新イタリアの誘惑

ヨーロッパ・イタリアを中心とした芸術、風景。時々日本。

彫刻の森美術館⑥ 早春の野に展開するエミリオ・グレコの女性像。イタリアでの思い出と共に

2020-05-09 | 箱根・彫刻の森美術館

次に、人体彫刻の集まるエリアへ進んだ。ここにはイタリア現代彫刻の代表的作家エミリオ・グレコの作品が3体並んでいる。

 まずは「水浴びする女」。山々をバックに思い切り背伸びした姿は何とも爽快。

 女性二人組も熱心に撮影していた。

 「うずくまる女」。こちらは対照的に体を縮こまらせていて、何か苦し気な態勢だ。

 3体目は「腰掛ける女」。

 表情をアップしてみると、こちらは深く物事を思索しているかのような・・・。

グレコはイタリア・オルビエートにあるグレコ美術館で沢山の作品にふれたことがあるので、とても懐かしく鑑賞する時間帯だった。そういえば、仙台市の定禅寺通りにも彼の作品「夏の思い出」があったっけ。

 その先にはピカソ館がある。主にピカソの陶器やデッサンなどを収蔵した館だが、ここは撮影禁止だった。

 近くにひっそりと立っていたもの。「風の歌」と題されたカラフルな風車のような作品。ロバート・マンゴールドの作。

 

 


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