みなさんは「ロケットストーブ」という名の暖房装置を聞いたことがあるでしょうか。私は、先月、近所のペンションが、このロケットストーブを導入するまで、全く知りませんでした。
薪ストーブの一種であることは違いないのですが、煙突を横引きできるというのが、最大の特徴です。なぜ、横引きが可能かというと、本体の中に作った内部煙突に、極めて高い断熱を施すことで超強力な上昇気流を発生させ、その熱風の勢いを利用して、どんどん空気を押し出す構造になっています。
↑これが、ロケットストーブの本体。左の出っ張った部分が焚き口で、高く積まれたレンガの中に、しっかり断熱された内部煙突があります。内部煙突は∩(逆U字)型になっていて、いったん、上昇した熱風はUターンして下降し、さらに、横引き煙突へと導かれます。
↑これが焚き口。上部が開いているので、長い薪を、差して使えます。薪は下の部分が燃えて、自然に落ちていく仕組みです。廃材や竹も、薪として利用できるそうです。
↑焚き口から強力に空気が吸い込まれるため、薪の燃焼効率がよく、ほとんど、灰が残らないそうです。もちろん、煙も吸い込まれるので、窓やふたがなくても大丈夫なんです。この焚き口で、炎がゴーゴーと音を立てながら、勢いよく燃えるので、ロケットストーブと言うそうです。
↑横引き煙突をレンガで作れば、このようにベンチにすることが可能です。この中を、熱風が通るので、レンガ全体がじんわり、暖められます。
↑ベンチは部屋に添ってL字型に作ってあり、最後は、壁に開けた穴から、外部煙突につながっています。
↑外部煙突。ここでも上昇気流が発生するよう、しっかりレンガで断熱。その上に、通常の煙突が伸びています。
薪ストーブの一種であることは違いないのですが、煙突を横引きできるというのが、最大の特徴です。なぜ、横引きが可能かというと、本体の中に作った内部煙突に、極めて高い断熱を施すことで超強力な上昇気流を発生させ、その熱風の勢いを利用して、どんどん空気を押し出す構造になっています。
↑これが、ロケットストーブの本体。左の出っ張った部分が焚き口で、高く積まれたレンガの中に、しっかり断熱された内部煙突があります。内部煙突は∩(逆U字)型になっていて、いったん、上昇した熱風はUターンして下降し、さらに、横引き煙突へと導かれます。
↑これが焚き口。上部が開いているので、長い薪を、差して使えます。薪は下の部分が燃えて、自然に落ちていく仕組みです。廃材や竹も、薪として利用できるそうです。
↑焚き口から強力に空気が吸い込まれるため、薪の燃焼効率がよく、ほとんど、灰が残らないそうです。もちろん、煙も吸い込まれるので、窓やふたがなくても大丈夫なんです。この焚き口で、炎がゴーゴーと音を立てながら、勢いよく燃えるので、ロケットストーブと言うそうです。
↑横引き煙突をレンガで作れば、このようにベンチにすることが可能です。この中を、熱風が通るので、レンガ全体がじんわり、暖められます。
↑ベンチは部屋に添ってL字型に作ってあり、最後は、壁に開けた穴から、外部煙突につながっています。
↑外部煙突。ここでも上昇気流が発生するよう、しっかりレンガで断熱。その上に、通常の煙突が伸びています。
こちらのペンションは、ロケットストーブを設置した食堂の下が半地下室になっているので、
そこへ通じる床の蓋を網形状にして、吸気することを検討中です。
氷点下の外気を、直接、取り込んでしまったら、ロケットストーブで暖房している効果が
下がってしまうので、外気にさらされていない、建物の下から吸気する計画だそうです。