川崎市宮前区にある市の給水塔に取り付けられた螺旋階段。結構高さがあり、作業時に使うためのもののようで、日常的に人の姿を見ることはない。
ちょうど夕日になりかかる時間帯に通りかかると、タンクの反射光も合わせて拡大した形で光輝く様子が見て取れた。
アップしてみると、うねるように曲がりながらカーブスする階段の変化が、芸術的とさえ思える。
円筒に映る影によって、カーブする階段が2倍になったようにも見えて楽しさも倍増だ。
給水塔のある場所はちょっと高台になっていて、遠くを眺めれば何と新宿の高層ビル街がはっきりと見通すことが出来る。隠れたビュースポットと言っても良い気がする。
こちらのマンションに取り付けられた階段は、完全な円形螺旋。高さはないが、銀の手すりカバーが華やかささえ感じられる。
下から仰ぎ見ると、円が大きく膨らんで迫ってくるような気分になりかけて、別の意味で面白さの発見があった。