという、権威と権力をともに握る栃木県高校登山界の『小天皇』だったのだ。

彼は3月29日に開かれた記者会見で自らの判断ミスでラッセル訓練を強行した結果雪崩で8人もの死者を出した責任を一切認めず謝罪もしなかった。彼は「絶対安全と判断した。雪が強くなく風もほとんどなかったから」と天候が急変した事が事故の原因であると強弁したのだ。

2011年3月11日の東日本大震災で全校児童108人の7割に当たる74人が死亡行方不明となった石巻市釜谷地区の大川小学校の悲劇でも同じことが起きている。

教師たちは津波警報が出て全生徒を教室から校庭に避難させて点呼を取った後どこに避難するかを相談して地震発生から津波来襲まで40-50分もあったにも拘わらず無駄な時間を浪費して大津波が襲ってきたのだ。

教師たちがすべきことは全生徒を近くにある裏山に避難させることだったのだ。

事実裏山に避難した生徒と教師は全員助かったのだ。

ここでも生徒と保護者に対して絶対的な権威と権力をもつ教師たち=『小天皇』の危機意識のなさと判断ミスが原因で引き起こされた権力犯罪であり、責任を取るべき現場教師とたちと石巻市市長や行政側責任者の個人責任はすべて免罪となっている。

日本には、権威と権力で子供たちや保護者や一般庶民を支配し管理する『小天皇』がいたるところにはびこっており、たとえ命を奪われ生活を破壊されても彼らの権力犯罪は100%免責・免罪されるのだ。

その元凶は一体どこから来るのか?

それは、日本国民320万人を含む5000万人のアジア・太平洋諸国民の命を奪い生活を破壊したアジア・太平洋侵略戦争を企画・立案・実行した史上最大・最悪の戦争犯罪人昭和天皇裕仁が戦後米国支配階級によって100%免責・免罪され、『平和天皇』『家族天皇』『学者天皇』とイメージチェンジをして名前を変えた天皇制のトップに再び復帰した事から来るのだ。

【関連記事1】

▲死者8人…那須雪崩事故「責任問題」の焦点を弁護士が解説

2017年3月30日 日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/202419/1

男子生徒ら死者8人を出した栃木県那須町の雪崩事故。栃木県警は主催者の判断に誤りがなかったかなど業務上過失致死傷の疑いで捜査を進めている。刑事とは別に遺族が民事訴訟を起こす可能性も高い。引率した指導者は内心穏やかではないだろう。

事故は県高校体育連盟主催の春山安全登山講習会で起きた。県内の7校から生徒と教員62人が参加。27日は登山訓練の予定だったが、午前6時の段階で吹雪だったため中止した。ここまでは正しい判断といえる。問題はそのあとだ。

登山の代わりに午前8時からラッセルの訓練を開始。8時半ごろ雪崩に巻き込まれてしまった。栃木県によれば、引率していた高体連登山部の委員長がこの決定を下したという。
「委員長は高校登山部の顧問経験が23年のベテランです。委員長と副委員長らがラッセル訓練を決めたのは間違いないでしょう。雪崩が起きた時間、現場はふぶいていたようです」(同県教育委員会)

■スポーツ庁は冬山登山の自粛呼びかけ

県教育委によれば、事故発生時、委員長は旅館にいたため難を逃れたという。彼の行動の是非はともかく、気象庁は26日から那須町などで雪崩が発生する恐れがあると注意を呼び掛けていた。またスポーツ庁は以前から、高校生以下は冬山登山を行わないよう指導する通知を出し、そのことは県教育委も認識していた。

訓練に参加した高校生は「すごい積雪だったので大丈夫か?」と思い、「先輩たちも、この状況でやるのはおかしいと言っていた」と証言している。責任問題はどうなるのか。

「刑事訴追も民事も責任のあり方はほぼ同じ。ポイントは過失があったか否かです」と解説するのは弁護士の篠原一廣氏だ。

「冬山登山を控えるようにとの通知を受け、雪崩警報が出ていたにもかかわらず訓練を継続したことで、指導者が責任を追及される可能性はあります。事故は3月に起きましたが、雪崩などの危険があれば冬山とみなされます。高校生が“おかしい”と不安と疑問を感じていたことも重要視されるでしょう。絶対に事故が起きないはずだったという客観的な裏付けがないかぎり、指導者が責任を問われるとも思われます」

遺族が委員長などに損害賠償を求めて民事訴訟を起こすことも考えられる。ただ、公務中の事故の場合は公務員個人ではなく、県などの自治体が被告になるのが一般的という。

「県の責任が認められた場合、高校生ですから慰謝料が2000万円、将来お金を稼ぐはずだった逸失利益が5000万円。賠償額は計7000万円でしょう。ただし判決が出るまでに1~2年はかかるはずです」(篠原一廣氏)

なぜ悲劇を防げなかったのかを徹底究明してもらいたい。

【関連記事2】

▲「絶対安全と判断」訓練決定 栃木雪崩事故、責任者が会見

2017年3月29日 共同通信・東京新聞

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017032901001631.html

栃木県那須町のスキー場で県立大田原高山岳部の生徒ら8人が死亡した雪崩事故で、登山講習会の責任者だった県高等学校体育連盟登山専門部の猪瀬修一委員長(50)=同校山岳部顧問教諭=が29日、事故後初めて県庁で記者会見した。荒天で登山を中止しながらラッセル訓練を行った理由を「当時は絶対安全と判断した。雪が強くなく風もほとんどなく、現場の(引率)教諭2人と相談して決めた」と説明した。

雪崩は午前8時半ごろ発生したが現場から通報がなく、110番は約50分後の午前9時20分ごろになったことも県教育委員会への取材で明らかになった。

『公務中の事故の場合は公務員個人ではなく県などの自治体が被告になるのが一般的という』

(終り)





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改めて、すごい安倍スキャンダル

2017-03-30 22:29:42 | 阿修羅








改めて、すごい安倍スキャンダル<本澤二郎の「日本の風景」(2560) タダ同然の国有地払下げ事件は首相犯罪 昭恵は共犯者




asyura2.com




投稿者 笑坊 日時 2017 年 3 月 30 日 09:48:47:

<タダ同然の国有地払下げ事件は首相犯罪>

 安倍官邸サイドは、権力を乱用して、「朕思う」の教育勅語を主体とする神道小学校建設に突進した籠池理事長を、偽証告発で口封じに出ているが、本来、偽証告発されるべきは安倍晋三首相の方である。首相犯罪である。それにしても、改めて広大な国有地をタダ同然で払下げした、安倍官邸の権力乱用事件は、その大胆不敵な、不当・違法な行為に衝撃を受ける。日本全国の小学校を、神道教育にさせようとの、安倍の狂気を知ると、愕然とするばかりだ。首相の偽証連発と、メディアの枝葉末節の報道に流されてはならない。


<首相しかできない不当な権力乱用事件>

 確認すべきことは、これほどの大がかりな、国家国民の資産である国有地を、まるで「無償供与」するような行為は、過去に存在しなかったろう。
 財務省・国交省・文科省を動員して、神道小学校建設にこだわった人物は、安倍以外にはいない。高市や稲田も、同じムジナだが、彼女らには、その力はない。悪魔の力を発揮できるのは、首相権限を乱用できる人物しかいない。
 永田町の事情に疎い市民でも、大いに理解できることである。安倍の権力乱用事件である。それ以外の第三者は、全く考えられない。麻生でも、これほどの事件は引き起こせない。

<昭恵は共犯者>

 野党が国会での証人喚問を求めている愚かな首相夫人は、まことに愚かな中年女性でもある。教養がない。憲法も読んでいない。歴史を知らない馬鹿者である。彼女は、この事件の主役では、全くない。脇役・共犯者である。

 5人のお付きの役人がいることも判明している。この5人の役人も、憲法を読んでいない。歴史を知らない。もし良識のある役人であれば、昭恵の行動を抑制するはずだからである。
 そもそも私人で、家庭の専業主婦に付き従うということに、谷とかいう公務員は「おかしい」と感じなかったのか。
 昭恵は、公邸での安倍の身の回りの世話をすることが、妻の本業である。3分の2の議席を占めている、内閣人事局で官僚を支配している、ための「専制君主」のような安倍である。妻を「首相公務の補助」にする必要はない。かの天皇制国家主義者で、改憲派・原発派の中曽根康弘でも、夫人を表に出して、悪事に利用することはなかった。

<安倍の思い入れ>

 この大事件の本質は、安倍の狂気の信念と関係している。神社・神道信仰である。日本会議の信条でもあろう。
 歴史を紐解けば、戦前の国家神道が国民の精神を狂わせる元凶となった。家々の神棚と地域の神社と中央の靖国神社や伊勢神宮などの国家神道と、加えて教育勅語による軍国少年育成が重なった。さらに付け加えるならば、国民を奴隷のように虐げることが出来る、大日本帝国憲法である。
 いわゆる明治維新は、この三位一体の体制の下で、戦争する軍国主義の日本、他国民を殺戮する侵略国家日本を現出させたもので、21世紀の今、これの復活はいかなる事由をもってしても、国民も国際社会もNOである。
 この当たり前の日本国民の常識と乖離した安倍の信念が、この大事件の本質である。安倍が籠池理事長にテコ入れした理由である。したがって、今日の日本においては、いうなれば、安倍は日本国民を代表する人物として、全くふさわしくない「日本人」なのだ。それゆえに、多くの国民は、この安倍スキャンダルに強く関心を抱いている理由である。

<講演・講師引き受け>

 安倍の森友学園への思い入れは、講演を約束、講師を引き受けていたことである。自民党総裁選で多忙となり、それがかなわなくなると、わざわざお詫びのメッセージを送っている。
 安倍の神道教育への、異常な熱いまなざしを見てとれる。安倍の信念が、目の前で実践されていることに感動している、明らかな証拠である。それでいて「会ったこともない」と平然と嘘をつく。戦後の政治史で、これほど嘘を連発する首相は、ほかにいない。

<名義貸し>

 森友学園は、安倍名義で寄付を集めている。両者の信念・関係の深さを裏付けている。
 「安倍名義の寄付集め」に安倍自身が、喜んでいたのである。安倍は、それが自分にとって「名誉なことだ」と認識していたことになる。安倍の名義貸しも、両者の関係を証明している。
 思想信条が一体という人間関係は、男女の壁を突き抜けてゆく。安倍と稲田、安倍と高市もそうである。安倍が、自らの後継者に稲田と放言していることも、広く伝えられているが、もうこれは漫画の世界である。
 こんな人物を誉めたたえている新聞テレビの日本である。人間、恥の概念を放棄すると、ど偉いことになる。

<100万円の官房機密費提供>

 安倍が首相になると、籠池は「安倍首相は偉人」と持ち上げた。それもそうだろう、当時の籠池にとって、悲願の神道小学校用地がタダ同然、学校の認可もスイスイ、大阪府の維新知事も全面的に支援してくれる関係にあったのだから。
 戦争法が強行されると、それを幼児に合唱させていた。
 そこへと、安倍は100万円を寄付した。正当な金であれば、堂々と公表できるのだが、公表できない100万円だった。領収書不要の官房機密費である。
 永田町の人間であれば、皆が知っている。官房機密費は血税である。正当な使い道であれば、問題にならないが、神道・教育勅語の教育に支出となれば、これは教育基本法と日本国憲法に違反する行為である。
 断じて容認できない。

<昭恵を3度も派遣>

 この100万円を安倍は、妻に命じた。妻はお付きの役人を外させて、直接、籠池に「安倍からです」といって手渡した。その後、しばらくして「内緒にして」と携帯電話で、公表しないように厳命してきた。これの携帯電話は、通話記録で判明する。
 昭恵の嘘つきは、全て官邸の指示で動いている。その責任者が官房長官ということになる。

 昭恵は前後3回も森友学園に出向いて、講演などをしている。その間、神道小学校の名誉校長を引き受けている。安倍の公務を妻に代行させている。

<5人の付き人>

 それゆえに、安倍妻付きの役人の部屋が官邸内に置かれている。
 これも驚愕すべき大事件である。官僚が安倍の手駒のようになって、犯罪に関与していることがわかる。小沢一郎によると、その原因は「内閣人事局」設置による霞が関支配である。
 出世が役人の最大の価値である。という情けない腐った官僚世界を証明していて、悲しい、本当に情けない。
 そうして5人もの役人が、私人である中年女性にかしずいている。5人にも官房機密費が流れていることになる。

<野党4党の党首会談で宝の山を奪え!>

 繰り返し、ジャーナリストの責任として、思うところを真正面からぶつけてきた。
 あとは野党次第である。与党内にも亀裂が走っている。野党は急ぎ党首会談を開いて、この途方もない宝の山を奪うことである。

2017年3月30日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)










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籠池証人喚問で自民党議員の質問に唖然

2017-03-26 20:51:42 | 杉並からの情報発信

籠池証人喚問で自民党議員の質問に唖然

籠池証人喚問で自民党議員の質問に唖然!
国有地取引の追及を放棄し偽証と詐欺立件目的だけの質問連発

2017.03.24 Litera

http://lite-ra.com/2017/03/post-3019.html

昨日、衆参予算委員会で行われた籠池泰典理事長証人喚問では、新たな証言が次々に飛び出した。昭恵夫人への口利き依頼、維新と自民党議員の関与、さらには稲田朋美防衛相の夫へ国有地取得についての相談──。しかも、稲田防衛相の夫は、稲田氏の弁護士事務所で2016年1月に籠池理事長と近畿財務局、大阪航空局の職員と面談していたと明かし、顧問弁護士時代は稲田防衛相も弁護士として対応していたと証言。稲田防衛相の関与の疑いはまたも深まった。

しかし、そんな新事実をも吹き飛ばす証言は、「昭恵夫人側からのファクス」の存在だ。籠池理事長が安倍昭恵夫人に特約について相談をもちかけた際、経産省から出向していた内閣総理大臣夫人付の谷査恵子氏なる人物が2015年11月17日に籠池理事長宛てでファクスを送付。メディアに公開されたそのファクス文書には、財務省国有財産審理室長である田村嘉啓氏からの回答として、「工事費の立て替え払いの予算化について」と題し、〈平成27年度の予算での措置ができなかったため、平成28年度での予算措置を行う方向で調整中〉などと書かれていた。

つまり、昭恵夫人は国有地の取引に関して財務省から回答を引き出していたのである。実際、籠池理事長も、昨日行われた外国特派員協会での会見において、昭恵夫人側が財務省に問い合わせをしたことを「このことで大きく物事が動くようになったんだろうなと思う」と発言した。

2月17日に安倍首相は国会で「(国有地払い下げや小学校認可に)私や妻が関係していたということになれば、これはまさに私は間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」と答弁したが、このファクスは昭恵夫人が国有地問題にかかわっていた大きな証拠だ。

だが、菅義偉官房長官は「籠池氏側の要望には沿うことができないときっぱりお断りしているのでは。そういう意味で、忖度以前のゼロ回答」などと詭弁を弄し、「これは籠池氏から夫人付きの職員に陳情書が来たことに対する回答だ」と述べた。官邸としては“昭恵夫人ではなく一職員がやったこと”と罪を被せて逃げるつもりなのだろうが、ファクスにはしっかり〈なお、本件は昭恵夫人にもすでに報告させていただいております〉と記載されている。これで言い逃れはできるはずがない。

しかも、昨日の証人喚問で呆気にとられたのは、自民党代表として質問に立った参院の西田昌司議員と衆院の葉梨康弘議員、そして維新の会の下地幹郎議員の質問だろう。

 たとえば、西田議員は、参院予算委の現地視察の後に野党議員と籠池氏の自宅で面談したことについて「なぜ野党議員だけを集めて話したのか。不公平感、不透明感を感じる」などと質問。籠池理事長の参考人招致を拒否し続けていたのは無論、自民党だったわけだが、それを棚に上げて「不公平」などと言うのだ。

 しかも、西田議員は「はじめからお金がなかったということが問題の本質」などと言い出し、逆に籠池理事長より「どんな口利きがあったのかが本質だから、西田議員の言っていることは的外れです」と切り返される始末。場内には大きな笑いが起こった。

 それはその通りだろう。森友学園に自己資金がなかったことは事実だろうが、にもかかわらず、なぜ小学校設置認可が下り、なぜ国有地が格安で払い下げられたのかというのが森友問題の核心だ。自民党はその核心に関与しているからこそ、こうして本題からずらそうと必死なのだ。

 そして、自民党の狙いは言わずもがな、「籠池理事長は嘘つきだ」と印象付け、さらには偽証罪で引っ張ってしまうことにあるだろう。事実、西田議員は「偽証(罪)に問われますよ?」などと恫喝めいた台詞を発し、葉梨議員は質問前に自身が警察出身であることをアピール。「安倍晋三記念小学校」という名で寄付金を集めていた期間や、塚本幼稚園のHPで昭和天皇の訪問があったかのように記述していたことをひたすら追及した。

 たしかに寄付金の振込用紙の使用時期の食い違いについては問題発覚時から本サイトをはじめ週刊誌などでも指摘されてきた話であり(ちなみに籠池理事長は外国特派員協会の記者会見で寄付金振込用紙使用時期の証言を撤回している)、昭和天皇訪問をHPで謳っていた件も籠池理事長の“でっちあげ”だろう。

しかし、何度も言うように問題の核心は国有地払い下げと小学校の認可を出したことだ。それを追及もせず、この問題に自民党の西田議員と葉梨議員は「籠池氏の話は間違い」と言い、“籠池理事長は偽証をしている”と強調したのだ。

これは、「安倍首相や天皇を利用して寄付金集めを行っていた」ということを「詐欺罪」にするためだ。

本サイトの既報の通り、情報によれば官邸はすでに検察と話をつけており、「証人喚問の後、東京地検特捜部がほどなく逮捕、口封じをする」というシナリオができているという。

また、検察に強いことで知られるジャーナリストの西岡研介氏は21日に〈籠池理事長の証人喚問について先ほど、検察関係者から何とも恐ろしい話を聞いた〉とし、このようにツイートしている。

〈検察関係者によると「偽証罪での立件は通常、贈収賄などの本件があって、それを立件してから、再逮捕や追起訴の際に、(偽証罪を)くっつける」のだそうだ。が、今回は「偽証単体で、東京地検特捜部にやらせて(立件させて)籠池の口を封じる方針」なんだという〉

西岡氏は「最高検は即、東京地検特捜部に告発状を回し、特捜が動く段取りができている」と言い、「虚偽性の立証は、安倍総理夫妻側の主張や大阪府に提出された客観証拠で十分」という検察関係者の発言も紹介している。

しかも、西岡氏は〈法務検察は、その「口封じ」の代償に「共謀罪」を得るわけか……〉ともツイート。つまり、検察と官邸は「口封じ」と「共謀罪成立」でバーターしていると指摘しているのだ。

国有地の不正取引を口封じで幕引きをはかり、その代わりに共謀罪を成立させる。これが事実としたら、もはや誇張などでなく、正真正銘の恐怖政治と言うほかない。

だが、そうした自民党の卑劣と姑息さの一方で、「自爆」したのが維新の下地幹郎議員だ。下地議員は大阪府が私立小の設置認可の規制を緩和したことについて「教育に熱心なあなたのために枠を広げたんです」と言い、前任者の橋下徹と松井一郎・府知事が森友学園のために規制緩和したと発言。挙げ句、松井一郎府知事に「梯子を外された」と語る籠池理事長に対し、こう声を張り上げたのだった。

「松井さんは梯子を外したのではない。松井さんはあなたが学校をできるように梯子をかけて、梯子から落ちたのはあなた自身なんですよ! 梯子を外したんじゃないです、あなた自らが梯子から落ちたんですよ!」

マヌケにも程があるが、ようするに、維新の議員自ら「松井府知事が梯子をかけた=便宜を図ってあげた」と暴露してしまったのである。

本日は迫田英明・前理財局長と武内良樹・前近畿財務局長の参考人招致が行われているが、彼らだけではなく、松井府知事、そして安倍昭恵夫人の証人喚問が必要であることは明白だ。

(編集部)







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寄付の渡し方

2017-03-26 12:49:57 | 植草一秀氏の『知られざる真実』






植草一秀の『知られざる真実』 | 2017年3月24日 (金)




昭恵氏が15年11月著書に明記した「寄付の渡し方」

「アベ友事案」第一弾である「森友事案」の全貌がかなり明確に浮かび上がってきた。

「森友事案」には三つの側面がある。

第一は森友学園の教育内容の問題。

第二は森友学園による補助金受領等に関する不正疑惑の問題。

第三は森友学園に対する国有地激安払い下げの問題。

三つの側面は、それぞれに重要な問題であるが、安倍政権の存亡にかかわる重大事案は、三つ目の国有地激安払い下げ問題である。

この問題の輪郭がかなりはっきりと浮かび上がってきている。

焦点は2015年9月から2016年6月にかけての経緯である。

2015年9月5日に、安倍首相夫人である安倍昭恵氏が森友学園の塚本幼稚園で講演し、新設される予定だった瑞穂の國記念小學院の名誉校長に就任した。

この日に、安倍昭恵氏が安倍晋三氏からの100万円の寄附を行ったのかどうかも争点のひとつに浮上している。

そして、その後、森友学園の籠池理事長から安倍昭恵氏に対して学校用地の問題等について行政当局への働きかけの依頼があったと見られる。

そして、安倍昭恵氏の秘書の役割を担っていた谷査恵子氏が行政当局に要望事項を伝えて、その回答を籠池氏側にFAXで伝達した。

この段階では、要望が完全に通ることはなかったが、その後に状況が急変して、森友学園が国有地を激安価格で取得するなどの結果が生まれた。

このことから、安倍昭恵氏による「口利き」を契機に、森友学園に便宜ならびに利益が供与された疑いが浮上している。

安倍政権は安倍昭恵氏は「口利き」を行っておらず、情報提供等は谷査恵子氏独自の行動であり、安倍昭恵氏は森友学園が取得した土地の問題等に関与していないと主張しているが、十分説得力のある説明はなされていない。

谷査恵子氏から籠池氏に送られたFAXには以下の記載があった。

前略 平素よりお世話になっております。

先日は、小学校敷地に関する国有地の売買予約付定期借地契約に関して、資料を頂戴し、誠にありがとうございました。

時間がかかってしまい申し訳ございませんが、財務省本省に問い合わせ、国有財産審理室長から回答を得ました。

大変恐縮ながら、国側の事情もあり、現状ではご希望に沿うことはできないようでございますが、引き続き、当方としても見守ってまいりたいと思いますので、何かございましたらご教示ください。

なお、本件は昭恵夫人にもすでに報告させていただいております。

内閣総理大臣夫人付 谷査恵子

二つの点に注目する必要がある。

第一は、谷氏が

「現状ではご希望に沿うことはできないようでございますが、引き続き、当方としても見守ってまいりたいと思います」

と記述していることだ。

谷氏が回答した時点では、森友学園の要望事項は直ちに通っていないが、それから約半年の間に、森友学園側に破格の条件がもたらされているのである。

この結果と「当方として見守ってまいりたい」

との因果関係を考察することが極めて重要である。

第二は、谷氏が

「本件は昭恵夫人にもすでに報告させていただいております」

と記述していることだ。

安倍政権はこの案件は谷氏の独自の行動としているが、そうではなく、安倍昭恵氏の指示によって谷氏が動き、この時点での状況を籠池氏と安倍昭恵氏の両方に伝えたと読むのが順当な理解になる。

安倍政権は安倍昭恵氏が関与したことにしたくないから、事実を歪曲して事実でない解釈を示している疑いは濃厚に存在する。

この点に関する疑問は、国会審議を通じて何も明らかになっていない。

安倍政権が安倍政権に都合の良い説明が提示されているだけである。

この点を明らかにするには、まずは、安倍昭恵氏が国会で説明することが必要不可欠である。

安倍首相は安倍首相の主張に誤りがないなら、安倍昭恵氏が国会で説明する場を積極的につくるべきである。

そのことが疑惑を解消することへの最短コースなのであるから、安倍首相がこれを拒む理由がない。

また、安倍昭恵氏による寄附に関して、作家の斎藤美奈子氏が3月22日付の東京新聞「本音のコラム」において、極めて重要な事実を摘示しており、これを踏まえるべきである。

斎藤美奈子氏が取り上げたのは、安倍昭恵氏の著書『「私」を生きる』(海竜社、2015年11月刊)に記述されている内容だ。

斎藤氏はこの著書に書かれている内容として、安倍昭恵氏が持っている二つの行動指針を紹介している。

二つの行動指針とは、

「ちゃんと自分の目で見なさい」



「寄付をするときは、必ずしかるべき人に直接、手渡さなければならない」

である。







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証人喚問逃げるなら安倍首相辞任は避けられない

2017-03-26 06:53:36 | 植草一秀氏の『知られざる真実』


証人喚問逃げるなら安倍首相辞任は避けられない




安倍首相は2月17日の衆議院予算委員会質疑でこう述べた。


「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


と明言している。


関係しているというのは、


森友学園の小学校設置認可と土地取引についてである。


この場合は、総理大臣も国会議員も辞めるということ


とはっきりと言ったのである。


したがって、安倍首相は総理大臣と国会議員を辞めるべきである。


なぜなら、安倍昭恵氏が森友学園の小学校土地取得問題に関与した疑いが明らかになったからである。


この疑いを払拭できぬなら、安倍首相はやめるべきだ。


言葉に対する責任を自覚するべきである。


籠池泰典氏は安倍昭恵氏に土地問題等について行政への働きかけを要請したと述べている。


そして、その要請に応じて、安倍昭恵氏付きの公務員である谷査恵子氏が財務省に口利きし、財務省からの回答を籠池氏に伝えている。


そして、その後の状況について、谷氏は


「現状ではご希望に沿うことはできないようでございますが、引き続き、当方としても見守ってまいりたいと思います」


「本件は昭恵夫人にもすでに報告させていただいております」


と伝達している。

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そして、この後に森友学園に対して巨大な便宜が供与された。


安倍昭恵氏が森友学園の土地問題に関与し、その結果として森友学園に巨大な便宜が供与された。


これが客観的に推察される事実である。


安倍昭恵氏が森友学園の土地問題に関与した疑いは限りなく強いのが現状である。


仮にこのことが事実ということになると、安倍首相は総理大臣も国会議員も辞めなければならなくなる。


それほど重大な事実が表面化したのである。


疑惑を解消する方法はひとつしかない。


安倍昭恵氏が


「ウソをつけない状況下で」


「質疑応答に応じること」


である。


籠池泰典氏と同じ条件で国会で話してもらうしかない。


安倍昭恵氏の国会での証人喚問が必要である。


安倍首相がこれを拒むなら、安倍首相は辞任するしかないだろう。

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野党が求めているのではなく、安倍首相自身が国会で明言したことに基く対応である。


「はっきりと申し上げたい」


とまで言っていたのだから、安倍昭恵氏が関与したと見なすことのできる証拠が表面化した以上、その推察を否定するには、安倍昭恵氏本人の説明が必要不可欠である。


安倍首相が、その推察が間違っていると考えるなら、証人喚問は、まさに


「渡りに船」


である。


関与していないことが事実なら、そのことを国会で正々堂々と話せばいいだけのことである。


嘘をつく必要もない。


だから、議院証言法に抵触する惧れもない。


そして、疑惑は解消できるだろう。


証人喚問の機会を安倍首相自身が積極的に作ることが、安倍昭恵氏に対する正当な配慮ということになるだろう。


それを拒むから疑いが晴れないのだ。


安倍首相と安倍首相夫人の名誉がかかる問題なのだ。


「逃げ」を決め込む以上、疑いが晴れることはない。


公の場で、正々堂々、真実を語ることが、疑惑を晴らす最良で唯一の道である。


これをあくまでも拒絶するというなら、それは、疑惑を認めることに等しい。


その場合は、首相と国会議員を潔く辞任するべきだろう。





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籠池証人喚問

2017-03-24 05:49:00 | 杉並からの情報発信

籠池証人喚問<上> 昭恵夫人「安倍晋三から」と現ナマ封筒

2017年3月23日 日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/202057

「『安倍晋三からです』と封筒に入った100万円を下さった」「政治家の関与はその都度あった」――。日本中が固唾をのんで見守った、23日の森友学園・籠池泰典理事長に対する証人喚問。理事長は冒頭から、日付や実名を次々ブチ上げ、爆弾を炸裂させた。安倍首相夫妻とのズブズブの関係も、ハッキリ明言した。もはや安倍首相は逃げられない。政権は大激震だ。

■“口封じメール”も発覚

籠池理事長は午前9時10分に国会に到着した。黒のスーツに渋めのゴールドのネクタイ姿。比較的、落ち着いた様子だった。

証人喚問は参院の予算委員会で午前10時からスタート。山本一太委員長から「籠池康博君、ご本人ですか」と戸籍名で呼びかけられると、理事長は「はい、そうでございます」と答えた。これまで記者会見などで聞いた声のトーンと変わらず、緊張した様子はほとんどない。宣誓書への署名を求められると、手元を震わせることなく、淡々と署名した。

喚問では、質疑応答の前に最初の10分間、籠池理事長の発言が許された。理事長は水を飲んでから立ち上がり、そこからは、“籠池砲”を連発。特に、安倍昭恵夫人との親密な関係や、いかに安倍首相夫妻が森友学園が新設しようとした小学校に共鳴していたかを強調した。

「真に日本国のためになる子供を育てたいという教育者としての思いから、今年4月に『瑞穂の國小學院』を開校できるよう頑張ってきました。教育者としての私の思いについて、安倍首相や昭恵夫人、大阪府議など多くの関係者にご理解をいただいたことは今でも感謝している。結果として、手続き上の問題や幼児教育の現場の行き過ぎなどがあったことは反省している。弁護士の指示で申請を取り下げたが、応援してくれていた方が手のひらを返すように離れていくのを目の当たりにして、どうしてこうなってしまったのかという思いもあります」

「(小学校は)松下村塾が念頭にあった。長州出身で私の理念に共感していただいている安倍首相に敬意を表し、『安倍晋三記念小学校』とするつもりで昭恵氏に相談し、ご理解いただいたと思っていた」

「昭恵氏は3回、講演・視察に来た。名誉校長に就任していただいたのは、平成27(2015)年9月5日の講演の時のこと。昭恵氏は控室だった園長室でお付きの方に席を外すように言った後、『どうぞ安倍晋三からです』と封筒に入った100万円を下さった。私たちにとっては名誉なことなので、鮮明に覚えております」

「府議会議長だった故・畠成章氏は、森友学園の幹事も務め、松井府知事の父親とのお付き合いもあったので、知事や府に力添えいただけるようお願いした。小学校設置の認可申請では『特別な取り計らい』を頂いたと感謝している」

 国有地の格安払い下げという土地取引についても、昭恵夫人の“口利き”と財務省の“忖度”をにおわせた。

10年の定期借地から長期使用への変更を希望し、2015年10月、昭恵夫人の携帯電話に留守電メッセージを残したところ、昭恵夫人付の秘書役、谷査恵子氏から連絡があったという。

「谷氏からは『なかなか難しい』と言われたが、同年11月17日、谷氏からファクスが来て『昭恵夫人に報告はしております』とありました。(その後)財務省の中でどのようなことがあったのか詳しくわからない。昭恵氏、谷氏、財務省関係者に詳しく聞いて欲しい」

昭恵氏の国会招致を要求した形だ。

生活ゴミ撤去で8億円ものディスカウントがあったことについては、「想定外の大幅な値下げにちょっとびっくりした」と答え、当時の近畿財務局や財務省の迫田理財局長、森友の顧問弁護士だった酒井康生氏に聞いて欲しいと、こちらについても国会招致を求めた。

「財務省から10日間、身を隠してほしい」と言われたという一件については、「(佐川理財局長の)部下の島田氏に10日間隠れていて」と言われたと改めて明言した。

発言の最後はやはり、昭恵夫人についての言及に戻った。あれほど自分たちの教育に理解を示し、協力をしてくれ、親しくしてくれたのに……、という悔しさと恨み骨髄なのだろう。森友問題がはじけて以降、昭恵氏が籠池夫人へのメールで、「主人も大変なことに巻き込まれていることもご理解を」「私が関わったということは、裏で何かがあると疑われないように」と“口止め”ともとれるメールが来たことも明らかにした。

「(昭恵氏は)あんなに私たちの学校の開校を楽しみにしていたのに、どうしてなのか割り切れない思い。トカゲの尻尾切りで私だけに罪をかぶせるのではなく、その他の関係者も呼んで、真相を究明して欲しい」

最後はこう締めくくった。

②籠池証人喚問<中> 100万円受け取った状況を生々しく証言

2017年3月23日 日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/202058/1

籠池理事長は参院予算委の山本一太委員長(自民)の総括尋問に対する答弁でも、驚きの発言を連発した。

籠池理事長は、安倍首相から受け取ったという「100万円の寄付」について、山本委員長からあらためて事実関係を問われると「事実」と断言。

「平成27年9月5日、昭恵ご夫人に当園で講演会をしていただいた時。園長室でお話をさせていただき、(昭恵氏が)かばんの中から封筒を取り出し、『どうぞ』といただいた。中を見ると金子が入っており、『いいんでしょうか』と言うと、『安倍晋三からです』とおっしゃった。頂いた時は私と昭恵夫人2人きり。中身を確認したら100万円で、金庫の中に入れて『しんきた』の郵便局で(振り込んだ)」と詳述した。

■昭恵夫人に講演料10万円渡した

●西田昌司(自民)

――昭恵夫人には何を相談したのか。

 瑞穂の國記念小學院ではこのような副読本はどうでしょうかと見せたこともありますし、教育的なことをお願いしたということであります。

――なぜ、野党議員だけ集めて会見したのか。

(補佐人に相談)ええ、私の方から別に拒否することもありませんから。何か問題あるのでしょうか。

――その時に昭恵夫人からメールがあり、奥さまとのやりとりがあったと。野党議員に見せたか。

 それは記憶にございません。

――総理は絶対に寄付金を渡していないと言っている。密室の中の話だし、証拠もない。あなたが寄付金を集めるのがしんどいから、当初は安倍さんの名前を使って募金を集めようという思いがあったのだろう。

寄付金集めのためだったら、安倍記念小学校という名前は使わない。

――小学校を建てるのに、大阪(私学)審議会に7億5000万円と提出し、藤原工業は15億5000万円と言っている。

(補佐人に相談)それは刑事訴追を受ける可能性があるのでお答えすることはいたしません。

――これが問題の本質、初めからお金が足りなかったのではないか。

 この問題の本質は、口利きがあったかどうか。議員の質問は的外れだと思う。

――あなた、ハシゴ外されたと思っている?

 外したのは、大阪府の松井知事と思っています。

●福山哲郎(民進)

――設立の趣旨に賛同した昭恵夫人に電話、27年10月、留守電に残した。谷査惠子氏から、国有地取得について「現段階では難しい」と連絡があった。谷査惠子氏は総理大臣夫人付スタッフか。

おっしゃる通りです。

――FAXで「希望に沿うことはできない」と。

 そうでございます。

――証明できるものがあるか。

 いただいたFAXは残っている。

――内容を紹介して欲しい。

 ちょうど定期借地が終わった頃です。買い受け特約10年が付いていた。そのころ介護施設は(特約が)50年付くが学校法人はどうかとお聞きした。その結果、学校法人は無理ということだった。

――近畿財務局とか、(関係各所に)問い合わせた形跡があるということか。

 その通りです。

――この時期に夫人付が各役所に問い合わせなどをしていたとしたら。当時は昭恵夫人は名誉校長か。

そうでございます。

――忖度が働いても仕方がない状況だ。昭恵夫人に10万円を講演料として渡したのか。

 10万円の講演料を先に用意しておりましたので、100万円をいただく前に用意しておりましたので。お帰りになる時にお渡ししました。お菓子の袋にその封筒、10万円入っております。封筒に感謝と銘を入れてお持ち帰りいただいたということです。

――昭恵夫人も寄付を否定されている。なぜ、今、公にしたのか。

 2月8日に問題が勃発し、政府の方が何とかうまく対応すればいいと見守っていた。私はご助力いただいていると思っていたのに、手のひらを返すように学校を潰しにかかってきた。何が起こっているのかを解明しないと、国民の皆さんに申し訳ないと思った。


――昭恵夫人から口止めとも思われるメールが来たと言った。いつ頃届いた?

大体、2月18日以降、25日までの間だと思う。

――かなりやりとりしている?

 35、36回はやりとりしている。

――鴻池先生の言う「こんにゃく」とは何か。

 中身ということでしょうか。封筒の中に3万円、型紙の中に入った商品券です。

――何のために(鴻池事務所にこんにゃくを)持って行ったのか。

入院されてましたのでお見舞いも兼ねてもありますが、その時にこういう風な土地の関係はこうなっていますと報告はさせていただいたということであります。

――近畿財務局とは問題発覚後もやりとりがあったと。それのひとつが、10日間隠れてろという話なのか。

近畿財務局とはあの一件がありましてからもやりとりしてました。私も当時の顧問弁護士の酒井先生もです。10日間うんぬんも酒井先生がされておりました。

――財務省の島田さんから10日間隠れてろと言われたのか。

 財務省の島田さんから言われたということであります。

――稲田大臣との関係を聞く。顧問契約や法律相談はあったのか。

稲田先生の事務所と顧問契約を結んでおりました。出廷されたこともあったと記憶しておりますけれど、今回の土地のことにつきましても平成28年1月には稲田龍示事務所に相談に行っております。

(続く)

③籠池証人喚問<下> 鴻池氏以外に挙がった政治家3人の実名

2017年3月23日 日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/202059

左から時計回りに東徹、北川イッセイ、柳本卓治の3氏(C)日刊ゲンダイ


●竹谷とし子(公明)

――昭恵夫人にメールなどでお礼をしたか。

 黙っていてと言われたからしていない。

――3月16日に、総理から寄付をもらったと言い出したのはなぜか。

 あの日、申請を取り消した。一生懸命造った建物を存続するために、安倍晋三氏の寄付が入っているんだ、何とか存続させて欲しいと思ったから。

――安倍晋三記念小学校の寄付を募る際に、許可は取ったか?

 取ってません。

――本人の許可なく名前を使って寄付を募るのは詐欺ではないか?

 詐欺ではないと思います。

●小池晃(共産)

――昭恵夫人は名誉校長の要請を最初は断った?

1秒ほど止まってらっしゃいましたが、すぐに即断をしていただきました。

――昭恵さんと更地の豊中の敷地に行ったことあるか。

 一緒に行かせていただきまして、ここに学校が出来るとお話しさせていただきました。

――昭恵夫人からサジェスチョンはあったのか。

 いい田んぼができそうですね、ということでありましたね。それで瑞穂の國記念小學院とさせていただきました。
 財務省が前向きに動いていると感じましたのは、生活ゴミが出てきた後が一番著しかったと記憶しています。

――どういう動きを見て?

 私どもの弁護士が入っていましたから、動き方、スピード感が非常に速かったと思います。


――3月10日の記者会見で、大阪府の設置基準緩和に4年ほどかかったと。政治家に協力を頼んだことはあるのか。大阪府の議員を含めて。

ございます。

――どなた。

 ええ、東徹(参院)議員です。

――そのほか、この問題で名前が出ている政治家で、鴻池議員以外でだれかいるか。

 すでにおやめになっていますが、国交副大臣の北川イッセイ先生、(参院議員の)柳本卓治先生、うーん、ええ、はい、そういうところで。

■ハシゴを外したのは松井大阪府知事です

●浅田均(維新)

――ハシゴを外したのは大阪府のトップと言っている。では、ハシゴをかけたのは誰か。
ハシゴをかけたのは私。

――松井一郎氏に会ったことはあるか?

 直接、お目にかかったことはありません。

――松井府知事の喚問を要求します。

●山本太郎(希望=自由、社民)

――現金100万円の寄付を受けた際に、昭恵夫人が「一人にさせてすみません」と。同志だから言えることだ。感動したか。

 うれしく、これで物事は進んでいくなと思った。

――ハシゴを外されたと怒りを覚える政治家は。

 大阪府知事です。

●松沢成文(無所属クラブ)

――大阪府知事の松井氏に便宜を図ってくれとお願いしたことはあるか。

 しておりません。ええ、人は頼みになるものという認識の中で亡くなっていかれた方もいますので。ご意志を継いでいかれるのであればそのままでいくだろうと思っていましたので。その他にはしておりません。


――昭恵夫人に対し、(小学校の)認可を安倍総理経由で府知事にお願いして欲しいと言ったことはあるか。

 その点については致しておりません。

――鴻池議員ルート。国有地払い下げの件でお願いに行った。秘書が動いた。その時、鴻池議員に麻生財務大臣に伝えてほしいと依頼したことはあるか。

 麻生大臣の方に伝えてくださいませんか、と言ったことはあります。

――麻生大臣は(小学校)設置者からの要望を知っていたと。

 なかったと思います。私はお伝えしましたが、伝わってなかったと思います。







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安倍辞任必至

2017-03-23 19:31:54 | 阿修羅

安倍辞任必至? 籠池理事長が昭恵夫人付役人から「予算化を調整中」の報告を受けたと証言、物証のFAXも存在
http://lite-ra.com/2017/03/post-3016.html
2017.03.23. 昭恵夫人付役人から籠池に予算化報告  リテラ


 とんでもない爆弾証言が出てきた。先ほど終わった衆院予算委員会での学校法人森友学園の籠池泰典理事長の証人喚問だが、午前の参院での証言で出てきた「平成27年11月17日に総理夫人付タニサエコさんからいただいたファクス」について、衆院でさらなる詳細が発覚した。

 午前の証人喚問での籠池理事長の話によると、平成27(2015)年5月29日に定期借地契約を締結し、その土地の買い受け特約が10年だったが「もっと長い期間へ変更できないか」との思いから「私たちの教育理念に賛同している昭恵夫人に助けをいただこう」と考え、同年10月に昭恵夫人の携帯に電話。留守電だったためメッセージを残したところ、後日、内閣総理大臣夫人付のタニサエコという人物から連絡があり、「なかなか難しい」との返事がきた。

 さらに同年11月17日には、以下のようなファクスが送られてきたという。

〈時間がかかってしまい申し訳ありませんが、財務省本省に問い合わせ、国有財産審理室長より回答を得ました。
 大変恐縮ながら、国側の事情もあり、現状では希望に沿うことはできないようでございますが、引き続き、当方としても見守ってまいりたいと思いますので、何かございましたらご教示ください。
 なお、本件は昭恵夫人にもすでに報告させていただいております。
内閣総理大臣夫人付 谷査恵子〉

 このファクス文面はすでに午後のワイドショーで公開されているものだが、午後の衆院の証人喚問で民進党・枝野幸男議員に引き続きこのファクスについて問われた籠池理事長は、上記の文面を読み上げた後、なんともう1枚紙をめくって、文面を読みはじめた。まだ公開されていない2枚目、つまりファクスのつづきがあったのだ。しかも、それは衝撃的な内容だった。

「『10年の定借の是非』『50年定借の変更の可能性』『土壌汚染や埋設物の撤去期間に関する資料の扱い』そして4番(目)が『工事費の立て替え払いの予算化について』というふうなことも書いていただいている。『一般的には工事終了時に精算払いが基本であるが、学校法人森友学園と国土交通省航空局との調整にあたり、予算措置が付き次第、返金する旨の了解であったと承知している。平成27年での予算での措置ができなかったが、平成28年度での予算措置を行う方向で調整中』というようなものをいただいています」

 籠池理事長からの「依頼」に対し、安倍昭恵夫人は秘書を動かして財務省に掛け合い、その上で「国有財産審理室長」が「平成28年度での予算措置を行う方向で調整中」と回答していた──。つまり、昭恵夫人は国有地の取引に関して財務省から回答を引き出していたのである。

 この衝撃的な内容に、枝野議員は「安倍総理が従来おっしゃっていたことと全然違う。本当に重いご発言なんですよ。きょうのご発言は事実と違えば偽証罪に問われ、このファクスが偽造・変造されたものであれば、罪に問われます。間違いないものなんですね?」と確認。しかし籠池理事長は、明確に「間違いございません」と返答した。

 安倍首相は2月17日の国会答弁で「私や妻が(国有地売却や学校認可に)関係していたことになれば、首相も国会議員も辞める」と宣言している。もし、この籠池理事長が読み上げたファクスがほんとうに昭恵夫人側から送付されていたとすれば、昭恵夫人が国有地売却に「関係」していたということになる。

 この疑惑のファクスは早晩テレビなどのメディアにも出てくるかと思われるが、これが事実なら、総理辞任は必至だろう。

(編集部)







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だが、これが安倍首相の本心、真の姿だ!

2017-03-22 09:29:52 | 阿修羅









だが、これが安倍首相の本心、真の姿だ! 




asyura2.com




投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 3 月 20 日 15:10:55:


▼だが、これが安倍首相の本心、真の姿だ!
 森友学園で追及されるのが怖くてまた、海外へ逃げた。ドイツに行ってメルケルにトランプとの日米会談を説明する? ついでに大統領トランプの印象を教えてやる?

 バカを言いなさんな。メルケルはトランプ本人と面談したではないか。こんな情報は当然、事前にキャッチしておくべきだ。

 安倍晋三という人は「3日目に栓を抜いたビール」みたいなお人だ。

 だが、騙されてはならない。これが安倍首相の本心、真の姿だ!
じいさんの血が身体から抜けないでいる。要注意人物である。

▼イスラエルと手を結んだ安倍晋三
 祖父の岸信介が成し得なかった「軍事大国ニッポン」への夢を実現しようと、自ら手を上げたのが安倍晋三。そのためには戦争放棄を明記した日本国憲法が邪魔だ。

 一度は改憲を試みたが上手くいかず、持ち出したのが「解釈改憲」なる奇妙な論理。だが、彼は改憲を断念したわけではない。「スキあらば」と狙っている。

 特定秘密保護法で人々の口を塞ぎ、集団自衛権で自衛隊を海外へ出す構えだ。「日本を守るために入隊した。海外まで出張って米軍と一緒に戦うなど約束が違う」と自衛隊を辞める若い隊員が後を絶たない。

 ふだんから若い隊員の欠員に悩む自衛隊。少子化で若者の数はこの先、減る一方だ。隊員確保の行き付く先は???となる。既に「経済的徴兵」が経済界の一部でささやかれている。安倍政権は武器輸出にも積極的だ。

 日本が国際テロ組織「IS」から標的とされるきっかけとなったのは2015年1月の安倍首相のイスラエル訪問だった。当時、イスラエルはパレスチナ人弾圧をきっかけに国際的に非難され、最大の貿易相手だったEUは経済制裁を強化した。

 ネタニヤフ首相は、EUに代わる貿易相手を探すのに必死で、3月の総選挙を前に窮地に陥っていた。そこに米国議会のタカ派の意向を受けて手を差し伸べたのが安倍晋三だ。

 日本はイスラエルとの間で武器の共同開発の協定を結んでいる。ここまですると「アラブの敵」とみなされても不思議はない。

 安倍は同年1月17日、訪問先のカイロでテロとの戦いを強調。対テロ周辺国に2億ドルを拠出すると宣言した。この直後、日本人の人質が殺害された。

 米国とともに戦うと宣言した英仏では地下鉄やバスなどで爆発が相次だ。日本の海岸は原発銀座。日本列島をつなぐ新幹線。都市部は地下鉄が網の目のようにつながっている。そんな日本がテロの標的にされたらどうなる?

 それでもあなたは安倍政権を支持しますか? 改憲に賛成しますか?








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菅野完が、国税庁長官・迫田英典に王手をかけた

2017-03-20 07:01:15 | プーチンのロシア

菅野完が、国税庁長官・迫田英典に王手をかけた/副島隆彦
http://www.asyura2.com/16/cult17/msg/723.html
投稿者 仁王像 日時 2017 年 3 月 18 日 16:43:54: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
 

[2109]菅野完(すがのたもつ)が、国税庁長官・迫田英典(さこだひでのり)に王手をかけた。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2017-03-16 12:59:02
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

私が、ここに貼った1ページの画像の中の人物が何者か、は、あとの方で説明します。あっと驚く事態です。今や、国税庁のトップ が、森友=籠池 事件 =安倍晋三 と深く関わっている。国税庁(霞ヶ関の財務省ビルの5階に入っている)にまで、犯罪捜査 が向かっているのだ。 

 経営者と自営業者たちが、頭を痛める納税申告(のうぜいしんこく)の、この時期に全く、何をか況(いわ)んや、だ。全く、国税庁よ、お前たち自身が、犯罪者の巣窟なのだ! よくも、正しい申告、正しい納税、などど言えるなあ。

 私、副島隆彦から、“徴税テロ”を実行している タックス・テロリスト Tax terrorist どもだと、言われるはずだ。

 それが、先週、発売になった、私の新刊書『 税金 恐怖政治 (タックス・テロリズム)が富裕層を追い詰める』(幻冬舎刊)である。

 森友(もりとも)学園事件は、いよいよ安倍政権(安倍内閣)の、倒壊、崩壊の引き金になりつつある。安倍晋三を本丸(ほんまる)とする、日本会議=勝共連合=統一教会 の日本のネットワークへの、大きな打撃となりつつある。

それでも、まだ大新聞の政治部は、自分たちが安倍晋三とベタベタしすぎて、飼い慣らされて、官房機密費(領収証なし)を貰って(ワイロだ)、汚れまくっているものだから、安倍晋三を支えている。今も正面から記事にしない。NHKもだ。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00352502.html

 こいつらは、安倍政権は「一強」の強力な政権であって、ちょっとぐらいの、対艦ミサイルや、魚雷を浴びたぐらいでは、大破、沈没することはない、と高をくくっている。それも、どんどん怪しくなってきた。 メディアと 警察を、首相の睨(にら)みの力で、押さえることが出来ている。だから、こんな高波警報ぐらいは、持ち堪(もちこ)えてみせる、大丈夫だ、という感じだ。 そうはゆくもんか。

 うまい具合に、絶妙なタイミングで、3月6日に、またしても、日本海に北朝鮮の4発のミサイルが打ち込まれた。「これで安倍政権は安泰だ。森友問題は終わったな」と、安倍派のシンパの言論人たちは考えたようだ。「これで、国民は、安倍政権の強い政治指導力で、自分たちを守ってほしいと、思う。だから安倍政権はさらに長期政権だ」 と、バカなことを言っている。

 彼らも、相当に、Moonies ムーニー=統一教会の ばい菌が脳に入っている。テレビ、新聞、雑誌の記者たちまでも、すっかり汚染されている。このことが日本国の重大な危機である。

 このあとも、この勢力は、鉄壁(てっぺき)の防御陣(ぼうぎょじん)で、空母・安倍を中心とする機動部隊(タスク・フォース、連合艦隊)を守り抜くつもりのようだ。ずるずると、このあとも、次から次に事実が発覚して、報道が続いて、出来れば9月ぐらいまで、安倍晋三と、おかしな奇妙な宗教団体 の話が、国民の間で、ぐずぐず、ザワザワと話され続ける方が、却(かえ)ってよい。それが、よい国民教育になる。だから、私は、この「安倍一強」が、すぐに崩れない方がいいと、思っている。

 事態は、昨日、3月15日、新しい段階に突入した。 ここでは、「ドアホ理事長」(名古屋なら、タワケ理事長か )と呼ばれている、籠池泰典(かごいけやすのり)と、「豪快な大阪のオバハン」(諄子、じゅんこ)夫妻、そしてその家族が団結して、ついに自分たちを守るために、大きな反撃に出た。

このままでは、「小学校の認可は取り消しだ。国有地を返せ。渡した補助金を返せ」が、腐った役所の公務員ども(自分たちも、よごれた当事者。被害者ヅラするなよ、から起きているので、火炙(ひあ)ぶりの刑に等しい。こうなったら、あいつら、と 差し違えてやる、となる。

 これに、ヤフー・ニューズの赤澤竜也(あかざわたつや)氏と、我らが菅野完(すがのたもつ)氏が、独立ジャーナリスト (腐った、組織ジャーナリストではない)の気骨のある立場から、「より大きな悪を追及する」の立場から、籠池一家と信頼関係を築いて、家の中にまで入り込んで、仲良く鍋をつつきながら、籠池一家の言い分を、よくよく聞いて、真実を知って、それを、メディア向けの 情報記事として公表する、という素晴らしい仕事をし始めた。 その様子が、前記の FNN(フジテレビ)の昨日のインタヴュー動画だ。クリックして見て下さい。

 どうも、テレビ各局は、大きなシナリオ(筋書き)として、「ケッタイな籠池一家が、起こした、国有地詐取(さしゅ)事件として」そろそろ、幕引きしようとしていた。「お茶の間の関心も薄れたようだから・・・」と、大きな観点からは、安倍政権の延命を助けるために、報道の打ち止め、終了、という動きに出ていた。

 それが、赤澤・菅野の独立ジャーナリストの 「大きな真実を国民に伝える」というジャーナリズム 本来の使命で、突出した。籠池一家としては、このテレビ・新聞どもが、公然たるメディア・スクラム で作り上げ、自分たちをピエロに仕立てて、わざと、おかしな言動を取らせて、でっちあげの「変人一家の事件に仕上げる」という計画を、菅野完のメディア慣れした、ずば抜けた才能に頼る、という態度に出た。 

 このニューズ動画の様子は、昨日(15日)の午後2時半からの、東京の 西麻布の、菅野氏の鉄筋アパート前での、各社詰めかけの、合同取材(囲み、ぶらさがり)だ。ここで菅野(すがの)氏の、籠池の即席のスポークスマンとしての見事(みごと)な受け答えと、戦略が、公然と、メディア(大テレビ局各社)に42分間にわたって、放映された。

 それが冒頭にも載せた、以下の FNN(フジテレビ)の放送のネットでの映像だ。いろいろな真実が分かりますから、これを見て下さい。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00352502.html

 この菅野完(すがのたもつ)の、テレビ各社インタビューでは、菅野が、まるで籠池の代理人、代わりとして、話している。このあと、籠池の代理人だった弁護士は辞任した。自分が、財務省の手先となって、籠池をあやつって、いいように騙そうとしたことが明らかになったので。 

 籠池一家が出てきて、報道陣の前で、おかしな行動を取って、奇矯な言動に出て、それを笑いものにすることを、狙っていた報道各社は、これで、その「安倍まもり」の狡猾な作戦を、菅野にみごとに打ち破られた。菅野は、最後は、「籠池さんは、ご自分が、この件で関係した現職の閣僚の名前も公表しますよ」と言った。それで、今日(16日)から新たに大騒ぎなのだ。それでも、大新聞は、この報道を封殺した。警察もまだ動かない。 

 菅野完は、「このふたりを、なんで、あなたたち(メディア、マスコミ)は、取材しないのか。このふたりこそが、小学校の設置認可をして、国有地の払い下げをした(ハンコをついた)、当の責任者で、公人、公務員で、まさしく一番の責任者だ。籠池さんには、これに関与する何の力もないのですから。このふたりへの独占インタヴューをしてきたテレビ局、新聞社とは、籠池さんは、独占インタヴューに応じる、と、いわはっていますよ」と言った。 

 そのひとりは、迫田英典(さこだひでのり)財務省理財(りざい)局長(当時)。それと、松井一郎 大阪府知事である。 この迫田 は、なんと現在は、国税庁の長官である。日本の税金官僚のトップだ。2015年9月3日に、安倍首相で官邸に報告しに行っている。そして、翌日、4日、安倍は、他の国会の答弁の仕事をほったらかして、大阪に行き、読売テレビ(東京では日テレ)の「ミヤネ屋」の番組に出て、そのあと、「かき(牡蠣)鉄」というお店(公明党の幹部で、国交大臣だった、冬柴鉄三(ふゆしばてつぞう)の長男が経営者。りそな銀行の支店長をしていた。

 ここから、籠池は、その後、21億円の融資を、その払い下げ国有地・建てた学校を担保に受けたようだ)で、近畿財務局(財務省の出先)の美並(みなみ)・・・局長 と、 大阪航空局(国交省の出先。旧伊丹空港の騒音対策の補償と、騒音地の買い上げをした。住宅街だったのだから、産業廃棄物などは、あの用地にはない! )の担当者と、会っている。 この担当者たち 2人 は、現在、「出張中です」のまま行方不明だ。すでに口封じで、殺されたのではないか。このふたりが、「8億3千万円の 値引きの計算、と1億3千万円の土壌汚染の除染代を計算」した。「籠池氏の件をよろしく頼む」と安倍が首相権限で、この役人たちに目の前ではっきり言ったのだ。そがのこの日の安倍の慌ただしい動きだ。このあと、安倍は急いで夕刻には東京に戻っている。翌日9月5日に、安倍昭恵が、名誉校長として塚本幼稚園で講演をしている(4回目)。

 だから、籠池に、ここで、14億円の国有地と、校舎の建築費7.5億円で、合計21億円を、“タダで、上手に、やってあげる” スキーム(お膳立て。書類上の仕掛け。汚染土壌だ、とか、産業廃棄物が埋まっている、とかで、8・3億円の値引き、とか、6億円の援助金=補助金 、これが校舎の建築費、を出す、とかの、粉飾書類作り)を作ったのだ。

 どうやら安倍晋三たち当事者は、公表15億円となっている、小学校の校舎の建築費と、実際の7.5億円との、差額の 7.5億円を、ワイロ(贈収賄=ぞうしゅうわい=罪を構成する)のカネとして、皆で、ひとり一億円ずつ、分け合ったのだろう。この証拠が出たら、安倍晋三たちは、「首相を辞任します。議員も辞めます」では済まない。政治家を辞めても逃げ切れない。有罪判決を受けて牢屋(刑務所)に入らなければいけない。

だから菅野が、「事実が表に出たら(安倍晋三の内閣が吹き飛ぶどころか)内閣が2つぐらい吹き飛びますよ」と言った。 

 こういう国有地の払い下げでの、汚職(疑獄。ぎごく)は、数百件どころか、数千件も行われてきたのだ。こういう政治家からの「面倒を見てくれ、よろしく頼む」役人「分かりました」の構造で実際の政治は動いている。アメリカでは、これを、ポーク・バレル pork barrel 「豚肉の樽詰め」という。今度のこの一件で、土建屋(建設会社)の幹部たちを含めて、国民の「上の方の者たち」は、真実を、じゅうじゅう知っている。それが、ナマの泥臭い、本当の政治だ。自民党政治だ。「政治というものは、こういうものだよ」と、知っている。人生経験がある程度ある者なら、このことを、うっすらと気づいている。

(中略)

 安倍晋三たち、日本会議=勝共連合=統一教会 Moonies =幸福の科学 、カルト・オブ・ヤスクニ の狂った宗教勢力の、ばい菌、害毒、恐ろしい毒蛇 たちを、人類は、駆除しなければいけないのだ。そのために、プーチン(ロシア)と、習近平(中国)と、トランプ(アメリカ)の、3巨頭の団結がある。私、副島隆彦の、この理論の飛躍が、スゴすぎて、とても理解できない、ついて行けない、という人たちが、多いようだ。それならそれでいい。どうせ時間が経(た)てば、あまり頭の良くない人間たちでも、生来の真面目ささえあれば、副島隆彦の本の読者なのだから、そのうち分かるようになるだろう。

 安倍首相の名前も もうすぐ表に出て来るだろう。あちこち、マネー・ロンダリングされて(幼稚園経営の籠池は貧乏だから元々カネを持っていない)、自分たちで国のカネを、錬金術(れんきんじゅつ。アルケミストリー)でひねり出した、そのカネを、だいたい一億円ずつ、山分けして、迫田英典がスキームを作ったものを、受け取っている。このことがバレるだろう。 それでも、それらを、なかったことにして、すっとぼけて、自民党政治は続いて行くのだろう。

 だから、私が、一番、始めに載せた画像写真の男が、まさしく迫田英典だ。この男は、何と、2015年3月の「籠池(森友)への 20億円の国有地の払い下げ錬金術づくり」をした、その直後(ちょくご)に、理財局長から、国税庁長官に出世した。

おい、国税庁! 私、副島隆彦が出したばかりの、『税金恐怖政治(タックス・テロリズム)が富裕層を追い詰める』(幻冬舎刊、3月9日刊)の、本の中の一ページにすべく、準備していたのが、このページだ。 この迫田の顔写真は、今では、もうネット上にはない。見つからない。すべての新聞記事から消されている。だから、この顔写真は、菅野完(すがのまもる)が、公然と掲げて、昨日、上記のFNNその他の、動画ではっきり見せた以外では、公表されていない貴重なものだ。指名手配書(WANTED! )の顔写真のような、この顔を、みんな、よーく見なさい。

 こいつが、じりじり、ぐずぐずとであれ、国会に証人喚問(しょうにんかんもん)されなければ済まないのだ。だが、その時は、安倍政権は倒れているだろうから、財務省としては自分たちの同僚幹部を、組織をあげて庇(かば)い続けるだろう。だが、逃げ切れるかな?

 このワイロ男の よごれ官僚が、“徴税テロ”を実行している、日本の税金官僚=タックス・テロリストの頭目なのだから、ホントに笑ってしまう。私、副島隆彦から嘲笑されるに値することをしている国税庁よ、ホントに元気が出ないだろ。自営業者と経営者たちが、ドキドキしながら頭を痛めて、自分のお金の動きを国家に報告するために、(どうして、国家というのは、国民の カネの動きをこんなに追いかけ回すのだ)、納税申告(しんこく)の、この時期に、本当に、全くもって、お前たち税金取りたちにとっては、深刻(しんこく)な話だな。

前の大隈健一郎(おおすみけんいちろう)国税庁長官の時と、全く同じだ。組織全体が、赤っ恥をかきました、では済まない。

安倍晋三 と 迫田英典 よ、汝(なんじ)の時は数えられたり、だ。

 このほかに、この事件での客観的な事実関係を知りたい人は、以下の「リテラ」誌のサイトで記事を
読んでください。

http://lite-ra.com/2017/03/post-2995.html








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安倍首相の親友が経営する

2017-03-17 16:48:54 | 杉並からの情報発信

安倍首相の親友が経営する“第二の森友”加計学園の関係者を最高裁判事に任命!
司法までオトモダチで支配

2017.03.16 Litera

http://lite-ra.com/2017/03/post-2997.html

籠池泰典理事長が隠し持っているという“爆弾”に注目が集まる森友学園問題。安倍政権は生きた心地がしないだろうが、そんななか、新たにとんでもない疑惑が浮上してきた。
自分の親友が経営する例の“第二の森友学園”関係者を、なんと「最高裁判事」に押し込んだのではないかという疑惑だ。

この“第二の森友学園”と名指しされているのは、加計孝太郎理事長が経営する学校法人・加計学園グループ。複数の大学、幼稚園、保育園、小中高、専門学校など様々な教育事業を配下に収める一大教育グループで、現理事長の加計孝太郎氏は安倍首相の40年来の親友だ。実際、安倍首相は昨年だけでも5回以上、加計氏と食事をしたり、ゴルフを楽しんでいるし、学校の式典挨拶では、加計氏のことを「どんな時も心の奥でつながっている友人、腹心の友だ」と表現していたほどだ。

また、加計学園は「御影インターナショナルこども園」という認可外保育施設を運営しているのだが、昭恵夫人がそこの「名誉園長」を務めている。

そして、本サイトでも報じてきたとおり、安倍首相の「腹心の友」が経営する加計学園の運営する岡山理科大学の獣医学部新設と愛媛県今治市の新キャンパス建設をめぐって、森友学園同様のありえない特別扱いの事実が明らかになったのだ。

もともと獣医学部は新設に厳しい規制がかかっており、岡山理科大の新設についても10年間で15回にもわたって文科省が拒否してきた。ところが、第二次安倍政権になると一転、安倍官邸が主導するかたちで今治市を「国家戦略特区」に指定することで、新設を認可。話はトントン拍子に進み、今治市の新キャンパスに約37億円相当の公有地が無償で譲渡され、しかも最大96億円もの公費が拠出される見込みとなったのだ。

まさに“オトモダチ”への便宜供与の疑いがプンプンするが、そんななか、今回新たに浮上したのは、この“オトモダチ”の関係が、最高裁人事にまで影響を及ぼしていたのではないかという疑惑だ。

安倍首相は昨年、“加計学園の監事”を最高裁判事に任命していたのである。その監事とは、東京弁護士会所属の弁護士である木澤克之判事のこと。定年退官した最高裁判事・山浦善樹氏の後任として任命されたのだが、実は、木澤氏は2013年から加計学園の監事を務めていたのだ。

実際、昨年の最高裁人事が発表された直後、加計学園はホームページで〈学園の監事であられた木澤克之氏が(略)7月19日付で最高裁判所判事に任命されることが決定しました 学園としても大変名誉なことであり、心よりお祝い申し上げます〉と祝福していた。しかも、木澤氏は加計理事長と立教大学の同窓で、卒業年も同じ。二人が学生時代からの深い付き合いだった可能性は高いだろう。

 さらに言えば、木澤氏が最高裁判事に就任してすぐの昨年7月21?22日には、安倍首相が加計理事長と食事をし、ゴルフを楽しんでいる。

 はたしてこれらは、単なる偶然なのか。つまり、安倍首相は最高裁人事まで私物化し、“オトモダチのオトモダチ”のために、ポストを用意してやったのではないか。そういう疑念が頭をもたげてくるのである。

 ただ、最高裁といえば司法の最後の砦。いくら安倍首相でも、そんなところまで“オトモダチ人事”というウルトラCをぶっ込んでくるとはにわかに信じがたい、そう思う向きもあるだろう。しかし、実際に最高裁人事をめぐっては、第二次安倍政権になってから“政治介入”が露骨になってきたとの指摘がある。

そもそも、法的には最高裁判事の任命権は内閣にあるが、もともと15名の最高裁判事の人事は長年の「慣例」として、前職が裁判官、検察官、学識者、弁護士など「出身枠」が存在してきた。そのうち裁判官枠は最高裁判所が選び、弁護士枠は日本弁護士連合会が複数の候補者リストを推薦し、そこから内閣府が人選することになっている。

この「慣例」についてはもちろん批判もあるのだが、一方で時の政治権力による人事介入を防ぎ、司法の独立を担保するのに役立っているとも言われている。ところが、第二次安倍政権はその「出身枠」を強権的に無視することで、司法にプレッシャーを与えているのだ。

朝日新聞3月2日付によれば、第二次安倍政権の最高裁人事では、たとえば定年退官する職業裁判官1枠に対し、これまで行政の最高裁担当者が1人の候補を提示していたのを、2人の候補をもってくるように指示したという。任命する内閣に選択肢を設け、内閣による最高裁人事の恣意性を強めようとしたのは明らかだろう。

また、今年1月の人事発表では、任期終了で交代する判事2名のうち、ひとつは“弁護士枠”であったにもかかわらず、安倍内閣は日弁連推薦の候補者をはずし、その後任に刑法学者の山口厚氏をあてた。山口氏は一応弁護士資格を持ってはいるが、取得してわずか1年足らず。事実上の“学識者枠”の拡張であり、弁護士枠の削減だった。そんなところから、いま法曹界では「官邸による最高裁への人事介入ではないか」と恐れられ、安倍政権を忖度した判決が連発されるのではと危惧されているのだ。

木澤氏の任命は昨年のことであり、今年のごり押し人事の前の話だが、こうした安倍政権による司法への介入の実態を考えると、木澤判事が加計学園とつながる人物であることが、判事任命の決め手になった可能性は決して低くない。

少なくとも、昨年の安保法をはじめ、安倍政権の方針には憲法訴訟のリスクがつきまとっている。そこで、個人的信頼の厚い加計学園の関係者ならば自分の意向を判決に反映させるだろうとの思惑を働かせ、“弁護士枠”のリストの中からあえて木澤氏をピックアップした。そうだったとしても不思議はないだろう。

いずれにせよ、安倍首相が加計理事長と昵懇の仲というのは本人も認めていること。その“オトモダチ関係”が最高裁人事にまで影響を与えているのならば、もはやこの国は三権分立も国民主権も崩壊し、安倍首相の独裁国家となっていると言わざるをえないだろう。森友学園問題と同時に、メディアはこの加計学園を巡る疑惑も徹底追及していく必要がある。(編集部)







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