「ここにおいて小乗にては、人空三昧(個体は空であること)に住し、生死転生の因たる煩悩業を絶無ならしめ、此の衆生の個体をして、永く空滅に帰せる寂滅の涅槃に到達す道を説く。即ち小乗にては、此の個人格の永劫に空滅せる涅槃に帰するを理想となすものである。」
ここでは師は小乗仏教は煩悩を空じることにより個体を空滅に導くことを主旨としているとお説きになっています。明快です。実際苦悩の真っただ中にいるときは個体は空であると考えることで救われる気がします。
大乗については次に出てきます。
ここでは師は小乗仏教は煩悩を空じることにより個体を空滅に導くことを主旨としているとお説きになっています。明快です。実際苦悩の真っただ中にいるときは個体は空であると考えることで救われる気がします。
大乗については次に出てきます。