<4月の鑑賞予定映画>
昨日、お嬢とTBS系「カミスン!」を観ていた。
もちろん、ゲストに倉木麻衣ちゃんが出るからである。
で、登場してびっくり!
ショートボブになってるじゃないの!?
年末、音楽番組の収録に行った時は、ロングヘアだったのに。
しばらくお口あんぐりでした。
でも、よーく考えると、今週末から始まるツアーのロゴイラストが
ショートヘアの麻衣ちゃんのシルエットだったから
あのタイトルデザインが決まった時から、こういうスタイルにしようとしていたのかしら?
そういや、デビューして13年になりますが、初のショートヘアなのでは?
ロングヘアのイメージがあまりに強いのでファンの間では賛否両論ですが
かわいいから、どんなヘアスタイルでも似合うからうらやましいです。
1月11日に10枚目のアルバムが発売。
即、ツアーがスタート。
NAO親子は、最終日・国際フォーラムの先行予約が当たっているかどうか?
いける!つもりで、せっせと予習をしています。
アルバム視聴音源サイト
うーん、それにしてもショートヘアはちょっと衝撃でした~。
◆第24回 「愛の蛍」
京の池田屋に向かった龍馬(福山雅治)は、亀弥太(音尾琢真)の死を目の当たりに
する。池田屋を襲撃したのは新選組だった。怒りに震える龍馬は、引き上げていく
新選組に挑もうとするが、居合わせた桂小五郎(谷原章介)に止められる。
桂は池田屋で殺された者たちの無念をいつか必ず晴らすと誓う。
そのころ土佐では、以蔵(佐藤健)が厳しい拷問を受けていた。
吉田東洋殺しの犯人をはかせようという後藤象二郎(青木崇高)の追及が
続いていた。武市半平太(大森南朋)は以蔵が拷問で苦しむ声を間近に
聞きながら、じっと堪え忍ぶしかなかった。坂本家の伊與(松原智恵子)は
武市家を訪ねて、武市の妻の冨(奥貫薫)を慰める。
龍馬は、扇岩にも取り調べの役人が来るかもしれないので、
日が暮れるまで、お龍(真木よう子)の家で、しばらく身を隠すことになった。
お龍の家で、龍馬は家族のために歌を歌ったり、貴重なおにぎりをみんなに
分けてあげる。今まで見たことのない龍馬の一面を見て、お龍は驚く。
お龍は龍馬に攘夷藩士が嫌いな理由を初めて語る。
彼女の父は医者だった。だが、攘夷藩士を助けたことによって咎められ
安政の大獄で命を落とす結果に・・。
お龍:「だから私は攘夷のお侍さんが嫌い。
けんど、新撰組も薩摩のお侍さんも嫌い。
そして、家族を放って好き勝手なことをしているお侍さんも嫌い」
その言葉を受けて、龍馬の自分の過去を話す。
龍馬:「おまんが侍を嫌うのもわかるけんど、たまには笑顔を見せてくれや」
そうこうしているうちに日が暮れ、龍馬は神戸へ戻る時間になった。
龍馬:「亀弥太の亡骸を残して行くんは辛いの」
お龍:「志を貫かれたんでしょ?そのお人は?
坂本さんは、褒めてあげんといかんのと違いますか?
ようやったと・・・おまえは侍らしく死んだと」
彼女の言葉で、元気を取り戻す龍馬。
龍馬:「亀弥太、わしはおまんの命を無駄にはせんき」
一方、、勝麟太郎(武田鉄矢)は幕府の老中に呼び出され、池田屋での策謀に
神戸海軍操練所の浪士がいたことを知らされ、勝は衝撃を受ける。
また弥太郎(香川照之)は後藤に呼び出され、武市から東洋暗殺について
聞き出すよう命じられる。それが出来るまで材木の売買は禁止と言い渡されて
しまい、怒りを武市にぶちまける。だが、武市は語らなかった。
武市:「おまんに(東洋殺しについて)言うと思うがか?
冨を悲しませることは断じて出来ん」
その夜、牢番人の弥助が冨を尋ね、武市の手紙を渡す。
文を読んだ冨は、和助にお願いをする。戻った弥助は「奥様がこれを」と言って
包み布を渡す。武市が布を開けると、3匹の蛍が出てきた。
その蛍は、庭先で飛んでいた蛍だった・・・・。
京を出発して、神戸に戻ろうとする龍馬は、伏見の船宿・寺田屋で亡き母に
そっくりの女性を目撃する。
(本文は、HPの文を一部引用しています)
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てっきり、今週は以蔵が処刑・・・と思ってたのですが違いましたね。
これから始まる波乱話の前の小休止・・といった感の24話でした。
以蔵の拷問シーンは、みててきついですね。
あのイケメンの健くんなので、かわいちょう~ と思いながら観ています。
池田屋事件で、望月の名前があったことにより、操練所にいる者たちの
運命も大きく変わっていくことになるんですが、それは次週から追々
動いていきそうです。
次週は、再び草刈民代さんが登場。
そういや、同い年だ~~~~同性ながらあの裸体あこがれます。
◆第23回 「池田屋に走れ」
龍馬(福山雅治)、勝(武田鉄矢)ら勝塾の面々は、
近藤長次郎(大泉洋)と大和屋の娘・徳(酒井若菜)の婚礼を祝う。
そして、いよいよ神戸海軍操練所が完成する。
待ちに待った操練所で操船術や砲術について学ぶ龍馬たち。
しかし、そのなかで、ひとり望月亀弥太(音尾琢真)は思い悩んでいた。
かつての勤王党の仲間たちが土佐藩に捕らえられ、攘夷を叫んだ長州藩が
朝廷から追われ、時代は亀弥太が思い描く方には向かっていなかった。
同じ頃、薩摩藩と会津藩らによって京を追われた長州の久坂玄瑞(やべきょうすけ)
たちは、帝を攘夷派の手に奪い返そうとたくらんでいた。
そして桂小五郎(谷原章介)たちも、お龍がいる「扇岩」で密会を重ねていた。
攘夷派は土佐でも弾圧され、後藤象二郎(青木崇高)による
武市半平太(大森南朋)への尋問は厳しさを増していた。
ある日、武市は牢番の和助から岡田以蔵(佐藤健)が捕縛され土佐に
連れ戻されたことを知る。
同じ頃、岩崎弥太郎(香川照之)は、
妻の喜勢(マイコ)との間に長女が誕生し、幸せをかみしめていた。
ある日、武市は以蔵との面会を許された。束の間の再会を喜ぶ二人。
だが、二人の話しているのを後藤は影で聞く耳を立てていた。
それを知りながら、武市は小声で以蔵に忠告する。
武市:「大きな声を出すな。奴らは吉田東洋殺しの下手人を探しちょる。
もし言うたら、勤王党の者は、みんな首を斬られる。だまっちょれよ」
武市や以蔵の件は、操練所にいる龍馬たちの耳にも届いていた。
そして、望月がついに苛立ちを爆発させてしまう。
龍馬:「目を覚ましや。時はどんどん流れちょる。
武市さんに申し訳ない気持ちがある、ということはわしにもようわかる。
けんど、もう後戻りをしてはいかんがじゃ」
だが、数日後、龍馬は望月亀弥太の姿が見えないことに気づく。
高松太郎が言うには、長州藩士らが都でなにか起こすらしいと聞いて
京へ向かった、とのこと。迎えに行こうとする龍馬に、操練所の仲間の反応は
冷たかった。これに龍馬は猛反発する。
龍馬:「それは違うぜよっ!
おらんでええ、という人間はここには一人もおらん。
誰一人欠けても船を動かすことは出来んがじゃ。
亀弥多はまっすぐなええ奴ぜよ、あいつを死なせるわけにはいかん!」
京に着いた龍馬は「扇岩」へ行き、お龍(真木よう子)に尋ねる。
お龍:「その人(亀弥多)のことは知りませんが、長州藩の人たちが
今夜、池田屋に集まっているそうだから、おそらくそこかと・・・」
すぐさま池田屋に向かう龍馬。
お龍の言うとおり、亀弥太は京の池田屋で長州藩の志士たちと会い、
帝を奪う計画を立てていた。だがそこで突如、惨劇が起きてしまう。
池田屋に向かう途中、龍馬は自刃している亀弥多を発見する。
池田屋で襲撃があり、亀弥多は逃げてきたらしい。
亀弥多:「わしは、侍やき。あんな奴らに止めを刺されるのはまっぴらやき。
おまんの言うとおり、後戻りはいかんかったの・・・・」
絶命する亀弥多。号泣する龍馬。
池田屋で龍馬が見たのは、長州藩士たちの無残な姿であった。
襲撃したのは、新撰組だった。これを知った龍馬は、新撰組の屯所がある
壬生へ向かったのであった・・・・・。
(本文はHPの文を一部引用しています)
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操練所完成から池田屋事件までを描いた回でした。
この事件を機に、新撰組の名は一気に広まったそうですね。
いろんな意見があるのが普通なのに、それが通らない。
意見が違う=敵になり、排除されてしまう。ちゃんと向き合って話せば
解決できる道はあるのに、それがなかなかいかない。
歯がゆく感じる龍馬の気持ち、わかります。でも、こういうの今の時代にも
ありますよね。毎週見るたびに、今の世の中と照らし合わせてしまう自分です。
そんな中、今週も弥太郎の言葉が印象に残りました。
「幸運を溜め込むと、次は大きな不幸がやってくる。
そういうのがあるから、損をしてもいい仕事をするんじゃ」
なるほどな、と思いました。
次週、以蔵さん処刑でしょうか? 来週もハンカチが必要な回となりそうです。
◆第22回 「龍という女」
大坂の専称寺で航海術を学ぶ龍馬(福山雅治)たち土佐藩士に、土佐への
帰国命令が届く。勤王党の弾圧を始めた容堂(近藤正臣)が発したのだった。
帰国を拒む龍馬たちは再び脱藩浪士の身となってしまう。
龍馬たちが身を寄せる大和屋の徳(酒井若菜)は商人だった
近藤長次郎(大泉洋)を心配していた。そして、龍馬の身を案じた
乙女(寺島しのぶ)からは、龍馬に手紙と金5両が届けられる。
~今、もんてこん方がええ。おまさんの志を成し遂げるまで
無事でいてもらわんと。これは、家族みんなの願いぞえ~
一方、岡田以蔵(佐藤健)は、なつ(臼田あさ美)のもとで身を隠してた。
一緒に逃げよう、と以蔵は言うが、役人に脅えるなつを見て去っていく。
しかし、なつは龍馬たちに以蔵を探してほしいと頼みに来る。
なつ:「うちが以蔵さんを追い出してしもたんです。
恐ろしゅうなって・・・・・・ごめんなさいっ!」
龍馬:「泣かんでええ、なつ。よう知らせてくれた。おまんはええ子じゃ」
龍馬は、なつのために京都に向かう。
そのころ土佐では、武市の取調べが始まっていた。
吉田東洋殺しについて聞かれるが、知らぬ存ぜぬを貫く武市。
“侍”といて、大殿様に忠義を尽くしてきた、という武市に失笑する容堂。
容堂:「なにが侍じゃ。この土佐では侍が上士じゃ」
武市が吐かないので、冨(奥貫薫)の親類の島村衛吉が代わりに拷問を
受けることになってしまう。 武市:「止めてくれや!
」
京で以蔵を捜す龍馬は扇岩という宿に泊まる。
そこで宿屋の主人とひとりの女が言い争う声を聞く。その女はお龍(真木よう子)と
いう名で、ならず者に連れ去られた妹たちを助けに行こうとしていたのだった。
龍馬は持ち合わせていた5両をお龍に貸す。
その5両は乙女からもらったあの5両だった。
龍馬:「この金は、わしには使えん。おまんが使うてくれ。
この金で妹を取り戻して、これを生き金にしてくれや」
そして翌日、再び京の町に出た龍馬は、近藤勇(原田泰造)ら新選組に
追われる以蔵を発見する。 龍馬:「以蔵を渡すわけにはいかんぜよ!」
そう言って以蔵を逃がす。だが、以蔵は、土佐藩の役人によって、ついに
捕縛されてしまう。
その夜、龍馬はまた扇岩に泊り、夕食を持ってきたお龍の前で涙を流す。
龍馬:「大切な友達が、また捕まってしもうた。
また、なんちゃあ出来んかったがじゃ・・・・以蔵・・・・っ」
(本文はHPの文を一部引用しています)
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龍馬&お龍の初対面と、以蔵捕縛のお話でした。。。
サブタイトルからして、「いきなりお龍さんメインの話か?」と思いきや
以蔵がメインだったような???まぁ、それはおいといて。
大事な人の窮地に、自分はどうすることも出来ない。そのはがゆさが
それぞれ出ていたように感じます。龍馬、お龍、武市、それぞれの立場から
見ると辛いですね。
武市に関すれば、「お国のために」といえば言うほど、泥沼に嵌っていく。
かといって、容堂からすれば、嫌いな者から、いくら「あなたのことを考えて
やったんです」といえば言うほど、「そんなことして欲しい、なんて一言も
いっとらんわ!」ってな心境なんでしょうね。
弥太郎と乙女の会話で、「大殿様のため?言われたほうがイライラするわ」
のセリフは、実に的を得ていると思います。
今週は、新撰組も出てきましたね。近藤勇を原田泰造さんが演じてましたが
なんだろう~笑えてくる・・・・。
次週、また泣けちゃうんだろうな・・・。
◆第21回 「故郷の友よ」
龍馬(福山雅治)は土佐で平井収二郎(宮迫博之)が切腹させられたと知り、
土佐に戻った武市半平太(大森南朋)の身を案じていた。
龍馬は再び京にいる勝麟太郎(武田鉄矢)を訪ねる。
武市や以蔵(佐藤健)たちは、どうなってしまうのか・・と心配する龍馬だが
勝:「余計なことを考えている暇はないんじゃないのかい?」
そう言うと、勝は急いで日本の海軍を作らねばならないと龍馬に語る。
そのころ、朝廷では過激な攘夷を叫ぶ長州を京から追い出そうと、薩摩藩が
密かに公家たちに近づいていた。薩摩は公武合体派。
つまり、攘夷か公武かの考えは、帝の意思にかかったいたのである。
土佐では、武市は静かに自宅で過ごし、以蔵の身を案じていた。
そして、帝の決断する時がきた。帝は異国との戦を望んではいなかった。
この瞬間、攘夷派は失脚が確定。
後に八月一八日の政変と呼ばれる事件が起こり、桂小五郎(谷原章介)ら
長州藩士と三条実美(池内万作)ら攘夷派の七人の公家たちは追放されてしまう。
同じころ、京に潜伏していた岡田以蔵(佐藤健)は土佐藩だけでなく、幕府からも
追われる身となっていた。八月一八日の政変を受けて、山内容堂(近藤正臣)は
土佐勤王党の帰国を命じ、弾圧を始める。
容堂の命は、勝の耳にも入っていた。勝塾にも、土佐藩の藩士がいたからだ。
勝は、塾生に帰国させない方針をとった。 「今は、負けるが勝ちである」
城下で、武市と弥太郎(香川照之)は偶然会う。
弥太郎は、商売で身を固めることを決意したことを話す。
弥太郎:「武市さん、今日やっと材木が売れたがやき。
初めて60文稼いだがじゃ。おまけ、言うもんは、物ではなくて
“人の気持ち”いうもんを知ったき・・。
わしのような人間がおってもええ言うなら
武市さんも好きに生きてみいや」
武市:「わしは正直に生きちゅう」
龍馬は再び、京にいる勝を訪ね、以蔵を探すために、しばらく暇を出して欲しい
と願いでる。だが、勝は認めなかった。
勝:「わしは、帰るなといったはずだぞ!」
龍馬:「わしは耐えられんがです。
みんなが殺されようとしているときに自分だけが・・・」
勝:「土佐に帰っておまえさんに何が出来るんだ?
あいつの生き様を遠くからしっかりと見守ってやるしかねぇ。
坂本龍馬は、オレが見込んだ男だぜ。
日本のために働くために、オレが弟子にした男だ。
かわいい弟子を、ここで殺されてたまるかっ!」
泣き崩れる龍馬・・・。
9月21日の朝。 武市は妻の冨(奥貫薫)と静かに朝食を摂っていた。
武市:「おまえにだけは謝らんといかん。子もおらん二人きりの家。
わしは、おまんをいつも一人にしちょった。申し訳なかったの」
冨:「なにを言われます。子が出来ん嫁は、追い出されるのが当たり前なのに
おまさんは、いつも私に優しくしてくれました。
私は、おまさんを支えるのが役目です。
私に、本当のおまさんの見せてつかあさい」
そこへ武市を捕らえにきた役人の声が鳴り響く。
「武市半平太はおるか!?」
冨:「・・・・どこにも行かんと、ここで二人で過ごしたいがです・・」
武市:「冨、ちっくと出かけてくる」
冨:「・・・・いってらっしゃいませ・・」
武市は冨に別れを告げ、役人たちに連れられ投獄される。。。
これをきっかけに、容堂は勤王党の全ての者を弾圧していくことになる。
そして、逃げる以蔵の前に、新撰組が立ちはだかる・・・・。
(本文はHPの文を一部引用しています)
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公武合体VS尊皇攘夷の話を中心に、いろんな人の思いが描かれた回でした。
とりわけ、弥太郎が商売を通して学んだ、「人の気持ち」がよく描かれていた
ように感じました。
武市も、弥太郎が言うことは痛いほどわかっているんだけど、部下や
死んでいった同士たちの気持ちを考えると、いまさら方針転換できない。
勝も、幕府の役人が忠告してくれる内容はわかるのだが、みすみす土佐に
戻ったら過酷な運命が待ち受けているところに、弟子の土佐藩士たちを
帰すことはできない。
国の変えていくのには、「人の気持ち」をどうつなげていくか?ということでしょうか。
21話を観ていて、ふとわが国のTOPの行動を照らし合わせてしまいました。
それにしても、今週は冒頭からましゃの上半身裸が拝めて、気分良かったです。
久々に萌えモード発動されました。
それと、弥太郎さん。儲かったのはよろしいですが、儲けの少しは
大変お世話になっている坂本家に渡したほうがいいんじゃにでしょうかね?
お金も借りていますし。
重苦しい話の中で、弥太郎さん、いい味出しています。
次週、いよいよお龍さん登場。
私、真木よう子さん、あんまり好きじゃないんですがね。。。
龍馬(福山雅治)は大坂の専称寺で航海術の勉強に励んでいた。
平井収二郎(宮迫博之)が投獄されたことを知った龍馬は、京に滞在中の
勝(武田鉄矢)に会いに行く。龍馬と入れ違いに、兄の権平(杉本哲太)が
専称寺を訪れる。脱藩を許された龍馬を土佐に連れ戻す目的であったが
龍馬がいないので、京から戻ってくるまで一緒に勝塾の訓練を受けてもらおうと
長次郎(大泉洋)たちは考えた。
その頃、武市半平太(大森南朋)は土佐に戻り容堂(近藤正臣)への面会を
求めるが、まずは後藤象二郎(青木宗高)と会うことに。
収二郎の赦しをお願いするが、逆に吉田東洋殺しのことを詰問されてしまう。
後藤:「わしは叔父上を殺したのは、おんしら土佐勤王党やと思うちょる。
平井の前に、おんしのことを心配しいや」
武市:~東洋は死んで当然じゃき・・・わしは間違うちょらん~
龍馬は京にいる勝をたずねる。
収二郎をなんとか助けたい、と思い勝に相談するためだ。
勝:「吉田東洋を闇討ちにしたのは、土佐勤王党だろ?
なら、東洋は悪人か?こっちから見るのとあっちから見るのとでは
違って見える。そういうもんさ」
そういう勝も、実は問題を抱えてた。実は、海軍塾を続けていくための資金が
足らなくなっていた。龍馬は勝から、越前福井藩の前藩主・松平春嶽(夏八木勲)
のもとへと向かい、お金(千両)を借りて来い!と指示されてしまう。
一方、武市は加尾(広末涼子)と会っていた。
武市:「収二郎のことは心配するな。あいつはなんちゃ悪いことはしとらん」
加尾:「なら、なんで兄は牢屋に入れられたがです?」
武市:「大殿様は勘違いしておられる。わしらはなんちゃ悪いことはしとらん」
加尾:「けんど、以蔵さんに人を斬らせたんでしょ?」
福井に着いた龍馬は春嶽に面会。
龍馬:「千両が大金なのは重々承知しております。
必ずや生き金にしてみせます」
春嶽:「わかった千両だそう。
そのかわりわしに約束せい。必ず生きた金にすると」
そこに居合わせた横井小楠(山崎一)から西洋のデモクラシーについて話を聞く。
龍馬:「デモクラシー・・・・それは、プレジデントを民が決めるというのも
デモクラシーというやつですか?」
横井:「おおそうじゃ、よく知っとる(笑顔)・・・・・ものの考え方も人の値打ちも
変わる。おんしの友が牢屋に入れられたというが、それは値打ちの
あったもんが用なしになった、ってもんばい。
世の中の流れから見れば、人など芥子粒のようなものじゃ。
平井収二郎も武市半平太も・・・」
この言葉が、龍馬に苦く残る。。。。。。
ようやく容堂との面会が許された武市であったが、無常にも収二郎に
切腹の命が下されてしまう・・・・藩に断りもなく朝廷に取り入った罪で。
収二郎との面会が許された武市は、命を救えなかったことを詫びる。
武市:「全てわしのせいじゃ。わしが勤王党におまんを誘わなかったら
こんなことにはならんかった」
収二郎:「なにをいいよります。武市先生についていったき、攘夷の旗頭にも
なれたがです。まるで夢のようじゃった・・・。
加尾に伝えてください。兄は間違っちょらんと。兄は幸せじゃったと」
龍馬が勝塾へ戻ってきたが、そこに兄・権平がいてびっくり。
権平:「みんな一生懸命なのはようわかった。
おまんは自分の決めた道を進んでいきや。
身体にだけは気をつけや。決して道半ばで命を落としてはいかん」
兄・権平が勝塾を去ってからしばらくしたある日、龍馬宛に手紙が届いた。
加尾からであった。そこには収二郎が切腹したことが書かれてあった。
“~私には、どうしてもわかりません。間違うたことをしとらんと言うのなら、
兄上はどういて切腹させられたですろ?
教えてください、龍馬さん・・・・教えて・・・~”
龍馬:「そのとおりじゃ加尾。こんな理不尽が、まかり通ってええがか!?」
そのとき、ふと横井の言葉がよみがえる・・・。
(本文はHPの文を一部引用しています)
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収二郎、切腹。。。のお話でした。
藩主と思想が違ったため、また下士であったがために、このような
人生の終わり方を迎えるとは・・・・哀れでなりません。
だけど、勝麟太郎が話していた、「ものの考え方も、見る角度からに
よっては全く異なる」というように、山内容堂からしてみれば、腹心の吉田東洋を
下士に殺されているわけだから、恨みもあったんでしょう。
実際、攘夷の為と言うのをいいことに、武市や収二郎は以蔵を使って
何人もの人を斬ったのは紛れもない事実。
やっぱり、それはどう考えてもおかしいです。
そんな重苦しい話の中で和んだのは、兄・権平さん。
彼の真面目で一生懸命さがよく伝わった回でもありました。
最後、龍馬に語るシーンは、ジーンときちゃいましたね。
次週、いよいよ武市さん&以蔵も窮地に?
新撰組が出てくるみたいですね~~~こちらも楽しみです。
◆第19回 「攘夷決行」
将軍家茂(中村隼人)は孝明天皇に5月10日に攘夷を決行すると約束する。
龍馬(福山雅治)は岡田以蔵(佐藤健)が勝麟太郎(武田鉄矢)の用心棒をしている
のを知り驚く。勝は、山内容堂(近藤正臣)が龍馬の脱藩を許したことを話す。
以蔵と龍馬が居酒屋で酒を飲んでいると、そこに平井収二郎(宮迫博之)が現れる。
そこへ土佐藩の役人達が現れ、収二郎は捕らえられる。
収二郎が藩に黙って朝廷に令旨(りょうじ)を賜ったからだ。
龍馬と以蔵は、ひとまず収二郎を連れて逃げ、武市の下へ向かった。
収二郎の件は、武市の耳にも入る。自分を裏切ったことに愕然とする武市。
そして、武市は龍馬が2人を匿っている場所へ向かった。
勝の用心棒になっていた以蔵にも腹を立ててていた武市は
「飼い犬に手をかまれる」と発言。この言葉にショックを受ける以蔵。
武市:「収二郎、潔う罪を認め、土佐藩に帰れ。
以蔵、おまんはわしらとはもぅ関係ない。どこにでも行くがいい。
龍馬、おまんはわしらが正しかったことを眺めゆうがええ」
武市は、容堂のことを最後の最後まで信じていた。
そして5月10日。攘夷を実行したのは長州藩だけだった。
武市と勤王党員たちは、攘夷の為の出陣命令が下るのを待ち続けていた。
だが、命令はなかった。実は、幕府は朝廷には攘夷を実行すると約束しながら、
外国と密かに通じ合っていた。長州藩はこれを知らず異国を攻撃。
逆に大敗を喫してしまう。これを知ると幕府は喜ぶ。
徳川慶喜:「これを機に、うるさい長州がなくなれば設けもんじゃのう」
尊皇攘夷派の力が衰えていくのが幕府のねらい目であった。
しかし、勝は内心快く思っていなかった。考え方は違えど、国を守ろうとしている
気持ちは同じ。だが今のままでは単なる足の引っ張り合いに過ぎない。
その頃、龍馬は土佐藩邸にいる武市に会っていた。
武市は攘夷の夢が叶わなかったことを理解、土佐藩に捕らえられた収二郎を
助けるために、土佐に戻ろうとする。
龍馬は土佐に戻れば武市も捕らえられてしまうと、必死に武市を制止する。
龍馬:「大殿様は武市さんが思うとるようなお方ではないき。
あのお人は・・・・武市さんを嫌うておるがです」
武市:「なぜ大殿様がわしを嫌うがか?」
龍馬:「吉田東洋を殺したがやき」
武市:「やめてくれや、龍馬。大殿様を信じるなということは
武市半平太という男、わしの人生全てを否定することぜよ」
これ以上、龍馬がなにを言っても無駄であった。
武市:「達者での!」
そういうと、武市は土佐へ帰っていった。
同じ頃、以蔵の元へ追っ手が来る。そして収二郎は、投獄されてしまう。
吉田東洋殺しの罪で・・・・・・。
(本文はHPの文を一部引用しています)
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攘夷のお話&土佐勤王党解体のお話でした。
武市の転がり落ちていく様は、見ていて辛かったですね。
実際のところ、最後の最後まで容堂を信じていた・・というよりは
そこしかもぅ心の支えがない、って感じでした。
いくつかのターニングポイントが、過去にあったような気がしますが
そこで引き返さばこんなことにはならなかったのに・・・・。
「間違った、と思ったら引き返す勇気も必要」と誰かが仰っていましたが
ほんと、そうだな~と感じた回でした。
それにしても大森さん、お見事な演技でした。
次回、収二郎の切腹・・・でしょうね。。。。
◆第18回 「海軍を作ろう!」
勝麟太郎(武田鉄矢)の弟子となった龍馬(福山雅治)は、長次郎(大泉洋)と
共に大阪へ行き、神戸に海軍操練所が出来るまで、大坂の専称時にある
勝塾で学ぶことになった。
ある日、大坂の町で龍馬は一緒に脱藩した沢村惣之丞(要潤)と再会する。
龍馬は、一緒に海軍を作ろう!と惣之丞を勝塾に誘う。
一方、14代将軍・徳川家茂(中村隼人)が京に入り、武市半平太(大森南朗)は、
将軍に確実に攘夷を約束させようと、朝廷内で画策する。
過激な攘夷派を嫌う山内容堂(近藤正臣)は、武市の動きを封じる為に
土佐勤王党を分裂させようとたくらむ。
容堂:「あれは、もう終わりですきに・・・・ご心配なく」
翌日、容堂は、武市を呼び出す。
武市は喜び勇んで行ったが、容堂の話は思いもよらない内容だった。
それは、神戸に海軍操練所が出来るので、土佐勤王党からも3名ほど
人材を勝塾に派遣せよ、との事だった。
つまり、容堂は、幕府の開国政策を支持することを意味する。
武市の考える攘夷ではない・・・つまり否定をあらわすことであり、武市は
激しく動揺する。
容堂:「そういえば、勝のところに土佐藩の脱藩浪人がおったのう。
たしか、坂本龍馬と・・・・・そうだ、坂本の脱藩は許しちゃる。
これからは、うちのもんが勝殿の世話になるがじゃ」
この発言が、さらに武市を追い込むことなる。
その頃、龍馬は大坂の大和屋という商家で寝泊りをしていた。
そこに、土佐勤王党の望月亀弥太(音尾琢真)、高松太郎(川岡大次郎)、
千屋寅之助(是近敦之)が勝塾に入るためにやってくる。
龍馬は大喜びするが、実は容堂が裏で手をひいていた。
さらに、容堂は、勤王党No2の平井収二郎(宮迫博之)にも近づき、武市から
離反させようと画策する。
きがついたら、武市の周りには人が少なくなっていた。
ただ一人、岡田以蔵(佐藤健)だけ。武市:「おまんには、大きな仕事があるき」
数日後、以蔵は京都にいた。
名前を偽って、勝塾に入り込む。武市の命で、勝麟太郎を暗殺するためである。
勝の部屋に通されたものの、そこに龍馬がいたため、あっさりバレてしまう。
名前が偽名と発覚したことで、全てを悟った勝。
勝:「俺を斬りにきたんだよ、そうだよな?
こいつだって、自分の仕事を一生懸命やってんだ。
ま、斬る前においらの話を聞いてくれ、な?」
そして地球儀を取り出し、日本を見せる。あまりの小ささに驚愕する以蔵。
その素直な反応に、勝は以蔵を気に入る。そしてそのまま飲み屋へGO!
そこで龍馬は、勝塾にいる者は異国と戦をするために入っている人間ばかり
なのが腑に落ちなく、どうしたら西洋と並ぶための海軍だということを
理解してもらえるかを悩んでいることを、勝に話す。
勝:「口で言ったってわかるわけがない。口で言ってわかるのは以蔵ぐらいだ。
そのうち人は、肌で感じてわかっていく。必ず、やつらは悟ってくれる」
龍馬:「勝先生、ありがとうございます。やっぱり先生に会いに来てよかった」
そして、以蔵に勝の用心棒を勝手に頼んで龍馬は大坂へ・・・。
あたふたする以蔵に勝は言う。
勝:「なぁ以蔵。なんでああいう奴と付き合わないんだ?」
武市は、容堂の2度目の謁見を許された。
容堂:「わしは、もう土佐に帰る。江戸も京ももぅ飽きた。
わしはのぅ、攘夷派の阿呆が強欲な公家を担ぎ出し、
幕府を困らすことをみているのは、うんざりじゃきに」
容堂には攘夷の考えが全くない、ということがはっきりし、愕然とする武市。
部屋に戻ったが、同志は誰もいない。だが武市は、自分が下り坂の真っ只中に
いることを、まだ理解していなかった・・・。
一方、京では、将軍・家茂が、「攘夷実行は5月10日」と朝廷に伝える・・・。
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武市の転落、土佐勤王党分裂の回でした。
今週は弥太郎の出番はなかったですが、おもしろい場面はちょくちょくありました。
長次郎とお徳(酒井若菜)は、いずれ恋仲になるって設定なんでしょうね。
また、龍馬のセリフ「いかん!いかん!いか~~~ん!」には爆笑。
勝麟太郎が龍馬のグチに対する答えを説明するシーンは、私も納得しながら
観ていました。でも、気になる点が一つ。
武田鉄矢さん、この役すごく好演していると思うんです。思うんですが
なんでかなぁ~人に説明する時、モロ金八先生節丸出しに聞こえるんですよ。
あれはわざとなのか、たまたまそうなってしまったのか・・・・?
まぁ、いいか。
次週、攘夷決行!のお話。
武市さん、どんどん堕ちていきます・・。
◆第17回 「怪物、容堂」
勝麟太郎(武田鉄矢)の弟子となった龍馬(福山雅治)は、ジョン万次郎(トータス松本)
からアメリカの大統領制について話を聞く。
アメリカでは民が国の進む道を決める・・・・龍馬は心が高鳴る。
だが、ジョンは日本に戻ってきた。
ジョン:「アメリカがどんなによいと思っても、わしは日本人じゃき」
勝は、龍馬と共に人材を集め、海軍塾を開き、日本の海軍を作ろうとしていた。
そして、龍馬を連れて各藩の屋敷を訪ね、海軍塾への人材提供をお願いする。
龍馬は千葉道場に戻り、佐那(貫地谷しほり)と重太郎(渡辺いっけい)に
自分の生きる道を見つけた。3日後には大阪へ発つ、と話す。
重太郎:「じゃあ、いつ江戸に戻って来るんだ・・・」
それは佐那との生涯の別れも意味していた。
その頃、京に戻った武市半平太(大森南朗)は、三条実美(池内万作)に
将軍後見職である一橋慶喜(田中哲司)に会えるよう、身分を引き上げて
欲しい、と頼む。こうして武市はどんどん進んでいくが、その一方で他の下士が
出世しない、と不満をもらす同志も出てきた。以蔵(佐藤健)は、相変わらず
武市の命で人を斬りまくっていた。だが、それは以蔵の本心ではない。
ある日、親しくなったなつという娘の部屋で、以蔵は自分が斬られる夢を見る。
以蔵:「わしは斬りとうて斬っ取るわけではない!」
ある日、勝は龍馬を連れて、土佐藩の前藩主・山内容堂(近藤正臣)の屋敷に
行き、海軍塾への人材派遣を頼み込む。そして、土佐藩を脱藩した者の罪も
免じてほしい、と願い出る。だが、容堂は海軍の人材派遣については快諾した
ものの脱藩の罪に関しては、断じて許すことはなかった。
勝:「土佐藩を動かしているのは、藩主様でも武市半平太でもねぇ。
あの御仁よ」
龍馬は、神戸に海軍塾を作ることになった為、江戸を離れることになり
千葉道場へ最後の挨拶へ出向いた。そして、佐那との最後の試合を申し込む。
激しい打ち合いの末、龍馬が面をとり試合が終了。
佐那:「本当に強くなられましたね。。。
いざという時は、きっとその腕があなたを守ってくれるでしょう」
龍馬:「お佐那様のことは、生涯忘れませんけぇ。ありがとうございました」
佐那は涙をこらえて見送り、生涯龍馬だけを想いつづける事を心に誓う。
佐那:「私はもぅ誰の嫁にもなりません。これからも剣一筋で生きていきます。
心配しないでください。私は幸せです。
だって、坂本さんはここにいるのですから・・・・」
龍馬は、長次郎(大泉洋)と共に船で一路大阪へと向かう。
龍馬の胸は希望にあふれていたが、一抹の不安も抱えていた。
それは、勝と容堂の会見で、話の流れで武市のことが出た時のことである。
容堂:「土佐では、下士は犬猫も同然なのじゃ。
下士風情が、藩を動かすなど虫ずが走る。
しかも、わしの支えであった吉田東洋を闇討ちにしよった。
そんな輩を許してええと思うか?」
龍馬が考えていた以上に、容堂は恐ろしい人物であった。
その頃、武市は土佐藩家老・柴田より上士に任命され、京都居留守役を
命じられる。柴田:「これは、容堂公も認められていることです」
だが、それは容堂の策略だった・・・。
容堂:「上り坂もここまでじゃ・・・・・武市」
(本文は、HPの文を一部引用しています)
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いろんな行く末の伏線が見え隠れした回でした。
武市の勢いもここまで・・・といったところですか。次週からの暗雲が
立ち込めた感じですね。武市は、上士になったことを心から喜びますが
すべては、尊敬してやまない容堂の策略。これを知ったら・・・・と思うと
武市が哀れでなりません。まるで道化ですね。
そして岡田以蔵も。尊敬している武市のために“人斬り”を行っているけど
やりたくてやっているわけではなし。この変の苦悩がよく描かれていました。
佐藤健くん、演技うまいですね。
一方、佐那との恋話はこれで終わり・・・・かな?
個人的に佐那が好きなので、もぅちょい絡んでほしかったのですが。。。。
文献や漫画を読むと、佐那と龍馬はかなり仲が良く坂本家でも公認だった
ようです。佐那が終生独身を貫いたのは、事実。
お墓には、「坂本龍馬室」(室=妻のこと)と彫られているそうです。
本当に、龍馬のことが好きだったんですね。
次回、武市の転落が始まりそうです・・・。
今週は、娘に振り回されたからこーんなに遅くなっちゃった。。。
◆第15回 「二人の京」
龍馬(福山雅治)は大阪から京へ向かっていた。京には三条家に仕える
加尾(広末涼子)がいる。同じ頃、武市(大森南朗)も京に入っていた。
武市は、公家の尊皇攘夷派・三条実美(池内万作)に拝謁し、徳川幕府に攘夷を
実行させるために、帝の勅命を持って江戸に乗り込むことを提案する。
武市とともに京に入った平井収二郎(宮迫博之)は、妹の加尾と久しぶりの対面。
収二郎は、龍馬が脱藩したことを加尾に話す。
ある日、龍馬が三条家に仕える加尾を訪ねてやって来た。
龍馬:「元気そうじゃのう~加尾」 最初は、龍馬を拒絶する加尾であったが
結局は、兄の忠告を破り、4年ぶりに再会する。
加尾:「どういて龍馬さんは京に?」 龍馬:「・・・・おまんに会いに来たが」
そして、加尾は懇意にしている方から屋敷を借りる。
加尾:「会いたかった・・・龍馬さんに会いたかった」 龍馬:「加尾・・・」
そして一夜を共にする。
一方、岡田以蔵(佐藤健)は、土佐勤王党のために、勤王党の名をかたる者や
開国派の人々を暗殺していた。
土佐に戻った弥太郎(香川照之)は、農民と同様の暮らしをしていたが
侍としての意地をなかなか捨てきれないでいた。
加尾は、龍馬に武市の今後の動向を話す。
そこで、龍馬は、武市とも、兄・収二郎とも昔のようには戻れない、という
気持ちを知り、彼と私は進むべき道がもぅ違うのではないか?と察する。
そんな頃、武市は三条の警護に抜擢される。異例の大出世であった。
それから龍馬は偶然に以蔵と再会する。
同じ頃、加尾は兄・収二郎と会っていた。三条公が江戸に行くことになった為、
「加尾の役目は終了したから土佐に帰れ」と。
この言葉に加尾は怒りを爆発させる。
加尾:「私は、武市さんや兄上の操り人形ですやろか?
私がこの4年間、どんな思いですごしていたか・・・・・
攘夷のためやったら、何してもええがですか!?」
収二郎:「そうじゃ、攘夷の為やったら何しても構わん!
邪魔をする奴を殺してでも・・・・・・・」
兄のこの言葉に愕然とする加尾。そして、最近攘夷派に睨まれていた人物が
次々に殺されている事件のことを思い出す。
加尾:「兄上、まさかあの人殺しは・・・・・」 収二郎:「・・・・・・」
全てを察した加尾は、三条家を飛び出し、龍馬のいる隠れ家へ向かう。
そこには、以蔵もいた。3人で久しぶりに酒を酌み交わすことになった。
そこで、龍馬と加尾は、以蔵が殺人に手を染めていることを察知してしまう。
以蔵:「わしは、京ですごい仕事をしゆうがじゃ。
京で本間精一郎や、目明しの文吉とかが死んだじゃろ・・・・」
加尾:「・・・・!」
龍馬:「・・・・!以蔵、その先は秘密のままでええろ。
おまんが、武市さんを慕うのはよぅわかった。
けんど、人の道に外れた事はしたらいかんぜよ・・・・(中略)
おまんは、心根の優しい男じゃ。喧嘩はすな。
まっこと、強い男は滅多なことでは、剣を抜かんのじゃき」
屋敷を去る時、以蔵はつぶやく。
以蔵:「龍馬はああいう男じゃったがか?
こんなに楽しゅうて、気が楽になったのは久しぶりぜよ」
一方、龍馬は怒りで震えていた。
龍馬:「以蔵は人斬りをやらされている・・・こんなことがあってええがか!?」
加尾:「男の人って、(中略)日本を守りたいと言うのに、己の生き方は
なかなか変えられんのやな・・・・・。江戸に、勝麟太郎というお人が
おられるそうです。日本のことを真剣に考えられとる数少ない
幕閣内の一人です。龍馬さんの生きる道を教えてくれるがは
そのお方ではないですろ」
龍馬:「よう教えてくれた・・・よう教えてくれた」
加尾:「私、龍馬さんに会えて嬉しかった。まっこと天にも昇るような喜び
やったきに。けんど、兄の言うとおりやった。おまさんは、私の知っちゅう
龍馬さんじゃなかった。(中略)私は、ここで龍馬さんと夫婦のような
時間を過ごせて幸せやったきに。どうぞ、江戸へ行ってつかあさい」
龍馬:「すまん加尾・・・・・けんどのう、おまんはひとつ間違っちゅうぞ。
わしは、本当に・・・本当におまんに会いとうて来たがじゃ
すまん、加尾・・・・・・ごめんちゃ」
加尾:「ありがとう・・・・ありがとう龍馬さん・・・・・」
三条一行は、江戸へ出発。加尾は、土佐に戻ることを決意した。
龍馬も、勝麟太郎(のちの勝海舟)に会う為に江戸へ向かって歩き出した。
(本文は、HPの文を一部引用しています)
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龍馬・加尾の本当の別れと、以蔵の人斬り街道まっしぐら・・のお話でした。
今週は、なんといっても龍馬と加尾のラブシーンですかね。
何回見ても、「広末さん羨ましい~」と思っちゃいました。
萌えモード爆発のNAOさん。
一方、以蔵は人の道に反する街道をまっしぐら・・・・。
自分の手は汚さずに以蔵を使う、武市。「あいつは使えるぞ」という言葉は
冷酷に聞こえます。それを知ってて知らぬふりをする収二郎もある意味
冷たい。攘夷の為なら何してもいい、という驕った考えはゾゾッとします。
でも、こういう政治家さん、今の世の中にもけっこういますよね。
そんな中で、今週も笑えたのが弥太郎一家。
「なぜ女房(喜勢)が、自分を好きでいてくれるのかわからない」
と語るのには、思わず吹き出してしまいました。
相変わらずいい一家だ・・・・。
次週、勝海舟と対面。そして千葉佐那が再び登場♪
龍馬にめっちゃ詳しい(というか、龍馬を尊敬している)武田鉄也さんが
どう勝海舟を演じるのか、ものすごく楽しみです。
で、トータス松本さんも登場じゃないですか。
香川照之さんとトータスさんって、すごく顔が似てるので、なんか間違えそう。
とにかく来週も楽しみで~す。