先週、日本列島に流れ込んだ強い寒気が去った後は、平年より気温が高く、穏やかな日が続いています。この陽気を利用して、フロント・ガーデンにある白樺の大木を伐り倒すことにしました。
↑白樺は先駆性樹木と言われ、荒れ地や草原などで最初に育つ樹木のひとつで、森林化の初期を担います。樹齢は60~80年と言われ、長くありません。
↑今回、オレンジで囲った2本を伐り倒しました。その内の一本は、樹齢50年を超える大木なので、2回に分けて伐りました。なお、この写真は昨年の11月撮影。
↑まず、上部に、牽引用のロープを結びます。私は高い所は苦手(とても、あんな所まで上れません)なので、ペンション村の知り合いの方に、手伝ってもらいました。
↑ロープを軽トラで引っ張って、変な方向に倒れないようにします。
↑木の上部に伐り込みを入れ…
↑軽トラで引っ張っている方向に、上部が倒れ始めました。
↑算段通りの場所に、無事、伐り落とすことができました! 上部だけでこの長さ。
↑運べる大きさに切り分けていきます。
↑ちなみに、これは44年前。一番手前に写っているのが、今回、倒した白樺。
↑続いて、下の部分も伐り倒しました。かなりの太さで、相当な重さ。
↑ガーデンストーリー周辺は比較的風が弱い上、以前は地中に浄化槽のトレンチが通っていて栄養が豊富だったなどの理由で、こんなに大きく成長しました。
↑チェーンソーはしょっちゅう目立てをする必要がります。
↑白樺は柔らかい木ですが、これだけの太さになると切断するのは大変でした。この白樺は全部、薪がほしい方に引き取ってもらいました。
↑木自体はまだまだしっかりしていましたが、万が一、台風などで倒れたら怖いので、これ以上大きくなる前に伐り倒したのです。
↑大仕事を終えた夕暮れ。大きな白樺が2本なくなりましたが、以前となんら変わりなく見えるので、ちょっと不思議。