極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

こじ開けるパンドラの箱②

2024年03月22日 | ネオコンバーテック


彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から
救ったと伝えられる招き猫と、井伊軍団のシンボルとも言える赤
備え(戦国 時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱りにした
部隊編 のこと)と兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ
「ひこにゃん」。

●メターネションと光還元触媒② 
先回の事例の補足

4.特開2023-18305 複合体及びその製造方法、分散剤、電極、
イオ ン交換膜-電極接合体並びに固体電解質形電解装置
 出光興
産株式会社

【発明が解決しようとする課題】
CO2還元においては、CO2還元触媒の活性点の密度が還元反
応速 度に強く寄与している。一般的に、金属触媒の粒子径は小さ
いほど活
性点密度は高くなる。特許文献1及び2の手法では、
粒径が十分 小さ<(1nm下)Agナノ粒子を合成することが困
難であった。非特 許文献1に記載の手法はコストが高くかかり、
<また、大量合成が困難という課題があった。これに対し、Ag
ナノ粒子を安価に大量合成可 能な技術として、Ag化合物が光
<分解することを利用し、溶液中で光< <を照射することによって
Agナノ粒子を合成する技術がある。特許文 献3および非特許
文献2は、この光照射の手法を用いているが、溶液 中のAgナ
ノ粒子は凝集化しやすいことから、ポリビニルピロリドンや多
価カルボン酸といった表面保護剤(分散剤)を添加する必要が
あり、これら表面保護剤は触媒反応においてCO2還元反応の
妨げとなる表面被毒を引き起こすという課題があった。本開示
の技術は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、本開示の
技術の課題は、COを含む合成ガスの生産効率及び電流密度が
高い複合体及びその製造方法、電極、イオン交換膜-電極接合
体及び電解装置、並びに、被毒抑制に優れる分散剤を提供する
ことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
<1> 金、銀、銅、ロジウム、パラジウム、及び白金からなる
群よ選ばれる少なくとも1つの金属を担体に担持させた複合体
の製造方法 <であって、溶媒、アルキルアンモニウム基を含む
樹脂、前記金属を含 む金属化合物、及びハロゲン化物を混合す
る混合工程と、前記混合工程で得られた混合液に、紫外線を照
射する照射工程と、前記照射工程を経た混合液に、前記担体を
添加する担持工程とを有する複合体の製造方法。
<2>記担体100質量部に対する前記金属化合物中の金属の
質量が、15質量部以上40質量部未満である<1>に記載の
複合体の 製造方法。
<3> 前記アルキルアンモニウム基が、下記式(1)で表され
る<1>又は<2>に式(1)中、R1~R3は、各々独立に、
炭素数1~5のアルキル基 である。*は結合部位を表す。前記
樹脂は、前記アルキルアンモニウム基を側鎖に有する<1 >~
<3>のいずれか1つに記載の複合体の製造方法。
<4>前記樹脂は、前記アルキルアンモニウム基を側鎖に有する
~<3>のいずれか1つに記載の複合体の製造方法。
<5> 前記アルキルアンモニウム基は、前記側鎖の末端に位置
する
<6> 前記担体は、炭素を含む<1>~<5>のいずれか1つ
に記<載の複合体の製造方法。
<7><1>~<6>のいずれか1つに記載の複合体の製造方法
<8><1>~<6>のいずれか1項に記載の複合体の製造方
に用いられ、アルキルアンモニウム基を含む樹脂を含有する分
散剤。
<9> <7>に記載の複合体を含む触媒層と、ガス拡散層とを
有す電極
<10> 前記電極は、カソードである<9>に記載の電極。
<11> <10>に記載の電極と、固体電解質と、アノードと
を有 するイオン交換膜-電極接合体。
<12> 前記固体電解質が、陰イオン交換膜である<11>に
記載の<イオン交換膜-電極接合体。
<13><10>に記載の電極を構成するカソードと、前記カ
ソー<ド と一対の電極を構成するアノードと、前記カソードと
前記アソードと< の間に接触状態にて介在する固体電解質と、
前記カソードと前記アノ ードとの間に電圧を印加する電圧印加
部と を有する固体電解質形電解< 装置。
<14> 前記固体電解質が、陰イオン交換膜である<13>に
記載の 固体電解質形電解装置。
【発明の効果】
本開示の技術によれば、COを含む合成ガスの生産効率及び電
流密度< が高い複合体及びその製造方法、電極、イオン交換膜
-電極接合体及 び電解装置、並びに、被毒抑制に優れる分散剤
を提供することができる。

 5.特開2024-34802 黒リン/層状リン酸ジルコニウム複合体
及びその製造 方法、並びにナトリウムイオン電池 国立大学法
人信州大学 

【概要】 従来のナトリウムイオン電池(NIB)は正極にナト
リウム系層状化 合物が用いられ、負極に炭素系電極が用いられ
ている。リチウムイオ ン電池でも多用される炭素系電極をNI
Bに適用すると、ナトリウム イオンのイオン半径がリチウムイ
オンよりも大きいため、電池の可逆 容量が小さいという問題が
ある。炭素系電極の代替材料として期待炭 の約8.65倍の可
逆容量を持ち、リンの同素体の中で最も安定で ある。しかしな
がら、ナトリウムイオンの吸蔵/放出に伴う体積の膨 張/収縮
の比が4倍にもなり、黒リンが微粉化して劣化する問題があ<る。
先行技術には、黒リン表面をニッケルや酸化チタンなどで被覆
す ることにより、体積膨張に対する緩衝能を黒リンに付与する
例がある (非特許文献1,2)。しかしながら、黒リンを被覆
する材料が導電 物質である場合、電解液の酸化分解は避けられ
ない。また絶縁体 導体)であってもイオン伝導体でない場合は、
充放電に大きな抵抗と なってしまう。
[1]黒リン粒子の表面の少なくとも一部が層状リン酸ジルコ
ニウム で被覆された、黒リン/層状リン酸ジルコニウム複合体。
[2]黒リン粒子の表面の少なくとも一部が層状リン酸ジルコ
ニウム で被覆されてなる黒リン/層状リン酸ジルコニウム複合
体を含む 負極材と、ナトリウムを含む正極材とを備えたナトリ
ウムイオ ン電池。
[3]リン酸ジルコニウムと、黒リン粉末と、pH調整剤と、
水とを含む反応液を加熱することにより、黒リン粒子の表面の
少なくと も一部が層状リン酸ジルコニウムで被覆された黒リン
/層状リン酸ジルコニウム複合体を得る、黒リン/層状リン酸
ジルコニウム複合体の製造方法。
【発明の効果】
本発明に係る黒リン/層状リン酸ジルコニウムは、黒リン粒子
の少なく とも一部が層状リン酸ジルコニウム(ZrP)によ
被覆されてい る。絶縁体であるZrP層間のプロトンは種々の
陽イオンと交換可能 <であり、ナトリウムイオンとの可逆的交
換も容易である。つまり、ZrPはナトリウムイオンを伝導す
る絶縁体であるので、NIBの負 極材として好適であり、電解
液の酸化分解を防止できる。また、黒リ ン粒子の膨張収縮にと
もなう劣化を抑制できる。本発明に係る製造方法によれば、上
記黒リン/層状リン酸ジルコニウ ム複合体が容易に得られる。
本発明に係るナトリウムイオン電池にあ っては、繰り返し充放
電に対する負極材の劣化が低減されており、耐 久性が向上して
いる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】黒リン粒子の表面の少なくとも一部が層状リン酸
ジルコ ニウムで被覆された、黒リン/層状リン酸ジルコニウム
複合体。
【請求項2】黒リン粒子の表面の少なくとも一部が層状リン酸
ジルコ ニウムで被覆されてなる黒リン/層状リン酸ジルコニウ
ム複合体を含< む負極材と、ナトリウムを含む正極材とを備え
たナトリウムイオン 電池。
【請求項3】リン酸ジルコニウムと、黒リン粉末と、pH調整
剤と、 水とを含む反応液を加熱することにより、黒リン粒子の
表面の少な とも一部が層状リン酸ジルコニウムで被覆された黒
リン/層状リン酸 ジルコニウム複合体を得る、黒リン/層状リ
ン酸ジルコニウム複合体< の製造方法。
6.特開2023-164259 量子ドットを有するナノ複合体及びその
製造方< 法 株式会社QDジャパン
【概要】
量子ドットを有するナノ複合体の製造方法であって、複数の直
線状伝導体が1nm以上100μm以下の間隔で並んだ隙間を
反応場として、前記ナノ複合体のコアであるナノ粒子と、前記
ナノ粒子の表 面に付着した量子ドットとからなるナノ複合体を、
前記直線状伝導 体上に析出又は担持させ、複数の前記ナノ複合
体が相互に離散もし くは集合して吸着もしくは結合した状態で
存在するように合成する ことを特徴とする量子ドットを有する
ナノ複合体の製造方法で、下図 1のとく従来と異なる新規な量
子ドットを有するナノ複合体の製造方< 法を提供する。

図1.発明の量子ドットを有するナノ複合体の一例を示す概略図
【符号の説明】10…ナノ複合体、12ナノ粒子、14…量子
ドット、22…電極、24…直線状伝導体。
【発明の効果】
本発明の量子ドットを有するナノ複合体の製造方法は、従来異
なる新規な量子ドットを有するナノ複合体の製造方法を提供す
ることができる。また、本発明により、そのような量子ドット
を有するナノ複合体を製造することができる。本発明の量子ド
ットを有するナノ複合体の製造方法により、「リニア配列量
ット」と称することができる構造の量子ドットを有するナノ
合体を製造することができる。このようなリニア配列量子ド
トを有するナノ複合体は、高性能の光電変換素子に応用する
とができ、電気エネルギー・量子コンピューター、医療・農林
業への利用をすることができる
【特許請求の範囲】
【請求項1】 量子ドットを有するナノ複合体の製造方法であ

て、複数の直線状伝導体が1nm以上100μm以下の間隔で
並んだ隙間 を反応場として、前記ナノ複合体のコアであるナ

ノ粒子と前記ナノ粒 子の表面に付着した量子ドットとからな
るナノ複合体を、前記直線状 伝導体上に析出又は担持させ、
複数の前記ナノ複合体が相互に離散も しくは集合して吸着もし
くは結合した状態で存在するように合成する ことを特徴とする
量子ドットを有するナノ複合体の製造方法。
【請求項2】 前記直線状伝導体を直鎖高分子とすることとする
請求項1に記載の方法。
【請求項3】 前記直鎖高分子をポリアニリンとすることを特徴
とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】 前記量子ドットを可視光域にバンドギャップを
つ酸化鉄、硫化鉄、CdSe、PbS、PbSeの少なくとも
いずれか一種 からなるものとすることを特徴とする請求項1
記載の方法。 
【請求項5】 前記ナノ粒子を無機半導体とすることを特徴と
る請求項1に記載の方法。
【請求項6】 前記直線状伝導体を直鎖高分子とし、前記ナノ粒
子及び前記量子ドットの少なくともいずれか一方を、水溶液中
の反応もしくは電析反応によって合成し、反応物濃度、反応pH、
反応温度、反応時間の少なくともいずれか一つのパラメータを
制御することにより前記直鎖高分子間の隙間に合成することを
特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】 前記直線状伝導体を直鎖高分子とし、前記ナノ粒
子を酸化鉄もしくはTiO2からなるものとし、 前記量子ドッ
トをFeS2からなるものとすることを特徴とする請求項1に
記載の方法。
【請求項8】 前記直鎖高分子をポリアニリンとし、水溶液中の
反応及び電析反応によって前記酸化鉄もしくは前記TiO2か
らなるナノ粒子に前記FeS2からなる量子ドットを析出又は
担持させることを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】前記酸化鉄もしくはTiO2からなるナノ粒子の
形成の プロセスと、 前記酸化鉄もしくはTiO2からなるナ
ノ粒子に前記 FeS2からなる量子ドットを析出又は担持させ
るプロセスとを、繰り返して前記酸化鉄もしくはTiO2から
なるナノ粒子と前記FeS2 からなる量子ドットからなるナノ
複合体を、前記ポリアニリンの高分子直鎖方向に連結させて合
成することを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】 前記酸化鉄もしくはTiO2からなるナノ粒子
及び前 記FeS2からなる量子ドットの少なくともいずれか一
方を、水溶液中の反応もしくは電析反応によって合成し、反応
物濃度、反応pH、反応温度、反応時間の少なくともいずれか
一つのパラメータを制御することにより前記ポリアニリンの隙
間に合成することを特徴とする請求項7に記載の方法。 
【請求項11】前記直鎖高分子を透明電極表面に垂直方向に、
かつ前記直鎖高分子が互いに平行になるように成長させた高分
子束が形成する該高分子束間の隙間を反応場とすることを特徴
とする請求項2に記載の方法。 
【請求項12】 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載
の方法により製造した量子ドットを有するナノ複合体を、色素
増感太陽電池又は有機太陽電池の製造に用いることを特徴とす
る太陽電池の製造方法。 
【請求項13】 前記直線状伝導体を直鎖有機高分子として、該
直鎖有機高分子を電池の電極にほぼ垂直方向に成長させ、前記
直線状伝導体間の隙間を反応場として前記ナノ粒子及び前記量
子ドットを形成した直鎖有機高分子を正極とすることを特徴と
する請求項12に記載の>陽電池の製造方法。 
【請求項14】前記複数の前記ナノ複合体が相互に離散もしく
は集合<して吸着もしくは結合した状態で存在するように合成
した後、さらに前記ナノ複合体を前記直線状伝導体から遊離回
収することを特徴とする請求項1に記載の方法。 
【請求項15】 請求項1から請求項10のいずれか1項に記
載の方法により、前記複数の前記ナノ複合体が相互に離散もし
くは集合して吸着もしくは結合した状態で存在するように合成
した後、さらに、前記ナノ複合体を構成する前記量子ドットを
前記直線状伝導体から遊離回収することを特徴とする量子ドッ
トの製造方法。
【請求項16】量子ドットを有するナノ複合体であって、複数
の直線状伝導体が1nm以上100μm以下の間隔で並んだ隙
間にナノ複合体のコアであるナノ粒子と、前記ナノ粒子の表面
に付着した量子ドットとからなるナノ複合体を有し、複数の前
記ナノ複合体が相互に離散もしくは集合して吸着もしくは結合
した状態で存在することを特徴とする量子ドットを有するナノ複
合体。 

※デジタル技術を背景に、ナノスケールの「可視化」「計測」「

ディープラーニング」のトライアングルで、「物質結合の適条
件想定の高速自動化」と「高速実証化」が同時進行可能な革命
的な時代であることを告げている。「新しい触媒」「新しい錬
金術」として「光還元触媒」ないしは「量子コンピュータ」「
電子デバイス(センサ)」「発色」「塗料」「機能性材料及び
に多層化複化」等どが爆発的に産出される時代を告る。それで
は新技術時代のうねりを俯瞰しよう。

心最大級再開発で 高層ビルメガソーラー計画




都内有数のビジネス街「内幸町一丁目街区」が日比谷公園と一体と

なった街づくりを進めている。開発では国が掲げるカーボン<ニュ
ートラル実現のフラッグシップたるべく、電化、省<エネ、再エ
ネの開発を目指し、世界初のペロブスカイトによる高層ビルのメ
ガソーラ via 環境ビジネス 2024年春季号 

【先鋒はペロブスカイト多層太陽電池】
その「赤備え」「黒備え」の精鋭として「積水化学」「パナソッ

ク」の働きぶりが上記雑誌で取り上げられている。ペロブスカイ
ト太陽電池の実用化サイズで世界最高の発電効率を達成したパナ
ソニックグループが、ガラス建材一体型にって、製品化を目指す
。建物の窓や側面ーウインドウなど 用途は多様。23年8月からの
実証試験に続き4月から1.0×1.8メートルの試作ラインを立ち上
げる。モデ<ルハウスのバルコニーでデザイン、発電性能、耐久性
などを実証。<昨年8月、パナソニックホールディングス(HD)
が神奈川県藤沢市のFujisawaサスティナブル・スマートタウンで
建材一体型のペロブカイト太陽電池(以下PSC)の実証試験を開始
した(24年11月29目まで)。



新設されたモデルハウスの2階パルコ二ー(幅 3,876mm x 高950mm)
にグラデーション状の透過性のガラス建材一体型PSCのプロトタイ
プ(小型のモジュールを組み合わせて)を配置。目隠し既と透過
性を両立したデザインや長期間設置による発電性能、耐久性など
を検証する。ガラス建材一体型PSCとは建築資材であるガラス基根
上に直接、発電層を形成した太陽電池。建物の窓や側面、ショー
ウインドウ、トップライトなど、ガラスが使える場所であればど
こでも設置できる。
 シリコン系太陽電池のように建物の屋上・屋根など設置場所が限
定されず、景観を損ねることなく街並みに調和することで不動産
価値を高める効果もある。 PSCは柔軟性のあるフィルム基板に発
電層を形成するタイプやPCSとシリコンを積層するタンデム型、
センサ端末電源など幅広い用途・製品化が可能だ。パナソニック
HD技術部門テクノロジー本部マテテリアル応用技術センター1
部の金子幸広部長は、ガラス建材一体型を選択した理由として「
お客様から今まで設置できなかった場所への太陽電池の導入のご
要望が大変多い中、ビルや建物のオーナー様から屋根以外にも垂
直面への設置の要望をお伺いしています。最近は全体をガラス建
材で覆ったビル・建造物が増えていますが、建物の窓や側面に
PCSを組み藤沢市での実証試験は国内で初めての建材一体型PSC
の展示といこともあり、ビルオーナー、建設会社、設計事務所等か
ら多くの問い合わせが寄せられている。中にはすぐにでも導入し
たいとの声もあり、 現地見学(1日3組ま込む場合に、建材ガラス
と一体化すれば、従来の 建材ガラスと同様に施工が可能で建物の
堅牢性を担保することができ ます」と説明する。藤沢市での実証
試験は国内で初めての建材一体型 PSCの展示ということもあり、
ビルオーナー、建設会社、設計事務所等br>から多くの問い合わせ
が寄せられている。中にはすぐにでも導入したいとの声もあり、
現地見学(1日3組まで)もほぼ連日、予約で埋る。
 

有機ELディスプレイで培ったインクジェット技術を活かす
パナソニックグループが次世代型太陽電池として期待されるPSC
研究開発に着手したのは2014年のことだ(わたしは1990年代、有
機EL。プラズマ、色素増感などの太陽電池製造研究をスタート)、。
2015年からはNEDOの開発プロジェクトに参画。 2020年には30
cm角モジュールをベースにした開口面2cm2メートル・の実用化
レベルで当時世界最高の変換効率17.9%を達成した(2024年2月現
在18.1%に向上)。 こうした実用化レベルでの高効率化を支えた
のはパナソニックグループの様々な技術の集積であるが、とくに
有機ELディスプレイで使用したインクジェット塗布技術がそのま
ま開発に活かしている。ガラス基板の上に、いかに薄く、均一に材
料の有機化合物を塗布できるかどうかが高効率化、大面積化のカ
ギを握っているからだ。
「大面積の透明電極付ガラス基板にレーザー加工でカット・パター
ニングし、インクジェットで発電層を均一に塗布しさらにレーザ
ー加工でカットする。当社のインクジェットを用いた大画面・サ
イズフリー塗工技術とレーザー技術を組み合わせることで、サイ
ズや透過度、デザインなどの自由度を高め、カスタマイズにも対
応することができる。に下るに従い遮蔽性が高まるといったグラ
デーション状のデザインも可能。まだ数値を算定していないが、
窓から入る目差しを電気エネルギーに変換(国際的な研究開発が
展開中。後日。特集記載)するので、遮熱による省エネ効果も高
い。
例えば、レーザーで塗布部分を飛ばし、元の透明なガラスに戻すこ
ともできるし、透過度を2割、4割に設定することもできる。さらに
ガラスの上部は視線を遮らないように透明度を高くし、足元に下
るに従い遮蔽性が高まるといったグラデーション状のデザインも
可能。まだ数値を算定していないが、窓から入る目差しを電気エ
ネルギーに変換するので、遮熱による省エネ効果も高い。

シリコン系並みの耐久性を実現し製品化を目指す
今年4月には1mx1.8mの大面積のガラス建材一体型PSCの試作ライ
ンも立ち上げる。大面積化することで生産コストも下がり、デザ
イン性も向上する。さらに2024年度末には大面積モデルでの実証
試験を開始する見込み。たPSCは水分や酸素などに弱いとされるが、
劣化物資を遮断し、大面積化とともに技術課題の一つである耐久
も高める。そのためのフアーストステップとして、20年後の劣
化率をシリコン系太陽電池同等レベルに抑えることを目差す。ま
た発電コストについては、NEDOのグリーンイノベーション事
業が2030年までにシリコン系と同等に14円/kWhの達成を掲げて
いるが、コストを下げるには高い変換効率を大面積でも維持し、
量産体制を確立することが欠かせない。まず、お客様の要望に応
え、高効率で耐久性を備えたガラス建材一体型PSCを提供できる
のは、おおよそ4,5年先になる。その市場は4桁億円(1000備円単
位)の規模に成長すると見込んでいる。

 風瀟々と蒼い時代

  
 
Sunshine Superman - MonaLisa Twins
 
レノンがデル・シャノンが1961年4月に発表した「悲しき街角」のコードを参考にして本作を作曲したとのこと[3]。レノンも1980年の『プレイボーイ』誌のインタビューで「デル・シャノンの歌のコードを参考にした」と語っている]。 フラメンコ調のアコースティック・ギターと感情の複雑さを表した
歌詞が特徴となっている。曲はヴァースと2つのブリッジで構成され、コー
ラスが存在しない。 プロデューサーのジョージ・マーティンは、ビートルズのアルバムのオープニング・ナンバーとクロージング・ナンバーには「優位性がある」と判断した楽曲を使うことを好んでいた。『ハード・デイズ・ナイト』の驚くほど穏やかな別れの曲で、これから成熟していくことを予感さす曲と評価されている。
モナリザ・ツインズ - 2015年にカバー演奏する動画を公開。2018年に発売されたカバー・アルバム『Monalisa Twins Play Beatles & More, Vol. 2』で初音源化となった
     
   
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