・今日1月19日は嵯峨帝より大師に東寺が下賜された日です。高野大師御広伝に「弘仁十四年正月十九日、東寺を以て永く大師に給う。勅使藤原朝臣良房、請来法文曼荼羅道具等、幷に公家奉書一切経論等、大経蔵に納める。その後、(嵯峨)天皇大師を主として灌頂を受ける・・」とあります。大師の御遺告には「・・但し、弘仁の帝皇、給ふに東寺を以てす。歓喜に勝えず、秘密の道場と成せり。努力努力他人をして雑住せしむることなか . . . 本文を読む
第十九 断三妄執章
(我々の本当の姿は秘密荘厳の宝蔵であるが麤・細・極細、の三種の妄執に覆われていて自分自身が宇宙の真理であることを覚れない。
・麤妄執とは自他に実体ありと執着する妄執。これは十住心でいう1、異生羝羊心、2、愚童持斎心3、嬰童無畏心の状態。
・細妄執の者とは、自他に実体はないと悟って麤妄執を断ずるが宇宙を構成する要素があると思い込み惑うもの。十住心でいう4.唯蘊無我心(声聞) . . . 本文を読む
今日は覚如忌
観応二年1351正月十九日は本願寺第三世覚如の遷化の日。覚如は親鸞の外曽孫。興福寺で受戒し関東・奥州に行化。各地に分立していた 親鸞の門徒を本願寺に帰らせ、宗権確立をはかった。本願寺の事実上の創始者と言われる。著作に「拾遺古徳伝」「親鸞上人絵伝」「報恩講私記」
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・今日1月19日は嵯峨帝より大師に東寺が下賜された日です。高野大師御広伝に「弘仁十四年正月十九日、東寺を以て永く大師に給う。勅使藤原朝臣良房、請来法文曼荼羅道具等、幷に公家奉書一切経論等、大経蔵に納める。その後、(嵯峨)天皇大師を主として灌頂を受ける・・」とあります。大師の御遺告には「・・但し、弘仁の帝皇、給ふに東寺を以てす。歓喜に勝えず、秘密の道場と成せり。努力努力他人をして雑住せしむることなか . . . 本文を読む
今日1月19日は明恵上人御入滅の日です。
高山寺では 明恵上人命日忌法要が行われます。
「栂尾明上人伝記」には「同じき十九日(寛喜4年(1232年)1月19日)『今日臨終すべし』とて・・『於第四兜率天四十九重摩尼殿、昼夜恒説不退行、無数方便度人天』(「彌勒講式」の一節)と誦し、そののち又、『稽首大悲清浄智、利益世間慈氏尊 灌頂地中佛長子 隋順思惟入佛境(大方廣佛華嚴經卷第三十四 入不思議解脱境 . . . 本文を読む
今日一月十九日は大師が、渤海国大使王孝廉から書状並びに新詩一章を送られ返書を呈された日です。(高野雑筆集、弘法大師全集).弘仁六年(815,大師42歳)一月十九日の時です。王孝廉は弘仁五年渤海大使として副使高景秀らとともに渤海の前王元瑜(定王)の死と新王言義(僖王)の即位を奏上する名目で来日,方物(貢献物)を献じ、弘仁六年従三位を授けられています。学才豊かで《文華秀麗集》に漢詩(「海国来朝、遠き方 . . . 本文を読む
史料綜覧 巻五 / 弘安四年(1281)正月十九日条
「十九日 異国降伏ヲ大神宮ニ祈ル」
天皇は後宇多天皇。鎌倉幕府将軍は惟康親王、執権は北条時宗。
此の年の10月に弘安の役がおこりますが、この正月に無学祖元が時宗に「莫妄想」の語を与えたと伝わります。
大神宮とは伊勢の皇大神宮(内宮)のこと。 . . . 本文を読む