斎藤貴男さんが怒りの記者会見~国会図書館閲覧禁止措置に対し提訴宣言
メディア(知るための手段のあり方) / 2008-08-23 08:46:47
ジャーナリストの斎藤貴男さんが、国会図書館の蔵書閲覧禁止措置に対し、提訴することを宣言した。この問題のおかしさは、もし、個人が開設している図書館に今回閲覧禁止とされた蔵書(米軍人の犯罪について日本政府が裁判権行使を控える趣旨の指示を含む検察庁の文献)が置かれていた場合、その閲覧を禁止する手段はないはずなのに、たまたま国会図書館にあったというだけで、閲覧禁止が実現してしまったことから明らかだ。
本来は、市民のために、ほかの図書館よりも情報を公開する責務が大きいはずの国会図書館がやすやすと行政機関の指示に従って、閲覧禁止の措置をとったことは許し難い暴挙だ。斎藤さんは、原告を募りたいと考えている。多くの方が参加するよう期待しています。
大きく取り上げてくれた東京新聞を末尾で紹介します。
なお、JANJANも取り上げてくれました。
(http://www.news.janjan.jp/media/0808/0808215164/1.php)
ぜひ、この国会図書館の閲覧禁止事件のニュースを多くの方にお伝えください。こういう問題をより多くの人が知ることで、自由な情報流通の必要性が理解され、ネット規制を防ぐことにもつながると思うのです。