彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと
伝えられる招と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時代の井伊
軍団編成の一種、あらゆる武具を朱りにした部隊編成のこと)と兜(かぶ
と)を合体させて生まれたキャラクタ-
【季語と短歌:12月8日】
虎落笛騒がしきことあちこちで
高山 宇 (赤鬼)
陸域貯水池(TWS)は、すべての大陸の貯蔵区画(氷冠、氷河、積雪、土壌
水分、地下水、地表水域、バイオマス中の水)に貯蔵されている水の総量。
TWSの経時的な変化は、降水量、蒸発散量、流出量の水フラックスの収支
を釣り合わせ、つまり大陸の水収支を閉じる。したがって、TWSの変化は、
気候変動と気候変動の正味の影響、および水循環に対する人為的影響を表
している。
Image: NASA / JPL-Caltech
✳️ 衛星データが示す淡水激減
米航空宇宙局(NASA)ゴッダード宇宙研究所の科学者をはじめとする国際
研究チームがSurveys in Geophysicsに発表した研究結果によると、2014年
5月から16年3月にかけて急激に減少した地球の淡水レベルが、2023年にな
っても低いままになっているという。この急激な変化について、地球の陸
地が長期的な干ばつに入ったことが寄与している可能性を示唆するとのこ
と。研究チームによると、2015年から2023年にかけて、陸地に貯留されて
いる淡水(湖や川のような地表水+地下にある帯水層の水)の平均量が、
2002年から2014年の平均量と比較して1,200立方キロメートル減少してい
ることを、GRACE衛星のデータが示している。これは、琵琶湖の水量が27.5
立方キロメートルなので、琵琶湖約44個分の淡水が失われたことになる。
SAが共同で運営するGRACE(Gravity Recovery and Climate Experiment)
衛星の観測データから、地球規模で淡水が激減していることを突き止めた
といと言いう。
GRACE衛星は水の量を直接計測するのではなく、地球の重力の変動を月単
位で測定することで、地表や帯水層にある水の質量の変化を求める。現在
運営されているGRACE衛星は、2018年に打ち上げられた2代目で、初代G
RACE衛星は、2002年3月から2017年10月まで観測を行なった。
Image: NASA Earth Observatory / Wanmei Liang
上の地図は、GRACE衛星の観測データをもとに、2002年から2023年まで
に陸地の水量が最小値を記録した年を示す。地図上では、2015年以降に最
小値を記録した年が色分けされている。赤道から中緯度地域の多くが2015
年以降、特にここ数年で最小値を記録しています。拡大すると、日本でも
中国・四国、近畿南部あたりは2023年頃に水量が最低値を記録。
◾きっかけは最強エルニーニョ現象
2014年から2016年と聞くとピンとくるかもしれないが、2014年の後半か
ら赤道太平洋の海水温が上昇し、世界平均気温が14年から16年まで3年連
続で当時の過去最高を更新、世界中の天候パターンを狂わせて気象災害を
引き起こした史上最強レベルのエルニーニョ現象が発生している期間に、
地球の淡水は急減した。ところが、エルニーニョが終息したあとも、淡水
レベルは回復していない。気温が上昇すると、大気はより多くの水蒸気を
保持できるようになる(気温1度上昇で水蒸気の量は7%増加)。干ばつが
続いたあとに、その増えた水蒸気が豪雨になって地表に降ると、乾ききっ
て硬くなった土壌は水分を吸収しにくくなるため、流れ去ってしまう。
都市部や農業地域では、人間の生活に必要な量を満たすために地下水をく
み上げる。長期的な干ばつに見舞われ、降ったと思ったら大雨で土壌に吸
収されずに流れ去り、帯水層に水が補充されず、また地下水をくみ上げる
という悪循環に陥る可能性がある。
科学者たちは、淡水量が2015年以前のレベルまで回復するのか、このまま
低いレベルをキープするのか、それともどこかの時点からまた減り始める
のか、今のところわからないという。研究チームによると、GRACE衛星が
観測した最も極端な干ばつ30件のうち、13件が2015年以降に集中している。
温暖化の影響で淡水が減っているのではないかと推測していますが、まだ
不確実性が残る。そして、今回の研究で対象期間になった2015年から23年
は、地球が観測史上最も暑かった9年間と重なる。研究の主執筆者でNASA
ゴッダード宇宙研究所のMatthew Rodell氏は、このことについて次のよう
にコメントしています。これは偶然の一致ではないと言う。
🎈Source: Rodell et al. 2024 / Surveys in Geophysics, NASA
🎈Reference: 滋賀県, TIME
🗾 雪下ろしシグナル
異常気象で今後、降雪量が増えていくことは避けられない。これを経時的
に多変量解析し、『リスク・インパクト・マネイジメント』として体系化
し対応政策課題の基礎データとなる。(❄️GCP(事業継続計画))
❤️幸福な生活スタイル⓵:腎臓活力維持法
✳️ 株式会社ダステック:
「腎臓病治療のゴールは腎機能を正常に戻すことではなく、透析に入らず
に天寿を全うすること」そのためには「腎臓に負担をかける物質を減らし、
腎機能の低下速度を遅くすれば良いのでは?」と考える。
そこで着目したのが吸着炭。すでに「クレメジン」という球形吸着炭が医
薬品として普及していたが、服用量が多く便秘の副作用があり、飲みやす
い薬でなかった。「クレメジンよりも飲みやすく、リン・カリウム・ナト
ウムなども吸着できる炭がないか?」と考え研究開発をスタート。
高純度結晶セルロース
同じ原料であっても炭化条件により、全く違う物質ができる。焼成温度や
時間により、ベンゾピレンなどの有害物質が生成され、吸着できる物質も
違ってくる。通常よく耳にする活性炭は、吸着力を高めるために薬品やガ
スを使った賦活化処理を施して製造するが、薬品などの不純物混入を避け
るため賦活化処理が求められる。次いで、炭素特有の発がん性物質である
ベンゾピレンや、物を燃やす過程で発生するダイオキシンが生じない安全
な炭化条件を見つける。また、服用した際に消化酵素や栄養素であるたん
ぱく質を吸着することなく、腎臓に負担をかけるインドール化合物やAGE
(糖化物質)・食品添加物を吸着する炭化条件を見つけ、その上、リンや
カリウムなど腎臓病では摂取が制限される元素を測定する「元素分析」、
ヒ素や鉛などの有害物質の有無を調べる「重金属検査」、発がん性物質を
調べる「ベンゾピレン検査」、有害な細菌の混入を調べる「一般生菌・大
腸菌検査」、遺伝子を傷つける可能性を調べる「変異原性試験」、ラット
を用いた「急性毒性試験」・「亜急性毒性試験」といった数々の試験で安
全性と品質を確認し商品化する。
【関連特許情報】
1.特開2011-184403 吸着炭及び吸着剤 株式会社ダステック
【要約】図2の如く、本発明に係る吸着炭は、全細孔容積が0.10~1.
0mL/g、平均細孔直径が1.0~2.0nmであり、1650-18
00cm-1における赤外吸収バンドの吸光度が0.005以上であり、
終末糖化産物(AGEs)等の生体内毒素を効果的に吸着可能な吸着炭、
及びそのような吸着炭を有効成分として含有する吸着剤を提供する。
🪄WO2011111577A1
🪄TakeuchiM.etal.,Mol.Med5:393-440
5(1999)
図4.実施例2の吸着炭の赤外吸収スペクトルを示す図
表1.
🪄本当に効果があるのかテストは来年となる。(健康増進シリーズとして
掲載)
【海水有価物回収水素製造並びに炭素化合物製造事業論 ⓻】
1. 特開2023-51721 回転体装置及び発電装置 有限会社 大治
上記特許事例は、潮流発電からの電力で電気分解し水素製造する装置の事
例であり、風力・潮力・太陽光などの再生可能エネルギーからの水素製造
方式が色々考案されて来ている。
また12月6日、茨城県つくば市の産業技術総合研究所は、二酸化炭素(C
O2)と水から液体の合成燃料を一貫製造する新しい設備を開発している
ことを公表。これは、水とCO2から水素と一酸化炭素(CO)の合成ガ
スを作る装置と、その合成ガスから液体燃料を製造する設備を組み合わせ
た。分解から合成まで一貫して製造するため、従来より高効率だといい、
最大で毎時200ミリリットルの液体合成燃料を生産できるという。水素
を活用した合成燃料は化石燃料に代わる次世代エネルギーとして注目が集
まる。新設備は、課題とされる製造コストの軽減にも貢献できるという。
液体合成燃料を一貫製造するベンチプラントの概要図
🎈グリーン水素の生産コストは2030年までに2.5米ドル/kg、
2040年までに1.80米ドルに低下
2月04日、グリーン水素は、削減が困難な産業の脱炭素化に不可欠な商品
として浮上しているが、その明らかな持続可能性の利点にもかかわらず、
水素の均等化コスト (LCOH) として知られる高い製造コストは、これまで
グリーン水素への投資と需要の両方を制限してきた。
世界的なテクノロジーインテリジェンス企業であるABI Researchは、世界
のLCOHが2030年までにコスト競争力のあるレベルに達し、2040年までに
汚染された代替品を削減し、産業採用への道を開くと予測している。2027
年までに予想される電解槽の効率の向上とコスト削減などにより、生産設
備投資が急速に減少し、2030年までに施設全体で大幅な規模の経済が達成
されると予測されており、世界のグリーン水素製造コストは平均6〜7米ド
ル/kgから約2.5米ドル/kgに低下すると予測。さらに2040年までに、LCOH
は主に再生可能エネルギーの価格下落により、1.80米ドル/kgに達すると予
想。2050年までに、市場が成熟するにつれて、グリーンLCOHは約1米ドル
/kgに達するでしょう」とABIリサーチのリサーチアナリストであるダニ
エル・バージがコメントした。
🪄The Hydrogen Stream: US government, ABI Research predict lower H2 costs
『世界中の誰よりきっと 中山美穂』1992年
プロデューサーの長戸大幸が織田哲郎の作曲のストックから探し出して制
作が行われた。企画時に提出されたデモの段階ではバラード調であったが、
中山のプロデューサーが「クリスマス向けのパーティー感が欲しい」と依
頼。葉山たけしによる派手な8ビートアレンジがなされ、現在の形となった
発売20日間で100万枚を突破し、累計売上は200万枚を超える。
🪄死去(享年五十四) 2024年12月6日、この日大阪市のビルボードライ
ブ大阪で行われる「Miho Nakayama Christmas Concert 2024 in Billboard
Live」を控え午前9時に品川駅で関係者と移動の待ち合わせをする予定とな
っていた。 合掌
● 今日の言葉:ヒートショックに要注意⓶
5日には、彦根でOB会が開催されたが、胃の全摘出をした同僚も
歓談時には無茶苦茶元気な先輩もいたりして時の移ろいを感慨。
数年前に後輩に一兆円超の規模になれと発破をかけたことを思い
出す。涙あり、笑いありのひと時を過ごさせていただいた。
関係者に感謝