大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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☆(  しづめばこ P574 )                          

霧の狐道37

2008-04-07 20:01:47 | E,霧の狐道
 そこに、山下先生と用務員さんが走って戻って来た。

“ ダダダダダダダダダ!”
“ ダダダダダダダダダ!”

校長は、山下先生と用務員さんに言った。

「 こらこら、廊下は走ってはイカンと児童に言ってるのに・・。」
「 いや、それどころではないんです!」

山下先生が、トイレの扉を少し開けた。

「 ホラッ!」

校長と用務員さんが扉の隙間から中を覗いた。

「 うわっ!」
「 うわっ!」

用務員さんが、叫んだ。

「 元栓を閉めなきゃ!!」

用務員さんは、廊下を走って行った。
 俺は思った。

“ 元栓って、何処にあるんだろう?”

俺は元栓が何処にあるのか知るため、用務員さんに付いて行こうとした。



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