地蔵菩薩三国霊験記 10/14巻の3/10
三、殺生の人を助給ふ事
駿河の國富士川の上りに殺生を業とせる男、人のすすめによりて小地蔵を一躰持ち華香時々まひらせて家にあがめ奉りけり。或時夢に鬼にとられてゆきけるを、此の地蔵こひ給けるに、鬼これは殺生の業によりて地獄へゆくべき者也と申すに地蔵是ちょり後はとどむべきよしをおしふべし、まげてゆるせとて、具して皈り給ふと見て、一両月が程は殺生とめたりける . . . 本文を読む
・日本紀略 / 寛弘七年(1010)十月十日乙卯条
「十日乙卯 奉幣廿一社 依去八九月間霖雨也」
天皇は一条天皇
・史料綜覧巻五 / 弘安九年(1286)十月十日発卯条
「十日発卯 七社に奉幣使を発遣せらる。霖雨による也。」
天皇は後宇多天皇。執権は北条貞時。 . . . 本文を読む
今日は沙石集を著した無住一円の没した日です。無住は1227年1月17日(嘉禄2年12月28日) 生れ 1312年11月9日(正和元年10月10日)没。以下ウキぺデアに依ります。「宇都宮頼綱の妻の甥。臨済宗の僧侶と解されることが多いが、当時より「八宗兼学」として知られ、真言宗や律宗の僧侶と位置づける説もある他、天台宗・浄土宗・法相宗にも深く通じていた。 梶原氏の出身と伝えられる。18歳で常陸国法音寺 . . . 本文を読む