格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

やくざ内閣とやくざ千葉県<本澤二郎の「日本の風景」

2019-09-29 04:20:24 | 日本の風景


やくざ内閣とやくざ千葉県<本澤二郎の「日本の風景」(3445)

<史上最大の暴風雨被害に自衛隊支援を要請しなかった森田健作>
 知らなかった!首都圏では、史上最大の暴風雨被害に、特に台風の目の右側の房総半島で、無数の瓦が飛び散った。我が家は、築50年にして、初めて風で揺れた。その時は、アメリカで吹き荒れるハリケーンを予想、覚悟を決めるしかなかった。幸い、家は残ったが、周囲の家庭菜園は壊滅、樹木も倒れ、その一本は電線に倒れた。

 おそらく南側の森が住宅を救ってくれたものだろう。恐怖の三時間は体験者でないとわからない。場所によっては、屋根が損壊している、その恐怖は如何ばかりであったろう。その後の停電と、水道使用不能という生活基盤の崩壊が半月もかかった。

 この惨状は、防災対応の自衛隊の出番であった。5000人、1万人を9月9日に動員すれば、せいぜい7日もあれば、解消できたろう。昨日、読売新聞読者の清和会OBが「森田の馬鹿垂れは、自衛隊に支援要請をしていなかった。悪辣な巡査部長の倅だ。辞めさせる責任が千葉県民にある」と連絡してきた。(訂正・森田の父親は自衛隊員記述は間違い)

 情報を遮断されていた千葉県民の多くは、まさか、と驚愕している。無数の倒木で、東電を責め立てても仕方なかった。
 「千葉県には、習志野に特殊部隊、木更津にヘリコプター基地がある。館山にも。見識不足の俳優崩れに知事は務まらない。千葉県のやくざ民度と無関係ではない」とも指摘した。

<自民党やくざ県連と俳優崩れの知事の自業自得>
 「木更津レイプ殺人事件」取材で、俄然、やくざの正体を洗っていくと、この国も地方もやくざが跋扈する社会であることが理解できる。

 無数のやくざ被害を、ただ泣き寝入りするだけの、国民と県民、市民である。警察に駆けこむ、勇気ある市民は1%前後であろう。強姦・性奴隷の「木更津レイプ殺人事件」の被害者は、とうとう警察に駆けこもうとしなかった。
 ゆえに「暴露する」という脅しは、殺人そのものだった。そうして美人栄養士は殺害された。加害者は、介護施設のオーナーに身を隠した、三本指の入れ墨やくざ浜名。ハマコーと同じ富津市出身。被害者同様、創価学会員であることが判明してきた。したがって、信濃町の道義的責任もある、事件史上最悪の性凶悪殺人事件である。

 かくして、やくざまがいの政治屋が跋扈する、恐ろしい房総半島ということになる。木更津市には、やくざ関連の市議がいっぱいいる。この恐ろしい事態を、警察は無関心を装っている。あたかもやくざと警察は「お仲間」と見られがちだ。
 そうした土壌で、俳優崩れの知事が誕生したものだ。自民党と公明党創価学会、さらには選挙違反事件で捜査を受けた徳洲会グループも、森田を選挙応援していている。
 反吐が出るような腐臭の半島・千葉県なのだ。史上最大の狂風雨被害にも無関心、自衛隊に支援要請もしなかった森田の精神鑑定が必要ではないか。まともな県民なら、即座に罷免する場面であろう。

<刺客・青木愛がやくざの倅を叩き落とす!>
 房総半島には、ハマコーの倅やハマコーの運転手が、信じがたいことだが、衆参の国会議員となって、金バッジをつけている。
 安倍との関係は深い。

 今回の台風15号関連で判明したことは、同じ富津生まれの青木愛が、ハマコーの倅の刺客として出馬する。これは面白い。応援団の一員に加えてもらおう。
 かつてこの地区には、水田三喜男、千葉三郎、森美秀、中村正三郎の反ハマコー地盤でも知られてきた。まともな創価学会員は、愚かな金で動く上部の指令にもかかわらず、浜田に投票しなかった。「木更津レイプ殺人事件」の被害者も、である。

<閣僚のやくざ癒着議員は三人だけか、他にもいる!>
 新閣僚の中には、すでに警察を統括する国家公安委員長など三人がやくざと癒着していたことが分かっている。

 三人だけだろうか。間違いなく他にもいる。断言できる。やくざが跋扈できる永田町・平河町・信濃町ということだろう。

 次は野党が、どう対応するのか。徹底して追及するだろうか。ここを主権者は注目している。そして新聞テレビである。やくざに屈する新聞記者ばかりなのが、とても気になって仕方ない。
 
<やくざがまとわりつく安倍晋三>
 振り返れば、アベとやくざの関係は長くて深い。地元の首長選挙で、安倍は強敵のライバルを叩くのにやくざを利用した。これはすでに、大きく報じられている。ところが、安倍が約束を破ったことで、内幕を当事者が暴露した。

 ライバル叩きにやくざを悪用する首相に驚かされるばかりだが、これでは国際社会で馬鹿にされて当然だろう。
 トランプやプーチンなど、いいように利用されている。

 憲法違反の戦争法制を強行する予算委員会に、こわもてのやくざ関連の人物を委員長に起用している。
 トランプとゴルフに興じた茂原カントリークラブは、むろんのこと千葉県にある。
父親の安倍晋太郎や後見人の森喜朗は、千葉県内のゴルフ場会員権を保有している、と見られている。息子の心臓は、それを相続しているはずだ。

 安倍は、内閣改造で、夫が入れ墨やくざだったという女性議員を入閣させて、国民を驚かせた。

 かくしてやくざ跋扈の千葉県で、史上最大風速70メートルの15号台風が襲来した。首都圏が亜熱帯に移行した証拠であろう。地球温暖化の進行が原因に相違ないので、これからも発生する。

 すでに房総半島には、水源地に福島の放射能汚染物資が、実に1万トン以上も投機されている。これもやくざ利権に間違いはないだろう。やくざが肥えて、県民が落ちぶれていく房総半島に、いずれ人間が住めなくなる!
2019年9月25日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あなたに取って、政権側…安倍内閣に1番言わせてはいけない言葉ってなんですか?

2019-09-29 03:54:13 | 真相の深層

田中 遊梦
フォローする
5時間前
あなたに取って、政権側…安倍内閣に1番言わせてはいけない言葉ってなんですか?
【私としては、『国民の皆さんが私達を選んだんです』って言葉を絶対に言わせたくないかな?】
こう云うレトリックで、私達に責任を被せてくる政府には、こう言い返しましよう。

/////////////////////////////////////////////////////////////////////
◼︎私達がはっきりと言うべき言葉
・あなた方は、
国民に選ばれたからには、国会議員は国民を幸せにし、日本国憲法を遵守する義務がある。
・あなた方は、
「全電源喪失はありえない」と地震対策を拒否し原発を核爆発させた張本人のはず。
安倍内閣はその事を完全に無いものとし、福島第一問題をおざなりにし、避難者の権利を著しく破壊し、更に原発再稼動に固執し国民や地球全体の生命を危険にさらし続けた。
・あなた方は、
国民の財産である年金資金を海外投資で大幅に減らし、それを挽回する方法として武器輸出・製造企業に投資した。更に損金分を国民の福祉予算や年金支払いを削り、補充して来た。
・あなた方は、
アベノミクスと云う愚かな経済政策や企業減税で一般国民の年収を大きく減らし、GDPをとんでもなく低下させただけでなく、アメリカ含めての世界中に日本の資産をばら撒いた。
・あなた方は、
更に、日本国憲法を蔑み国民から出るべき改憲を自分達の都合で変えようと動き回り、それを正当化するために北朝鮮との戦争を国際的に煽り、国民の不安を煽った。
・あなた方は、
特区を利用し大きな利権を持ち、それにより自分達や信奉者にだけ利益を与え続け、議席や資金を獲得した。
更にモリカケの悪事を追及される事をごまかす為だけに、臨時国会始めに解散総選挙を行うと云う愚策を弄し、しかも、散々煽って来た戦争への不安を利用して、「戦争法案の是非を問う」形で選挙戦を闘おうとしている。
これらの、糾弾されるべき行いを繰り返した責任は大きい。「責任」は、あなた方それぞれ全員にあり、それを償うべきです。あなた方、安倍内閣の歴代の大臣は全員本来なら刑務所に入るべき行いをしている。
責任を取ってくださいね!
また、
《以下の質疑の映像や画像、絶対にWeb上で見つかりません》
見事に消し去っていますよね?安倍内閣は…

/////////////////////////////////////////////////////////////////////
2006.12.13 参議院における吉井英勝議員と安倍首相の原発事故防止関連の質疑応
※参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=300245
※吉井英勝議員の質問映像
https://youtu.be/HBwTZwXdSU4
共産党吉井英勝議員「海外(スウェーデン)では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが日本は大丈夫なのか」
安倍首相「海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられない」
吉井議員「冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか」
安倍首相「そうならないよう万全の態勢を整えている」
吉井議員「冷却に失敗し各燃料棒が焼損した(溶け落ちた)場合の想定をしているのか」
安倍首相「そうならないよう万全の態勢を整えている」
吉井議員「原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測を教えて欲しい」
安倍首相「そうならないよう万全の態勢を整えている」
吉井議員「総ての発電設備について、データ偽造が行われた期間と虚偽報告の経過を教えて欲しい」
安倍首相「調査、整理等の作業が膨大なものになることから答えることは困難」
吉井議員「これだけデータ偽造が繰り返されているのに、なぜ国はそうしたことを長期にわたって見逃してきたのか」
安倍首相「質問の意図が分からないので答えることが困難。とにかくそうならないよう万全の態勢を整えている」





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森田健作は何者か?<本澤二郎の「日本の風景」

2019-09-28 13:09:05 | 日本の風景


森田健作は何者か?<本澤二郎の「日本の風景」(3448)
<15号台風が去っても知事公舎に雲隠れした千葉県知事>
 千葉県民でありながら、森田健作について無関心を決め込んできた政治評論家も、目下、反省しきりである。こんな屑物を拾い上げて、知事に押し上げた人物を知りたい、が今の県民の声のようだ。

 県庁詰めブンヤの実績?でもある。彼ら彼女らには、森田同様に恥の文化がないのが、情けなくて泣いてしまう。筆者が東京タイムズ千葉支局長のころは、わりあいしっかりとした支局長会が存在した。暴力団追放県民会議も多少は、機能していた。

 すでに森田の一存で、東電福島放射能汚染物資が1万トン以上も、こともあろうに房総半島の水源地の産廃場に投機した。この事実を記事にしたのは、毎日新聞千葉版だけだった。それも小さかった。

 過去に「腐臭列島 房総半島の闇」(データハウス)を執筆したが、いまや県庁もマスコミも腐りきってしまっていたのだ。そんなあだ花が、森田健作知事だったことになる。
 安倍が安倍なら、森田も森田なのだ。そこに史上最大の風速70メートルの台風15号が襲来して、住宅を破壊、農林漁業を崩壊させた。

<1年に150日しか登庁しない千葉県知事>
 週刊誌を見て驚いたのは、東京在住の清和会OBである。彼は毎日のように千葉県知事の正体を、怒りでもって告発してくる。

 その一つが、1年に150日にしか登庁しない、という明らかな税金泥棒についてだ。三文作家の極右・東京知事だった石原慎太郎をまねたのだろうか。
 「登庁しても10分か15分で姿を消して、その後は、何をしているのか役人も知らない」というありさまでは、もう言葉も出ない。

 やくざが跋扈する房総半島だからであろうが、それにしても、小原庄助さんのように「朝寝朝酒の日常」ということになろうか。事実なら税金泥棒である。公金横領で告訴に値するだろうが、こんな屑が千葉県知事だったとは、木更津市の与三郎お富さんも知らなかった!

<防災対策本部はいつからか、市町村も右ナラエ>
 なんとか命とあばら家の瓦の被害を回避した9月9日の筆者は、続いて停電による情報遮断の危機に泣いてしまった。少しでも情報を得ようとして、富来田出張所に午後3時ごろ押しかけた。3人の職員はいつも通りだった。

 周囲の壁などに被害状況が出ていないか、念入りに確かめたが、何もなかった。電灯もついていて、パソコンもいつも通りだったので、彼らに「本庁に災害対策本部があるはず。そこから情報は取れないのか。停電はいつまでか、朝から東電に携帯で連絡しているが、つながらないので、何もわからないので」といった趣旨を伝えたのだが、3人ともうんともすんともない。

 今はわかる。木更津市役所もなんら対応策を講じていなかったのだ。防災対策本部設置さえも、被害状況を掌握する行政責任さえも、果たそうとさえしていなかったのだ。

 そのことを新聞テレビさえも、報道しなかった!15号台風に知事以下市町村も、茫然自失の体だったことになろうか。千葉県の行政が知事以下100%止まってしまっていたのである。
 森田健作に右ナラエしていたのだ。税金泥棒は、末端の小役人までも?自衛隊に支援要請さえもしなかった森田の千葉県庁だった。

<「森田罷免論」が房総半島から東京でも>
 かくして現在、森田を首にしろ、という怒りの叫びが、ネットで炎上している。

 自業自得なのだが、千葉県も民主主義が機能していなかったことになろう。千葉県民は、森田追放に立ち上がるしかない。

 国連で地球温暖化阻止に立ち上がった16歳の女性を見習って「声を上げよう」である。森田罷免論は、ワシントンでのトランプ弾劾運動と時期的に合致しているというのも、興味深い。房総半島のみならず、森田の出身地の東京からも怒りの声が噴出している。

<書いたのを読むだけの俳優崩れを首長にするな!重い自公責任>
 安倍晋三と似ている点は、役人が書いた原稿を読むだけというから、これはもう知事失格もいいところだろう。「俳優崩れを行政に引きずり出すな」の教訓でもあるが、本当に誰もがそう感じている。

 こんな人物を知事に擁立した、自民党と公明党の政治責任も問われている。腐敗政党の自民党と公明党を印象付けて余りあるが、根本的には千葉県民の責任でもある。

 二度と俳優崩れを首長に担ぐなかれ、である。芸能人の多くは、やくざと関係している。まっとうな人間ではないものが多い。最近では吉本興業事件でも証明されている。

 やくざ・暴力団に屈しない、見識のある本物の政治家でなければ、首長失格である。台風15号は、またいずれ襲来する。防災大国の日本では、どこでも今回の千葉県の教訓を学ばなければ、罷免の対象となろう。

<菅義偉の子分として首つなぐ愚か者>
 こんな人物が、なぜ千葉県知事なのか。
 清和会OBがヒントをくれた。「菅の子分」という。どの程度の関係があるのか、目下のところ、はっきりしないが、千葉県と神奈川県は、東京都を挟んでいるが、近い関係にある。
 これにやくざを掛けると、一体かもしれない。

 日本政治は、政治屋とやくざを掛け合わせると、真の正体が見えてくるということを、筆者は「木更津レイプ殺人事件」で学んでしまったジャーナリスト・政治評論家である。

 「千葉と神奈川に倶利伽羅紋々の入れ墨やくざが、金バッジをつけていることを、この機会に認識すべきだ」とは、やくざ事情にも通じている清和会OBの鋭い指摘なのだ。彼に教えられた言葉が、この倶利伽羅紋々である。関心があれば辞書を引くといい。
 昔は「凶状持ち」(犯罪者・前科者)ともいわれてきた。

 「森田の身体検査が期待される」との県民の声も届いてきた、今回の15号台風の意外な成果である。森田を擁護する勢力の反論を聞きたい。
2019年9月28日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員・元武漢大学客員教授)





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

挑発人事<本澤二郎の「日本の風景」

2019-09-25 08:20:27 | 日本の風景


挑発人事<本澤二郎の「日本の風景」(3444)
<安倍の子守り役が外交・安保を仕切る北村滋の手に?!>
 15号台風の後遺症のせいで、内調のボスが、日本の外交・安保を仕切る重要ポストの地位に就いたことを、軽く見ていた。昨夜、日刊ゲンダイの有能な記者の指摘を受けて、この途方もない、信じがたい人事についての感想を述べなければならなくなった。

 彼の経歴を見てみると、警察出向の秘書官として安倍の信認を得て、内調のボスに出世した。安倍の論功人事のはしりであろう。警察畑での外事関係の仕事を生かして、安倍犯罪のもみ消しで、悪の実績を上げたようだ。

 現に憲法違反の疑いのある特定秘密保護法や共謀罪、さらには自衛隊参戦法強行の場面で八面六臂の大活躍をしたらしい。安倍事件のガード役となって、霞が関の要人や与野党議員の醜聞を露見させて、これまた戦果をあげた。

<霞が関の下っ端官僚を大抜擢した理由が気持ち悪い>
 とはいえ、警察官僚は戦前の内務官僚解体により、悪しき実権を奪われてしまい、戦後の霞が関では格下官僚に甘んじてきた。

 それが、官邸の大腐敗が幸いしてか、その処理に成果を上げたことで、破格のポストに就くことができた。「トランプのボルトンか、はたまたヒトラーのアイヒマンか」と周辺では、恐れられているという。

 正直なところ、気持ちの悪い安倍人事である。いうなれば、悪しき暴政首相の行き着く先人事と言えなくもない。新聞テレビがまともであれば「やめなさい」と注意勧告する場面であろう。
 論功人事とはいえ、論功は国民のためのものではない。その反対である。
 外務省不要人事でもある。谷内が悪すぎたのも原因といえる。

<モリカケからTBS山口強姦魔救済など安倍史を彩る戦果>
 そもそも、警察は、本来の中立・公正・正義という根源的な枕詞が、薄れて居るどころか、消えてしまっている。

 まともな警察官僚であれば、特定秘密保護法などの危険な安倍法制に「やめなさい」と忠告する立場にあったのだが、北村には、こうした観念がゼロであると国民は考えて非難してきている。

 安倍内閣をヒトラー政権になぞらえる大衆の反発は、多分に警察官僚のやりすぎと関係している、そのためである。

 悪徳の首相は、年中、北村情報を聞かないと、床につけない有様だった。毒饅頭をたらふく食べて満足する北村だった、と官邸内でもささやかれていたらしい。
 それにしても、モリカケ事件の安倍、TBS山口強姦魔救済の安倍を、無事?に乗り越えて、長期政権の記録をつくれたのも、北村の成果なのであろう。TBS山口強姦魔救済の場面では、北村と強姦魔のメールの往来も発覚した。

 健全な野党の追及が期待されるところである。
 
<旧内務官僚が実権を握って財務・外務形無し>
 人は、戦前の権力を欲しいままにして、自由主義者や共産主義者を拘束・弾圧した旧内務官僚の横暴を記憶している。警察天国の日本だった。
 したがってGHQは、人権弾圧組織の内務省を解体して、警察と自治に分断、民主的な組織として、国民の人権擁護組織に切り替えた。だが、いまの現実は?誰が見ても、まともな警察官、公正・中立・正義の人は、上層部にいない。

 旧大蔵省の財務省も、外務省も存在感が薄い。無用官庁の代名詞となっている。霞が関に覚せい剤が使用されるわけである。 

<霞が関の暗闘>
 一見して平穏すぎる霞が関の官庁街だが、役人の精神は破壊されて久しい。この7年間で、役人の精神は壊れかけている、と事情通は明かしている。

 出世とメンツの日本エリート世界で、何が起きてくるのか。
 フランス大使館の一等書記官時代、北村は東京からやってきた新聞記者の接待をしていた、という話を自民党秘書から聞いた程度で、あとはわからない。その人物が、ロシアとの領土問題と南北朝鮮との外交破綻へと追い込んだ前任者の谷内の後釜となるアベの挑戦的人事を、日本国民は注意深く監視していくしかない。
 霞が関の暗闘から、国民のための情報が洩れてくるかもしれない。
2019年9月24日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「東電裁判」と「東京裁判」・NHKと自衛隊・危険なボランティア頼み(アリの一言 日曜日記67)

2019-09-23 14:26:10 | 阿修羅


「東電裁判」と「東京裁判」・NHKと自衛隊・危険なボランティア頼み(アリの一言 日曜日記67) 
http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/717.html
投稿者 肝話窮題 日時 2019 年 9 月 22 日 20:47:21: PfxDcIHABfKGo isyYYouHkeg


2019年09月22日
■■■■■■■■■■■■■
「東電裁判」と「東京裁判」
■■■■■■■■■■■■■
 福島原発事故の東京電力・勝俣恒久元会長、武黒一郎元副社長、武藤栄元副社長のトップ責任を問うた裁判で、東京地裁は19日、全員に「無罪」判決を下した。双葉町から今も避難生活を余儀なくされている斎藤宗一さんは、「悔しい。これは人災だ。それなのに誰も責任がないなんて考えられない」(NHK中継)と怒りをあらわにしたが、まったくその通りだ。
 東電トップに責任があることは言うまでもない。だが、もっとも重大な責任を問わねばならない者たちがいる。東電の無責任体制を放置し、安全神話を振りまいて原発を推し進めてきた歴代自民党政府=国だ。しかしその責任・罪は見逃されている。
 そう考えていると、「東京裁判」が脳裏に浮かんだ。侵略戦争・植民地支配の最大の責任者である天皇・裕仁は起訴されることさえなく免罪された。マッカーサーと裕仁の共謀だ。裁きの対象になったのは政府・軍部だけだった。
 最大の責任者の責任を問うこともなく免罪する。そんな日本の無責任体質は74年たっても何も変わっていない。「東電裁判」と「東京裁判」は通底している。「東京裁判」では東条英機らに有罪判決が下ったが、「東電裁判」では勝俣氏らは「無罪」だ。無責任体質は74年前より進行しているということか。
■■■■■■■■■■■■■■■
自衛隊を頻出させるNHKニュース
■■■■■■■■■■■■■■■
 台風15号の被害は今も現在進行形だ。そのテレビニュースの報道を見ていて気になることがある。
 1つは、NHKのニュースに自衛隊の映像が頻繁に流れることだ。復旧・支援活動を行っているのはもちろん自衛隊だけではない。とりたてて自衛隊を映さねばならない内容でもないのに、自衛隊が“活躍”している映像がよく出る。民放と比較すると歴然だ。
 災害出動で自衛隊の好感度を上げ、9条に自衛隊を明記する改憲につなげる。それが安倍改憲の基本戦略だ。NHKの災害報道はまさにそれと符合している。
■■■■■■■■■■■
ボランティア頼みの危険
■■■■■■■■■■■
 もう1つは、「ボランティア活動」が賛美されすぎていることだ。
 ボランティアは確かに貴重だ。被災者にとってはまさに救世主だろう。だが、ボランティアがやっていることは本来、政治・行政がやるべきことだ。政治・行政がやらないからボランティアに頼らざるをえない。
 「国家と国民」の視点でみると、ボランティアは国民の「自助努力」ということになる。本来、国家(政治・行政)がやるべきことをやらず、災害復旧も国民の「自己責任」だといわんばかりに「自助努力」にまかせる。それは国家の怠慢だ。いや、それ自体が国家による国民支配の一環だ。
 善意の発露としてのボランティアは尊い。しかしそれは、災害対策を怠ってきた、そして被災後も被災者の復旧・支援に責任をもとうとしない国(政治・行政)への怒り・責任追及を伴ってこそ、真に価値あるものになるのではないか。
https://blog.goo.ne.jp/satoru-kihara/e/da6f305cd08b46790ef272c0fada9c72







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

官邸異変!<本澤二郎の「日本の風景」

2019-09-23 13:39:56 | 日本の風景


官邸異変!<本澤二郎の「日本の風景」(3443)
<家庭騒動?持病再発と菅・二階クーデターの因果関係>
 「安倍と安倍家に暗雲が垂れこめている」と推測する見方が、永田町から届いてきた。日曜日の22日深夜には、妻昭恵の実弟・森永商事社長の松崎勲が安倍家に駆け込んでいる。「家庭騒動再燃か」との憶測を呼んでいる。土曜日にはゴルフ友達と食事して、慰労会をしてもらっている?

 ここ数週間前から「持病の再発」も一部でささやかれていた。ラグビー観戦しながら、15号台風大被害の房総半島に姿を見せなかった。911人事では、菅と二階の共闘に屈してしまった。
 官邸異変は事実に違いない。

<7年かけて1ミリも前進しなかった領土問題と拉致問題>
 外交問題がひどすぎる。7年もかけて、北方領土問題は1ミリも前進していない。日本が要求する4島に、ロシアの軍事基地が構築されている。これはもう、日本に外交が存在していないことを裏付けたことになる。
 「プーチンに手玉に取られている。にもかかわらず、宗男の馬鹿に踊らされて反省なし。金だけとられている。安倍晋三は政府専用機に乗って喜んでいるだけの子供というよりも、小僧だよ」とは清和会OBの辛辣な採点だが、確かにその通りだ。

 外交無知の大衆でも「おかしい」と感じている。さしもの谷内という元外交官を、今回の人事で更迭するしかなかった。外務省解体論を本気で考える時であろう。韓国との対決は、愚の骨頂であろう。
 いくら新聞テレビで宣伝しても、日本に大義などあろうはずがない。日本外交は、国連の場で、WTOやIAEOなどあらゆる国際舞台で、侵略を総括できない安倍・自公の日本会議に、釘を刺されて満身創痍なのだ。

 「拉致問題は私が解決する」と大見えを切って、拉致被害者に十分すぎる運動資金を与えて、その実、北脅威論を国際社会で宣伝、悪用していただけだった。「平壌は安倍を信頼していない。相手にしていない」のも当然であろう。

 次は訪米すると、トランプの拳骨が待ち構えている。農業を犠牲にする安倍・自公内閣にこれまた大義はない。

 以上から襲うストレスは、10月1日からの消費の沈没で、さらに増大する。「いずれも安倍の持病再発原因である。それは高齢の母親を巻き込んでの家庭騒動へと発展する」とは、事情通の指摘である。
 
<幹事長交代に失敗>
 今回の人事では「安倍に裏切られた」と怒り狂う宏池会の岸田文雄以上に衝撃を受けた人物は、ほかならぬ官邸の主であろう。

 「息子に後継させたい、という信念に駆られている大馬鹿三太郎」と決めつけられている自民党幹事長を、官房長官の菅が抱き込んで、クーデターを強行した。
 「二階を辞めさせるのであれば、私も辞める」と安倍にかみついたという菅が、初めて牙を抜いたのだ。連携する二階も「私を辞めさせると改憲は無理だ」と押し切った。

 かくして「二階では選挙はできないというものの、稲田という女性の監視役も、老練な二階に操られるだけだ」との観測が優先する。「党を稲田、内閣を高市、モリカケを萩生田で乗り切れるか」との不安が、早くも周辺から漏れてくる。
 「反やくざ・暴力団の世論を押し切るのは無理だろう」との声も。「やくざを抱え込んでいる議員を叩き落とせ」の合唱が、ようやく声になって、筆者の耳にも届いてきている。「木更津レイプ殺人事件」の効果だろう。

<開き直った菅と二階に主導権が移行>
 それにしても、安倍一強と吹聴されるムードの中での、事実上の菅クーデターをどう見るか、である。

 永田町と平河町の住人は、安倍の健康状態から家庭の内紛、それに失政の数々を知っている。そのうえでの「決起」なのだ。

 自民党内には、この7年間の間にマグマが溜まり続けてきた。安倍の足元の細田派の中にも、安倍憎しの議員が沢山いる。穏健な細田ではコントロールできない。そもそもは、会長の細田が内心、怒り狂ってきた、と清和会OBは語気を強めて指摘する。
 反乱軍は石破だけではない。安倍にとことん干され続けてきた平沢も、ついに鎌首をもたげた。人事の後は、すぐにも臨時国会で改憲ムード?とんでもない、10%消費税で今度は庶民大衆が怒り狂うだろう。
 確実に政局秋本番を迎えてきている!
2019年9月23日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

官邸に亀裂<本澤二郎の「日本の風景」

2019-09-23 13:24:20 | 日本の風景


官邸に亀裂<本澤二郎の「日本の風景」(3442)
<911やくざカジノ人事で安倍にかみついた菅義偉>
 99の台風15号そっちのけで強行された、911の自民党と内閣の人事の真相が、明らかとなってきた。安倍晋三の憔悴した最近の表情は、側近のはずだった菅義偉が、牙を向いて強行したカジノ人事に屈したことがその理由だった。鎌首をもたげて、安倍に襲い掛かる菅を想定する向きもある。

 人間を堕落させ、不幸に陥れるギャンブル施設を、首都圏・国際都市に強行するという、そのためのカジノ人事に驚愕するばかりだが、驚くことはない、これこそが財閥+日本会議(神社本庁と生長の家)+神道政治連盟+公明党創価学会=カジノ利権なのであろう。人はカルト集団と呼んでいる。

 民主主義化した韓国とは、相いれない体質であることも理解できるだろう。これに追従する新聞テレビには、いつもながら吐き気がしてしまう。

<とばっちり受けた横浜市もやくざ暴力団の巣>
 東京と一番近い国際都市ヨコハマに、世界最大級の巨大なギャンブル施設を強行する!横浜市長は、一見して真面目そうな女性である。彼女の夫がやくざであると聞いたことがないのだが。
 トランプの子分で知られる安倍に、彼女は借りがあるのだろうか。ないはずだ。それでいて、一転してカジノ建設に方針転換、横浜市民を裏切った。市議会の自民党と公明党は、その推進役となって条例を強行したばかりだ。

ワシントン近郊にカジノはない。アメリカでも砂漠地帯のラスベガスだ。日本は、東京に設置するようなものである。この国の民度は、とことん落ちてしまったことの証明である。世界は笑っている。911はそのための人事だった。

 第一、警察を統括する国家公安委員長には、ひごろからやくざ暴力団がまとわりついている、との報道である。本人は否定していないのだから、まずは間違いないであろう。
 ついでに、やくざ暴力団と無関係な自民党議員がいたら、手を挙げてもらいたい。いないかもしれない。やくざ国家・やくざが跋扈する日本なのだ。取り締まろうとするどころか、やくざのためのギャンブル場を、政府与党の自公が強行するのだから。

 この国に恥の文化はない。ギャンブル=やくざ=レイプ文化という日本の恥部に、当事者のはずの日本人女性が、いまだに無関心派が多数というのが理解できない。
 木更津レイプ殺人事件は、創価学会の美人栄養士を、同じく介護施設経営者に身を隠した創価学会やくざが、強姦・性奴隷の挙句に殺害した悲劇的事件である。千葉県警は2014年4月28日に命を奪われた性凶悪犯を、いまだに放任している。筆者は、この事件取材で、強姦文化の日本を悟らされてしまったものだ。

 やくざの千葉県は、今度はやくざの神奈川県になるのであろう。

<神奈川県から4人の閣僚の異常さ>
 911人事の注目点は、そのための菅の布石である。特に念がいっている。神奈川県から実に4人もの閣僚が誕生した。

 「一つの県から4人そろっての入閣事例は、過去になかった」と清和会OBもいう。カジノ建設を後押しする布陣なのだ。
 ギヤンブルで金儲けして、それを不足する税収にするというのだが、その金で多くの不幸な家庭が続出することに対して、カジノ派は無関心である。そのための二階老人の幹事長留任でもあった。

 健全な野党であれば、このカジノ体制の下で解散に追い込めば勝てる!枝野と志位が手を握れるかどうか。枝野の責任は重い。この国を崩壊させてしまうのか、その瀬戸際の日本である。

<根っこはトランプに振り回される自公内閣>
 それにしても安倍の暴政には、天を仰ぐしかない。
 トランプに言い値で武器弾薬の爆買い、遺伝子組み換えの危ない大豆の大量購入、財閥の車を保護するための生贄に、農産物・日本農業切り捨てである。さらには、トランプのスポンサーのために、カジノを国際都市ヨコハマに建設するという、この民意に反した暴政に、ひたすらたじろぐばかりである。

 この国の主権者は、それでも声を上げない。
 戦後教育の成果なのか、はたまた戦前の国家主義・天皇制国家主義の実績なのか。
 当面の政局は、菅と二階を軸に動く?健康不安の安倍との激突の行方に注目したい。
2019年9月22日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千葉被災者から怒りと悲鳴…支援金わずか13億円という冷酷

2019-09-21 15:40:00 | 杉並からの情報発信


千葉被災者から怒りと悲鳴…支援金わずか13億円という冷酷

2019/09/20 日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262111

家屋修理ですでに3人が転落死している千葉県(C)共同通信社

千葉県内では停電や断水が続いている。完全に「初動」が遅れた安倍政権。いまだに「非常災害対策本部会議」も開いていない。ようやく被災者支援に予備費を計上したが、金額はたったの13億2000万円。“紀州のドン・ファン”の遺産と変わらない。さすがに、被災者からは「なんとかしてくれ」という悲鳴と怒りの声が上がっている。

  ◇  ◇  ◇

災害などに充てられる今年度予算の予備費は、前年度比1500億円増の5000億円が計上されている。昨年、災害が続いたため、増額された。それなのに、たった13億円の捻出。ネット上では〈ケタが間違っているかと思った〉〈イージス・アショアは6000億円だろ〉と怒りの声が上がっている。

疑問の声が噴出するのは当然だ。昨年の西日本豪雨では、被災者支援の第1弾として、予備費1058億円の支出が閣議決定されているからだ。1058億円と13億円。この差は何だ――。財務省は「西日本の時は、廃棄物処理から風評被害対策まで多くの項目の支出が含まれています。今回は、千葉県の停電エリアで不足している水や食料を届けるための支出に限定されています。まだ、被害の全容が分かっていない状況です」(主計局復興係)と答えた。

財務省はのんびり構えているが、今回のケースが大規模災害であることは明らかだ。日本損害保険協会の金杉恭三会長は19日、台風15号に関し、損保各社の保険金支払総額が3000億円超に膨らむ可能性があると明かした。

■「無策のせいで被害が進行」

政府が思い切った金額の対策費を打ち出せば、被災者も少しは安心できるはずだ。なのに安倍首相は被災者そっちのけで、17日には、自衛隊幹部への訓示で「航空宇宙自衛隊への進化ももはや夢物語ではありません」と来年の宇宙作戦隊創設をブチ上げているのだからどうかしている。ネット上では〈足元みろよ〉〈宇宙より、まず千葉でしょう〉と非難が殺到している。しかしなぜ、安倍政権は今回の災害を軽く扱っているのか。

「内閣改造にうつつを抜かし、初動の遅れは一目瞭然です。批判が高まらないように、大きな災害にはせず、なるべく小さな災害にしたいのでしょう。さらに、巨大地震と違って台風は毎年何回もやって来るので、前例になるのを恐れ、手厚い対応を極力避けているのだと思います」(永田町関係者)

立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)が言う。

「台風は毎年来るからこそ、被害が最小限になるように、毎年しっかり予算をつけておくべきなのです。それを怠った結果、停電の長期化など被害が拡大しているのです。今回、安倍政権の無策のせいで被害が進行しているのに、お金を渋り、宇宙を語るなんてどうかしています。安倍政権にとって、国民生活の優先度が低いことをよく表わしています」

改めて、非情な政権である。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東電幹部無罪判決 この司法ならば2度あることは3度ある

2019-09-21 15:24:15 | 杉並からの情報発信


東電幹部無罪判決 この司法ならば2度あることは3度ある

2019/09/20 日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262107

被災者はやりきれない思い(C)共同通信社

「ええー」「うそでしょ」

その瞬間、傍聴席にはどよめきとため息が広がった。

19日午後1時すぎ、東京地裁の104号法廷で、福島第1原発の事故をめぐって業務上過失致死傷の罪で強制起訴された東京電力の旧経営陣3人に無罪が言い渡された。

東電の勝俣恒久元会長(79)、原発の安全対策の実質的な責任者だった武藤栄元副社長(69)と、その直属の上司だった武黒一郎元副社長(73)の3人はじっと前を向き、無罪判決を聞くと、静かに一礼。未曽有の被害をもたらした原発事故で、当時の経営トップの刑事責任は認められなかった。

被災者や避難所からも多くの人が地裁に駆けつけ、固唾をのんで判決を見守ったが、永渕健一裁判長が3人を無罪とする主文を告げたことが伝えられると、一斉に落胆や怒りの声が上がった。

公判の主な争点は、原発敷地を超える高さの津波を予見することはできたか。そして、対策を取ることで事故を防げたかどうか――だった。

起訴状では、大津波を予見できたのに対策を怠り、2011年3月の東日本大震災による津波の浸水で電源が喪失。水素爆発が起き、長期間の避難を余儀なくされた双葉病院(福島県大熊町)の入院患者ら44人を死亡させたなどとして、禁錮5年を求刑していた。

「亡くなった入院患者のみならず、原発事故によって多くの人が土地や生活を奪われた。これほどの甚大な被害をもたらし、被災者に苦しみを与えながら、誰も責任を問われない。こんな理不尽なことがあっていいのでしょうか。日本の司法は死んだも同然です。良心に従い独立して職権を行うべき裁判官が、時の政権に従っている。原発推進にシャカリキな官邸の意向をくんで、政府に不都合な判決は決して出さない。そして、そういう忖度裁判官が出世していくのだから、醜悪極まりありません」(政治評論家・本澤二郎氏)

事故の被害者や遺族の心情としては、やりきれないだろう。公判の過程では、東電の地震・津波対策の担当者らが、08年に国の地震予測「長期評価」に基づく試算値として、福島第1原発を襲う可能性がある津波高を「最大15・7メートル」と算出していたことが明らかになっている。担当者らは武藤元副社長に試算結果を報告したが、防潮堤建設などの津波対策は取られなかった。

東日本大震災で実際に襲来した津波は15・5メートルだったとされる。08年に対策を講じていれば、深刻な被害は防げた可能性が高いのだ。勝俣元会長も社内会議で「14メートル級の津波が来る」という幹部の発言を聞いていたという。

稼ぐが勝ちで社会的公共性の責任は問われないこの国

 察官役の指定弁護士は、「大津波の襲来は十分予見できた」「敷地高を超える津波予測を聞いた時点で安全対策を進める義務が生じた」「原発の運転停止リスクや多大な出費を避けるため、対策を先送りした」と指摘したが、裁判長は「長期評価」の信頼性には「合理的な疑いが残る」とし、事故の予見も回避もできなかったと退けた。

また、判決では「事故の回避には原発の運転停止を講じるほかなかった」とした上で、「津波についてあらゆる可能性を想定し、必要な措置を義務づければ、原発の運転はおよそ不可能になる」と指摘していたが、まさに、そこがキモなのだろう。

「津波対策を怠った責任を認めれば、すべての原発を動かせなくなってしまう。なんとしても原発を動かしたい政権の意向を裁判所が忖度したのでしょう。専門家が津波の危険性を訴え、06年にも野党議員が電源喪失の可能性を指摘していたのに、『予見できない』で片づけるのは、国民感情としては納得ができません。政府と経産省と電力会社がつくり上げた原発の『安全神話』の虚構を裁判所が追認し、被災者の苦しみは何十年も続く。加害者には何のおとがめもなしなんてひどすぎますが、今の内閣は大企業と金持ちが救われれば、庶民に痛みを押し付けて当然という態度です。さらには司法まで政府や財閥とグルでは、誰が被災者を救済できるのでしょうか。社会的責任、公共性の責任について、新しい思想を取り入れなければ、被害者は泣き寝入りです」(本澤二郎氏=前出)

民事裁判では東電の賠償責任を認める判決も出ているが、刑事責任の立証ハードルは高い。現行刑法では、過失責任は個人にしか問えないのがネックだ。原発事故は当時の経営陣の個人の責任というより、東電という組織(法人)、もしくは原発政策を進めてきた歴代自民党政権と経産省の責任と言える。

ここで思い出されるのが、公害の原点ともいわれる水俣病だ。1950年代から疾患が増え、59年には厚生省の食品衛生調査会が、水俣病の原因はチッソの工場排水に含まれる有機水銀化合物だと厚生相に答申したが、通産省は「チッソの操業を止めれば経済成長を止めてしまう」と猛反発。当時の岸信介首相も池田勇人通産相も原因を黙殺し、具体的な対策を取らせなかった。原因不明のまま患者は増え続け、死者が相次ぐ悲劇を生んだのだ。

後の公害訴訟ではチッソの元工場長が有罪判決を受けたが、当時の政府も通産官僚も法的に責任を問われることはなかった。この国では、本物のワルはのうのうと生き延びる。今回の東電元経営陣の無罪判決で、「やはり“上級国民”は罪に問われないのだ」という諦めに似た声が広がっているのも、むべなるかなという感じがする。

■安全より経済性の拝金主義でとめどないモラル崩壊

「安全より経済性重視が現政権のポリシーですから、東電の側にも、最後は政府が守ってくれるという甘えがあるのでしょう。福島の苛酷な事故を経験して『想定外』という言葉が死語になるかと思ったら、台風15号による千葉の大停電でも、相変わらず『想定外』と言っている。安全は二の次で、コストを重視する東電の姿勢は変わっていない。今回の東京地裁の判決によって、“おんぶにだっこ”で国策を進める構図が、より強化されることになりかねません」(ジャーナリストの横田一氏)

12日付の日経新聞によると、東日本大震災の原発事故で経営が苦しくなった東電は、送電設備のコストをケチるようになったという。送電や配電関連の設備投資に91年は約9000億円を投じていたが、15年は約2000億円にまで減らした。耐久性があると判断した電柱への投資を先延ばしして、やりくりしてきたというのだ。

その結果が、千葉県の大規模停電だったのではないか。老朽化した電柱や鉄塔が倒壊し、被害を大きくしたことは否めない。

福島原発事故での教訓が生かされず、コスト重視で保全を怠った結果、千葉の大規模停電が起きた。そこへ、今回の司法判断だから絶望的なのだ。人の命や安全をないがしろにして利益を追求する姿勢にお墨付きを与えかねない。

今だけカネだけ自分だけ。儲けたもん勝ち。コスト、効率、生産性――。安全を軽視して利潤を追求し、そのせいで事故が起きても、被害者は運が悪かったと諦めさせる。こういう拝金主義のゆがみが、安倍政権の6年半ですっかり日本を覆い尽くしてしまった。

これは電力だけでなく、食の安全、交通の安全など、すべてに通じることだ。国民の安心よりも生産性が優先される世の中。それを是認する司法では、2度あることは3度ある。政権中枢からして腐敗したモラルハザードがはびこるかぎり、人災は何度でも繰り返され、国民は苦しみ続けることになる。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍内閣の大臣3人が“暴力団との密接交際”発覚も不問、テレビも報道せず!ほっしゃん。が「吉本の芸人との違いは?」

2019-09-21 15:09:04 | 杉並からの情報発信


安倍内閣の大臣3人が“暴力団との密接交際”発覚も不問、テレビも報道せず!ほっしゃん。が「吉本の芸人との違いは?」

2019.09.19 Litera

https://lite-ra.com/2019/09/post-4982.html

首相官邸HPより

内閣改造からちょうど1週間の昨晩、さっそく「タマネギ内閣」の新閣僚から公選法違反の疑いが濃厚な疑惑が飛び出した。安倍首相の側近である高市早苗総務相が、選挙中に国と取引をおこなう契約業者から献金を受け取っていたというのだ。

報道によると、2017年におこなわれた衆院選の選挙期間中に、高市氏が代表を務める自民党奈良県第2選挙区支部が、当時、警察庁や防衛省と取引のあった奈良市の寝具リース会社から30万円の献金を受領。公職選挙法では、国政選挙において国と利益を伴う契約を結ぶ当事者による寄付を禁止しており、あきらかに公選法違反にあたるだろう。

そもそも高市氏をめぐっては、やはり総務相だった2016年に計925万円の「闇ガネ」疑惑が浮上するなど、カネにまつわる疑惑が数々持ち上がってきた(詳しくは過去記事参照)。ハナから大臣失格者なのだ。

しかし、この「タマネギ内閣」では、高市総務相だけではなく、複数の閣僚も問題が噴出。しかも、そのいずれもが暴力団など反社会勢力と密接交際をしていたなどというとんでもない話なのだ。

その筆頭が、“魔の二階派”に所属し、今回初入閣を果たした武田良太・国家公安委員長だ。内閣改造から間もない13日、「週刊朝日」Web版が「武田国家公安委員長が元暴力団関係者から献金」と報道。記事によると、武田氏は2009年と2010年に、指定暴力団山口組系の元組員とされる人物から政治資金パーティー代として合計120万円を受け取っていたというのである。

その上、本日発売の「週刊文春」(文藝春秋)でも、警察関係者が「(武田氏の周辺では)とかく反社会的勢力の影がチラついていた」と指摘。1996年の衆院選では武田氏の支援者だった右翼団体幹部が選挙区内の飲食店店長を、武田に投票しないと店を営業できなくすると脅迫し公選法違反で逮捕されるなどの事件があり、「その後の選挙でも福岡県警は武田陣営を徹底マークしていた」(福岡県警関係者)という。

支援者が公選法違反を犯し、地元警察からもマークされていた人物を、よりにもよって全国警察組織を監督する立場である国家公安委員長に登用する──。まるで悪い冗談のようだが、“黒い交際”疑惑はほかにもある。“IT担当相なのに違法動画に高評価”として話題となった竹本直一・科学技術担当相だ。

昨年3月、「FRIDAY」(講談社)が「岸田文雄 自民党政調会長山口組元幹部との「親密写真」が流出」と題し、指定暴力団中野会の副会長だった人物と岸田政調会長が握手する写真を掲載したのだが、じつはこの写真が撮られたのは、竹本氏の後援会が開催した「新春賀詞交歓会」でのこと。つまり、竹本氏のパーティに指定暴力団の元副会長が参加していたのである。しかも、この元副会長と竹本氏が一緒に写った写真もSNSに掲載されていたというのだ。

さらに、同じく初入閣した田中和徳復興相をめぐっては、財務副大臣だった2006年に指定暴力団稲川会系組長が取締役を務める企業にパーティー券を販売していた疑惑が2011年に発覚したが、今週発売の「週刊文春」では、田中氏は国会議員になる前から稲川会系の組長と親密だったと指摘。なんと初当選後にはその組長の息子を秘書として雇用するなどしていたという。

力団にパー券購入させ組長の息子を秘書にして二階幹事長は「不問に付す」と

出るわ出るわの大臣スキャンダル──。永田町では、内閣改造直後から「武田、竹本、田中の“3T”が危ない」と囁かれ、安倍首相の周辺からも「3Tが特に不安」という声があがっていたというが、まさかここまでひどいとは……。

国家公安委員長が暴力団に巨額パーティ券を買ってもらっていたとか、復興相が交友のある暴力団組長の息子を秘書にしていたとか、これは、問題になっていた宮迫博之をはじめとする吉本芸人たちの比ではない、暴力団との直接的な密接交際ではないか。安倍改造内閣は「反社内閣」「ヤクザ内閣」と言われてもしようがないレベルだろう。

だが、自民党の二階俊博幹事長は17日、自分の後継者とも言われている武田国家公安委員長のパーティ券問題や、竹本科学技術担当相の元暴力団副会長との写真問題について、「週刊誌に何か書かれたからといって物事がどうこうするわけではない」と発言。不問に付すと言い切ったのである。

大臣による暴力団絡みの疑惑に、調査も注意もせずスルーって……。「#ケチって火炎瓶」問題を抱えた安倍首相がトップであることを考えてもあまりにありえない対応だが、しかし、問題は、メディアの態度だろう。

テレビのワイドショーは飽きもせずにいまも韓国のチョ・グク氏の話題を熱心に取り上げているが、その一方で、この国の大臣に発覚した高市総務相による公選法違反疑惑や、山口組系の元組員とされる人物から政治資金パーティー代120万円を受け取っていた武田国家公安委員長の問題をはじめとする「3T」による“黒い交際”スキャンダルは、まったく取り上げようとしない。

これは一体どういうことか。ワイドショーはついこの前まで、吉本芸人たちの“闇営業”問題を連日取り上げ、“反社会的勢力との付き合いや癒着は許されないこと”だと繰り返していたのではないか。なのに、もっとも厳格さが求められるはずの大臣に持ち上がった暴力団絡みのスキャンダルはまるで無視。「3T」などというキャッチーなネーミングまであるというのに、話題にしようともしないのだ。

吉本芸人でありながら安倍政権に鋭い批判をつづけている星田英利=ほっしゃん。が「二階幹事長は閣僚の暴力団との交友報道を問題視しない考え」というニュースをリツートした上で、〈これを問題にしないのだったら、吉本の芸人さんとの違いは?あれもOKってことなんだね?誰か教えて。〉〈もちろん間違っても、“じゃあ芸人たちも”って話じゃないよ。芸人たちも大問題です。だからこの人たちは桁違い、はるかに大問題でしょ!〉とツイートしていたが、その通りだろう。

本サイトでは、ワイドショーで今回の台風災害における政府の初動対応の責任を問うことがタブー化していると指摘したが(詳しくは過去記事参照)、最近のワイドショーの政権ネタといえば、小泉進次郎環境相の一挙手一投足を好意的に報じるくらい。チョ・グク氏の話題はしつこくやるのに、けっして安倍政権のスキャンダルや疑惑の追及には踏み込もうとしないのだ。この異常なまでの政権への気の使いようを見ていると、忖度どころではない、何かとてつもなく強い圧力がかかっているとしか思えないのだが……。

(編集部)

*************************
【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】
情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
*************************





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする