パリ中心部 長い行列で賑わう ルーブル美術館のすぐ近くに
ぽっかりと空いた広い庭がある パレロワイヤル=王宮と称されるスペースだ
17世紀に建設された建物に ルイ14世が居住していたことから名称が付けられた
コの字型の中庭の広場には 上の写真のように白黒のストライプ模様の柱が並ぶ
足元程度の低いものから 2mを超えるほどの高いものまで その数260本
作者はダニエル・ビュラン
ピレネー山脈の大理石を 加工した柱の列は
「ビュランの柱」と呼ばれて パリっ子に親しまれている
私が訪れた時には 2mの高い柱に少女たちが飛び乗ってはしゃいでいた
中世の伝統的な建築と 現代の空間芸術が組み合わさった広場
(こうした組み合わせは ルーブル美術館とガラスのピラミッドも同様だ)
こんな場所で 子供たちの歓声がこだまするという
不思議な光景を 目にすることが出来たのは
ルーブルでルネサンス美術を 見た後だったこともあってか
忘れがたい体験となった ひと時だった
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