福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

二十三日は勢至菩薩・不空羂索観世音菩薩・八幡大菩薩・住吉大明神・思兼と手力雄の日

2021-07-23 | 法話
「二十三日は勢至菩薩・不空羂索観世音菩薩・八幡大菩薩・住吉大明神・思兼と手力雄の日。 ・勢至菩薩(「三十日秘仏」。密教辞典には「得大勢、大勢至、世志。観音とともに阿弥陀仏の脇侍とするのは、観無量寿経に「智慧の光を以て普く一切を照らし三途を離れ無上の力を得る」と説き、観音の慈悲に対して智慧の立場から救済するため」とする。曼荼羅図典でも「胎蔵曼荼羅でも蓮華部院(観音院)にあり、左手に未敷蓮華、右手は . . . 本文を読む
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今日は天然痘で平安朝の高位高官が多数死んだ日

2021-07-23 | 法話
日本紀略 / 長徳元年(995)七月廿三日丁卯条「廿三日丁卯 ・・今年四月より五月に至り 疾疫殊に盛んなり 七月に至って頗る散ず 納言以上の薨ずる者二人、 四位七人、 五位五十四人、 六位以下僧侶等はあげて計ふべからず 但し下人に及ばず」天皇は一条天皇。天然痘の流行で正暦から長徳に改元したが改元の効なく、天然痘の流行は朝廷上層部へ及び,この結果藤原道長がライバルの死去等で台頭することとなった。人間 . . . 本文を読む
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大毘盧遮那成仏神変加持経

2021-07-23 | 諸経
大毘盧遮那成仏神変加持経大唐天竺三藏善無畏共沙門一行譯入眞言門住心品第一「如是我聞。一時薄伽梵。如來加持廣大金剛法界宮に住し給う。一切持金剛者、皆な悉く集會せり。如來の信解遊戲神變の生ずる大樓閣寶王は高くして中邊無し。諸の大妙寶王を以て種種に間飾せり。菩薩の身を以て師子座となす。其の金剛を名ずけて虚空無垢執金剛・虚空遊歩執金剛・虚空生執金剛・被雜色衣執金剛・善行歩執金剛・住一切法平等執金剛・哀愍無 . . . 本文を読む
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真言安心和讃

2021-07-23 | 諸経
真言安心和讃  帰命頂礼大日尊              八葉四重の円壇は                  一切如来の秘要にて      衆生心地の曼荼(まんだ)なり  十方浄土の諸聖衆は  大日普門の万徳を  開きて示しし尊なれば  密厳国土の外ならず  青龍阿闍梨の教戒に  菩提を得るは易けれど  真言秘密に逢うことの  得がたきなりと演給う  二仏出世の中間に  果報つたなく生まるれど   . . . 本文を読む
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今日23日と明日24日は建長寺開山忌です

2021-07-23 | おすすめ情報
今日23日と明日24日 鎌倉建長寺に於いて、開山、蘭渓道隆(大覚禅師)の御命日法要が行われます。 ウキペヂアによると・・蘭渓道隆は建保元年(1213年) - 弘安元年7月24日(1278年8月13日))。1246年(寛元4年)33歳のとき、渡宋した泉涌寺の僧月翁智鏡との縁により、弟子とともに来日。筑前円覚寺・京都泉涌寺の来迎院・鎌倉寿福寺などに寓居。宋風の本格的な臨済宗を広める。また執権北条時頼の . . . 本文を読む
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ある人の報告

2021-07-22 | 頂いた現実の霊験
ある人の報告 「長い試練の日々が昨年から始まっていました。試練をうけて、奥の院で係累の先祖供養をし、自宅でも心経を半年以上何千巻も唱えても光は全く見えて来ていませんでした。或る人に「あなたの願いは御大師様に届いてはいませんよ」といわれたりしていたので7月21日お大師様の日、コロナは猖獗を極めていましたが居てもたっても居られなくて思い切って川崎大師にお参りに行きました。護摩の終った本堂で独り坐り改 . . . 本文を読む
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「業も苦も空である」

2021-07-22 | 諸経
「業も苦も空である」 因縁心論(龍樹)に「世界はすべて原因と結果からなる。ここにはいかなる衆生も存在しない。ただ空にすぎないものから空にすぎないものが生じるにすぎない」(「諸趣唯因果 此中無衆生 唯從於空法 還生於空法」)とあるが、ここでは「煩悩とか業とかいうものも空であってこの空なる煩悩や業が因となって苦という空なる果が生じるだけのことである、そこには因となり、果となる関係性だけがあって、ほか . . . 本文を読む
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摩訶般若波羅蜜經大明品第三十二

2021-07-21 | 諸経
摩訶般若波羅蜜經大明品第三十二 摩訶般若波羅蜜經卷第九・後秦龜茲國三藏鳩摩羅什譯 大明品第三十二 爾時、佛、釋提桓因に告げて言く「若し善男子善女人有りて是の深般若波羅蜜を聞き受持親近讀誦正憶 念し薩婆若心(一切智)を離れずば、兩陣戰ふ時、是の善男子善女人は般若波羅蜜を誦するが故に軍陣中に入るも終に失命せず、刀箭傷けず。何以故。是の善男子善女人は長夜に六波羅蜜を行じ、自ら婬欲の刀箭を除き亦た他 . . . 本文を読む
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今日は一粒万倍日

2021-07-21 | おすすめ情報
今日は一粒万倍日 . . . 本文を読む
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今日は疫病と彗星出現の為に五大虚空蔵法・一字金輪法を宮中で修した日

2021-07-20 | 法話
史料綜覧巻五 / 文永元年(1264)七月二十日壬辰条「二十日壬辰 宮中に於いて五大虚空蔵・金輪等の法を始行せらる 是当月咳病流布 及び彗星出現の御祈也。」・天皇は亀山天皇、鎌倉幕府は宗尊親王、執権は北条長時。・五大虚空蔵法は増益・天変等に修せられる。辛酉の年は革命の年として古来帝皇公家の慎むべき年とされ、除災のためにこの法を修したる例多し。・金輪法とは一字金輪法のこと。佛菩薩の功徳はみなこの一字 . . . 本文を読む
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今日は覚鑁上人が悉地成就に繋がる求聞持法立申大願をつくられた日

2021-07-20 | 法話
  保安三年1122七月二十日に覚鑁聖人(二十九歳)は求聞持法立申大願の文を作られて曰く「宗祖大師の請來録並に三學録中の眞言の一切経、大師御作の書、兩界曼茶羅各一舖、虚空藏菩薩像三舖、大師明神法樂の爲めに般若心経一千二百巻を各々書爲し供養し勤仕師事し、眞言宗の章疏を撰集して密教の壽命を繼ぎ行者の心眼を開かしめ奉らん」(興教大師大師全集)と。 猶、「高野春秋」には「(保安三壬寅年112 . . . 本文を読む
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今日は覚鑁上人が悉地成就に繋がる求聞持法立申大願をつくられた日

2021-07-20 | 法話
  「保安三年1122七月二十日に覚鑁聖人(二十九歳)は求聞持法立申大願の文を作られて曰く『宗祖大師の請來録並に三學録中の眞言の一切経、大師御作の書、兩界曼茶羅各一舖、虚空藏菩薩像三舖、大師明神法樂の爲めに般若心経一千二百巻を各々書爲し供養し勤仕師事し、眞言宗の章疏を撰集して密教の壽命を繼ぎ行者の心眼を開かしめ奉らん』と。」(興教大師大師全集) 猶、「高野春秋」には「(保安三壬寅年1 . . . 本文を読む
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業苦の最中でも悪心を起こしただけでさらに凶神が来ます

2021-07-20 | 法話
「冥の照覧」愚迷発心集(解脱上人)に「「自ら人目を慎むといえども全く冥の照覧を忘る。まれに一善を勧むといえども多く名聞の思いに穢さる」とは、冥は仏陀諸天善神を指す。たとえば明らかなる處より闇に臨まば見ること能わず、冥所はよく明らかなるを照見するがごとし。凡夫は幽冥の境を見ず、幽義は能く凡夫をみそなわしたまふ。これを照覧といふ。夫れ、もの皆微なるより大なるはなく、隠れたるより顕なるはなし。・・太上感 . . . 本文を読む
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人の世のあらゆる苦しみ悲しみに耐えているこのお顔

2021-07-20 | 法話
この顔(注・・興福寺の薬師如来仏頭) https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwizx4GU7PDxAhWIBt4KHXOuChAQFjAAegQIBRAD&url=https%3A%2 . . . 本文を読む
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相対的生き方をしている限りいくら拝んでも駄目である

2021-07-18 | 法話
「自他を比較する相対的生き方をしている限りいくら拝んでも「幸福」を得ることは出来ない。 自他を比較することをやめ、自他一如・禍福一如の絶対的生き方に変えればその瞬間に「幸福」は来る。 経典はすべてこの絶対的生き方に立っているから、霊験を説き絢爛たる極楽があると説くことができる。」 . . . 本文を読む
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