<2月の鑑賞予定映画>
~音楽家レナード・バーンスタインの生涯を音楽とともに~
2023年 アメリカ映画 (2023.12.08公開)
配給:Netflix 上映時間:129分
監督・プロデューサー:ブラッドリー・クーパー
脚本:ジョシュ・シンガー/ブラッドリー・クーパー
音楽:レナード・バーンスタイン
衣装デザイン:マーク・ブリッジス
特殊メイク:カズ・ヒロ
出演:ブラッドリー・クーパー/キャリー・マリガン/マット・ボマー
マヤ・ホーク/サラ・シルヴァーマン/ジョシュ・ハミルトン
スコット・エリス/ギデオン・グリック/サム・ニヴォラ
アレクサ・スウィントン/ミリアム・ショア
<見どころ>
『アリー/スター誕生』などのブラッドリー・クーパーが監督と脚本、主演などを
務めた伝記ドラマ。ミュージカル「ウエスト・サイド物語」などの音楽を手掛けた
指揮者・作曲家のレナード・バーンスタインが、女優でピアニストの妻フェリシア・
モンテアレグレ・コーン・バーンスタインと共に人生を歩む。
妻をキャリー・マリガンが演じ、マット・ボマーやマヤ・ホークが共演。
プロデューサーにマーティン・スコセッシとスティーヴン・スピルバーグらが名を連ねる。
<感想>
20世紀のクラシック音楽業界代表するバーンスタイン。
彼の名前は知らなくても「ウエストサイド物語」の音楽を作曲した人と言えば
わかるでしょう。小澤征爾や佐渡裕が愛弟子ということでも有名です。
監督でもあるクーパーが、バーンスタインの人生から夫婦のことを
フォーカスしたかったと話していたとおり、彼の音楽キャリアの様子より
夫婦でのシーンが多かったです。バーンスタインがバイセクシャルとは
知っていましたが、ここまで明け透けとは思っていなくてそこに驚き^^;
特殊メイクは、オスカーを2度受賞したカズ・ヒロが担当しただけあって
クーパーの顔とわかっていても、バーンスタインの風貌にそっくり。
背格好や仕草も似ていて、クーパーの熱演に拍手。
それ以上にお見事だったのが、キャリー・マリガン。エンドクレジットでは
クーパーより先に名前が出てましたが、納得の演技でした。
音楽家バーンスタインというよりは、一人の人間バーンスタインを
描いた、そんな印象を受けた映画でした。
音楽は全編バーンスタインの名曲がかかり、それだけでもワクワク。
映画館で公開されていますが、Netflixでも20日から配信されていますので
気になる方はぜひ!
点数:7点/10