明恵上人伝記「習慣的に善根を修めた人がすぐれた意欲を起して、お経を誦え仏を祈ると、目の前の災いや障害が取り除かれて、怨みを持った仇敵でさえも降伏させることがあるのは、この人の心の力が道理と融け合い、自ずから生む善因の作用で、仏のすぐれた緑の力を感じ、速やかな利益があるのである。」 . . . 本文を読む
地蔵菩薩三国霊験記 13/14巻の6/9
六、光勝寺の像
紫雲山光勝寺、四条坊門堀川通東入、極楽院空也堂(現在も蛸薬師通堀川東入亀屋町288に在り)の開基は延喜帝第二の皇子寛平法皇の御孫空也上人の草創なり。行状元亨釈書幷に彼の縁起を尋ねて知るべし。地蔵御座すは定朝法師の作なり。子細ありて人王六十六代一條院の御宇に平定盛入道の安置し玉ふなり。此の本尊は修羅の苦を除き玉ふ方便を現じ玉ふ奇瑞古今新た . . . 本文を読む
今日30日は天龍寺開山(夢窓国師)忌です。夢窓国師は建治元年(1275年)に生まれ - 観応2年/正平6年9月30日(1351年10月20日))に入滅されています。天龍寺では毎年10月30日に開山忌を行っています。夢窓国師は、夢窓国師・正覚国師・心宗国師・普済国師・玄猷国師・仏統国師・大円国師と7度にわたり国師号を歴代天皇から賜与され、七朝帝師とも称された人です。元弘、鎌倉幕府滅亡、建武の新政、南 . . . 本文を読む