SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

鬼子母神辺り

2008-07-12 | スナップ
以前の会社の方からお誘いを受けて、飲みに行くことになった。
待ち合わせ場所をどうしましょう?
新宿、銀座、新橋、渋谷、広尾、それとも六本木に・・・
というのが一般的な社会人だ。
私達は普通とはちょっと違う感性だ。
「副都心線の雑司が谷を降りて、都電の鬼子母神駅で待ち合わせましょう。
時間がずれた時にはお互いに写真でも撮って待ちましょう。」
ということに決まった。

私の方が20分ぐらい遅れて到着。
すでに先方はカメラを片手に都電の駅なぞ撮っていた。
カメラは私と同じα100だ。









適当に歩きながら近況報告。
そして歩きながら写真を。






古本屋で本を物色。

決まった飲み屋などない。
歩きながら、気分で入ればいいのだ。
歩けば歩いただけビールもうまい。



1時間ほど歩いて、焼き鳥屋に入った。

仕事の話、業界の話、趣味の話、人生の話・・・
気兼ねなく会える人がいるのはいい。
そして写真を撮る間、待っていてくれる者同士というのはいい。

SONY α100、AF24mm/F2.8


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いつか来た場所11

2008-07-10 | いつか来た場所
小学生の頃、奈良の学園前に住んでいた。
もう40年近く前の話だが、既に美しく整備された町として知られていた。
近鉄奈良線の駅に隣接して手塚山学園があり、それが駅名になっている。
駅前にはロータリーがあり、北方には大規模な公団住宅があった。
私はその公団住宅の住人だった。
真新しい公団は壁面も真っ白で清潔な感じがした。

学園前という地は当時の近鉄の総帥である佐伯勇氏の豪邸のお膝元で、近鉄が開発した大規模な住宅都市である。
電鉄経営の象徴的な町で、私にとっては興味深い場所だ。
東にあやめ池遊園地、西に百楽荘が控える。

電車は当時は特急は停まらず(鶴橋の次は西大寺というノンストップ型だった)
急行停車駅だったが後に快速急行が停車し、さらに有料特急が停車する駅になった。
当時はまだ800系が走っており、8000系が増備されている最中であった。
色は勿論クリーム色にブルーのライン。

さて、そうは言っても、まだ北方の丘陵地帯は何も無かった。
今の高級住宅街、中登美ケ丘地区は森や池があり、大きな貝が取れたり、
不思議な生物がたくさんいた。
佐伯社長の豪邸の西側の地区も生駒まで続く広大な森と山で、カブトムシや
クワガタの宝庫だった。
駅から木津まで行くバスはボンネットバスで、私が虫を取りに行くと言えば、運転手さんは、わざわざ登山口までバスを回してくれた。

さて、時は経ち、大学生の頃に学園前を訪れた。
写真は、佐伯社長宅前で撮った奈良交通(=近鉄)のバス。
これとて25年以上前の写真だ。
この何千坪もの広大な邸宅は、その後、美術館になっている。
ちょうど東急の五島家の上野毛の居宅がその後美術館になったのと同様だが、
佐伯邸のまるでゴルフ場のような広大さには到底敵わない。
私のような鉄道好きには佐伯氏は他の電鉄経営者とは違って見える。
東大を卒業後、近鉄の駅員、運転手を経て、庶務課社員、総務部長から
後に7代目社長までなった稀なケースだ。


現在の学園前は、緑が多く、しっとりした落ち着きも加えて、
ますます素敵な町になっているようだ。


オリンパス OM-1、レンズは不明。
(絹目のプリントをスキャンしているので、画像がデコボコしています。)


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α900とα300が出る前に、α350を使い倒した。

2008-07-08 | 仕事時スナップ
ニコンからD700も発表され、いよいよフルサイズ機の時代が到来した。
キヤノンも近々に出すであろうし、秋にはSONYからもフルサイズが出る。
ペンタックスはそのうち中版サイズのデジイチを出す可能性も高いし、
コンパクトデジカメではシグマDP-1のようにCCDを大型化したものが出てくるだろう。
私の場合はニコンD700は欲しくてもレンズが無いので残念ながら買えないし、
キヤノンの新世代フルサイズも同様だ。
両巨頭とも次々に良いものを出してくる。
私はひたすらSONYのα900だか、α800だか、もしくはα PROを待つしかない。
いずれにせよ9月までには発表されるだろう。
大げさに言えばSONYに人生を預けたようなものだ。

その前に、SONYの今春の新製品、α350を丸二日間借りて、1000枚以上撮る機会を得た。
今週、仕事で主に室内の写真を丸二日間撮り続ける必要があった。
しかしα100とAF80-200mm/F2.8の組合せで室内の暗い場所で遠く離れた被写体を撮る(それも動く人物)のはかなりの重労働だ。
ISOは200までしか使えないし、ストロボも使えない。
その組合せで16時間撮り続けるのだ。
身体的にも20代ならいざ知らず・・・である。

ところが最近、職場の女性がα350を購入したのである。
彼女におねだりして、二日間貸してもらえることになった。
これで労力が半分になるかもしれないと予測した。

掲載する写真は主に屋外だが、千数百枚の室内動体写真を撮った感想を
述べようと思う。



α350は暗い場合でもオートフォーカスがα100の1.7倍速いのが労力を半分にしてくれた。
さらにISO400までは使える。
またシャッターの切れが遥かによく、スピードも遥かに速い。
キビキビ感が気持ちよい。

ただし、ISOは400までしか使う気がしなかった。
800以上は遠慮したくなる。(まあα100は400が使えないから改善ではあるが)
目立つタイプのノイズが多いからだ。
1400万画素が仇になっている。
α200のほうがずっとノイズは少ないであろう。
(α300も今月発売開始だが、α200+ライブビューという選択も良いかも知れない)
ただし比較する上で注意すべき点は、1400万画素のサイズは1000万画素に
比べてはるかに大きいので、等倍でチェックすると大きな倍率で
見る事になるので、粗が見えやすいのは当然だ。
絵のサイズを同じにして比較しなければα350が大いに不利になる。


シャッター音は100も350もうるさい。
今回はカンファレンスの会場での撮影だったのだが、
こういう場合はキヤノンで撮りたくなる。



VIVIDで撮った絵だが、ちっとも派手ではない。
発色がα100に比べて地味である。
そもそも傾向がまったく違う。
α350は人間の見た目通りに写る。
それは優秀だと言えるのだろう。
記録色ということだ。
人間の見る画像は実は相当に地味なのだ。
全体に黄色や茶色寄りなのだ。

対してα100は実際には有り得ない発色をする。
でも記憶色と言えるだろう。
想い出は大袈裟なものだ。
全体にブルーやピンク寄りなので、透明感も高い。
私のブログはα100の特色がそのまま出ている。



やはり全体的に黄色が強い傾向だ。
AWBの傾向もそうなんだろう。



こういう静かな場所では重宝だ。
動作が全体では半分の時間で済むからだ。
これでシャッター音が地味ならもっと良い。




発色の傾向はα-7Dにも似ている。
α100がベルビアならα350はコダクロームだ。
趣味の問題だ。



遠くて細い被写体でも楽にフォーカスできるのはいい。
一番重要なところだ。



1400万画素はさすがに精細だ。
撮ったままのJPGでこれだけ細かく写れば文句ない。
ただしレンズは選ぶだろう。
安物ズームは使えないだろう。
粗ばかり目立つに違いない。



この写真には関係ないが、ライブビューは便利ではあった。
一番よいのは、二眼レフのように真上から覗き込む姿勢で人を撮ると、
構えないで撮れることだ。
いつも恥ずかしがる社員も簡単に撮ることができた。
お辞儀スタイルで撮るので、威圧感が無いばかりか、目線が
直接合っていないという感じなのだ。
二眼レフスタイルの真骨頂だ。



バッテリー残量が%表示なのが、すごく便利。
今回、チャージャーも持っていたが、チャージ後に数%増えているのを確認できるのも便利で安心感が大いに違う。



操作で悪いのは、グリップが浅くなったこと。80-200/F2.8は持ちにくかった。
露出補正ボタンが離れすぎたこと。
私は頻繁に露出補正をするのだが、ひじょうにやりにくくなった。
これはいけない。
バッテリーの蓋が開けにくくなったこと。クリック感があいまい。
α100の方が遥かに開閉しやすい。
これは改善すべきだ。α-7Dに戻ったかのようだ。

十字キーはクリック感がはるかに向上して、使う気がしてくる。良い。



結論をまとめると、

・1400万画素はかなり精細なので、逆にノイズも目立つ。絵がだるいα100の方が
かえってノイズも少なく見えてしまう。本当は減ってるはずなのだが。
・そのため、ポートレートはきついかもしれない。肌の粗まで写してしまうし、
目立つタイプの色の付いたノイズなので、なかなか綺麗に撮れない。
・精細な分、例えば鉄道写真には合っている。
・精細なので安物ズームの広角側では周辺部の粗が目立つだろう。
・シャッターとフォーカスは小気味よい。まったく違う。
・液晶モニタが動かせるライビビューは新しい撮りかたができて、価値が高い。
・発色が見たままなので、印象的な写真を撮るのが難しい。
・液晶の発色も地味でつまらない。(悪いわけではない。α100の青い液晶の
発色は参考にもならないと言われている。しかし100の方が綺麗だ。)

私は「記憶色」で色にコクがあり濃厚なα100の方が好みである。
プロなら絶対にα350を選ぶだろう。色に嘘がないからだ。
α900(?)も見た目に忠実な発色で仕上げてくるだろう。
設定で「ベルビア仕上げ」なんていうのがあればいいのだが・・・


今回、カメラバッグはDOMKE F6にした。
SONY α350にAF17-35mm/F2.8-4.0を装着したまま入り、
更に大きなAF80-200mm/F2.8が余裕で入り、その他に、AF100mm/F2.0と
ストロボ、電池等も入る。
まだ2本ぐらいレンズが入る場所が余る。
そのくせ重さを感じさせない。
優秀なバックだ。

SONY α100、AF17-35mm/F2.8-4.0、AF80-200mm/F2.8、AF100mm/F2.0


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日曜は教会へ

2008-07-07 | スナップ
日曜は教会へ行った。
と言っても礼拝ではない。
教会で行なわれたバザーの手伝いだ。
ザフィーラに荷物を積み込んで家族全員で行ったのだが、
いくらでも積める重宝な車だ。



多摩川駅近くにある大きな教会で修道院もある。















子供達は他の出店でちゃっかりミニカーをゲット。
ジャガーEタイプとランボルギーニ・カウンタックLP500。
どちらが速いかで兄弟の取り合いになる。
「速さはランボルギーニだが、ジャガーはイギリスのお金持ちが乗るんだ。」
と言うと、次男坊はジャガーで我慢してくれた。
兄貴は後で「でもさあ、ランボルギーニだってお金持ちが乗るんでしょ?」
というので、「お金持ちと言ってもアラブのお金持ちだよ。どっちがいい?」
「まあランボルギーニはパパにあげるよ。飾っておいて。」
・・・まだまだ子供の気持ちの移り変わりが予想できない。




バザー終了後、搬出した荷物を戻して、多摩川へ。
ちょっと散歩。




その次に熱帯魚屋さんへ向かった。
長男とママの話では、我家で熱帯魚を飼い始めるということになっている。

熱帯魚屋さんに並ぶ水槽はどれもひじょうに美しい。
きれいにライティングされた水草や石、そこを優雅に泳ぐ熱帯魚。
箱庭のような世界だ。
私も急に興味を持った。
お店の人から指南を受けた。
まずは水作りからだ。その日のうちに熱帯魚を飼えるのかと思っていたら
大間違いだ。
1週間ほど水と石によって環境を整えて、それからお魚様が登場だ。
そのお魚様が登場する前に、エビを入れておくのは良いのだそうだ。
エビはいろいろ食べて水槽を浄化してくれるのだとか。
写真はお店でもらったエビ。



その足で横浜ららぽーとへ向かう。
またまた映画だ。
子供達が楽しみにしていた「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」である。
よほど楽しみだったのか、次男も早口で「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国を見たい!」と事あるごとに言っていた。
映画館に着くと、待てないのか、親を置いて走って行く。
(上映される部屋番号も知っているのだ。)

久しぶりのハリソン・フォードはそれなりに老けていたが、
内容はさらにパワーアップで、とにかくアクションシーンの連続。
ただし、ハリソン・フォードはこれが最後か。(息子登場なのだ。)

しかし今回も1950年代の風景のセットがすごい。
特に車がため息ものである。
そして相変らずの軍隊のリアルさ。
今回はソ連軍が敵だ。



映画のあと、ムーミンショップで釣に興じる次男。
スナフキン気分である。(全然似てないが。)



SONY α100、AF17-35mm/F2.8-4.0(D)

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近所の川へ

2008-07-06 | スナップ
週末は暑かった。

私はすこぶる暑さに弱い。
あっという間に脱水?蒸散?揮発?してしまうので、水分補給が大事だ。
それでもこれだけ暑いとトイレも不要なほどだ。

最近は便利になった。
水が欲しければ、あちこちにコンビニがある。
それにペットボトルで蓋があるので、ずっと持ち歩ける。
小さい頃はコンビニも無いし、冷たい水やお茶は売り物ではなかった。
温かくなってしまったら飲みたくも無い炭酸飲料や甘いジュースばかり。
もっぱら水筒という武器に頼っていた。


さて、土曜日はママが忙しく、私と長男と長男の親友で、川へ散歩に行った。
とにかく暑かったが、炎天下を歩いて25分ほどの川まで途中にコンビニが4軒もあるので平気だ。
とにかく子供の日射病、熱射病は気をつけねばならない。
でも実際は私が一番辛い。
子供は楽しいと暑さを忘れているからだ。
いつから暑さを考えるようになったのだろう?















むかしの小学生の定番はジャイアンツの野球帽だった。(私は阪神だったが。)
今の子供はサッカー帽だ。




長男は散歩から帰ってからもサッカーの練習で2時間走りまわったし、
元気なものだ。
小学生が生涯で一番元気だろうと思う。

SONY α100、タムロンA09
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千葉県 東金へ03

2008-07-05 | 仕事時スナップ
八鶴亭で昼食をとる。
大きな和室を用意してくださった。





お子様ランチ。









二階からは八鶴湖がよく見える。
東金は何回も来ているのだが、こんな場所が駅の近くにあるのは
知らなかった。

以前、このブログでも何枚かトロッコのレールの写真を掲載した。
この八鶴亭のすぐ近くにあったのだ。
今回そのトロッコを確認したのだが、既に無くなっていた。
付近には4箇所ほどレールを所有している店があったのだが、
廃業等で無くなったようだ。
ひじょうに残念である。






インタビュー中、子供達は広い八鶴亭内をウロウロして遊んでいる。

次男坊は、まるで座敷わらしのようだった。
どこかに出没してるので、次男坊の写真が無い(笑)。






以前はこの部屋で結婚式も行なっていたそうだ。



あっ!座敷わらしが正座してお迎えしている。




長男は次なる野望、温泉の地図を見ている。
早く行きたくて仕方がない。







八鶴亭での取材も終わり、ガラス工房に出来上がりを取りに行く。
どれも素敵な出来上がりだった。

みんなで日帰り温泉に立ち寄りN氏と別れた。


SONY α100、AF17-35mm/F2.8-4.0、AF50mm/F1.4




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千葉県 東金へ02

2008-07-04 | 仕事時スナップ
地元在住のNさんの乗って来た車はBMW520iだ。
もう20年ぐらい前の車だ。
しかし、私はこの頃までのBMWが好きだ。
その後のBMWは品質は右肩上がりで向上するも、無国籍な感じが強くなる。
ドイツらしさが薄れていくように思えるのだ。
それにやはり丸目がいい。

ドアを開けた途端、まずは80年代のドイツ車の匂いが迎えてくれる。
主に内装のプラスチック部分とシートに匂いなのだが、
目を瞑ってもそれがドイツ車であることがわかる大好きな匂いだ。




Nさんはこの古い520iをこよなく愛している。
その選択眼からして、彼が相当な趣味人であることがわかるし、
技術屋さんであることもわかる。

次の場所に移動する際、うちの長男はBMWに乗っていくと言い、
車中でNさんと車の話をしたそうだ。



次に行ったのは「八鶴亭」という料亭だ。
東金駅から近い場所にある元旅館で創業は明治18年。
目の前は八鶴湖という小さな湖で、桜の名所でもある。
今の建物はどうやら大正時代のもののようだ。



アルミサッシやら新建材やらで補修をしていない。
当時のままの総木造だ。




元々は旅館なので、渡り廊下や客間がそのままである。



支配人が館内をいろいろ案内してくれた。
実はさきほどのガラス工房とこの料亭は経営が同じなのだ。
最初はこの料亭で写真を撮らせて欲しいお願いをしたら、
グループ会社のガラス工房もぜひ使って欲しいとの提案があったというわけだ。



八鶴亭は大掃除をすると必ず何かしらのお宝が出てくるそうだ。








SONY α100、AF17-35mm/F2.8-4.0
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千葉県 東金へ01

2008-07-02 | 仕事時スナップ
6/29の日曜日は仕事で千葉県の東金市へ行くことになっていた。
取材と撮影なのだが、日曜の丸一日を家族抜きで過ごすのは時間が
もったいないので、エイヤッで家族全員と社員2名の計6名で現地に向かった。
この日は、丸一日ひどい雨だった。

今回は男性の取材。
東金の会社に勤務するエンジニアのNさん。
彼が行きたい場所を選んでくれていたので楽だった。

集合場所は、九十九里海岸にもほど近いガラス工房の
菅原工芸硝子さんだ。
事前に撮影の許可をもらっていたのだが、
見ているうちに、Nさん、うちのママと長男は
作品作り体験をしたくなり、その体験の写真も撮ることになった。












長男葉っぱの形のお皿に挑戦。




この宇宙船のような釜には10個ほどの坩堝(るつぼ)が組み込まれている。
燃料はLPガスとのこと。
この中で溶けたガラスを非常に短時間で整形する手作りだ。
その時間はおよそ1分以内ぐらいしかない。


葉っぱの模様をつけて、湾曲をつけたら完成。
色は冷えると緑色になる予定。
冷やすのには3時間かかる。



坩堝の中を見る。
近づくだけで汗が噴出する。
ここで働く職人さんは、みんなスリムで、メタボとは正反対の体型だ。
それだけ熱くて重労働なのだろう。
そのため、全員がフルタイムに居るわけではないようだ。
30名の職人が居て、この時間に見えたのは8名ぐらいだった。
女性も多いのだそうだ。






ママは花瓶に挑戦。
溶けたガラスは本当に美しい。



整形にかかる。
時間はあっという間にたってしまう。
一回目は時間切れで失敗。
固まってしまって、心棒から抜けなくなってしまったのだ。



再度挑戦。
花瓶は大きいので、2回目は冷えが遅くなるように、より高温な状態からスタート。
無事に完成した。

取材をしたNさんはジョッキを作った。


SONY α100、AF17-35mm/F2.8-4.0



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Live House

2008-07-01 | 仕事時スナップ
仕事でLIVE HOUSEに行った。
支配人と打合せをして帰ろうとしたが、支配人が
今日のライブを見ていったらどうか、と誘ってくれた。
実はリハーサルの音を聞いていたら、すごく見たくなったのだ。
テクニカルなフュージョン。かなりハードで変拍子の嵐。
リーダーがエレクトリックバイオリンの女性で
ものすごくうまいバンドだ。
フュージョン系、スタジオミュージシャン系はかなり詳しいつもりなのだが、
知らない人だった。
すごい人たちがまだまだ居るものだ。
メジャーではないのかもしれないが、客席は満員。
久しぶりにずっしりとしたサウンドに溺れた。

ずっと体調が悪かったのだが、なぜだかライブの後、
身体がすっきりしていた。


写真はそのライブハウスのハウスワイン。
目黒にある食事も美味しい店だ。


SONY α100、AF17-35mm/F2.8-4.0

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