中に入ると、まず高い天井に開放感を感じる。
壁面の白いレンガも印象的だ。この時は絵本作家の特集をやっていた。
一階の子供の部屋(小学生以下の部屋)の閲覧室。中央に置かれた大型の円形卓が面白く、周囲に配された無数の児童書がそれをやさしく取り囲んでいる。
高さ20mもの吹き抜け空間を巡る大階段が美しい。
明治期からそのまま残る鋳鉄製の手すり内側をぐるりと取り巻くガラスの衝立は、現代の手すり基準を満たすために新たに設置されたもの。オリジナルの姿をいつでも再現できるようにしている工夫の表れだ。
上階からの見下ろしも格別の眺め。
南側外壁の華麗なメダリオン装飾は、風格を感じさせる。
2階西側廊下には、解説当時のものと思われる木製建具が使われていた。
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