福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

仏の目的は唯一つ衆生を助けることである。金光明最勝王經・分別三身品

2024-09-04 | 諸経
「仏の身は三つに分かれるが(法身・報身・応身)それはただ一つの事を成し遂げるためである。一つの事とはいうまでもなく人々を助けることである。(金光明経・仏教聖典)」 以下「金光明最勝王經・分別三身品」です。 金光明最勝王經・分別三身品第三 (大師の「金勝王經祕密伽陀第二卷三身品(分別三身品第三)」には「三身(法・応・化)不異なり 四德(常楽我浄)は圓融す 應化は別なし 法身は同なること有り 法 . . . 本文を読む
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後伏見上皇が五壇法を修せしめた日

2024-09-04 | 法話
史料綜覧 卷五 / 元弘元年(1331)九月四日条四日 後伏見上皇 入道尊円親王ヲシテ 五壇法ヲ六波羅北方ニ修シテ 戦捷ヲ祈禳セシメ給フ・天皇は後醍醐天皇。鎌倉幕府は守邦親王、執権は北条守時。後伏見上皇と後醍醐天皇は対立。後醍醐天皇は譲位に応じず、幕府により皇太子量仁が即位して光厳天皇となり、後伏見上皇はしばらく院政を行った。元弘の変で後醍醐天皇は廃位され隠岐の島へ配流されます。・尊円親王は青蓮院 . . . 本文を読む
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地蔵菩薩三国霊験記 7/14巻の1/8

2024-09-04 | 先祖供養
地蔵菩薩三国霊験記 7/14巻の1/8 地蔵菩薩三国霊験記巻七目録 一、信者瑞相を蒙る事 二、畫像木像疑を破る事 三、道路作人は地蔵の一子の事 四、童子地蔵を畫き感應を得る事 五、逆縁罪を免る事、付けたり鳴海の地蔵の事 六、貧女尸を隠し霊験を給ふ事 七、神女尼に成る事 八、母の為に身を売る女の事   地蔵菩薩三国霊験記巻七 一、信者瑞相を蒙る事(この逸話の御本尊の . . . 本文を読む
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今日は長雨を止める祈りがされています。

2024-09-04 | 法話
今日は長雨を止める祈りがされています。 ・三代実録 / 貞観元年九月四日丙辰条(859)「四日丙辰 遣使を分頭し 賀茂御祖別雷・松尾・貴布禰・乙訓・稲荷等神社に奉幣す。 止霖雨を祈る也」天皇は清和天皇。・日本紀略 / 延喜二年九月四日辛丑条(902)「九月四日辛丑 止雨に依り諸社に奉幣す」天皇は醍醐天皇。 . . . 本文を読む
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今日は興正菩薩が「西大寺光明真言会願文」を撰された日

2024-09-04 | 諸経
西大寺光明真言会願文「南部州大日本国西大寺臥雲の沙門叡尊等至心合掌して異口同音に一切の仏宝に帰依し、一切の法寶に帰依し、一切の僧寶に帰依して而言さく。夫れ不空羂索毘盧遮那大灌頂光明真言は、我本師釈迦如来因位の昔、持念の時、無量無数の光明を放って三千大千の世界を照らし一切の魔軍を降伏し、一切の衆生を済度し、茲に神呪の力を藉りてもっぱら仏果の位を証す。かくのごとくならば則ち 法界智の所依となる也。月大 . . . 本文を読む
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今日は興正菩薩叡尊が光明真言會を始められた日

2024-09-04 | 先祖供養
「文永元年1264甲子六十四歳・・九月四日一室に於て始めて七か日光明真言を修す」(感身學正記) . . . 本文を読む
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憂きをなほ昔のゆゑと思はずは いかにこの世を恨みはてまし

2024-09-04 | 法話
「憂きをなほ昔のゆゑと思はずは いかにこの世を恨みはてまし」(新古今・二条院讃岐) (この苦しい人生を前世の因果の報いなのだと諦めるのでなければ、どんなにかこの世を恨むことでしょう。前世の因果とおもえばこそ堪えているのです。)二条院讃岐は、平安時代末期から鎌倉時代前期にかけての歌人・女房三十六歌仙の一人。源頼政の娘で二条天皇に仕えた。父の頼政は以仁王令旨により、平清盛と対決したが、敗れて平等院で自 . . . 本文を読む
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お大師様と母の恩と(T.Y、新見市西方、大正4年)

2024-09-04 | 頂いた現実の霊験
私は大正4年生まれで今年71歳になります(書かれた当時)。私が7歳の頃の話をしましょう。ある冬の日母が青龍寺のお大師様にお参りに行こうと言いました。暗いうちに起きてお弁当と新しい二人分の草履を背負い出かけました。家からお寺までは8kあります。其のうち5kは山道です。お寺に着いた時は12時でした。いりました。お大師様の前で母は心経と光明真言を唱え、さらに500メートル山上の観音様にもお参りしました。 . . . 本文を読む
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今日は北野天神例会です。

2024-09-04 | おすすめ情報
今日は北野天神例会です。 此の日は平安時代の987年に疫病や災害をもたらすとされる祭神の怨霊を鎮めるための祭礼として、天皇の使者が派遣される勅祭「北野祭」の一環で天台宗延暦寺と合同で北野御霊会が行われてきたが明治初期の神仏分離で境内での仏事は途絶えていた。昨年2020年(令和2年)9月4日に約550年ぶりに神仏一体として再興されています。この日は神職と僧侶が共に境本殿に入り、北野天満宮の橘重十九 . . . 本文を読む
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今日は気比神社例大祭の日です

2024-09-04 | おすすめ情報
気比神社ホームページによると今日「9月4日(旧暦8月4日) 午前11時から例大祭」「 大宝2年(702)8月4日。勅して六柱の神々を合祀して以来、この日年に一度の重儀である大祭(例祭)を執り行なう。」とされています。気比神社は『気比宮社記』によれば、本殿は、伊奢沙別命(いざさわけのみこと、「気比大神」または「御食津大神」とも称される。仲哀天皇、神功皇后を祀り四社の宮として東殿宮:日本武尊、総社宮: . . . 本文を読む
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