今日は英文学者寿岳文章が死去された日です。氏は1992年1月16日に91歳で亡くなっています。文学博士、随筆家、民芸運動家。兵庫県明石市で生まれ姉の婚家である寺の養子となり得度して寿岳文章となる。東寺中学校卒、京都帝国大学で英文学、特にW.ブレイクを研究。文学博士。晩年は、ダンテの『神曲』の翻訳に尽力、読売文学賞、日本翻訳文化賞を受賞。東寺中学では私の父も教えて頂いたらしく幼い時より「壽岳文章」の . . . 本文を読む
今日は興正菩薩叡尊が持斎僧として西大寺に住された日です。金剛仏子叡尊感身学正記には「嘉禎元年三五歳、正月十六日、当寺(西大寺)に移住す。十八日より二月三日に至る十五日間開講。読師知足坊戒如上人、四か日。聖舜坊覚証、十一か日。・・」とあります。『四分律行事鈔』を学び翌年東大寺で自誓受戒されています。 . . . 本文を読む
第十六 三密妙行章
(手に印を結び、口に真言を唱へ、心は本尊の三昧に住する、是を三密の行というが、この三密修行の中にすべての功徳が詰まっており、この功徳を以て法界の衆生に廻向すれば四海平等にして五穀ゆたかに実り国に災害を絶ち、人福寿を得る、このように自利利他の二利の行すべて皆この三密の中にある。しかし真言行者は慇重の心を以て三密業を修せざればいくら修しても益なし。)
手に印を結び、口に真言を唱 . . . 本文を読む
今日は「かね起し」(正月十六日)
「年中行事覚書・柳田国男」「正月松の内は仏いじりはせぬようにしている。それを新たに始めるので、十六日は意味があったように思われる。中国四国のかなり広い区域では、この日を仏の正月といい、あるいはまた「念仏の口あけ」ともいっている。これに対する「念仏の口止め」は、多くの地方では暮の二十五日ごろであった。九州の島々には、正月十六日を鉦起しという例があ . . . 本文を読む
聖天様の縁日は毎月卯・酉・十六日です。聖天様をお祀りしている寺では大体正月十六日を初聖天としています。
聖天様のお寺としては、横浜の弘明寺聖天、東京都台東区の本龍院(待乳山聖天)奈良県生駒市の宝山寺(生駒聖天)埼玉県熊谷市の歓喜院(妻沼聖天)静岡県小山町の足柄山聖天堂(足柄聖天)三重県桑名市の大福田寺(桑名聖天)兵庫県豊岡市の東楽寺(豊岡聖天)などが有名です。当方は昔、弘明寺聖天様のお陰で勤めを . . . 本文を読む