福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

地蔵菩薩三国霊験記 8/14巻の2/13

2024-09-13 | 先祖供養
    地蔵菩薩三国霊験記 8/14巻の2/13 二、弥陀地蔵観音別名一躰の事 伊勢の國都留賀郡の津と云所に住ける法師あり。天性愚鈍にして教の便もなかりける。佛力をたのみ奉り稱名の力を以て已身成佛の益にあずからんと思立ちて阿弥陀は四十八願こまやかに一念滅罪の利益真實すぐれ玉へり。観音は三十三身の一一分身利益をほどこし、地蔵四十九變の應作にて(仏説延命地蔵菩薩経「延命菩薩 . . . 本文を読む
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今日は覚行法新王が百万遍尊勝陀羅尼を行じられた日

2024-09-13 | 法話
「御室相承記」 「中御室 覚行法新王 臨時の御祈の事康和元年閏1099九月十三日壬午 本寺(仁和寺)に於いて百口の僧を以て之を始行さる。百万遍尊勝陀羅尼なり。是れ院の御祈なり」・天皇は堀河天皇。堀河天皇は名君であらせられましたが生来病弱であられ嘉承二年1107七月十九日に二十九歳で天皇のまま崩御されています。・覚行法親王・・白河天皇の第二皇子。覚念・中御室とも称される。仁和寺第三世。・仏説尊勝陀羅 . . . 本文を読む
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八幡大菩薩は国家に害をなすものには殺生戒を破ると託宣

2024-09-13 | 諸経
「八幡大菩薩託宣集」「光仁天皇八年。宝亀八年丁巳 777五月十八日託宣。」「明日辰時を以て沙門と成る、三皈五戒を受くべし。自今以後は禁断殺生・放生すべし。但し国家の為に巨害之徒出来たる時は此の限にあらず。疑念なかるべし。古仏垂迹大悲菩薩の御身なり。仏位にして説き給はば経教と仰ぎ奉り、神道を以て宣るをば、託宣と称す。真実者也。不虚妄者。不誑語者也。御誓願に任す之旨、天皇や奉り守り給ふ。」八幡大菩薩は . . . 本文を読む
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今日は蒙古襲来に備えて海防命令を出した日

2024-09-13 | 法話
蒙古の動きが風雲急を告げていたため文永八年1271九月十三日、執権北条時宗は鎮西の御家人に海防を嚴にすべきことと鎮西の悪党の鎮圧することを命じています。(文永の役は文永十一年1274 十月三日に起こっています。)小代文書に、「蒙古人襲來すべきの由、其之を聞くの間、御家人鎮西に差遣され早速自身下る所なり、所領の守護人相伴ひ肥後國に向へ。且つ異國之防禦を致すべし、且つ領内之悪黨者を鎭むべし。依仰執達件 . . . 本文を読む
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今日は臨時に仏舎利を石清水社等に奉納した日

2024-09-13 | 法話
西宮記「延暦三年九月十三日、臨時御願により、石清水、近衛、舞人給束。加茂、松尾、平野、稲荷、春日、神宝仏舎利、例の如し。」天皇は桓武天皇。延暦三年784は騒乱の多いとされる甲子革令の年であり、実際この年、十一月には長岡に遷都。10世紀村上天皇のころからは一代一度の仏舎利使といって天皇陛下の即位のたびに諸社に仏舎利使を遣わした.神様は仏舎利を求めるということは今でもいわれており、我々僧侶はもし仏舎利 . . . 本文を読む
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今日は鳥羽法皇や信西が四天王寺に参り管絃歌舞に明け暮れた日

2024-09-13 | 法話
『古今著聞集』 久安三年九月十二日法皇天王寺へ御幸ありけり「古今著聞集 管絃歌舞第七」(「久安三年1147九月十二日法皇(鳥羽法皇)天王寺へ御幸ありけり」・・・このころは信西は鳥羽法皇の寵愛を受け絶頂期。保元の乱1156年では対立勢力である崇徳上皇・藤原頼長を挙兵に追い込み、源義朝の夜襲の献策を積極採用して後白河天皇方に勝利をもたらしている。しかし平治元年(1159)の平治の乱でさらし首とされてい . . . 本文を読む
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今日は野口念仏の日です

2024-09-13 | 法話
今日は野口念仏の日です。季語になっており、「教信がありし埴生の念仏かな。松瀬青々(松苗)」という句もあるようです。九月十三日から十五日、兵庫県加古川市の念仏山教信寺で、平安前期の沙弥教信の徳を追慕して行われる念仏会です。野口念仏会の境内では播州音頭が奉納されその文句には「貞観八年八月の月影満ちる十五日教信さんは往生の素懐を遂げて悔いはなし」とあります。ウキぺデア等によると、教信は幼くして出家し、奈 . . . 本文を読む
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今日13日から加古川・教信寺の大念仏会です

2024-09-13 | おすすめ情報
今日13日から加古川・教信寺の大念仏会です。 .奈良時代前期、奈良の大寺院を出た教信はこの地に庵をむすびひたすら念仏をとなえ、「阿弥陀丸」「荷送り上人」ともいわれつつ庶民救済に励んだといいます。 . . . 本文を読む
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