JR九州は昨日、西九州新幹線の開業に合わせて新たな「D&S列車」を投入すると発表しました。それは「ふたつ星4047」であり、午前中は武雄温泉から長崎本線を経由して長崎に行き、午後は長崎から大村線を経由して武雄温泉に戻るというものです。全車指定席の特急列車となるそうです。
それはさておき。去る10月20日に飯山〜豊野間が開業100周年を迎え、10月23日には長野〜飯山間で「おいこっと」による「飯山線開業100周年号」が運転されました。10月17日には花輪線が開業90周年を迎えており、日本の鉄道界は今年もアニバーサリーラッシュといえます。ということで、2021年8月21日(土)に飯山線の駅を巡ってきました。
前置きはこれくらいにして、そろそろ出発しましょう。
自転車で新津駅に行き、信越線420M(E129系A29編成)で出発。古津まで眼鏡女性と相席に。
6時31分に長岡駅に到着。「18きっぷ」に日付印を入れるために、一旦改札を出ます。「長岡米百俵フェス」とありましたが、「特別警報」のため12月に延期となりました。
十日町ゆきの1120D(キハ110-233)に乗り継ぎ、7時44分に魚沼中条駅に到着。一見する限り片面ホーム1面のみですが、交換設備などが撤去されているのです!
では駅舎の中へ。4人分のベンチが設えられています。
その上部のボックスには、造花と駅ノートが備え付けられています。
それでは駅舎撮影。平成9年12月築の、典型的な飯山線型の駅舎です。トイレはありません。
駅前には石のモニュメントが。近くに何か遺跡でもあるのでしょうか。
時刻表を。上り、下りとも10本ずつです。
34分の滞在時間で周辺散策。駅前は県道179号が通じています。
国道117号に出ました。雪国型の急傾斜の屋根をもつ家も。
付近のバス停を。越後交通が10本(土休日は8本)、南越後観光バスが5本(土休日は運休)通過します。
中条交差点には土器のモニュメントが。1kmほど分け入った所に笹山遺跡があるのです
話が変わりますが、JR西日本は昨日、クモヤ443系の置き換え用として、新たに在来線版「ドクターイエロー」を2025年を目処に導入すると発表しました。来月には早速試験運用が始まります。「DEC741形」といい、多数の車載カメラで撮影した画像をAIによって判断することにより、作業員の負担を減らすことを図っています。国内の鉄道会社で初めてのシステムとなります。
そしてもう1つ。JR東日本は昨日、来月から予定していた新幹線の減便を一部とりやめると発表しました。減便予定だった「はやぶさ」の5本の内2本を通常運行に戻し、「こまち」は全て通常運行となります。残る3本は土曜日を中心に5日間運行します。これは、昨日時点の11月の予約が、2019年の同時期の5~6割に達しているためです。
つづく