福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

十一面観世音菩薩随願即得陀羅尼経

2018-01-18 | 諸経
十一面観音経です。聖天様をお祀りするときにもお唱えします。


十一面観世音菩薩随願即得陀羅尼経如是我聞 一時 仏在補陀落山 為衆説法( にょぜがもん いちじ ぶつざいふだらくせん いしゅせっぽう。かくの如く我聞く、一時、佛、補蛇落山にいまして、衆の為に説法したまふ)
爾時 観世音菩薩 白仏言 (にじ かんぜおんぼさつ びゃくぶつごん )
我有神咒 若有受持者 除却一切病患憂苦( がうじんじゅ にゃくうじゅじしゃ じょきゃくいっさいびょうげんうく 、その時に観世音菩薩、佛にもうしてもうさく、我に神呪あり。もし衆生有りて受持するものあれば、一切の病患憂苦を除却す)
消滅一切悪業煩悩 令身口意業皆得清浄(しょうめついっさいあくごうぼんのう りょうしんくいかいとくしょうじょう、一切の悪業煩悩を消除し身口意の業を皆清浄ならしめ、
 心中百千萬億等事 無不成就(しんちゅうひゃくせんまんおくとうじ むふじょうじゅ、心中百千萬億等の事、成就せざることなからしめん)
我此神咒 有大神驗 一切諸仏 讃歎護念(がしじんじゅ うだいじんけん いっさいしょぶつ さんだんごねん、我が此の神呪は大神験あり。 一切の諸佛讃嘆護念したまふ)

我於過去無量劫前 受持此咒 見十方仏 証無生法忍 復得慈悲喜捨平等法門 能令一切有情 安立於無上道救諸険難 令得安穏(がおかこむりょうごうぜん じゅじしじゅ けんじゅっぽうぶつじょう むしょうほうにん ぶとくじひきしゃびょうどうほうもん のうりょういっさいうじょう あんりゅうおむじょうごうぐしょけんなん りょうとくあんのん、我れ過去無量劫前において、此の呪を受持し十方の佛を見たてまつり無生法忍を証しき。 また慈悲喜拾平等の法門を得て、一切の有情をして無上道に安立せしめ、諸々の嶮難を救い安穩を得せしめたりき。)


若毎日誦一百八遍 萬病消滅 (にゃくまいにちじゅいっひゃくはちへん まんびょうしょうめつ )
寿命長遠 常為十方諸仏護念 (じゅみょうちょうおん じょういじゅっぽうしょぶつごねん)
財宝衣食令無所乏 獲得衆人恭敬愛念 (ざいほうえじきりょうむしょぼう ぎゃくとくしゅにんくぎょうあいねん) 
不復更為一切災横 鬼蛇 刀杖 毒薬 咒詛 怨賊 (ふぶきょういいっさいさいおう きじゃ とうじょう どくやく じゅそ おんぞく)

水火之所能害 遠離怖畏 獲得安穏 臨命終時 見十方仏 往生極楽 不堕悪趣
(すいかししょのうがい おんりふい ぎゃくとくあんのん りんみょうじゅじ けんじゅっぽうぶつ おうじょうごくらく ふだあくしゅ )

 爾時 仏讃善或大士 為諸有情欲宣此咒 我亦受持 汝速説之
(にじ ぶっさんぜんざいだいし いしょうじょうよくせんしじゅ がやくじゅじ にゅそくせっし)


時観世音菩薩 即説咒曰
(じかんぜおんぼさつ そくせつしゅわつ )


おん まか きゃろにきゃ そわか

説此咒己 白仏言 若有男女 誦此咒一遍 十悪 (せっしじゅい びゃくぶつごん にゃくうなんにょ じゅしじゅいっぺん じゅあく)

五逆 一切罪障 皆悉消滅 除諸病苦 離諸怖畏 超生死海 到涅槃岸
(ごぎゃく いっさいざいしょう かいしつしょうめつ じょしょびょうく りしょふい ちょうねんじょうじかい とうねはんがん )

 
若復有人 称念千萬億那叟多諸仏名号 不如暫時至心称念我之名号
(にゃくぶうにん しょうねんせんまんのくなゆたしょぶつみょうごう ふにょざんじししんしょうねんがしみょうごう )

 得福勝彼 宿福薄者
(とくふくしょうひ しゅくふくばくしゃ )

不聞此咒及我名 何况輙得受持読誦
(ふもんしじゅぎゅうがみょう かきょうしゅとくじゅじどくじゅ)

若能至心 誦咒念我
(にゃくのうししん じゅじゅねんが)

現身獲得飛行自在 神通変化 如我無異 
(げんしんぎゃくとくひぎょうじざい じんつうへんげ にょがむい )

復次有人 貧窮 下賎 多病 愚癡 暗鈍 不辣善悪 若能受持此咒
(ぶじうにん びんぐう げせん たびょう ぐち あんどん ふべんぜんなく にゃくのうじゅじしじゅ )

称念我名一切所求必定成就 富貴自在 無病安楽  得智辨才 世出世事 無不称意 之至証得無上菩提
(しょうねんがみょういっさいしょぐひつじょうじょうじゅ ふうきじざい むびょうあんらく とくちべんざい せしゅっせじ むふしょうい ないししょうとくむじょうぼだい)



若有女人 願捨女身 誦持此咒 転女成男所生之處 常在仏前 蓮華化生 若在人間 得為輪王恒転法輪 究竟涅槃
(にゃくうにょにん がんじゃにょしん じゅじゅしじゅ てんにょじょなんしょしょうししょ じょうざいぶつぜん れんげけしょう にゃくざいにんげん とくいりんのうごうてんほうりん くきょうねはん )

爾時 観世音菩薩 説此咒己 一切大衆 歓喜讃歎 繞仏三匝 作礼而去
(にじ かんぜおんぼさつ せっしじゅい いっさいだいしゅう かんぎさんだん にょうぶつさんそう さらいにこ )

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