SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

茨城県波崎へ

2008-07-26 | スナップ
7/20日曜日、次男と二人で起きて、車で銚子の利根川の対岸である
茨城県波崎へ向かう。
東関東自動車道で終点の潮来(水郷で有名)で降り、南下すると
1時間ほどで波崎へ着く。
利根川の対岸は銚子だ。
実は千葉県銚子は大きな町なのに高速道路で行けない。
高速道路は成田空港を通り、ひたすら千葉県下を走るのだが、
最後の最後には茨城県に入っていく。
鹿島コンビナートの近くが終点だ。
このへんは政治力でルートが決まったのか、それとも鹿島は工業都市で銚子は漁業の町なので、やはり当然の成り行きだったのか。

そういえば、鹿島は鹿島アントラーズも鹿島灘も鹿島コンビナートも
鹿島製作所も、字は「鹿島」なのだが、市の名称だけ「鹿嶋市」なのだ。
理由は、佐賀県に鹿島市が古くからあり、茨城県鹿島市誕生の時に
佐賀からクレームがあり、あっさり「鹿嶋市」にしたのだそうだ。
本当は鹿島なのに。
府中市も東京と広島にあり、決して同名ではいけないわけではないと
思うのだが。県民性なのか。



目的地の波崎は、利根川と太平洋の間にある半島の突端の町だ。
橋を渡れば千葉県銚子市だ。
実はこの辺は涼しいのである。
この日も東京が34度ほどなのに、波崎は25度しかない。
そういう理由からか、夏季のスポーツ合宿には最適で、いたるところに
コートがあるのだ。

銚子が目の前であっても茨城県なので、バスは関東鉄道だ。



こういう家を見れば、海際ということがわかる。



ようやく「ミンションみやざき」に到着したと同時に、午前の練習が終わって、
グランドから帰ってきたサッカーチームと一緒になった。

ちなみにミンションとは民宿とペンションの間というイメージの造語だ。



ママと長男もバスから降りてきた。
総勢、100名近い大所帯だ。

ところが長男の様子がおかしい。
一緒に昼食に向かうも明らかに体調不良だ。食欲も無い。
部屋に帰ってから体温を測ると39.2度もある。
熱中症だ。
あらゆる節に冷えピタを貼り、解熱剤も飲ませたが、
午後の練習に行けないのが悔しいらしく、泣き叫ぶ状態。
しばらくすると、ようやく布団の上で寝てくれた。

その間、邪魔をしないように次男を連れ出して近辺の散歩に出かけた。
長男にはママが付き添った。



ミンションには大学生や高校生のスポーツ合宿の学生が多く、
大型バスが出たり入ったりしている。



送迎用のバスが古いタイプなので、私にとっては楽しい。



こういう場所には関東鉄道のバスが似合う。



次男と散歩していると、そこかしこに神輿が。
波崎は町中でお祭りであった。



道端で座って見ていると、女の子がいきなり大きな鈴のついたものを
次男の首にかける。
そういうシキタリのようだ。



町営住宅だろうか。



トマトだろうか。



アリを見つけたのだろうか。

こういう公営住宅は都市部では見かけなくなった。


公営住宅で遊んでいると、携帯電話が鳴った。
長男が眠りから覚めて、熱も下がり、練習に行きたいと言っているそうだ。

宿に戻ってみると、すっかり回復している。
たった1時間強だ。
とにかく早くみんなの居るグランドに行きたいと言う。
何も食べて居ないので、グランドに向かう途中、マクドナルドで
食べてからグランドへ。



ミニ試合をやっていた。
すぐに参加して走り回っている。
大丈夫なのか心配だったが、どうやら復活している。
子供の回復は早い。(発熱も早いが。)



元気にシュートまでしていた。
発熱したことが悔しかったようで、少しでも多くボールに触りたいというのが
端で見ていても判る。



そもそも初日に走りすぎるほど走り回っていたのだそうだ。



二日目のプログラムを終了し、1年生の3家族が帰る。
2年生以上の子供達は多くは更に一泊。

ザフィーラに3家族乗り、わいわいガヤガヤと楽しく騒ぎながら
東京へ。

長男もすっかり元気になっていて大騒ぎ。
小学生らしく、車内ではしりとり合戦。
地元近くのファミレスで全員で夕食。

子供はやはり元気だ。
親は疲れた。


SONY α100、AF17-35mm/F2.8-4.0、タムロンA09
コメント (12)
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