「大阪府立近つ博物館」において1月20日より「慈雲尊者と高貴寺」の展示会および講演会があります。
ここにあります。
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今年から福聚講のおつとめは参加者各家の先祖供養色をはっきり出したお勤めにしたいと思っています。講元の経験として、先祖供養がまず各家にとって必要不可欠でありこれを繰り返すことにより必ず各家の運気はアップしひいては日本国の運命も良くなる、と思っているためです。先祖供養は性霊集の御大師様の各家供養の願文にも見られるように御大師様も大変大切にされてます。(その集大成が奥の院の墓標群です。)
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十一面観音経です。聖天様をお祀りするときにもお唱えします。
十一面観世音菩薩随願即得陀羅尼経如是我聞 一時 仏在補陀落山 為衆説法( にょぜがもん いちじ ぶつざいふだらくせん いしゅせっぽう。かくの如く我聞く、一時、佛、補蛇落山にいまして、衆の為に説法したまふ)
爾時 観世音菩薩 白仏言 (にじ かんぜおんぼさつ びゃくぶつごん )
我有神咒 若有受持者 除却一切病患憂苦( がうじんじゅ . . . 本文を読む
「すべて一切のものは「生」そのものとして「本当のわれ」の胎内に包容せられ、その温かい血の脈動、流通に由りてのみ、生きているとともに、その全一としての「本当のわれ」はまたその細胞たる各々個々のものを通じてのみ、その内容を拡大し充実し、次から次に新しい経験を取り入れているのである。・・・笑うのも、泣くのも、欺くのも、悲しむのも、訴えるのも、さては嫉妬、排斥、摩擦、闘争、何ひとつとして「生」そのものの荘 . . . 本文を読む
藥師琉璃光如來本願功徳經(全文)
お薬師様の霊験はすごいものがあります。
数十年前には妻の子宮筋腫が治りましたし、精密検査してもわからなかった自分の足の激痛が治りました。また最近では孫の重症の中耳炎も治り、さらに当方の高血圧も上下20位下がりました。すべてお薬師様をおがみ薬師経をお唱えしたためです。
藥師琉璃光如來本願功徳經です。
藥師琉璃光如來本願功徳經
大唐三藏法師玄奘奉詔譯
如是 . . . 本文を読む
問、禅宗には諸宗に超えて教外別伝とて師家の示しに任するにはあらず、唯自己に返照し工夫して悟道するを本意とす。門よりいる者は是家珍に非ず(古人の語)とて他に教えられたるをば真実にあらずといえり。いま真言の実義は師の教えを待って解するといえば禅門の心地にはすこぶる劣れるにや如何。答、教えを待たざれども自得するは「法」の勝れたる規模にはあらず、唯是「機」の勝れたる故なり。その故は声聞の得るところも独覚の . . . 本文を読む
Q,真言宗でいう「阿字本不生」とは?A,浄厳「眞言修行大要鈔」に「阿字本不生」がわかりやすくかかれています。紹介します。「眞言修行大要鈔問、真言宗の修行は機根に従うがゆえにその品多しと聞く。我、今愚鈍なれば多岐に堪えず。願わくは其の要を聞ん。答、真言修行の要道は阿字観を過ぐることなし。この阿字観に三つあり。所謂「聲」と「字」と「實相」なり。初めに、「聲」とは口に阿字を唱えてその聲に心を入れて出息ご . . . 本文を読む
即身成仏義
(観智儀軌)
また云く、 「法身真如観に入って、 一縁一相平等なること、 猶し虚空の如し。 もし能く専注して無間に修習すれば、 現生に則ち初地に入り、 頓に一大阿僧祇劫の福智の資糧を集む。 衆多の如来に加持せらるるに由るが故に、 乃し十地・等覚・妙覚に至って薩般若を具し、 自他平等にして一切如来の法身と共に同じく、 常に無縁の大悲を以て、 無辺の有情を利 . . . 本文を読む
今日は六斎日です。六斎日とは、毎月8日・14日・15日・23日・29日・30日で、在家信者が八斎戒(不殺生、 不倫盗、 不淫、. 不妄語、 不飲酒、 不聴歌舞、 不坐広床戒、 非時食戒)を護る事を言います。「塵添壒嚢鈔」には「この日は最も善を修めるべき日であるということは、経論に見えている。日本では敏達天皇の七年(578)に太子が始めて奏聞して六斎日には殺生を止めるようにされた。六斎日は大智度論で . . . 本文を読む
「矛盾対立の差別を‥生かしこれを更新し、これを一段高き次元において包容し綜合することを大師は「二而不二」とか差別即平等とかいうのである。
かの金剛頂経に「二而の相を呈せる一切の諸法はそのままに不二である」と説けるごとくに不二といってもそれは決して矛盾対立の二而差別をなくしたうえでの不二でも平等でもない、・・大師はこれを「多にして不異でる。不異にして多である。ゆえに一如と名ける。一は一でなくして一で . . . 本文を読む
[金輪時処儀軌]の三種真言
故に、『経』に云く、「この毘盧遮那仏の三字の密言、 共に一字にして無量なり。 適に印・密言を以て心(むね)を印すれば 鏡智を成じて、速やかに 菩提心金剛堅固の体を獲。 額を印すれば、当に知るべし、 平等性智を成じて、速やかに 灌頂地の福聚荘厳の身を獲。 密語を以て口を印する時、妙観察智を成じて、 即ち能く法輪を転じて、仏の智慧身を得。 密言を誦 . . . 本文を読む