地蔵菩薩三国霊験記 9/14巻の9/13
九、半作地蔵靈験の事
東山雲林寺の傍に老尼あり。地蔵菩薩を信ず。此の尊は今世後世能く引導し玉ひまことに利益の程きはまりなきと聞きけるほどに佛師定朝にあつらへて地蔵を造り奉る所に代を聞きければ御長一尺ばかりの小僧は三貫文(20万円)にて造るべしと申しければ先ず半分をあたへける。さるほどに自然の懈怠にとりまぎれて二三年過ごしけるぬ、彼尼にわかに大切の病に犯 . . . 本文を読む
A師の話
「絶体絶命の危機を乗りきることができた。
長い人生ではじめてとも言える絶体絶命の危機を春先から迎えた。「無事是貴人」という言葉がこの時ほど身につまされて感じたことはない。何事もないような顔をして電車にのっている人達がこれほど羨ましかったことはない。
しかし結論から言うとこの危機が半年かかって不思議に解決した。
この解決に至る道筋を記録してみる。
1,先ず一族の懺悔。これまで自家 . . . 本文を読む
今日は明治維新を日本歴史の暗黒部分であると喝破した津田左右吉生誕の日です。津田 左右吉は明治6年(1873年)10月3日に岐阜県、美濃加茂市に生まれています。津田の主張はここに端的に表れています。「幕府を倒した薩人もチョウシュウ人も、また彼等の先駆となり彼等と共に活動した志士輩浪人輩も、決して国家の功臣ではなかった。彼等は、しばしば述べた如く、日本の国家の進運を阻害し国民の生活を甚だしく傷つけたも . . . 本文を読む