「顕教では第六意識で発心するが、真言宗の発心は最も深い意識すなわち第六阿頼耶識による。不空の金剛頂瑜伽略述三十七尊心要にも『夫れ修行者の初発の信心は以て菩提心即ち大円鏡智紇哩娜野心(ちりだやしん・・阿頼耶識のこと)』と表す。」(真言宗義章(大正五年、真言宗各派聯合法務所)より大意) . . . 本文を読む
多くの経典に小善でも務めるべきと出てきます。
・出曜經「小善を輕んじ以って無福と為す莫れ 水渧は微なりと雖も 漸く大器を盈す。 凡そ福の充滿するは纎纎の積に依るなり。
小善を輕んじ以って無福と為す莫れ。善人あり、彼の塔寺に詣でて禮拜して福を求め、或は明を上げ燃燈燒香掃灑し、伎樂を作倡し、幡蓋を懸繒するも一錢より始るし。復た人に勸て施心を発せしめ、已上に一搏し聖衆を供養し、或 . . . 本文を読む
最近祈願していたことが裏目に出て失意の底に沈んだことが二件ありました。しかししばらく時間がたってみると反って「結果よし」であったことが分かりました。浅はかな自分の思い込みで祈願していたことが成就するよりも不成就で今の姿になった方が将来が開けることが分かってきました。一時は神仏への信仰が揺らいでいましたが愚かであったと反省することしきりです。
「疑えば、花開かず 信心清浄なれば 仏 . . . 本文を読む
<a href="https://www.tibethouse.jp/event/2020/201015event.html">今日ダライラマ法皇の「平和な世界の為に共に働く」という説法がありました。</a>
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今日は十斎日で六歳日です。十斎日とは月の一日・八日(六斉日でもあります)・十四日(六斉日でもあります)・十五日(六斉日でもあります)・十八日・二十三日(六斉日でもあります)・二十四・二十八日・二十九日(六斉日でもあります)・三十日(六斉日でもあります)をいいます(根拠は下の地蔵経にあります)。この日に八斎戒(不殺生、 不倫盗、 不淫、. 不妄語、 不飲酒、 不聴歌舞、 不坐広床戒、 非時食戒)を守 . . . 本文を読む
死後はどうなるのか?先祖はどうしているのか?こうした疑問は常に我々の脳裏を過ります。自分も懐かしい亡父母はどうしているのかいつも気になります。
結論は、死んでいても生きていても自分が衆生済度の働きをしている限りは先祖と一緒にいることになるということです。
今まで何の気なく唱えていた年忌法要の句に「一切有情界に於いて共に普賢の行願を満足せんことを」というところがあります。「普賢の行願」とは一言で . . . 本文を読む
四十華厳・普賢行願品(普賢十大願)
普賢菩薩の十大願は四十華厳・入不思議解脱境界普賢行願品に出てきます。十大願の内容が書かれています。大方廣佛華嚴經(四十華厳)卷第四十罽賓國三藏般若奉詔譯・入不思議解脱境界普賢行願品爾時普賢菩薩摩訶薩は、如來の勝功徳を稱歎し已り、諸菩薩及び善財に告げて言く『善男子よ、如來の功徳は假使へ十方一切諸佛の不可説不可説佛刹極微塵數劫を経ても相 . . . 本文を読む
「楽観的な考え方を根気強く追及すれば、その考えの持つ人を再生させる影響力を誰しも受け入れざるを得ない。・・類は友を呼ぶという法則によって、一人の人間の思想は、世界に普く存在する同じ性質のすべての思想を同盟軍として自分の方に引きつける・・。かくして人は考えることによって自己の欲望を実現するための援軍をどこからか得ることが出来るのであって、そこで、天来の力が流れ込めるように自分自身の心を開いて、その力 . . . 本文を読む
仁王護國般若波羅蜜多經には「四攝法(布施・愛語・利行・同事)と四無量心(慈無量心・悲無量心・喜無量心・捨無量心)と四弘誓願(.衆生無辺誓願度 煩悩無辺誓願断 法門無尽誓願知 無上菩提誓願証)と三脱門(空解脱門・無相解脱門・無願解脱門)は一体であり、根本は利他行に尽きるとしています」としています。
仁王護國般若波羅蜜多經菩薩行品第三「復次に信忍菩薩とは、謂く歡喜地・離垢地・發光地なり。能く三障色煩 . . . 本文を読む
遠藤周作「沈黙」に、司祭ロドリゴが「殉教者が苦しむのを神はなぜ救わないのか」と疑問を持つがそのロドリゴに神は「私は沈黙していたのではない。お前たちと共に苦しんでいたのだ」と言うくだりがあります。アウシュビッツを生き延びたヴィクトール・フランクルのことばにも「人は神に“問う存在”なのではなく、神の期待に“応える存在”である」とあります。こういう言葉もま . . . 本文を読む
<a href=" https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwjeurWUrqnsAhUOE6YKHdD8CPEQFjABegQIBxAC&url=https%3A%2F%2Fwww.rfa.org%2Fenglish%2Fnews%2Ftibet%2F . . . 本文を読む
「高野山両壇参拝次第」
1、大門
南無金剛力士
2、中門
おんべいしらまんだやそわか(毘沙門天)、おんじれいたらしゅたら ららはらばだのう そわか(持国天)、
3、金堂
おんころころせんだり まとうぎ そわか(薬師如来)、おん あきしゅびやうん(阿閦如来)、あびらうんけん(胎大日)、おん ばざらだとばん(金大日)
4、一切経堂
のうまくさまんだ ぼだなん ばく(釈迦如来)
5、御社
おん あびら . . . 本文を読む
「一佛の名号を称して無量の重罪を消し、一字の真言を讃して無辺の功徳を得る。・・経法のあるところは諸仏護念し、諸天守衛す、かくのごとくの利益あげて計うべからず.
(秘蔵宝鑰)」
((条件の整っている者は)一体の仏の名をおとなえしても重罪が消え、数あるご真言の一句でもとなえれば無辺の功徳を得る。・・仏の教えを大切にしているところは諸仏が守り諸天が護衛して下さる。密教ではこのような霊験は数えきれない . . . 本文を読む