福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は花園天皇宸筆御置文が書かれた日

2024-07-29 | 法話

「重要文化財・花園天皇宸筆御置文 妙心寺蔵」
「塔頭玉鳳院の事、妙心寺混ずべからず。関山上人各別の沙汰と為す。塔主は門弟相続せしむべきなり。仍後証と為し筆を染る所なり。
貞和三年七月二十九日  花押」 
宸翰英華に、「天皇は妙心寺の山内に塔頭として玉鳳院を創建されたが、其の塔主は関山慧玄の門流のみを以て相続せしむることに御定めになった」。

妙心寺のホームページには以下のようにありました。
「花園法皇は、大燈国師(だいとうこくし)で知られる大徳寺を開かれた宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)禅師に参禅し、印可(いんか/弟子が悟りを得たことを師匠が認可すること)されています。
宗峰妙超禅師は病に伏し重態となられ、花園法皇の求めに応じて、弟子の関山慧玄(かんざんえげん)禅師を師とするよう推挙されました。そして、花園法皇は花園の離宮を禅寺にし、宗峰妙超禅師が正法山妙心寺と命名されました。・・」

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