福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

坂東観音霊場記(亮盛)・・・7/31

2023-08-07 | 先祖供養
  第六番同國飯山(現在も第6番は飯上山長谷寺(飯山観音)) 𦾔記を按ずるに相州愛甲郡飯上長谷寺は、皇祚五十二世嵯峨天皇の馭宇、弘仁年中飯山氏の武家檀家にて権化の僧の基を拓く地なり。本尊十一面観世音は大和の長谷寺の像材を以て、行基大士、彼寺の尊像を模刻し玉ふ。故に玅相別異にして、右の御手に錫杖念珠を持し、左の紅蓮華軍持を執り玉ふ。往古此地の領主に飯山権太夫と云武家あり。文武の奥義に渉 . . . 本文を読む
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大乗起信論その7

2023-08-07 | 諸経
是故に修多羅に、若し衆生あって能く無念を観ずる者は則ち佛に向かう智となすと説けるが故に(この点を経には、もし衆生あってよくこの心の働きの本来ないことを観ずるものは仏に向かう智慧を持つという。)又た心起とは、初相の知るべきこと有ることなし。而も初相を知るというは、即ち無念を謂うなり。是の故に一切の衆生は名ずけて覺となさず、本よりこのかた念念相續して未だ曾って念を離れざるを以ての故に、無始無明と説く( . . . 本文を読む
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今日は大雨で清和天皇が諸社に止雨を祈られた日

2023-08-07 | 法話
三代実録 / 貞観十三年(871)閏八月七日庚戌条「七日庚戌 雷 大雨。 諸衛は殿前に陣す。河水暴溢し、 京師の道橋は流損する者衆し。人廬舎を壊すもの其数知らず。使者を頒遣し、諸神社に班幣し 止雨を請ふ・・」天皇は清和天皇。貞観十一年(869年)には貞観地震・貞観津波が発生。貞観の入寇も起っています。 . . . 本文を読む
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戦国時代には今日二度も怪異現象が起こり伊勢神宮に祈禳しています。

2023-08-07 | 法話
・史料綜覧 巻九 / 文亀二年(1502)八月七日条「七日 大神宮ヲシテ 変異ヲ祈禳セシム」天皇は後柏原天皇。室町幕府将軍は足利義澄。後柏原天皇は当時の皇室財政ひっ迫により、幕府や本願寺9世実如の献金をあわせることで、即位22年目の大永元年(1521年)3月22日にようやく即位の礼を執り行うことができています。・史料綜覧 巻九 / 永正九年(1512)八月七日条「七日 皇大神宮ヲシテ 変異ヲ祈禳セ . . . 本文を読む
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今日7日は数方庭祭です。

2023-08-07 | おすすめ情報
今日7日は山口県無形民俗文化財・数方庭祭です。新羅が攻め込んできたとき敵の大将を仲哀天皇が討ち取って勝利したことを記念して起こったとされます。忌宮神社のホームページには「本年の数方庭祭は神事、切籠・幟舞等の奉納行事は規模を縮小し関係者のみにて行います。」とあります。 . . . 本文を読む
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今日は今上天皇が皇太子時代に岩瀬文庫を視察され後奈良天皇の宸翰般若心経をご覧になった日

2023-08-07 | 法話
以前今上天皇は皇太子殿下時代のお誕生日に(平成29年2月23日)次のような大変感慨深いお言葉を発表されています(当時皇太子殿下は平成28年(2016)8月7日には岩瀬文庫を視察され、平成29年(2017)2月23日に記者会見で岩瀬文庫訪問時の印象を語られています。)「昨年の8月,私は,愛知県西尾市の岩瀬文庫を訪れた折に,戦国時代の16世紀中頃のことですが,洪水など天候不順による飢饉や疫病の流行に心 . . . 本文を読む
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今日は一粒万倍日

2023-08-07 | 先祖供養
今日は一粒万倍日 . . . 本文を読む
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今日から六道珍皇寺六道参りです。

2023-08-07 | おすすめ情報
今日から六道珍皇寺六道参りです。   謡曲「熊野」にも六道の辻が冥途に通う道であると信じられていたことが伺えるくだりがあります。 地   「河原おもてを過ぎゆけば。急ぐ心の程もなく。      車大路や六波羅の。地蔵堂よと伏し拝む。シテ  「観音も同座あり。闡提救世の。方便あらたにたらちねを守り給へや。地   「げにや守の末すぐに。たのむ命は白玉の。     愛宕の寺も打ち過ぎぬ . . . 本文を読む
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