福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は天文変異があり朝廷・幕府ともに諸寺に祈祷させています。

2024-09-02 | 法話
今日は天文変異があり朝廷・幕府ともに諸寺に祈祷させています。昔から祈願は朝廷・幕府共通で行っていたようです。史料綜覧巻七 / 応永三十三年(1426)九月二日条「二日 変異ニ依リテ 諸寺ヲシテ祈ラシメラル 上皇モ亦祈ラシメラル 義持 亦祈ラシム」・称光天皇が病弱で後小松上皇が院政、室町幕府は足利義持。・応永二十六年(1419年)には「応永の外寇」が起きており、李氏朝鮮が対馬を攻めたが朝鮮側の大敗に . . . 本文を読む
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今日は御破裂山が割れてまた元に戻った日

2024-09-02 | 法話
. 続史愚抄 / 文明七年1475九月二日戊申条「二日戊申 多武峰御破裂此日平癒云」天皇は後土御門天皇。室町幕府は足利義尚。文明九年には応仁の乱が終息している。多武峰社殿裏山の御破裂山は、昔から国家の大事の前に鳴り出すといわれ、その度に本殿の鎌足公の御神像にひびが入ったという。醍醐天皇の御世から700年間に40回も鳴動し、朝廷は貢物をもって神霊を慰めた。 . . . 本文を読む
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地蔵菩薩三国霊験記 6/14巻の21/22

2024-09-02 | 先祖供養
  地蔵菩薩三国霊験記 6/14巻の21/22 二十一、信力に依りて富貴を得る事 中古江州志賀郡(滋賀県大津市)に蔵明大徳と云ふ僧あり。元来慈仁無我にして誠に忍辱平等の行人也。さるから身に貯るものとて一塵もなし。貧を救ひ鄙を抜き施さんと肝に徹れども宿因所感か窮乏にして一鉢屡空しかりといへども、心中におもへらく佛力神通など我が所求成辨せざらんやと常に福利をぞ祈りけり。或夜夢みらく、幡 . . . 本文を読む
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千手観音を拝んで大なる富を得た話

2024-09-02 | 諸経
日本国現報善悪霊異記・中巻「極めて窮しき女千手観音の像に憑り敬ひ福分を願ひ以て大なる富を得る縁 第四十二」「海使みの女(あまのつかいみのめ)は諾楽(なら)の左京の九条二坊の人なりき。子九産み、極めて窮れること比なし。生活くること能はず。穴穂寺の千手のみ像にして福分を願ひ、一年に満たず。大炊の天皇の御世の天平宝字七年癸卯の冬の十月十日に不慮の外に、あえてその妹来り、皮櫃を姉に寄せて往きき。脚に馬の屎 . . . 本文を読む
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お蔭を受けられないで苦しんでいる方へ(以前松田さんから頂いた原稿です)しんでいる方へ(以前松田さんから頂いた原稿です)

2024-09-02 | 頂いた現実の霊験
        1、お蔭をすぐには受けられないことがあります。 福聚講の松田京子さんが以前「お蔭の出方について」という投稿をしてくれています。松田さんがお蔭を受けた秘訣です「1、祈り続ける。2、苦しいことが続くことを恨まない。3、自分自身が変わる。」この三つの考えを理解しようとしない人がいましたが、その人の場合、事態はより悪化しまし . . . 本文を読む
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