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大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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日々の恐怖 10月27日 A4の紙

2015-10-27 18:11:23 | B,日々の恐怖



   日々の恐怖 10月27日 A4の紙



質問

 2年前の夏かな。
真夜中電車も無く、友達と2人で私の家まで歩こうということになり、あべの筋を歩いていたのです。
 車の販売店辺りに差し掛かった時、私は変な物を見つけました。
A4くらいの紙です。
歩道の上に貼ってあるのです。

「 何これ?」

 私は最初、電信柱によくある不動産情報の紙が落ちているのだろうと思い、走り寄りました。
それは、落ちたのではなく、わざわざ路上に貼ってある、ということに気づきました。
そして書かれている内容は、不動産情報なんかではありませんでした。
 黒いマジックで書かれている内容に、私はどう反応していいか分からず、友達に、

「 これおかしいよ。」

と目で訴えました。
 近寄ってきた友達は一読して、イタズラだって言っていましたが、時間も時間だし、とにかく不気味で足早にそこから立ち去りました。
 普段なら絶対面白がってネタにしたりする私達なんですが、何故かそんな気にもなれず、こんなに時間が経っているのにもかかわらず、あの紙の事は今まで一度も話題に上がりません。
 長々とすいません。
紙にはこう書かれていました。

おねがいしますわたしのみぎあしをひろったひとかえしてくださいたいせつなものなのでたいへんこまっておりますこちらにれんらくしてください
以下電話番号

 筆跡や文面から、何だか年配の女性の印象を受けたのですが、内容が意味不明だし、義足のことなんかな?とも思いましたが、確かめるすべも無く、ただただ不気味な思い出としていつまでも頭に残っています。
大阪在住の方、何かご存じありませんか?




返信

 あべの筋につながる(正確には13号線)歩道橋から、飛び降り自殺があったのは有名です。
そこが、おっしゃる歩道橋かどうかはわかりませんが。
 自殺をして車に轢かれ、体がバラバラになりあちこちに飛び散ったので、それを回収するために通行止めをしていたのを覚えています。
その時に何処かは忘れましたが、体の一部分が見つからないと見に行った人から聞きました。
今、思い出しましたので書き込みいたします。










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