一切事々物々の上に其樂が有るに由て。瞋恚を離るる。總じて瞋恚は内の憂惱に由て起る。憂惱は我愛より生ずる。我愛は念々念相を取るより生ずる。法の有通りを全くして世に處すれば。一切時一切處に其樂有るじゃ。樂あれば憂惱がない。憂惱がなければ瞋恚は生ぜぬじゃ。(確かに怒る時は自分が不安な時です)
大道を我物にして疑はぬに由て不邪見戒を満足する。斷見にもあれ常見にもあれ。皆我相より生ずる。此我相あれば。有の見か無の見か。どちへぞ堕ねばならぬ。法性に順ずれば。我相依り處なく。有無の二見自ら離るる。有無に偏らねば。因果報應に信力决定するじゃ。
大道を我物にして疑はぬに由て不邪見戒を満足する。斷見にもあれ常見にもあれ。皆我相より生ずる。此我相あれば。有の見か無の見か。どちへぞ堕ねばならぬ。法性に順ずれば。我相依り處なく。有無の二見自ら離るる。有無に偏らねば。因果報應に信力决定するじゃ。