今日2つ目の記事は心臓ペースメーカー(PM)の定期検査です。
午後から大和成和病院へ行って検査を受けて来ました。
今日は血液検査はなかったのですが、レントゲン撮影と心電図検査を行い、その後はトレッドミルを使った運動負荷試験をしてもらいました。
運動中に脈が飛んでいる様で私の心拍計には心拍数の極端な低下が記録されていることが多々ありました。運動中にどんなことが起こっているのか確認するためにこの検査をお願いしていたのです。
しかし、前回5月の外来時にPMのアクティビティ閾値の設定を最小に変更した(ほんの少しの身体の動きでPMが運動していることを認識してくれる)ことが良かったのか、設定変更後には心拍数の極端な低下というのは見られなくなっています。
また、PMが運動中だということを認識した時に第一段階として心拍数を自動的に110bpmまで上げてくれる様に設定しているのですが、運動中は概ねこの110bpm以下になることがなくなっています。
と言うことで、今日のトレッドミル運動負荷試験では以前の様な極端な心拍数の低下というのは再現されないだろうとも思っていました。
結果は案の定とても正常なデータだったそうです。検査時間が約9分と短かったこともあって、私の心拍計でも概ね正常な心拍数の範囲でした。
検査はホルター心電図の要領で身体に複数の電極を着け、レコーダーは腹の部分にベルトで固定します。左腕には血圧計のベルトも装着します。
スタッフに撮影お願いしました。
この試験は最初の3分間は普通に歩くスピードから始まり、次の3分間は傾斜が付いて早歩きのスピードになります。そして最後の3分間は更に傾斜がきつくなって、頑張って走らないとトレッドミルから落ちてしまうぐらいのスピードになるのです。
この傾斜がキツクなるとかなりの負荷がかかります。それに新型コロナの影響でマスクを装着する様に言われました。カーブスのワークアウト用のマスクでしたが、マスクしていることもあって結構キツカッタです。
腕に装着していた心拍計のデータです。検査後しばらくベッドで横になった状態での心電図なども計るのでじっとしてい間も心拍計を止めなかったのですが、トレッドミルに乗っていた時間は約9分でした。下記データのスタートから水色グラフの最後の部分までです。
その後の主治医の先生との話でも特段の心配はいらないとのことでした。
今回のPM検査では電池残量があと1年半。心房細動が出た時に心拍数を正常に戻してくれるミネルバ機能の成功率が36.4%(52/143)に低下していました。
また、私の場合は房室ブロックですが、信号が全く繋がっていない訳ではなく、心房細動が出てもPMが敢えて関与せずに自脈での動きの経過を見ている状態の時もあるそうです。この辺りの話はとても分かり辛いのですが、今すぐ心房細動を抑え込むための薬を飲む必要はなく、心房細動が出ていることは自覚して無理せずに運動を続けてください、と言う程度と理解しています。
その外には特段の変化はありませんでした。次回のPM定期検査は12月です。