夕刻、リアルト橋に着いた。風が凪ぐと共に音も止む。
人々のさんざめき、物売りの声、時折過ぎるヴァポレットのエンジン音。
すべての音が、カナルグランデの水面に吸い込まれる。
ほのかに灯る明かりの、懐かしさ。
運河の向かいにある双子のビルに、明かりがついた。
そんな静寂を道連れに、リアルトの夕べが闇へと移ろう。
ゴンドラの舳先が、スローなワルツのリズムに合わせて上下し、
対岸のパラッツオは、いつしか少女の恥じらいのごとくに、ピンクに染まる。
今日も、一日が終わる。
何事もなく、いつものように働き、
いつものような、快い疲れと共に、今日を終えることの出来る幸せ。
さあ、帰ろう。
カナルグランデに浮かび上がるリアルト橋を渡って。
あとは、バーカリの一杯が待つだけだ。
今回、ベネチア行こうとしていますよ!
もっと行きたくなりますね!
いつ行ってきましたか?
ヴェネツィアはどこをとっても絵になる稀有な街です。それで、つい撮りすぎて、後で整理に苦労します。
いつ行かれるんですか?楽しみですね。
私は、この写真を撮ったのは2年前ですが、それ以前にも何度も行っています。
もし、お尋ねの件があれば、ある程度はお応えできると思いますよ。
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