福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

東洋文化史における仏教の地位(高楠順次郎)・・その19

2020-09-24 | 講員の活動等ご紹介
それから学問としての仏教でありますが、倶舎(説一切有部の見解.すべての存在の元(法)は刹那において生・住・異・滅と生滅変化しているけれども、過去・未来・現在にわたって実在する、とする)唯識(あらゆる存在は主観的な存在であり客観的な存在ではない。即ち、それら諸存在は「空」であり、実体のないものであるとする説)というような類、そういう類の註釈というものが仏教研究には大事なものでありますが、これは多くは . . . 本文を読む
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