新イタリアの誘惑

ヨーロッパ・イタリアを中心とした芸術、風景。時々日本。

彫刻の森美術館⑤ ステンドグラスの階段から幸せのシンフォニーがあふれ出す

2020-05-05 | 箱根・彫刻の森美術館

 さあ、この美術館一番の目的にようやく到着した。「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」と題された作品。ガブリエル・ロワールの製作だ。

 遠目には特に目立つこともない円筒形の建物のように見える。

 しかし、内部に入った途端に全くの別世界、オールカラーの光景が展開する。

 外壁面はすべてステンドグラス。目くるめくような色彩が外光を取り入れて輝きだす。

 中心部は階段になっており、この螺旋階段をたどって頂上まで上がることが出来る。

 階段部分には足跡模様がつけられていて、これに足を充てて歩けば安心して上下できる。上りと下りは別になっていて、ぶつからないような二重らせん構造だ。

 頂上部分が見えた。外の明かりが漏れてきた。

 ここが頂上スペース。円形の囲みから外に出る。

 下を眺めると、細長い水場がある。ああ、あそこが足湯スペースになっているんだ。

 今度は下り階段を使って地上へ降りて行く。

 以前スマホのテレビcmでここが映されたが、実際に来て体験してみると、まさに幸せ気分があふれる空間なのが実感できた。

 

 

コメント (2)
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