地蔵菩薩三国霊験記 12/14巻の3/6
三、佛の大慈は親子を念ふに似たると示し給事
上野國小原の御庄中里(現在の群馬県神流町か)と申すに古き堂舎一宇屁べり。本尊は通身の地蔵菩薩にて在す。往昔には霊験まして人の渇仰もありき。さるほどに寄附の田地も巨多なりしを近年世末代になりもてゆきて、寺領も人に給はりければ、寺舎荒廃して棟梁苔に埋もれ、人の敬ふ荘厳こそかつて絶え果て便宜のよきさまなるときは狼藉 . . . 本文を読む
今日21日は文永の役で蒙古軍が敗走した日です。文永11年10月21日蒙古軍は博多から敗走しています。(人物叢書「叡尊・忍性」、ウキぺデア等)
「八幡愚童記」によれば
元軍の撤退理由については、日本軍が逃げ去った10月20日夜、八幡神の化身と思われる白装束30人ほどが筥崎宮より飛び出して、矢先を揃えて元軍に矢を射掛け恐れ慄いた元軍は松原の陣を放棄し、海に逃げ出したところ、海から不可思議な火が燃え . . . 本文を読む
今日21日から唐招提寺釈迦念仏会です。唐招提寺ホームページによると「毎年 10月21日 14時~ 19時~ 10月22日 4時~ 14時~ 19時~10月23日 4時~ 7時~ 場 所:礼堂鎌倉時代に解脱上人貞慶が始めた、鑑真大和上請来の仏舎利を本尊とし、釈尊の宝号「南無釈迦牟尼仏」を唱えるこの法要で、800年の伝統がある行事。特に21・22日の昼の法要後には、国宝の金亀舎利塔https://ww . . . 本文を読む
高野春秋に
(延喜二十一年 922十月)「二十一日、勅。檜皮色法衣一襲、贈大僧正空海入定の庿所に贈賜せんと欲す、之を製裁せよ。天皇今暁霊夢叡感ある故也。御夢は大僧正来現して云く、帝我がために檜皮色御装束一襲を裁製し野山入定の庿所に贈賜せよ云々」とあります。
このとき大師は「高野山結ぶ庵に袖朽ちて こけの下にぞ 有明の月」と詠まれたとされ弘法大師御詠歌第二番となっています。
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